あかねさす少女6話考察・感想・解説!カプリフォーンの代償とは

エ口ユウちゃんの明日架を見る視線が変質者のそれでしかないw

ごきげんよう。あかねさす少女考察担当の模造紙です。

今回は我々現代の社会にマッチした、情報技術や利便性が発達したゆえの落とし穴が描かれた不気味なお話でしたね…!!

Bパート後半の常軌を逸した状態の面々を見ながら他人事だと一蹴できない居心地の悪さを感じていました。

便利なアプリやスマホの便利さに頼り切っている私としてはなかなかに考えさせられましたね…!(震え)

それでは今回も気になったポイントについてサクっと語って参りましょう!

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独りを愛するクロエの心

今回の楔は予想通りのクロエでしたね。

フランス出身の帰国子女のクロエは独立心が強く、1人でいることを好み孤独を有意義な時間だと考えていました。

1話からこれまでもラヂ研で集合していてもクロエだけ別の行動をとっていたり、集団でいてものんびりマイペースを貫く様が印象的でした。

周囲が海に囲まれた独特のフラグメント

今回6話はまさにそんなクロエにピッタリのフラグメントでした。

あかねさす少女 海 フラグメント

©Akanesasu Anime Project

個々にひとつずつの孤島が与えられて、独りで過ごせる世界。周囲は海ばかりという独特のフラグメントです。

さらにこのフラグメントはカプリフォーンという端末機械で全てが管理され、完結してしまいます。

引きこもり願望や自宅警備員を切望している方々にとっては夢のような世界じゃね?と思いつつ視聴していたのですが、それにしても人の気配が感じられないのが気持ち悪さを引き立たせていました。

「1人」の価値観

思うにクロエが好んでいた「1人」のカテゴリって人を遠ざける価値観とは少し違うように思えます。

フランスに居た頃と日本に居る現在とでは、もちろん異なる価値観が備わりつつあるのでしょうが(本人もそう言っていましたね)、周囲に他人がいる世界の中でも静寂と自分の歩みを保持したいというのかな…うまく表現できないのがもどかしいのですが。

人が嫌いではなく適度に他人との距離を保ちつつ、自分の世界を守りたいように感じられました。

奈々も評していたように「一線を引いている」という表現がまさにドンピシャではありますが、一線を引いての人付き合いって誰しも無自覚に行っていて、それが周囲に勘付かれるか難なく上手くやってのけるかの差ですよね。

あかねさす少女 クロエ

©Akanesasu Anime Project

けれど、ゆったりと読書をしながらカフェオレを堪能していたクロエも、コミュ力オバケの明日架の緊急招集に倣ったりと、必ずしも自分のペースを他人に乱されるのはNGという訳でもない様子。

クロエの心の内でもラヂ研メンバーとの交流を通して心境の変化があったようですし、彼女も未だに葛藤し続けているみたいですね。

あかねさす少女 クロエ

©Akanesasu Anime Project

みんなでいることに慣れたら1人きりでいることを恐れるようになるのではないか?との不安がクロエの心の内に芽生え、だからこそ時には1人にならなければならないという結論に至ったと言います。

人との繋がりや他者との交流なしに自分は生きていけなくなるのではという恐怖気心が知れた仲間と離れた時に孤独に押しつぶされるかもしれない自分を想像したからこその、頑なに一線を引いた行動だったのかもしれません。

個人的に今季のもうひとつの担当作『青ブタ』も、孤独や友人との繋がり、スマホに支配された交遊関係が描かれているので、同じJKでも根っこの考え方の違いでこうも結論に差がでるのかと感心させられています。

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けれど1人の時間が好きなJKって表立って公言はしないものの実は相当数いるのでは。

