宝石の国4話の感想・考察・解説!金剛先生の正体&月人の目的とは?

こんにちは、哲太です。

フォスとナメクジ改め王(ウェントリコススってちゃんと名前でましたが、王でw)との明るいやりとりから一転、中盤以降は各種族の生い立ち、王の裏切りなど密度の濃い内容が描かれていた『宝石の国』4話。

作品の舞台背景が伝わってくる話が色々と出ましたが、王が教えてくれた「皆もとは人間だった」ことには大きく心を揺さぶられましたね。

そこで今回は、王やその他細かなシーンも参考にしつつ、それぞれの種族について考察を進めていきたいと思います。

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かつて人間の「肉」だったアドミラビリス族

宝石の国4話_第一パラグラフ

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

華麗な変貌を遂げた貝の王・ウェントリコススさん。

先述の名前とか、「アドミラビリス族」ていう種族とか、この人(?)が話す名称はややこしいなぁなんて思いつつも、4話のMVPは間違いなく彼女でしたね。

時には明るく、時にはさとすように様々な話をしてくれたお陰で、語りがメインの話でありながら単調に感じることなくストーリーを楽しめました♬。

そして宝石たち、月人、アドミラビリス族が人間だったことを教えてくれたのも彼女ですが、その話の中で注目したいのが、「わしらには肉しかない」と悲しげに言ったセリフです。

自嘲気味と言いますか、彼女は自身のことを取るに足りない存在のように言っていますが、そんなことはないんじゃないかな、と。

その理由は、彼女がちゃんと感情を持った生き物だから。

彼女自身のセリフにもありましたが、人間から独立して以降、「アドミラビリス族」として芽生えた新しい感情━━その経緯や詳細はまだわからないものの、先生に好意を寄せてたことから、感情の中でも「愛情」を強く持っているように思います。

この感情は、月人はもちろん、同性しかいない宝石たちにもあまりないものではないかなっと感じました。

人間が「魂」「肉」「骨」に分かれた際、「アドミラビリス族」の根源にあたる「肉」には細やかに生き延びる特性とともに意図せずして「人間の異性を想う心」が色濃く残ったのかもしれないなと、私は感じました。

だから裏切っちゃたけど頑張って生きて、王!

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人間の「魂」として彷徨い続ける「月人」

宝石の国4話_第二パラグラフ

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

宝石たちやアドミラビリス族(王)と相反し、煩悩のかたまりのような月人さんたち。

人間の魂だった話がでた途端、なんだか私たち人の嫌な部分を見ているようでちょっと苦しくなってしまいました。

そんな感想を抱いて見終わった4話の後、場面場面を思い返して改めて気になったのは、冒頭で先生を崇めているシーンがなんだか寄りすがっているようにも映ったことです。

宝石の国4話_第二パラグラフ②

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

1話からの話の流れでは、月人が宝石たちを狙うのは「美しい彼女たちを装飾品にしたい」から。

矢じりを宝石にしたり、体内に埋め込んだりと確かにその美しさにも執着しているようです。

でもちょっと変だなと思うのは、宝石たちを狩るとしていながら本気で滅ぼそうとしているようには感じられないこと。

「王(先生)」以外の駒、たとえば「歩(フォス←超失礼)」ばっかりとっていては将棋でも勝てません。

私が考えるに、宝石たちは先生が大事にしているものだからこそ、月人たちは身に付けたいのではないかと考えました。

あるいは、先生を崇め、少しでも近づきたいと考えているから宝石たちを狙っている可能性もあるかもですね。

現状では人に最も近い月人たちが、装飾のためだったり、人間に戻るため取り戻そうとしたりと、悪者だったら嫌だったので少しロマン性を交えて考えてみました。w

永遠に生き続ける宝石たちは、本当に「骨」だったのか

宝石の国4話_第三パラグラフ

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

食事を取らず、陽の光だけで長年生き続ける宝石たち━━彼女らも、もとは人間だったのでしょうか。

※前回の考察記事で、登場した宝石たちを一部紹介しているので、こちらの記事から彼女たちの特徴をチェック♬。

宝石の国3話の感想・考察・解説!ナメクジが友好的な理由とは?
こんにちは、3話より「宝石の国」の考察記事を書かせていただけることになりました、哲太です! 個人的には最初の記事ですの...

