デビルズライン1話の感想・考察・解説!鬼が抱える問題を考えてみた

なかなかショッキングなシーンから始まって思わず声を上げてしまいました……。

どうも、デビルズライン担当の汐川です!

とっても楽しみにしていた分、初っ端からカッ飛ばされて目玉ひんむいた。

今回は第1話ってことで、鬼という存在についてまずは描かれたって感じでしたね。

というわけで、鬼について明らかになった点をまとめつつ、気になったところを色々と考えてみました~!

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鬼について分かったこと

まず、人間の血を啜る存在=っていうのは事前記事でもやりましたが、1話でもっと鬼のことが具体的に分かりましたね。

とりあえずさっとまとめると・・・

1.生まれつき血に対して中毒症状がある

2.一般には知られていないよう

3.人に近い→体が変異しなければ鬼同士でも気づかない

4.吸血欲に対する抑制剤がある

という。

これらをちょっと考えてみました。

鬼とヒトは見分けがつかない

関連してることなので、1~3をまとめて。

まず、ヒトと鬼が共存するという設定だけど……鬼の存在はどうやら一般には知られていないようですね。

連続サツ人事件を“吸血鬼サツ人”と騒ぐメディアに対しても、「都市伝説でしょ」っていう反応か、つかさのお友達のように面白がるくらいで、まさか吸血鬼が現実に存在してるとは微塵も思ってない。

それもそのはずで、鬼は“生まれつき血に対して中毒症状がある”だけで、ほとんど人間と変わらないらしい。

なので、たとえお互いが鬼同士であっても、体が変異しなければ気づかない。

デビルズライン つかさ 秋村

©花田陵・講談社/デビルズライン製作委員会

となると、秋村が普通に学生をやってたのも頷けますね。

ですが、秋村の起こした事件から想像するに、鬼の性質である吸血欲というのは抑えられるものでもなさそうです。

ただ、彼が「薬」とか「鎮静剤」と口にしていたので、吸血欲を抑えるための手段はあるよう。

鎮静剤ってどこで手に入れるんだろう?

公安5課という鬼専門の捜査課があるわけですから、やっぱり国の偉い人とかは鬼の存在を知っているんでしょう。

でも、一般に鬼の存在は知られているものではないとすると……鎮静剤ってどこで手に入れるんですかね?

ちょっとそこのドラッグストアで~とかいうのは無理ですよね。

う~ん……専門の医療機関とかがあるのか……?

鬼の存在を隠しているのは、混乱を避けるためだったり、鬼に対する差別とかを考えてのことだと思いますが、それなら余計にバックアップって必要ですよね。

鬼専門の捜査課があるなら、鬼専門の医療機関とかあってもいいのでは?

今後、この辺りも明らかになると思いますが、鬼が普通に暮らすってすごく大変なのでは……。

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“彼”とは誰を指しているのか?

最初の電車のシーンでのつかさのセリフに、「彼は人の中に紛れて、ずっと私を見ていた」というのがありました。

この“彼”って誰を指しているのかな?と思いまして。

最初は、状況的にずっと秋村の動向を見張っていたらしい安斎のことを指していると思ったんですが、観終えると秋村のことと捉えられないこともないかなと。

ポイントは「私は気づかなかった」、「何気ない日常の意識していない場所」で“彼”は私を見ていた、というところです。

何気ない日常の意識していない場所とは、自分が意識している日常とは別の場所――つまり、この出来事をキッカケにして知った“鬼”という存在がいる非日常のことを指しているんじゃないか?と思いました。

そして、秋村の鬼化の際、つかさが口にした「気づかなくてごめん」というセリフ。

これは友人として一緒に過ごしてきたはずなのに、彼の抱えているものに気づくことができなかったことを指していますよね。

一緒に過ごしてきた何気ない日常の中、つかさが意識していないところ=秋村が鬼であるという事情込みで、人が持つ好意とは別に、彼が吸血鬼として抱えている問題に気づけなかった。

という見方をすると、彼=秋村と捉えられるんじゃないかな?と。

意味深に映し出された花

つかさたちの帰宅シーンでグッと寄ったお花。

デビルズライン 花

©花田陵・講談社/デビルズライン製作委員会

マリーゴールドっぽい?かな??と思ったんですが……どうですかね?

開花時期っていうのは4月に種をまく春まきで7月から11月中旬くらい、遅まき(7月)でも10月から11月中旬だそうで……雪……降る……?っていう感じなのと、次回予告にクリスマスプレゼントっぽいのが出てたりと、違うかなぁ~……という気もするんですが、まぁとりあえず花言葉を調べてみた!