特段に没頭する趣味や、ひとりだからこそ満喫できる趣味があるなら尚更じゃないかと。

クロエの立ち位置

クロエの世界では、本人も「血は争えないね」と称するように当該フラグメントの彼女も同じ趣味を愛し、1人の時間を有意義に過ごしているようでした。

ただ、そんな中でもクロエとは違う「プログラミング」という分野に興味を注いでいる描写があったり、若干異なる部分も見られました。

これは多分、このフラグメントのクロエがプログラミングに精通している――技術者だと示唆しているように感じます。

考えられるのは 

 ・1人で居たいがために人と接することを極力排除する目的でクロエがAIを開発をした

 ・AIに洗脳される世界を覆すために独自に研究を始めた

のいずれかパターンでしょうか。

どちらにしても、この異様な世界を救い出すためにはクロエの動向次第といったところです。

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AIに侵略されつつあるフラグメント

まさしく現代社会の後ろ暗い部分が上手に表現されていたストーリーでした。

簡単便利化が進んだ故の、人間関係の希薄さや現代社会の闇みたいなものを、クロエとその他面々に上手く絡めていましたね。

しかしながら、今回のフラグメント。結構不明な部分も多いです。

エ口ユウちゃん曰く、海に囲まれた1人大好き人間には堪らない世界のようですが、序文のあたりでも触れたように人の気配が無さ過ぎて逆に不可思議というか…。

そしてカプリフォーンという端末機械。

あかねさす少女 カプリフォーン

©Akanesasu Anime Project

作中説明では、インフラや物流をすべて司っていてこの機械ひとつあれば何不自由なく生活が送れるというものです。

イメージ的にはスマホの上位互換といったところでしょうか。

カプリフォーンの代償とは?

カプリフォーンを使うことで快適に過ごせるものの、じゃあ物を買った時やアプリ課金の対価は何かという話です。

普通に考えるなら金銭。クレカ後払い?というのが真っ先に思い浮かぶのですが、うん…しかしそうではないのでしょうね。

明日架たちがエ口ユウに誘われて降り立った島の所有者であった(このフラグメントの)ユウが消息不明である点、そしてその他にも人物が一切登場しないこと、極め付けは狂ったようにカプリフォーンを使い続ける優・奈々・みあ。

あかねさす少女 みあ

©Akanesasu Anime Project

カプリフォーンに依存すればするほど、人間同士の接点は消え、人間らしい心も削がれているように感じます。

対価は人間らしさ?

恐らく、代償は人間らしい心と他者との繋がりなのではないでしょうか。

行方不明のこのフラグメントのユウにしても、カプリフォーンに全てを支配され外界の人間との繋がりをシャットアウトしてしまったために、人間らしい心がすり減って次第に存在そのものが消えてしまったのではないかと推測できます。

もしくは、この世界を管理するAIにカプリフォーンの対価として飲み込まれてしまったのではないでしょうか。

クロエがしていたこと

今回の引きで、VRやカプリフォーンの画面に表示されていた『○○○』の文字列

あかねさす少女 ノート 洗脳

©Akanesasu Anime Project

そしてノートに記されていた『洗脳』『サブリミナル』というワードが、この世界の真実を物語っています。

『〇〇〇』の文字列を画面に組み込み使用者に認識させ続けることが催眠作用となっていたのでしょう。

トリップ・依存状態を作り出しカプリフォーンを手放せない中毒症状を起こす――AIが人間を洗脳して排除し飲み込みつつある世界が、今回のフラグメントだと考えられます。

前述したように、この世界のクロエはAI開発チームに属していた技術者、もしくは世界の異変に気付いて対抗策を講じた住民なのでしょう。

窓の外からクロエをじっと監視しているドローンがいることから、AI側には警戒されている立場であるのは間違いなさそうです。

あかねさす使用所 ドローン

©Akanesasu Anime Project

ドローンの監視も、現代の監視社会を仄めかす表現でゾクっとしちゃいました…。

本来は孤独を好むものの徐々に価値観に変化を生みつつあるクロエが、洗脳されて1人の世界に閉じこもってしまった優たちに手を差し伸べて救出するアツい展開が切望されますね…!!

意義があって独りでいるのと、何もかも全てをシャットアウトして本当に独りぼっちになるのは全然異なりますから。

『手紙』が打開するカギに?

