あかねさす少女2話考察・感想!フラグメント(並行世界)について整理

作画もうちょい頑張ってくれ…!!(涙目)

ごきげんよう。『あかねさす少女』考察担当の模造紙です。

今回もヒロインたちが前回とは別の周波数の並行世界に転移したり、アスカによる並行世界の説明がサクっと展開されたりと、なかなかに充実の内容でしたね…!!

あかねさす少女1話考察・感想!アスカの目的&弟の今日平について
姿形がほとんど同じなのに見事に二役をこなす黒沢ともよさんに全てを持っていかれた『あかねさす少女』第1話…!! ごきげんよう...

▲前回記事はこちらです!

ただ作画を何とか…(7、8話あたりによく見られる作画の乱れ具合でしたよね。まだ2話なのに今後どうなるの…)

それでは今回も気になったポイントについて綴っていきしょう!よろしくお付き合いお願いいたします。

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違う世界(フラグメント)についておさらい

2話にして世界観の説明が為されたため随分と物語の理解が進んだように思います。

割とよくある並行世界ものの概念で視聴者おいてけぼりって感じじゃなく分かり易かったです。ありがたい!

ただしアスカが自身の知る事全てを明日架たちに教示したとは思えませんし、故意に知らせず伏せている重要な要素もありそう。

ひとまず、今回提示された作中パラレルワールドの定義についてまとめておきたいと思います。

フラグメントが無数に存在する世界

あかねさす少女 アスカ

©Akanesasu Anime Project

この物語、2話サブタイトルにもなった違う世界――『フラグメント』が無数に存在する並行世界で構成されているそう。

(便宜上、以下より並行世界や違う世界のことを『フラグメント』として記述していきます)

あかねさす少女の世界では、物事の可能性が分岐点となり所々で枝分かれしながら無数の世界軸が存在しているとのこと。

分岐した世界はさらにまたある地点で分岐し、いくつもの世界でさらに分岐が繰り返されることにより、アスカ曰く「星の数ほどの世界」が成立しているんですね。

フラグメントには別の自分がいる

アスカが「もうひとりの土宮明日架だ」と名乗ったことで、明日架とアスカは違う世界軸の同一人物であると確定しました。

まぁ、このあたりは放送前時点からの触れ込みやあらすじ紹介なんかで予想がつく展開でしたから、真新しい要素とは言えないかも。

実際、我々の世界でも知らないところで並行世界は存在しているでしょうし――。

異なる世界線を周波数で表現

ラジオの周波数が並行世界の地点を示しており、ヒロインたちの元いた世界は『633.0』

あかねさす少女 フラグメント 説明

©Akanesasu Anime Project

なかなか面白い表現手法で斬新。個人的には好きですね!

カセットやウォークマンって今の若い人にとってはロストテクノジーに近いかもしれませんが、明日架の世界軸『633.0』では時代遅れのシロモノとは捉えられていないのかも。

1話時点で全体的にレトロって感じたのは、明日架の元いた世界は、音楽の持ち運びが極小化された我々の世界とは別のフラグメントだと考えるのがよさそうですね。

それぞれの登場人物にスポットを当てる構成?

そして、2話で訪れたフラグメントは10数年前に分岐した比較的(明日架たちの世界と)近いフラグメントであるという。

この世界の周波数は『696.9』

あかねさす少女 696.9 周波数

©Akanesasu Anime Project

この「696.9」の世界、登場人物の性格や生い立ちなども微妙に違うのか、姿形は同じだけど別の人物である描き分けが上手に為されていましたね。

ここでも黒沢ともよさんの演じ分けに「声優さんスゴい…!!」と 笑

このアニメ、違う周波数の世界に旅立ってそれぞれのメンバーが内面に抱えたものにスポットを当てていく構成になるようですね。

鬱展開が予想されて今の時点からドキドキするのですか…杞憂であってくれ…。

シリアスカの世界は周波数的に遠いのか?

