ネットサーフィンの最中この駄文精製モンスターの凄むダンジョンへ迷い込んでしまった紳士淑女のみなさま、痛み入ります。
至急、「残機」の確認をお願い致します。
武器は十分でしょうか?この先、1UPキノコや薬草は落ちていません。あるのはただ、毒にも薬にもならない考察という皮をかぶった長すぎるツイートです。
猫も杓子も忙しいこの時期、何に時間を費やすべきか再度ご確認を。
賢明なるご判断を…
こんにちわ、「はじめ」と申します。
終盤10話からでしたが担当させて頂いております魔法少女育成計画が、最終話をむかえました。
まさかのベターエンド。
スノーホワイト闇堕ちか生存者なしオチかの二択だと思っていたのですが…
勝手に、私の中で「どこまで絶望感を味わせてくれるのか?」という欲望が出てきていたので、なにか肩を透かされた感もあったのですが、まずは正ヒロインに就任されたリップルさんご存命と言うことで、ほっと胸をなでおろしているところです。
隻眼隻腕。悲しい…悲劇です。
しかし、二次キャラとしてはアップデートと言って良いでしょう。いや、我々がそう肯定してあげなければ。失った部位の代わりとなり戦闘中から入浴中まで彼女の目となり手となり足となり身を挺(てい)して鼻と舌先を伸ばしたい!いや、伸ばすぞ!それくらいの気概を持ってリップルさんを迎えてあげなければいけません。はい。
今回は、
・スイムスイム対リップル
・結局、「まほいく」はどんな作品だったのか
主にこの二点に絞ってお話をさせて頂ければと思っております。
それでは、はじめます。
目次
〇スイムスイム対リップル 勝敗の行方〇
まずは魔法少女たちの最終決戦となったこの両者の戦いを振り返りたいと思います。
※ちなみに前回考察で最終決戦の顛末を私なりに考えました。ご想像通りほとんど合っていないので人のことを蔑むのが大好きな方、そのためならなんの苦労も厭(いと)わないという勤勉な蛮族の方はお進みください↓↓
https://animedeeply.com/hajime/mahoiku/523/
◎戦闘経過◎
※黄色アンダー・・・スイムスイム(以下:スイム)攻撃
・リップル物理攻撃でスイムスイムと戦闘開始
・雨により出来た水たまりの中へ溶け込み奇襲攻撃
・手榴弾を使って応戦
・スイムに向かって投げた手裏剣に雷が(たまたま)落雷しダメージを与える
・再び水中に溶け込みリップルを奇襲。片目片腕を奪う
・近づいてきたスイムの目に自らの血を浴びせ視界を奪ったあと閃光弾(?)を放り込む
・人間化し倒れたスイム(坂凪綾名)の背中に泣きながら何度も剣先を突き刺す
リップル勝利
戦闘シーンから見受けられるリップルの覚悟
やはり何より印象的だったのはリップルがなりふり構わずカラミティ・メアリの遺品である4次元袋や銃器を使ったところでした。予想は出来ていましたが、いざその姿を見ると壮絶なものを感じます。
ある意味カラミティ・メアリによって引き起こされたとも言えるトップスピードのタヒ。
その相手の武器をためらいなく使い最大の敵と対峙するその姿は見ていて痛々しくもあり勇ましくもありました。
また、その宿命の敵がまだ幼い少女であることが分かってもなお、涙を流しながら命を執拗に奪うシーンでは、彼女の背負う決タヒの覚悟を感じさせられました。
自分のしていることが人の道を外れた行為だという事、自分だって本当はこんなことをしたかった訳ではないという彼女の心の叫びを、小さな背中にたなびく「御意見無用」とうい文字が「何も言わないでくれ」と悲痛気に物語っていると感じました。
僕はアリス派です。
〇結局、「まほいく」とはなんだったのか?〇
良くも悪くも今期話題作の一つと言って差し支えない「まほいく」とはなんだったのか?
