フェアリーゴーン5話感想・考察!グリム童話からみた主人公妖精たちの関係【Fairy gone】

こんにちは。宇佐水 凡策です。

第5話「黒い月と迷い子の唄」が放送されました。

ゆったりとした展開が続いていますね。

回想シーンが多いということはこの作品はまだ自己紹介の最中だと思われます。

本作は2組のダブル主人公が活躍する物語なので、登場人物も多く複雑な構図になり、状況説明に回想シーンが多くなってしまうのも仕方のないことなのでしょう。

ドイツをモチーフにしている舞台のようですが、全てがオリジナルで構成されている作品なので置いていかれないようにしっかりと観ていきたいところです。

さて、今回はパトリシアとジョナサン、ヴェロニカの妖精の考察とマーリヤとヴェロニカの認識の違いについてしていきたいと思います。

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Ⅰ パトリシアとジョナサンの妖精考察

第5話で大暴れしていた妖精たちの考察していきます。

筆者は「本作に登場する全ての妖精はグリム童話が元ネタである」と勝手に解釈していますので、今回も彼らの妖精の元ネタはなんなのかを考察していきたいと思います。

ⅰ パトリシアの妖精ボーンレス

マッチョなスライムです。

ボーンレス(骨なし)の名の通り、骨格は存在せず液状化と固体化を使い分け相手を取り押さえます。

相手を拘束する能力に長けていそうですが、攻撃力はあまり高くなさそうですね。

ボーンレスの元ネタになっていそうなグリム童話は池にすむ水の妖精でしょうか。

グリム童話では水の妖精は人さらいの妖精としてよく出てきます。

人さらいの方法は誘惑だったり交換条件だったりと様々ありますが、池にすむ水の妖精はうつくしい女性の姿をした妖精で、幸福な生活の代わりに子どもを要求する交換条件型の人さらいで、狙った人間を池に閉じ込めてしまいます。

