刻刻11話の感想・考察・解説!樹里が佐河に抱いた感情

ごきげんよう。刻刻担当の模造紙です。

うん。やっぱり提案は佐河の揺さぶりだったようですね。

刻刻10話の感想・考察!佐河が止界にこだわる理由&提案は罠なのか?
ごきげんよう。模造紙です。 時が止まった世界での攻防を描いた物語――刻刻も10話を迎えました。 目立つ派手さはないで...

作中でじいさんが樹里のことを、散々感情的だとか、無鉄砲だとか考えている描写があるのですが、ここぞという時の決断は迷いなく選び取っている点はすごいと思います。

その悩まない姿勢が悪い方向に行く場合もあるでしょうが、今回のバトルに置いては樹里の選択によって着実に家族で止界を脱出する目的に近づいていっていますね。

ハタチそこそこの女性が、ここまでしっかりとした行動力と物事を決定する意志を持つこと自体が、ありふれたヒロイン像と一線を画していて、個人的にはかなり好きなヒロインです!

年相応に沈み込んだりする点も身近に感じられていいですね。

そして、事態は予想しなかった方向へと…。

止界でのバトルも最終局面を迎え、次回は樹里と元は佐河だった赤ん坊が止界に残される展開になりそうですが、ここから結末はどうなるのかを予想していきたいと思います。

スポンサーリンク

なぜ赤ん坊を放置&始末しなかったのか?

自分と重ねてしまったから

佐河であった繭(?)に触れた瞬間、樹里のなかに彼の過去や想いが流れ込んで来ます。

(こういった作品で、敵の気持ちが流れ込むのは鉄板ネタではありますが…)

国庫 樹里

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

佐河の口から直接語られることはありませんでしたが、「佐河の家に生まれてこなければ、自分はこうはならなかったのではないか」という心の奥底に仕舞われていた気持ちまで暴いてしまった――。

それに対し、樹里も同じような思いを自分と家族に対して抱いていたことを思い出し、佐河と自分を重ねてしまったのでしょうね。

人間、誰しも似た部分があると一気に情が沸いてしまいます。

違う家庭に生まれていれば、育つ環境が違えば、今とは異なる人生が待っていたのではないだろうか?

就職活動が難航し、人生が思うように上手くいかないのは、家庭環境が大きく関係しているのではないかと樹里は常に思っていたからこそ、佐河の想いが痛烈に理解できたのでしょう。

人生のやり直しが出来る存在が目の前にいる――

カヌリニ化した佐河に対しては「やり直しはできない」と追撃の手を緩めなかったが、やり直しの象徴である赤ん坊が胎内から外界に出た姿に「やり直しは無理」って突き付けることは、なかなかできないでしょう。

恐らく、佐河の本心は「世界を長く見たい」ではなく、人として当たり前の愛情をもらい普通の生活をすることだったのかもしれませんね。

母性本能?

刻刻 樹里 赤ん坊

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

目の前に赤ん坊がいて、しかも放置したら確実にタヒんでしまう…そんな状況で救いの手を差し伸べないなんて、よほどの極悪人としか。

(この時点で親父が止界に留まっていたら、真っ先に成敗する予感しかしませんがw)

しかし、今回の場合は元が佐河だったので災いを絶つ意味合いでも、赤ん坊の命を消すのが最良の選択とも言えます。

ですが上記にあげた、佐河の想いに共感して、それを後押しする形で樹里に母性本能が備わっていたからこそ、見捨てる選択はできなかったのでしょうね。

まーたんと別れる前に、「ママみたい」と言われていますし、樹里って面倒見が良くて子ども好きな女性だとわかります。

止界での行動をとっても、自分たちが現実に戻るためとは言え、敵サイドの人間と共闘し心を繋げていく演出もあるので、悪役になり切れないというか非常に女性らしい心の優しい人なんですよね。

そんな彼女だから、目の前に現れた、たとえつい先刻まで敵意をむき出しにしていた人物のなれの果てであっても、消える命を無視することができなかったのでは。

じいさんもそんな孫の意図を汲み取ったのか、呼吸が出来るように産声を上げさせます。

もう産声を聞いたが最後、目の前の赤ん坊が元々憎い仇であったとしても、樹里か命を奪う未来は見えません…。

スポンサーリンク

樹里と赤ん坊(元佐河)は止界に残る――そのあとは?

