正解するカド6話の感想・解説・考察!巨大なサイコロの移転先

こんにちは。

「正解するカド」担当のウロコです。

めっきり暑くなりましたね。着々と近づいてくる夏に備えて、ダイ工ットの必要性を痛感する今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか。

さて、「正解するカド」も早いもので第6話。

ここまでひたすら頭を捻らされ、考えさせられてきたこの作品ですが、今回だけは頭をからっぽにして、一辺2kmの巨大なサイコロが転がるシュールな絵面を楽しみました。

大きいって、なぜかそれだけでテンション上がるんですよね。

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「ワム」を作るための条件

前回までのおさらい。

人類は新しいエネルギーの供給源「ワム」を自分たちの意思で受け入れることにしました(決めたのは日本政府だけど)。

「ワム」がもたらす混乱も困難も自分たちで乗り越えていこうという決意に答え、ヤハクィザシュニナは「ワム」の作り方を伝授します。

それは報道陣を通じて世界中に知らされ、世界中で「ワム」がつくられることに。

…なってはいないようです。今の所は、まだ。

「ワム」を作れる人

品輪彼方(シナワ・カナタ)が簡単に作って見せたワムが、他の人には中々作れません。

ヤハクィザシュニナが言うには、ワムを作るためには、精神的に「この世界」での常識にとらわれず、異方を受け入れる柔軟性が必要なのです。

つまり、精神構造が「この世界」の常識に染まっていない=真っ白な赤ん坊の状態に近い人ほど作りやすいということらしい。

大人でありながら、精神的に子供のような柔軟性を持つこと。

それがザシュニナが品輪先生を選んだ理由でした。

真道が「ワム」を作れる理由

例外として、主人公・真道幸路朗(シンドウ・コウジロウ)も「ワム」を作れます。
ザシュニナの説明によると、これは彼がカドに取り込まれた人たちの中で最初に(それも急遽ザシュニナに同行する形で)外に出たことの影響のようです。

外に出るための「処理」を受ける際、異方の感覚がより多く残ってしまった。

この部分はこの先、伏線になって来るかも知れませんね。

話を元にもどします。

精神が子供に近い人ほど、「ワム」が作れる可能性が高くなる。

これは、現在の子供たちが大人になるにつれ、世界各地で「ワム」を作れる人が増えて来るということかも知れません。

「カド」が存在し「ワム」がある、その状況を受け入れて育つ子供たち。

彼らが大人になるまで時間をかけて「ワム」が普及するのであれば、「ワム」による混乱も、当初恐れられていたほどひどいことにはならないのかも知れないですね。

そして。
今後生まれるであろう、「カドがある世界で育つ子どもたち」を予期させる展開として、巨大サイコロの場面が登場したのではないでしょうか。

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カドの移転が意味するもの

今回のハイライトは、カドの移転でした。

羽田空港から、狭山湖(埼玉県所沢市)へ。丸一日かけて、警察をはじめ関係各部署が連携を取り合っての大規模なプロジェクトとなりましたが、まずは恙無く終了した模様。

アニメの中で、こんな大規模な作戦が平穏無事に終わるって珍しいですね。
こういう時にちょっかいをかけてくる、明確な「敵」が存在していないから当然といえば当然ですが、この手のアニメで「敵」を作らない作劇って結構高度な気がします。
お話を作る上で「敵」ってとても便利な存在ですから、最初にザシュニナに「敵でも味方でもない」と宣言させて「敵」のいないままストーリーを動かして行く、これは中々挑戦的な試みだと思います。