講義を始めるアスカでしたが、並行世界というワードを聞いたことのない明日香に「へ?」となっていましたね。

今回為された説明によるところのフラグメントが星の数ほど存在するとなると、分岐が新しい世界軸同士ほどほど近い周波数と考えるのが妥当。

10数年前に分岐した世界が『696.9』で、ヒロインの元いた世界が『633.0』

となると、異なる世界の同一人物である明日架&アスカにおいてはかなり性質が違うように見受けられるため、さほど近い周波数の存在ではないように思えますね。

元は同じ人間で、外見や魂の器レベルの本質は同じでも人間的に構築される過程――家庭環境や生い立ちや世界観が違うことで、中身にも相当の差が生まれているのではないでしょうか。

アスカは本質的には自分と同じなのだから、勿論、のほほんとした環境で生きている明日架でも並行世界について聞いたことぐらいはあるし興味を抱いて当然と感じていた。

しかし想定外にも並行世界を知らないと言ったことで、面食らった表情をしていました。

ただ2話で訪れたフラグメントでも、明日架のキャラがかなり違っていましたし、周波数が近いからと言って性格や取り巻く環境までも近いとは言い切れない部分もありますね。

『696.9』の世界は、17歳の誕生日で女子は結婚という、それなんの二次元設定?な法律があると言いますし、単純にどのような可能性、どんな分岐を経て法案が可決されて国民に受け入れられたのか率直に気になります 笑

ちなみに1話でアスカが御神木の前で倒れる前に

あかねさす少女 アスカ ウォークマン

©Akanesasu Anime Project

▲「653.0」の周波数に合わせているのですが▲

もしこの周波数がアスカの元いた世界だとすると結構周波数的には近いんですよね。

まぁ数字を合わせる途中で、たまたまこの周波数で止まっただけかもしれないんですが…。

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楔(くさび)とは

今回は新たな重要ワードである「楔」も登場しましたね。

鉱石ラヂオ研究会の面々が儀式を執り行って並行世界に移動した場合、このフラグメントと他メンバーを繋ぎ止めておくために「誰かが」楔となる必要がある模様。

楔となる条件は、一番最初に移動したこと

今回の奈々においても彼女が初めにフラグメントに転移したため、瞬間的に696.9上の奈々と同化して楔になったとのこと。

楔になるということは…

異なる世界軸から移動して来た面々を、指定のフラグメントに残留させるために楔が必要である。

言い換えると、

楔の存在があるから、それ以外の4人はこの世界に居続けられるということ。

奈々は移動したフラグメントから離れないために楔になった――つまりは696.9の奈々の肉体を乗っ取ったと考えると分かり易いかもしれません。

となると疑問が

クロエが「並行世界に行くには必ず誰か楔となるメンバーが必要で、それが今回は奈々」的なニュアンスの事を言っていましたが、そうすると疑問点が浮上します。

ずばり1話で移動したフラグメントでは誰が楔だったのか…?

これに関しては、明日香の弟・今日平が楔だったのではと睨んでいます。

6歳の頃に突然消えてしまったという事実も明らかになり、警察総出でも見つけられなかったというなら神隠し…あるいは違う世界に迷い込んでフラグメントの自分自身と同一化して元の場所に戻れなくなったんじゃないかな…と。

実は633.1のフラグメントには既に同一化した今日平がいたから(姿こそ確認できませんでしたが)、迷い込んだ明日架たちは楔になるのを免れたんじゃないかなと。

異世界ものでよくあるのが(?)主人公世界と異世界を繋ぐために媒介や橋渡しアイテムが必要なケース。

この媒介の役割が人間そのものだとしたら…楔となった人間が既に存在するフラグメントであれば割と容易に他の違う世界から入り込める仕様なのかも…。

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なぜアスカは自身が属さない並行世界を行き来しているのか?

▲というクロエの疑問に対し、「探し物をしている」とアスカは答えています。

現時点では「探し物=消えてしまった弟の捜索」とみてまず間違いないでしょう。

(大切にロケットに写真を入れて持ち歩いるくらいですから)

シリアスカの世界でも同様に6歳でいなくなってしまったとのことですし、迷い込んだどこか別のフラグメントで同一化して弟は生きている…と考えたアスカは弟を探しているのでしょう。

ウサギ型の怪物の正体は?

また今回わかった情報をもとに考えると、元々そこの世界軸に居ないはずの存在は、強制的に居るべき世界に戻される、もしくは排除されると推測できます。

1話の633.1の世界では誰かが同一化した描写はありませんでしたし、それどころかウサギ?のような怪異が登場し攻撃されかけましたしね。

(↑楔になった登場人物がいなかった点は、先述の項目で今日平が楔になっているかもと推測しました)

つまり、異なる世界線の人間はウサギ型の怪異によって排除されるのかも?

とすると2話の引きで突如現れたウサギさん(仮)の役割も、違う世界に入り込んだ異分子の排除であるなら合点がいきます。

あかねさす少女 ウサギ 怪物

©Akanesasu Anime Project

いずれにせよ、次回は再びvsウサギさん(仮)との闘いが繰り広げられそうですね…!!