それは、「夢と現実」これに尽きると思います。
ファヴという電脳妖精に誘(いざな)われ、凄絶な戦いを繰り広げた魔法少女たち。
それが示したものは、「夢」(願望)のもつ残酷なまでの力だったのではないかと思います。
それを証拠に、多くの方が気づかれていると思いますが、この物語の影の主役は、第一脱落者「ねむりん」です。
彼女がスイムにリーダー基いお姫様への道を指示し、トップスピードやスノーホワイト(以下:スノー)に影響を与えました。
彼女に「夢」(睡眠中みる現象)の中に入るスキルがなければ、彼女が誰からも愛される天真爛漫な性格じゃなければ、ここまで凄惨な戦いは行われなかったかもしれません。
この作品において
ねむりんは「夢」(願望)の具象だったのかもしれません。
そして、
「夢」というものは「呪い」とほぼ同義です。
願ってしまったが最後、努力、才能に関係なくその衝動は発現し、叶うか諦めるまで付きまといます。
この作品は、そんな「夢」の残酷さや尊さを現したものだったのではないでしょうか?
「夢」へのアプローチの違い
では、
幼き少女スイムが抱いた余りにも無垢な夢
幼さと大人さが同居するスノーが抱いた純真な夢
そこにどんな違いがあったのか?どこでスイムは失敗したのか?
この作品においてそれは、魔法少女になりたいという真意、そして、悩み考えたかなのではないかと思います。
その結果、よりその「夢」を真っ直ぐ捉え、たくさん悩んだスノーが生存しました。
スイムは迷いや雑念が無い分、行動力に長けてはいましたが、「夢」に対し思慮浅く愚直すぎたために目前で敗れました。
さらに言えばスノーは悩み苦しみながらも最後現場へと歩を進めました。
その結果、兎の足が発動しリップル蘇生という奇跡が起きました。
「悩んでいるだけではなく、行動をしたから奇跡が起きたのだ」と、熱いものを感じました。
スノーホワイトの成長
「夢」というテーマを締めくくるため、スノーが発した言葉が以下のものだと思います。
小さな親切じゃ何も変わらない、見ているだけじゃ何も動かない。
もう後悔したくない、後悔する前に自分で選びたいから。
悩んだ結果、綺麗ごとだけではない、「夢」との向き合い方を見出したスノー。
そしてその「夢」の付き人を買って出たリップル。
※リップルは「夢」を半ばで諦める者、言うなればリアリティーラインとしてこの作品のバランスを取っていたと考えられます。
彼女たちの願う「夢」は、今後どんな世界を描いていくのかでしょうか?
てめぇの身の振り方を改めて考えさせられる、そんなラストシーンでした。
〇まとめと感想〇
好き勝手やって参りました。
なんか後半変にちからが入っていつにも増して気色の悪い支離滅裂な文章になっている気がしますが、めんどくせえからそれも私の持ち味だと思って訂正は致しません。
スノーホワイトのごとく悩んだ結果の無修正です。無修正です。
魑魅魍魎の跋扈(ばっこ)するクソ怪奇文をくぐり抜けここまで辿り着いた安倍清明は一体何人いるのでしょうか?
暇人ですね。
第10話からでしたが初めて考察・解説記事を担当させて頂いた作品「魔法少女育成計画」は現在の私にとって、そしてきっとこれからの私にとっても大変思い出深い作品となりました。
万一、至らないこの文章を辛抱強く最後まで読んで下さった方がおりましたら、心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
これからも、書かせて頂ける限りは少しでもましな文章を書けるよう精進致しますので、
ご友人にドタキャンされ家のテレビが壊されネットがジャックされこのサイトしか閲覧できなくなった際はどうぞ、お引き立てください。
ありがとうございました。
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コメント
この後のスノーさんは、修羅になるみたい。できれば、それをアニメで見たい