今回すごく疑問だったのが、連絡手段が電子メールや電話ではなく何故『手紙』だったのかということ。

クロエも言っていたように超物理!ですよね。

これだけ連絡手段が多様化している現在、よほどのことがないと改まって手紙を書くなんてことありませんよね。書面に残す必要性があるとか…文通好きの人じゃないと手紙なんてもはやレトロツールになりつつあります。

手紙に関しては恐らくこの世界を救うカギが秘められているのではないでしょうか。

なぜ手紙なのかは

 ・検閲を通さずに相手と繋がる手段

 ・手紙という「物」に置きかえることに意味がある

 ・人と人との接点を繋げる目的

などが考えられます。

この世界を支配する背後に製作者の人間(クラッタ―?)がいるのか、それともすでに製作者そのものがAIに飲み込まれてしまっているのかで、クロエの立ち回りも変わってきそうです。

ただ、やはり手紙という連絡手段が残されている(逆に電子メールがどうしてない?)ことは受け取る相手が確かにいる実感が生まれますし、人間らしさを失わない有効な手段かと思います。

検閲の問題にしても古典的な手法だからこそ監視の目を掻い潜りやすいのかなぁと。

少しでも洗脳を遅らせようとしてこの世界の本来のクロエが仕込んだツールだとしたら、手紙こそが突破口になりそうですね…!

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あかねさす少女6話の感想

まさかの水着回…!!

11月の肌寒くなったこの時期にJKの眩しい水着姿が拝めるとは思っていませんでした。ありがたや~!

そして、シリアスカの態度がめちゃめちゃ柔らかくなってませんでしたか…?!

1話の彼女と比較すると随分丸くなっているというか、本来の彼女に戻りつつあるというか…。

エ口ユウも言っていたように明日架はフラグメント毎に色んな性格の明日架がいるとのことですが、突き詰めたらやっぱりお茶目で可愛くて世話焼きなのが本来の姿なのかもしれませんね。

う~ん…どっちかというと臨機応変に周囲の環境に応じて立ち回って自分を作っているのかも…?

偽善だと批判していたシリアスカと可愛い明日架(エ口ユウ談)の2人が息ピッタリな様子を見たことで、エ口ユウの凝り固まった考えにも変化が生まれそうです。

さらに気になるのが黄昏の世界。

あかねさす少女 明日架 シリアスカ

©Akanesasu Anime Project

何も消えないけど何も生まれない、可能性もない世界なんて終わってますよね…本当に黄昏の王って何をしようとしているのか…?

全てのフラグメントを真っ新にして全世界を一から作り変えようとしている…えーそれって神様じゃ…。

もうちょっとシリアスカやエ口ユウからフラグメントや設定周りを深く明かして欲しいものですね!(切望)

次回はクロエのイコライザー化が見られると思うので今から楽しみです!

それでは次回もお会いできますように!

あかねさす少女の感想・考察・解説記事まとめ
あかねさす少女の記事を毎話更新していきます。 ごきげんよう...
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コメント

  1. ひろ より:

    こんにちは ひろです。今回もよろしくお願いします。
    今回は、一見便利に見える世界が、AIに人間が支配されてしまう怖い世界でした。
    AIは、人間にカプリフォーンを使わせることで、洗脳してしまうことのようですね。
    今回、出ていたサブリミナル効果は、実際にTVCMの中の1カットだけ全く異なるカットに差し替えて人間の無意識のうちにメッセージを植え付ける広告技術を研究していましたが、現在は禁止されている広告技術と認識しています。
     メールができなくしているのは、AIが人間同士のコミュニケーションを阻害させて洗脳しやすくするためと考えています。次回ですが、AIがクラッタ―に進化してクロエがイコライザーとなって戦う展開ですかね。
     あと今回シリアスカが後で登場しましたが、クラッタ―反応がない(とエロユウがいっていた)世界にクラッカーを追っているシリアスカがきたのはなぜ?
    と思ってしまいました。
    それではまた次回よろしくお願いします。

    • mozoushi より:

      >ひろさん
      いつもコメントありがとうございます!
      支配に監視と我々にも決して他人ごとではない怖い世界でしたね…
      サブリミナル効果に関しても、過去の広告技術として記憶しています。確か昔結構問題になった気が…

      メールが無いのが人間同士のコミュニケーションを絶つためというのはあると思います。
      シリアスカ登場は単にエ口ユウちゃんの行動を訝しんでいた故に、明日架たちを心配してやってきたのかなと考えていました。
      ご意見どうもありがとうございました!