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あかねさす少女2話の感想

何かと古臭さレトロな雰囲気を醸し出していましたが、無数の世界軸があることを意図する敢えての演出だったのかな?

にしても▼の奈々の笑顔は怖いなー。まさしく今回チラっと出て来た「正常性バイアス」を体現している…

あかねさす少女 奈々

©Akanesasu Anime Project

17歳誕生日に結婚を義務付ける法律、かなり穴だらけだろうし将来離婚したいってなったらどうなるの?ってBBAは真っ先にそんなことの心配をしていたわけで。

奈々の場合、鉱石ラヂオ研究会以外にも上辺で付き合っているギャル仲間がいたり、関係が思わしくない義理父がいたりと、なかなかに息苦しそうな生き方をしているのが気になりますね。

そんな状況でイケメン相手に愛の言葉を囁かれたとしたら…クラッときても仕方ないのかなぁと。まぁ、この千波トモヤもダークサイドに堕ちていそうな雰囲気があって、次回は待ったなしの不穏展開が待っていそうですが…。

そして今回EDが初出でしたね!

あかねさす少女 ED 壊れかけのradio

©Akanesasu Anime Project

壊れかけのradioは控えめに言って名曲ですよね…! 女性ボーカルもなかなかいいなぁ。

ソニー製ウォークマンゴリ押しといい、カセットテープといい。

壊れかけのradioもだし、やっぱりラジオの音やヘッドホンから聞こえる音に没頭もしくは静聴して外界の音を遮断する…思春期に自分の殻に閉じこもって耳に蓋をしてしまう危うさなんかを作品のテーマとして据えていそうですよね。

そういうの嫌いじゃないですが、さじ加減がなかなか難しそうではあるかも…

少女たちが友情、恋愛、闘いをとおして成長していくという昨今では割とありふれたテーマではあるものの、キャラの区別化をはじめ諸所で揺さぶらる要素も多く、これから一気に加速して面白くなっていくといいなと思っています。

2話まで見た感じ昭和生まれに支持されそうな作品だなーってのが率直な感想なので、ちょっと古さを感じるけど楽しんで視聴できてるよって人はきっと私と同世代の方だと思います 笑

それではまた次回記事でお会いできますように!

あかねさす少女の感想・考察・解説記事まとめ
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コメント

  1. ひろ より:

    こんにちは ひろです。模造紙さんの考察にいつも感心させれます。
    さて、今回前回とは異なる並行世界にいったわけですが、同一化してしまった奈々はもとの世界に帰れるのでしょうか。ひょっとしたら同一化した人格はもう元の世界の人格ではなくなってしまっているので帰れないのではないでしょうか。
    私の妄想ですが、アスカは過去に平行世界にきたときにそこにいた明日架と同化してしまい、本来の元の世界にかえることができなくなってしまった。探しているのは、自分が本来いた並行世界を探しているのかもしれないのではと思いました。
     あとうさぎですが、異分子であるアスカを排除するためにあらわれたとも考えられますが、同化して汚染されてしまった並行世界を破壊するために現れたという解釈はいかがでしょうか。1話の並行世界は、ウサギにより破壊されてしまった世界ではないでしょうか。あとあやしい占い師の正体も気になります。
     昭和世代の私としては、とても懐かしい感じがする話です。来週も楽しみにしています。それではまた!!

    • mozoushi より:

      >ひろさん
      コメントありがとうございます!
      あかねさす、2話も面白かったですね。
      ダサい古臭いとの声も漏れ聞こえてくるものの、同じく昭和世代の私も安心する雰囲気があって好みの作風です。

      同一化後の人格…どうなるのか気になりますね。
      元の世界に戻るタイミングで素直に解離できれば万事治まりますがそう上手くいくものか?
      並行世界の同一人物なだけにたとえ離れたとしても感化されていそうな気もします。
      まったく同じというわけにはいかなさそうです。

      アスカが自分のフラグメントを探している説も面白いですね!
      なるほどそれも有力かも…。アスカは謎が深そうでまだまだ新しい情報が今後提供されていきそうではありますよね。
      1話の世界がウサギによって破壊された説も興味深いです。
      だだっ広い無の世界って感じで、およそ人の住む空間ではなくて奇妙でしたよね。
      ウサギに破壊済みの世界、あともしくはニュートラムな起源の並行世界って可能性もありそうです。

      貴重なご意見いつもありがとうございます。
      ぜひ今後の考察の参考にさせていただきますね!