少女終末旅行6話の感想・考察!チトとユーリとイシイそれぞれの絶望

こんにちは、哲太です!

服装はもちろん、自販機の飲み物も暖かいラインナップへ移行しつつある11月。

各秋アニメの放送では、物語の中盤に差し掛かるところまできましたね。

『少女終末旅行』でもちょうど折り返し地点となった6話。

“カナザワ”に次ぐ第4の登場人物“イシイ”を交え、本作のテーマである「絶望と、なかよく」が色濃く描かれていたのではと思います。

早速ではございますが、6話のキーパーソンであったイシイを中心に今回も楽しく考察を進めていけたらと思いますので、どうぞお付き合いのほどを宜しくお願い致します。♬

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イシイと出会った場所とは

まずは、今回3人が作業していた場所について考えてみたいと思います。

ここに上がってきた経緯については以前にも少しふれさせていただきましたので、よろしければそちらの記事も覗いていただけると嬉しいです。♬

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めちゃめちゃ鉄鋼が刺さってる……

少女終末旅行6話_第一パラグラフ

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

改めてじっくりみると、すげぇ廃墟。w

いや廃墟というより、“ものがなさすぎる場所”といった表現のほうが正しいかもしれません。

5話では本作のクリエイター陣について考察をしていたためにふれられていませんでしたが、実は、二人は前話の終盤あたりからこの無数に刺さった鉄鋼の間をつき抜けていました。

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何かが崩れた跡には見えないことに加え、ここが既に最下層ではないので下から生えているわけでもなさそう。

また、以前に見つけた「神様」の像とも関連性のない見た目に思えますね。

少女終末旅行6話_第一パラグラフ②

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

となると、これらの鉄鋼はさらに上層部から降ってたものである説が有力のように感じます。

もしかしたら上層部の地形が朽ちた結果、鉄鋼が落ちてきたのかも。

または、これまでの話から過去に人間同士の争いがあったことは確実なので、その際に何らかの原因から鉄鋼が人為的に落とされたとか。

ただ、あんまり深くは刺さっていないようですので、いつ倒れてきてもおかしくない雰囲気。

危なくないかな……。

二人は今、あえてこの階層をくまなく散策している途中?

次に考えたいのは、現在二人はどこを散策しているのかということ。

少女終末旅3話_第二パラグラフ③

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

こちらの画像をご覧いただくと、上層に上がっていく場合はここにきた時と同様に昇降機を使えばいいだけのように思います。

ただ、終末を旅行している彼女たちとっては、まっすぐ上がっていくよりも各階層をしっかりと散策することに意味を感じ、現在は中心部から離れたところにいるのかもしれませんね。

また、今回イシイが見せてくれた見取り図のおかげで、海を挟んで別の都市が周りにあることも分かりました。

ちなみに海があるとのことですが、これは多分、一番下の階層の地帯にあるものかと。

ご覧いただいた画像でも、一応各上層部が途中で切れていることがわかります。

ただ……。

少女終末旅行6話_第一パラグラフ③

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

ん?

少女終末旅行6話_第一パラグラフ④

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

“とうくんきち(?)”とはこの場所の名称か?