マリーゴールドじゃない可能性はもちろんあるんですけど、でもマリーゴールドだとして、この花言葉は……ンンンッ辛い……!と思ったのでご紹介します。

マリーゴールドの花言葉

嫉妬、絶望、悲しみ

このシーンの後の秋村のことを思うと、むちゃくちゃ状況に合ってるじゃん……っていう。

つかさに彼氏がいたら立ち直れなかったっていうのは嫉妬だし、自分が吸血鬼だと知られてしまったことには絶望しただろうし、もちろん結末は悲しかったでしょう。

いつもの日常、その一場面という感じでお花が映し出されたっていうのもあるかと思うんですけど、個人的にはちょっと意味深だなぁと思ったのでそこに注目してみました。

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秋村から考える鬼が抱える問題

デビルズライン 秋村

©花田陵・講談社/デビルズライン製作委員会

なんかもっとこう……ただ単純に「血が吸いたいんじゃ~!!!!」みたいな感じかと思ったら違った……根底にあったのはめちゃくちゃピュアな感情だった……。

もちろんサツ人なんて許されることじゃないですし、秋村自身も「命は平等」って言ってました。

でも、命は平等であっても、人の大事さは平等じゃない。

確かに命はみんな平等だって多くの人が考えるでしょうが、それを個人に当てはめて考えることってそうないと思ったんですね、これを聞いて。

たとえば究極の2択として、どっちを助けるか?ってやつありますよね。

これ、どうして究極の選択になるかっていうと、どちらにも相当な思い入れがあるからだと思うんです。

たとえば恋人、親友、親とか、その人がどっちとも選べないっていう選択肢じゃないと成り立たない。

昨日すれ違ったAさんと恋人、どちらを助けますか?って聞かれたら、そもそも昨日すれ違った人って誰?いっぱいいるよ?Aさん?知らない……ってなったら、やっぱり恋人を選ぶのが人間だと思うんです。

もちろん許されることではないんですけど、抗うことができなかった本能を前にした時、秋村の選択はつかさ以外を犠牲にすることだったわけですね。

……鬼の深すぎじゃない?

というわけで、鬼がヒトと関係を築く上で抱えている問題を考えてみました。

鎮静剤は“絶対”ではない

吸血衝動に対する鎮静剤とか薬はあるけど、でもその薬も鎮静剤も絶対の効果があるわけじゃない。

薬で抑えられるものじゃないなら、余計にその存在を隠そう!ってなるだろうし、鬼もめちゃくちゃ神経すり減らしながら生活しなくちゃいけない。

そして生まれ持っての中毒なわけですから、一度でも血の味を知ってしまったらもう抑えが利かなくなってしまう。

安斎が言ってた再犯については、もうどうにもならないんでしょうね。

鬼とヒトとはほぼ同じだけど、血に対する中毒症状(吸血欲がある)っていう一点で共存するには高いハードルがある。

根性でどうにかできるものでもないし、そして頼みの綱として薬があるようだけどそれは“絶対”じゃない。

吸血対象になるヒトが「怖いな~」と思うのは自然でしょうが、秋村のように好きな人、大事にしたい人がいる鬼にとってはほんと死活問題と言えますよね。

そもそもヒトに理解されてない

そもそも鬼という存在が周知されていない以上、ヒト側が鬼を理解するチャンスがないなぁっていう。

鬼のほうは自分がどういう存在であるかが分かってるわけですし、友人やパートナーに対する距離感とか、気をつける場面とか、予測できる範囲では対処できる場合もあると思うんです。

でもヒト側は鬼について、その存在すらも知らないわけですから何もできないんですよね。

今回、つかさが安斎に突き飛ばされた拍子に口を切っちゃってて、それを見た安斎が……っていう感じに、もちろん血を出しちゃう事態なんて不測のことのほうが多いに決まってるし、回避できるんならしてるわ!っていうことなんですが……ようするに、知ってるのと知らないのとでは違うよねっていう。

鬼という存在がどういう存在なのかとか、彼らにとって血っていうのがどれほど危険なものなのか、とか。

ただ、ヒトも鬼も善人ばかりでないのは当然なので、仮に鬼という存在を公にするとしても、どうやって共存していくのか?っていう議論は必須だし、必要な体制とかもありますよね。

どうしても避けられないのは差別問題だと思うので、この辺りがなぁ~っていう。

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デビルズライン1話感想

もっとこう、ただ安斎がかっこいい~!みたいな、こう、危ない目に遭ってるヒロインを颯爽と助ける!みたいなイメージしてたんですけど……なんか……違った……。

1話から「鬼とヒトとの共存?無理ですね!!!!」っていうのガンガン押し出してきてるじゃん……っていう。

守りたい、傷つけたくないっていう思いで、とにかく根性でどうにかする!って抑えられるものじゃないから……絶望がより深いなって思いました!

安斎の「(秋村は)あんたのこと、大好きだったと思うよ」ってセリフで、なんかこっちまで切ないわ……って胸が痛んだ……。

デビルズライン つかさ 安斎

©花田陵・講談社/デビルズライン製作委員会

それにしても、このセリフで思ったんですけど……安斎って結構かわいいタイプの男だったりします????っていうね!

いかにも不器用そうなのに優しいし、そしてこの場面で大好きっていう言葉が出てくる感じ……え~!好き~~!

でも、安斎が血を見て文字通り目の色変えたところで終わっちゃったんでね……。

秋村とのことがあったばっかりで安斎が豹変しちゃったわけだから、つかさはどう出るんだ……。

とにかく1話にして「鬼とヒトとは愛し合えませーん!!!!」みたいなお話だったので、どうやって鬼とヒトとの間で愛を成立させるのか?とっても楽しみです。

今期はカリギュラも担当しますが、どちらも重いテーマの作品だと思っているので……メンタルが心配です!!!!

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ですが、その分だけ考えさせられることがたくさんあるだろうな~と思うとワクワクもするんですね……。

それではまた、2話の記事でお会いしましょう~!汐川でした~~。

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