樹里は止界でただひとり、佐河であった赤ちゃんを育てていくのでしょう。

果たして止界で子どもが成長していくのかどうかという疑問は残りますが、止界のルールも少しずつ変化しているみたいですし、現実とスピードは違うものの成長・発達する可能性は十分にあります。

樹里は止界から出る方法がない、佐河は倒したいけど赤ん坊の命は奪えない…となると、自ずと方向は定まってきますよね。

最終回タイトル「みんなで帰ろう」

「みんな」の中に樹里と赤ん坊は含まれるのか?

樹里の能力も自分には効かない、佐河の提案にも乗らなかったとなると、土壇場で別のアプローチが登場しないと帰るのは難しいでしょうね。

佐河の赤ちゃん化(こう表現すると微妙な感じに…w)により、始めは子育てに翻弄されてじっくり考える余裕もないでしょうから、即精神バランスが崩れてカヌリニ化はないでしょうか、ある程度赤ん坊が育って気持ちにゆとりが生まれると、自分の人生に疑問をもつ時期が訪れます。

そしてカヌリニ化が徐々に始まり、窮地に助けが…という結末かなと予想します。

1話アバンで登場した金髪の女性、彼女が石なしで止界に出入りする能力を持っていて、樹里を助けてくれる…そんなきれいな畳み方で最終話を迎えられればと予想しておきます。

時を刻まない閉ざされた世界で終わるなんて悲しすぎますから……。

スポンサーリンク

刻刻11話の感想

超展開の11話でしたね…!!

メンタル的なやり直しじゃなく、人生を物理的にやり直しさせちゃうとか原作者の発想が本当に素晴らしすぎて…。

にしても、親父が最後までコミカルなヤバい奴で、父と娘に「何だろうこの人…」って感想持たれちゃうって相当ですよね。

刻刻 貴文

© 堀尾省太・講談社/「刻刻」製作委員会

そのおかげで、佐河を追い詰めることに成功したわけですが、何でそんな軽やかな身のこなしなんだろう… 笑

止界や佑河家・石の謎とか、そもそも根幹の部分が解明されていないけど、それも最終話で急ぎ足で説明されるのかな?

敵キャラが赤ん坊にになって人生やり直すという予想できない展開だっただけに、視聴者を震撼させる驚きの真実を期待したいところ。

育てた赤ん坊だけを止界から追い出し、樹里だけが留まるなんてバッドエンドは辛すぎるので、本当に、切実に、みんなが幸せになる結末をお願いしたいです…!!

それでは最終話の記事でお会いできますように!

スポンサーリンク

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!

最後まで読んでいただきありがとうございます!



YouTube生配信始めます!

記事は楽しんでいただけたでしょうか?

ここでお知らせなのですが、この度なんと当サイト管理人のぶがYouTube生配信を始めることになりました!

視聴者とアニメについて語り合う生配信「みんなのアニメ語り場」を発信していきます!

アニメ好きのみなさんに居心地が良いと思っていただけるような配信を目指しますので、応援よろしくお願い致します!

▼放送内容の詳細はこちら

アニメユーチューバー爆誕!視聴者が主役のアニメ語りチャンネル【アニ盛 第20回】

どーも、当サイトの運営をしているのぶです。

今宵も始まります、不定期連載のアニメコラム"アニ盛"の第20回目!

今回...

チャンネル登録者100人達成で始動!
応援よろしくお願いします!

最後まで読んでいただきありがとうございます!

記事を楽しんでいただけた場合は下のボタンから「いいね!」コメントをしていただけると喜びます!
※予想も楽しみの一つなので、先の展開のネタバレとなるコメントは控えていただけると幸いです!
※ネタバレ&誹謗中傷コメント以外は基本的に返信します!
※コメントは確認次第反映します。反映に時間がかかることもあるのでご了承下さい!

Twitterのフォローもよろしくお願いします!

シェアする

フォローする