また、隣の「76」という数字は「何番目の基地か」を指しているのかな……。

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それぞれの絶望

今回、もっともよく出てきたワード━━絶望。

ただ人によって何を絶望とするかは違うと思います。

ここからは、

・物語全体でいうところの
・チトとユーリにとっての
・イシイにとっての

これら3つの視点、それぞれの絶望が何を意味するのかを考えてみたい思います。

物語:文明がなくなってしまったこと、それすなわち━━

少女終末旅行6話_第二パラグラフ

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

これまでの話の展開や作品のテーマから察するに、本作品で言うところの絶望とは誰もいなくなってしまったことでしょう。

文明が滅んでしまい、行くあてもなく二人の少女が彷徨わざる得なくなってしまった状況を、絶望と呼んでいるのだと思います。

これは極めて一般論に近い考え方だと思いますが、チトとユーリの二人の考え方とは少し違うように感じています。

チトとユーリ:一人ぼっちになってしまうことが何よりも……

少女終末旅行6話_第二パラグラフ②

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

こちらはユーリ作の「絶望の歌」が流れていたワンシーン。

多分、台本には載っていない声優・久保ユリカさんのアドリブですよね。w

歌詞に反してポップなイメージが想像できるこちらの曲、もし『少女終末旅行』のサウンドトラックが販売されたたら収録されそうです。

そんないつも明るいユーリですが、6話に至るまでの間には何度か暗くなってしまいそうなシーンもありました。

例えば、過去の人が建てた神社を見つけた4話の一幕。

急に辺りが暗くなり、チトの姿を見失ったユーリはふと自分一人だけになってしまった時のことを想像しました。

口うるさい時もあるけれど、いつも自分の相手をしてくれるチト━━そんな彼女がいなくなったとしたらどんなに心細いか、ユーリは柄にもなく考えてしまいましたね。

他の誰でもなく、チトがいてくれないこと。

これがユーリにとっての絶望であり、それはチトにとってのユーリにしても同じなのだと、本作を見ていて伝わっています。

イシイ:何もせずに朽ちてしまうのであれば……

(ようやくw)最後にイシイについて。

以前に登場したカナザワに少し子供っぽさがあったのに比べ、大人の雰囲気のある、静かな女性でした。

少女終末旅行6話_第二パラグラフ③

© つくみず・新潮社/「少女終末旅行」製作委員会

先人が残していった図面をもとに、一人で飛行機を作り上げようとしていた彼女。

故障してしまったケッテンクラートの状態をすぐに把握できたことからも、メカニックとして高い知識を持った人物なのでしょうね。

作中でほとんど語られていたことではありますが、イシイにとっては目の前の可能性にかけて挑戦しない(飛行機を作らない)ことが絶望でした。

残念ながら飛行に失敗してしまったことに対しての「絶望と仲良くなったんだね」というユーリの言葉には、きっと失敗=絶望で終わるわけではないという意味が込められているように思います。

また、そんな彼女のセリフの中で個人的に一番心に響いたのは、「この暖気を逃すと、飛び立つ機会は二度とないだろう」でした。

え? 1年待つと暖気はまた来る?

と、浅はかな私はすぐに感じてしまいましたが、その“一年”を待つということ自体がナンセンス。

この日この時を一生懸命に生きていて、そうして巡ってきたチャンスを逃す訳ないはいかない。

誰もいない終末の中を必死に生きる人間の生き様を、イシイのこの言葉から感じることができました。

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少女終末旅行 第6話感想

えっと、カナザワがカオル石田彰さんでイシイがミサト三石琴乃さんで、次がもしシンジ緒方恵美さんだったら、 セカン○インパクト!?

━━バカなことを言ってすみません。

ただ、ゲスト声優さんはみなさん豪華な人ばかりですね。

余談ですが、三石さんについてちょっと検索をかけてみたところ、セーラームーンの声も務めていらっしゃたということがわかり驚いてしまいました。

そんな(?)三石さんが演じたのは、先人たちが残して言った図面を見たことで、飛行機づくりを決意したというイシイ。

今、彼女が下層にて何を思っているのかまではわかりませんが、きっと今回の行動はチトの日記に記されたことだと思います。

そうして新しい歴史の1ページとなり、いつの日か、チトの日記を見た“他の誰か”の心に響くのかもしれませんね。

また今回、出会ってきた二人が良い人だったというチトとユーリの会話がありましたが、これが次に出てくる人が悪い人間である伏線になっていたら面白いなとも思いました。♬

悪人と純粋無垢なユーリの掛け合い、もしあったら何だかとても楽しそうです。

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コメント

  1. 名無し より:

    考察読みました。
    廃墟好きにはたまらないアニメですねw

    • 哲太 哲太 より:

      コメントありがとうございます !

      廃墟からの廃墟みたいなストーリーもあり、新しい世界観のアニメみたいでとても面白いですよね。♬
      今後はどんな旅が続いてどんなキャラに出会えるのか、チトとユーリの旅への期待に胸は膨らむばかりです。

  2. boku より:

    面白かったです。アプリで漫画を読んでいた時から大好きだったのでアニメが凄い面白くて、勿体なくて溜めて見てます。だから考察とか本当面白くて。ありがとうございます

    • 哲太 哲太 より:

      bokuさん、応援のコメントありがとうございます!
      とても励みになります。♬

      チトとユーリの二人はなんだかんだ仲良しで、そして二人ともしっかり者ですよね。
      性格の異なる少女たちが、文明が滅んでしまった世界を見てそれぞれが何を思っていくのか━━まだまだこれからの展開から目が離せない本作を、しっかり考察していけるよう努めて参ります!