フェアリーゴーン ボーンレス

©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

ⅱ ジョナサンの妖精ジェニーハニヴァー

ジョナサンの妖精の名前はジェニーハニヴァー

グリム童話とは直接的な関係がなさそうな名前ですね。

ジェニーハニヴァーは実在しており、海で捕獲された未確認生物の乾燥標本のことです。

ヨーロッパの船乗りと収集家との間で売買されていました。

未知の怪物、宇宙人などを連想させる姿をしていますが、その正体はエイなどの干物を加工したものです。

妖精ジェニーハニヴァーの能力は風船のように膨らんで爆ぜると様々な武器を飛ばすトリッキーな能力です。

こまったことにグリム童話で元ネタになりそうなものは見つかりませんでした。

が、分かりませんでは面白くないので、無理やりこじつけてみましょう。

こじつける要素を3つあげます。

第一に、ジョナサンの性格は自分の欲望に忠実な性格をしています。

第二に、妖精ジェニーハニヴァーは風船のように膨らみます。

第三に、実在するジェニーハニヴァーは海洋生物を加工したものです。

以上のことから、漁師とおかみというグリム童話を筆者は導きだしました。

漁師とおかみは、漁師が釣ったなんでも願いを叶えてくれるヒラメとそれを利用してどんどん欲望を膨らませていく漁師の妻の物語です。

貧しい漁師のおかみはヒラメを利用して、最初は小さな豪華な家をねだります。

そこから欲がどんどん膨らんでいき、おかみは法王の地位にまで上り詰めます。

それでも満足できないおかみはとうとう神になりたいとねだりますが、そこでヒラメはおかみを元の地位まで落とすという物語です。

欲望を風船のように膨らませるおかみと海洋生物のヒラメ。

ジョナサンとジェニーハニヴァーを連想できそうな物語です。

超こじつけですが。

フェアリーゴーン ジェニーハニヴァー

©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

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Ⅱ 主人公たちの妖精考察

主人公たちの妖精についてちょっと面白い考察ができたので、お話したいと思います。

まずは、まだちゃんと考察していなかったヴェロニカの妖精について考察します。

ⅰ ヴェロニカの妖精ブラッドドーター

まずは彼女の妖精の名前に注目してみましょう。

ヴェロニカの妖精の名前はブラッドドーター

直訳すると血の娘です。

能力はヴェロニカの作った傷から入り込み、相手を体内から破壊するというもの。

血は赤いですよね。

つまり、血の娘とは赤い娘と連想できます。

さらに、体内に入り込むという能力。

以上の条件から筆者はあるグリム童話を連想します。

一度は狼に食べられるも猟師によって体内から救出され、裂いた腹に石をつめこむ少女のお話。

ご存知、赤ずきんです。

そして、もし彼女の妖精の元ネタが赤ずきんであった場合、4人の主人公たちの妖精間で面白い構図が出来上がります。

ⅱ 妖精達の面白い関係性

主人公達の妖精をグリム童話ベースで見てみると面白い構図が出来上がります。

ひとつずつ見ていきましょう。

ⅱ-1 ブラッドドーターとレッドフッド

これは非常にわかりやすい構図ですね。

ヴェロニカの妖精が赤ずきんベースだった場合、レッドフッドは違う物語がベースの可能性がありますが、それはとりあえず置いておきます。

グリム童話の世界では狼と赤ずきんだと勝つのは赤ずきんです。

もしもヴェロニカとフリーが命をかけた戦闘をおこなった場合、グリム童話をベースで考えるとフリーが負けることになるでしょう。

フェアリーゴーン ブラッドドーター

©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

ⅱ-2 アッシュクラッドとフィッチャー

すこし複雑ですが、同じ構図がマーリヤとウルフランの妖精でもできます。

マーリヤの妖精のモチーフはおそらく灰かぶりです。

グリム童話の灰かぶりそのものでは、フィッチャーに対抗できる要素はありません。

しかし、アッシュクラッドの能力に注目すると話が変わってきます。

アッシュクラッドの能力は超高熱で相手を焼き尽くす能力です。

そして、グリム童話のフィッチャーの鳥では、わるい魔法使いフィッチャーは最後に灼熱の炎に包まれて退治されるのです。

つまり、マーリヤとウルフランが直接対決をした場合、グリム童話ベースで考えるとウルフランは負けてしまうのです。

フェアリーゴーン アッシュクラッド2

©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

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Ⅲ マーリヤとヴェロニカの認識の違い

スーナが滅んだあと、マーリヤはヴェロニカを求めて旅をします。

一方、ヴェロニカの回想では、マーリヤの存在が出てきませんでした。

この回想シーンの違いに彼女達の認識の違いがありそうです。

もしかしたら、ヴェロニカにとってマーリヤはそこまで重要な人物ではないのかもしれません。

フェアリーゴーン 幼少期ヴェロニカ

©2019 Five fairy scholars / フェアリーゴーン製作委員会

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Ⅳ フェアリーゴーン5話感想

冒頭とCパートで出てきた鼻歌にはどんな意味があるのでしょうか。

マーリヤの歓迎会でドロテアは終戦記念日の警護を行うという情報がはいりました。

ここでなにか事件が起こりそうです。

おそらくウルフランが関わってくるでしょう。

4話、5話と静かな展開が続いています。

ストーリーラインで観るとまだまだ自己紹介パートのようです。

終戦記念日の警護がプロットポイントとなるかどうかが見所ですね。

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コメント

  1. ひろ より:

    こんにちは ひろです。
    登場人物が増えてきてそれぞれの関係にも気になってきました。
    宇佐水さんの考察 興味深く読ませていただいております。今後ストーリーが進むと関係性も、もう少し明らかになるのでしょうね。
    次回もよろしくお願いします。

    • Bonsaku より:

      >ひろさん

      こんにちわ、ひろさん。

      ほんとうに登場人物が多い作品なので、広いどころが難しいです。

      どこかで人間関係を改めて整理する必要がありそうですね。

      小説に近いストーリーラインなので、ゆっくりとした展開が続きますが考察しがいのある作品だと思います。

  2. ごうた より:

    読ませていただきました!
    こじつけ最高です!笑

    特にマーリヤとヴェロニカの認識の違い、気づかなかったのでかなり気になりました!

    終戦記念日の警護の話が出て、マーリヤがエサを置くタイミングでEDが流れてメガネのお姉さん(名前覚えていないすみません)がマーリヤの方を見て8秒間くらいマーリヤの顔が映るシーンがどうしても気になったんですけど
    重要なシーンだったりしますかね?
    ただただ「ここは私の居場所だ」とか「家族ってこういうものかな」みたいな描写なのでしょうか?考えすぎだったらすみません、どうしてもひっかかって宇佐水さんの意見も聞けたらと…

    • Bonsaku より:

      >ごうたさん

      コメントありがとうございます!

      こじつけが非常に楽しい作品です笑

      EDのシーンについてですが、マーリヤを救けながらも別れを告げたヴェロニカに想いをはせているのではないかと思いました。
      理由はED後のCパートでヴェロニカも同じように月を眺めていたからです。
      もしかしたら、二人は同じ月を眺めながら同じような感情になっていたのではないかな?と思いました。
      現時点の二人の距離感を表したシーンなのではないかと思います。