刻刻10話の感想・考察!佐河が止界にこだわる理由&提案は罠なのか?

ごきげんよう。模造紙です。

時が止まった世界での攻防を描いた物語――刻刻も10話を迎えました。

目立つ派手さはないですが物語の面白さで言うと、今季アニメでは群を抜いていると思います!

ノンストップで戸愚呂化が進んでいる佐河でしたが、まーたん(と管理人化した飛野)の活躍により佐河の脅威が一気に萎んで、物語をまとめにかかってきたなーって雰囲気が出てきましたね。

驚きなのが今回の引きなのですが…気になる引きからのEDは毎度のこととは言え、今回のは明らかに毛色が違っていて、佐河少年だけではなく視聴者もトラウマになり兼ねないレベル。

それでは今回は、唐突な佐河の過去回想から、彼が止界にこだわることになった理由と、佐河が樹里とじいさんに出した提案は本当なのか罠なのかについて考察をしていきたいと思います。

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佐河が止界にこだわる理由とは

民間宗教の宗主の息子として生まれた佐河。

それが当たり前の生き方として育ってきたとは言え、小学生ともなると周囲と自分を比較して我慢したり制約する場面も多かったと推測できます。

刻刻 佐河父 佐河少年

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

ですが、父親が信者に説法を説いている姿を見て「柱のよう」と形容していたり、宗教の教えやそれを広く伝える父親を誇りに思い、尊敬の念を抱いていたのは確かだったのでしょう。

小学生の佐河少年は真面目で他人想いの子どもだった

刻刻 佐河少年 信者息子

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

お守り袋を汚してしまった友達(信者の息子)が叱られないように、内緒で新しいお守り袋を拝借しようと提案したり、いざとなったら責められるのは自分でいいやと考えていたり、非常に他人想いの良い子だという印象が強い幼少期でした。

だからこそ、自分と友達の親同士の逢瀬を覗き見てしまったことが少年の心にどれほどの打撃を与えたか、容易く想像できてしまいます。

見てはいけないものを見たことで佐河の人格は歪んでしまった

目撃した当時は行為の意味はわからずとも、普段とは全く違う雰囲気から絶対立ち入ってはいけない不可思議な空気は感じとっていたでしょう。

そして成長して何かのきっかけで、その行為の真実を知ってしまったとしたら、恐らく二段構えで心に大きなダメージを受けたはずです。

トラウマ…どころか、発達段階の最中にある時期ですから、人格形成に多大な影響を及ぼしたのは言うまでもないですね。

不潔、汚い、嘘つき、まがいもの…きっと、そんな言葉が彼の頭の中をぐるぐる回っていたのでしょう。

恐らく、尊敬する父親の醜態を目撃することがなければ、きっと佐河は妄信的な宗教家としての道を歩んでいたはず。

しかし、この出来事が彼の心に深い影を落として、どこか歪で斜に構えたような人格を形成してしまったのではないかと思います。

信頼していた存在に裏切られて現実世界に幻滅→止界への憧れが強いものに

佐河をつなぎ止めるものが何もない、現実世界に対して諦めの気持ちが大きいからこそ、未来のずっとその先を見るかもできない止界に憧れ、止界へのこだわりを強くもっているのかもしれませんね。

悲しいことに、きっと現実には何も未練がないのでしょう。

生きている現在にはなんの興味もわかなくて、ずっとずっとずっと先の未来にのみ佐河の意識は向けられている――未来を知りたいというのは人間の本質かもしれませんが、今この時代に何らかの大切なモノがあってその行く末を知りたいといった具体的な未来なら興味はありますが、佐河の言うビッグバン的なぶっ飛んだ発想はさすがに理解し難いですね…。

きっと、思春期に親に抵抗したりグレたりもせず、いい子を演じ続けて、自分の内側にずっと鬱屈を溜めこんでいたのでしょう。

切実にここではないどこかへ行きたかった――単純で悲しいですが、ただそれだけなのかもしれません。

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佐河の提案は本心からか、それとも罠か?

「腕試しも兼ねて命の奪い合いをしよう。拒否権はないよ」からの、「石なしでも止界から出る術をもうすぐ会得できそうだから、強制ログアウトしないでいてくれたらレクチャーしてあげるよ」とは何とも虫のいい話 笑

完全に 罠 で す よ ね … ?!

刻刻 樹里 じいさん 佐河

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

本当に弱っているのか、それとも弱っているフリをしているのか。

弱っているなら、過去の自分語りをすることで体力回復までの時間稼ぎをしているのだろうし、弱っているフリをしているなら、油断させて隙を狙って攻撃を仕掛ける。これのいずれかでしょう。

ただ、ひっかかるのがあと2話という尺で、もう一波乱あるのは時間的に無理があるんじゃなかろうかということ…。

前回考察記事でも、今後の展開についていくつか予測を立てましたが、

刻刻9話の感想・考察・解説!物語の結末と樹里の今後を予想
ごきげんよう。模造紙です。 刻刻は家族愛をベースにした作品だということを、私たち視聴者に深く再確認させた刻刻9話。 ...

もし、佐河の提案をのむなら止界で佐河と共存というルートも発生しますが、限りなくこの線は薄いんじゃないかと思います。

まず、樹里の直情的な性格ゆえに、家族を危険に追いやった憎い相手の命乞いを聞き入れるっていうのは、可能性としてはゼロに近そう……。

むしろ、じいさんがかなり揺れてるっぽいのでそっちの説得のほうが大変そうですねw

じいさん、騙されないでー…!

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刻刻10話の感想

親父は今回もクズでしたね!(笑)でも孫を守るために、すぐに体が動いちゃう憎めなさも健在。

何やかんやで、まーたんはじいじが好きなのか。

刻刻 貴文 真

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

大人目線ではどうしようもない親父だけど、子ども的には世話を焼いて遊び相手になってくれる良いじいじってことなんだろうな。

にしても、影のヒーローとか言っちゃって、男児の士気が上がる単語をよく心得てるなと感心。

あんなこと言われたら張り切って頑張っちゃうよな~。

戦いごっことか、まーたんの年頃なら大好きな遊びだし、戦隊ヒーローへの憧れも強いだろうから、子供心がくすぐられない訳がない!

「そのまま握り潰せ」とか勢いで言っちゃうあたり、やっぱり親父は惜しいとしか言えないのですが(笑)

親父のついた嘘、男性陣は割と本気で信じた様子でしたが、樹里や間島は始めっから疑ってかかってたみたいなのも、妙にリアリティがあって面白かったですね。

そして、いち早くカヌリニ操作が誰によるものか見破ったのが佐河っていうのも、ワクワクする展開でした!

もっと直接対決が長引くのかと思いきや、まーたんが有能過ぎて思ったよりも早く攻防戦が落ち着いたのは意外。

そして、違う方向に迷走中の佐河の回想にも困ってしまうという…。次回どうなるのかまったく想像できないのも逆に怖いものがありますね(笑)

それではまた次回!

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