まだ結論への到達は難しいですが、あまりに美しすぎるためか、どこか加工された感じを否めないせいか、月人やアドミラビリス族と違ってもとは人間だったこと私は素直にを受け入れられませんでした。

そこで、ここではその答えがYESNOの両方の場合について考えてみたいと思います。

宝石たちが人間の「骨」だった場合

「人間の骨は他の生物と契約し長く生きながらえる特性を身につけ、そして陸に戻った」

王は「骨」についてそう語っています。

では、ここの「他の生物」とはなんだったのか。

これはもう先生しかいないんじゃないかと。

もともと宝石たちと一線を画す存在ではありましたが、一人だけ「宝石」ではない他の生き物というわけです。

今回の4話でもそのことが窺えたのは、王が先生の上に飛び乗ってキスをした際の一幕。

宝石の国4話_第四パラグラフ

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

フォスを飲み込んだ時のように、宝石であれば溶かせるはずなのに「削れないわ」っとそれができなかったことを王が不思議に思っていましたね。

このことからも先生が宝石ではないと考えたのです。

そして私が立てた彼の正体に関する予想は、先生だけがこの世界における唯一の人間、または実は月人の2つです。

現状で分かっている生き物だと、人間か月人以外、先生の今の身なりにいきつくことはできないように思います。

「魂」「肉」「骨」に別れなかったただ一人の存在として、離散してしまった「骨」を感情とともに宝石に結びつけたという人間説。

月人でありながらあらゆる感情に芽生え、他の月人たちから独立して行動、全く新しい種族として「骨」を宝石に生まれ変わらせたのではないかという月人説。

宝石たちが人間の「骨」だった場合はこの二つの生い立ちを考えてみたのですが、先生が宝石たちと同じく長年生きていることも考慮すると、答えは自ずと一方になってしまうのですが━━。

宝石たちが人間の「骨」ではなかった場合

この場合は、宝石たちの生い立ちをまた新しく考える必要がありますね。

1話で医療を担当しているルチルの話した「微小生物」が、自然と宝石にインクルージョンされて生まれたことも考えられる他、先述の「月人の先生」or「3つに別れた後、人間に戻った先生」が生み出した可能性。

さらには、「3つに分かれる前の人間が生み出した」パターンもあるように思います。

そうだとすると宝石たちが人間のことを知らないのは変なので、宝石たちを生み出す処置を行って以降、彼女たちが目覚めるまでの間に人間は滅んでしまったのではないかと。

もうちょい想像を膨らませると、先に生み出してしまった月人の反乱にあって滅び、その唯一の生き残りが先生とか……なんて。

どうにかして先生を宝石ではない生みの親にしたいがための考察みたいになってしまい、申し訳ないです;。

でも、瞑想中に「あぶない」と先生が呟いたのが、創造主として宝石たちを一瞬で消してしまう技を夢の中の月人と間違えてやりそうになったからとか、その方向で色々と考えてしまい、今回つらつらと書かせていただきました。

宝石の国4話_第四パラグラフ②

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

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宝石の国 第4話感想

思わず色々と考えてしまった今回のお話。

生きるものたちの理と言いますか、4話で話されていた何か哲学めいたものも本作品のテーマなのかもしれませんね。

ですが、そういった難しい話を抜きにして面白かったのが、先生の「どれぐらい寝……瞑想していた?」とごまかすシーンや、王の「ヘイ!マイダイヤモンド!」の一声。

宝石の国4話_最終パラグラフ

© 2017 市川春子・講談社/「宝石の国」製作委員会

物語が全体的に暗くなってしまうこともありますが、こういったクスッと笑えるシーンも含まれているので、『宝石の国』面白いよっと率先して他の人にオススメしたくなります。

ただ、フォスには自分が危険を引き寄せる体質であることをそろそろ自覚してほしいですね。w

またまた壊れてしまいそうになっている彼女の運命がどうなるのか、次回の放送も楽しみです♬。

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コメント

  1. 名無し より:

    冒頭の月人は先生の見た夢なので、月人が先生を崇めているのか救済を求めているのかは不明ですね(崇めたり救済を求めるように見えることには同意します)
    月人の手先となって送り込まれてきた王の発言がどこまで正しくどこまで本音なのかは、いまのところ不明ですね(第5話で判るのかな?)
    カタツムリの舌には細かい歯がたくさん生えており(歯舌)、カルシウムを補給するために岩石やコンクリートを削り取って摂取します。(そして殻を補強する)
    アスファルトをかじるという話もありますが、アスファルトの原料となる小石には石灰石が使われることもあるので、おそらく石灰目当てでかじっているのでしょう。ナメクジ王がどんな成分を求めてフォスや先生を狙ったのかは判りませんが(フォスにカルシウムはない)、共通する何かを持っている可能性は捨てきれません。(そこまで原作者が考えてるかどうかは知りませんが…)

    • 哲太 哲太 より:

      コメントありがとうございます!
      先生の夢の中に月人が出てきたということは、宝石たちの知らない秘密が両者の間にあるのは確かかもしれないですね。

      また、カタツムリの特性についての情報ありがとうございます!
      王はフォスに対しても「美味しそうな見た目」と言っていたはずなので、気になったものにはとりあえず食いついちゃう特性がはあるのかも笑。
      引き続き5話の放送が楽しみです♬。