それはさておき、このカドの移動、これは作劇上の大きな転機になりそうです。

緊急事態から日常へ

カドの移動が示すもの。それは、日本政府にとって「カド」の存在が、最早「緊急事態」ではなくなったということではないでしょうか。

テントとパイプ椅子で如何にも仮設!という感じだった羽田の対策本部に対して、狭山湖には長期の使用を前提とした施設ができることになりました。

この移動自体、日本政府がカドに要請し、それを受けたカドから移転先の希望が出る。それをすり合わせた上で実現しています。

日本政府はすでに、「カド」を交渉のできる相手として認識しているのです。

そして「カド」の移動を見守る日本国民の様子からは、彼らがすでに「カド」の存在を受け入れていることが伺えます。

この作品中の世界に於いて、「カド」の存在と影響は一時的なものではなく、永続的なものとなることが改めて示された場面でした。

まだ明確な「進化」には至っていませんが、私たちの世界は、確実に「変化」しているのです。

ヤハクィザシュニナからの新しい「課題」

第一の課題:乗員乗客の無事な帰還

前々回、名簿順の一番最後に回された花森くんがカドから帰還したことで、カドに取り込まれた飛行機の乗員乗客は無事に全員救出されたことが明示されました。

これで最初のミッションは名実ともにすべて完了しました。

第二の課題:新しいエネルギー源「ワム」の享受

そして新しいエネルギーとなる「ワム」

この存在が如何に世界を変えるのか、その答えはまだ出ていません。本格的に「ワム」が世界を変えるのは、もしかすると何年も先の話になるのかも知れません。

しかし、ヤハクィザシュニナは、既に次のフェーズに移ろうとしています
「ワム」の作り方を教えたことで、ザシュニナにとっては、既に自分の手を離れたという認識なのかも知れません。

第三の課題:ヤハクィザシュニナからの新しい贈り物

「ワム」の作り方を伝える意味

ヤハクィザシュニナが、「ワム」の作り方を惜しげもなく教えてくれたことからしても、彼の意図が人類を「支配」することでないのは明らかです。

「ワム」を自分の手に独占していれば、それを交渉材料に使って人類をコントロールできたかもしれないのに、彼はそうはしませんでした。

彼の言う「正解」が「人類が自分たち自身で考えること」である以上、当然かも知れません。

新たな「課題」から見えて来たもの

6話の最後に、ヤハクィザシュニナがまたも爆弾を落とします。

不眠不休で働く真道幸路朗。

徭沙羅花(ツカイ・サラカ)は心配していましたが、仕事が楽しくてアドレナリンが出まくり、つい寝食を忘れてしまった…という訳ではなかったことが明らかに。

「君たちはもう、眠らなくてすむ」

ヤハクィザシュニナの目的は、やっぱり「ワム」を与えることだけではありませんでした。

「ワム」だけでも既に十分世界を変える爆弾ですが、彼の最終目的は「人類の進化」です。

しかし進化それ自体は、人類自身の手で成し遂げなければなりません

ヤハクィザシュニナにできるのは、手助けすることだけ。

そのための手段として彼は、「人類の進化を阻害しているファクターを一つずつ取り除いていく」ことを選んだのではないでしょうか。

一つ目は、エネルギー問題。そして二つ目は「睡眠」

人類の進化を妨げているものを取り除く。

親切といえば親切ですが、見ようによっては恐ろしいですね。

働かない、考えない理由、言い換えれば「サボる口実」になるものを一つ一つ潰して行く。

果たして、人類の未来はどうなるのでしょうか?

そしてやっと「カド」から出られた花森くんは今後活躍できるのか。このままリアクション芸人で終わってしまうような気がしないでもありません。

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第6話「テトロク」感想・ヤハクィザシュニナに孤独はあるのか?

ヤハクィザシュニナに「友達できないぞ」と軽口を叩く真道と、「家族はいないの?」と気にするお母さんは紛れもなく親子だと思った第6話。

「家族」「友達」の概念があるのかという以前に、そもそも彼本来の世界=「異方」に彼以外に同等の知性を持った存在がいるのかどうかすら怪しいヤハクィザシュニナさん。

(家族愛を含めた)「愛」「友情」があるからこそ、その対極の「孤独」を感じる訳ですが、果たして今後、異方存在がそのような人間同士の「情」を理解する展開が来るのでしょうか?

謎と伏線をひっぱりつつ、次回はどうやら総集編のようです。

ここらでもう一度、頭を整理しなおしましょうという制作側からの心遣いを感じますね。

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