夏目友人帳 陸(6期)3話の感想・考察・解説！夏目と田沼と柴田の関係性

どもども！みなさま、いかがお過ごしですか？

夏目友人帳 陸 担当・monyoにございます。

ここ最近、私の周りが結婚ラッシュなんですよ。

高校の先輩・後輩、大学や中学の同級生などなど、いろんな人が幸せになっていきます。

その中には、子どもまでいる家庭もちらほら…。

今現在、私に結婚願望はまったくと言っていいほど、ないんですけど。

やっぱりちょっとはうらやましいんですよねぇ…。

人のさがといいますか…。

いつかくる幸せを夢見ながら…。仕事や趣味をがんばろうと思います！！

私の話はここら辺にして。

ここ最近、癒しが足りない人にもってこい！！

人と妖のハートフルストーリー・夏目友人帳 陸。

今回は、ちょっと懐かしい人がでてきますよ。

ではでは、みなさま、心の準備はよろしいですか？

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第3話　「二体さま」

昔の旧友・柴田に呼び出され、にゃんこ先生と田沼と一緒に、遊びに行きますが、

そこで、柴田の悩み事を聞きます。

それは、知り合いの女の子の隣の家・「人形屋敷から不穏な音が聞こえる」というもの。

全員で行ってみると、家の中には不気味な顔した妖2体。

そこには、かつての家主が作った人形・二体さまがいたのでした。

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“人形”という名の妖

二体さまを目撃してしまった夏目。

2人に被害が及ばないように、当初予定していた田沼家へのお泊りを中止して、

家に帰ろうとしますが、

「寺のほうが、対処しやすい」「藤原家に迷惑かけたくないだろ？」

というにゃんこ先生の一声により、予定を実行。

それに、責任を感じた柴田も同行するのでした。

田沼の家で、二体さまを撃退するのですが、ここで１つ疑問が。

二体さま、いつ妖になったのでしょうか。

柴田の話によると、

あの家の住人が人形を集めていた理由は、呪いに使う人形を作るため。

虫や蛇を箱に閉じ込めて共食いさせて生き残ったのを呪いに使うという“蠱毒（こどく）”いう方法を人形にやらせていたとのこと。

条件クリアした人形を大量に部屋に詰め込んで決められた日数家を出て、帰った時、無傷の人形が二体残っていれば成功。

集めていた人形は、見た目、マネキンのような普通の人形。

この子達は、いつ妖になったのでしょうか。

なにが言いたいのかといいますと、

どの時点で、普通の人間に見えなくなったのかということ。

夏目が二体目と格闘中、柴田は何も見えず、

田沼は気配を感じ、夏目の上になにか乗っているということだけわかりました。

普段夏目の視点で物語が展開されていくため、忘れがちですが、

田沼や多軌、柴田は、見えないことが当たり前。

夏目が二体目と戦っている様子も、彼らにとってはただ横たわり苦しんでいるようにしか見えないのです。

では、どの時点で、妖となり、見えなくなったのでしょう。

にゃんこ先生改め、斑（まだら）や、三篠（みすず）、ヒノエなど、

妖力の強いものは、自分の力をつかい、人間に見えるようにできたりもしますが、

二体さまは、札と斑の光でやられてしまうほど弱い妖。

わざと見えないようにしているということはないでしょう。

①蠱毒という儀式のなかで、なっていったのか。

②依りしろである人形に何かしらの妖が入った時点で、妖になったのか。

③もしくは、家主がさり、家に封印されていた中で妖となったか。

二体さまを作った家主には、夏目同様、妖を見る力があったかどうかはわかりません。

もし、能力が存在したのなら、③はありえませんが、

もし、田沼や柴田と同じく、能力を持たない普通の人間だったとしたら、

③の可能性もあります。

家を去るとき、家主は「2体いる！2体いる！」と叫びながら去っていったと言っていいました。

ということは、2体さまが妖になり、彼の前から消えた場合、

この叫び声は成立しなくなります。

彼がもし、能力者であったなら、①②が成立し、そうでなければ③が成立します。

実際、どれだったのでしょうか…。退治してしまった今となっては、真相は闇の中…。

それぞれの思い

夏目友人帳の物語中に必ずあるのは、夏目が相手へ抱く心配と夏目に対する相手からの心配です。

それは、妖でも、人間でも関係なく。

夏目は、自分が大切だと思えば、その相手のために突っ走ります。

そして、それが自分の人間の友人ならなおさら。

今回も、田沼と柴田を心配し、2人に迷惑をかけない、被害を与えないように務めます。

被害を与えないようにする＝2人を巻き込まないよう自分1人でやるということ。

守る側は、それに必死なので周りが見えてないことが多いのですが、

守られている側はとてももどかしいのです。

作戦等を隠されるとなおのこと。

今回、それが一番あるのは柴田ですね。

田沼は、事情も夏目の対処の仕方もある程度知っています。

そして、田沼とある妖を通して、夏目は隠されることがどれだけつらいかを知っています。

その経験もあって、田沼には正直に話していますが、柴田にはまで話せないみたいですね。

それは、2人とも無意識ですが、過去があるからだと感じます。

田沼は、新しく住みだした土地で出会い、いろんなことを共有するような仲になった親友です。

ありのままの自分を知って、接してくれる仲間。

夏目にとってとても貴重な存在の1人です。

柴田も、貴重な存在の1人ではありますが、彼らには過去があります。

お互い深く知らず、柴田は夏目の奇行を見ており、夏目はそれを見られている。

信用できず、信用しなかった過去がある。

だからこそ、柴田は素直になれず、夏目は柴田を巻き込むまいと避けようとする。

それが、お互いにとって一番きついことだと分かっていても。

これは、2人の問題なので、田沼が何をしようと、ニャン子先生が何を言おうと、

変わりませんが、2人とも少しずつではありますが、

再び繋がった縁を切らずに、付き合っていきたいのだと思います。

柴田「俺はただ久しぶりに会って話がしたかっただけなのに…」

夏目「俺は嬉しかったよ。離れていたのにこうして思い出してくれたり繋がりを持ってくれようとしたり俺がこんななのにまたちゃんと話してくれたり嬉しい事だったんだ」

と、2人で最後は素直に気持を伝えてますから。

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夏目友人帳 陸 第3話感想

久々に柴田を見て、懐かしさを感じた私です。

昔の知り合いに会うというのは、いつ何時でも嬉しいものです。

2人もまだ繋がっている縁に喜び、田沼という新たなつながりも大切していくのだろうなと思います。

ラスト、最高でしたねww

にゃんこ先生の食い意地といいますか、素が出たといいますか。

普通に笑ってしまいました。

殴られた後のにゃんこ先生の顔とか傑作でしょ。

あの顔、地味に好きです。

柴田の最後の叫びも

「いや、これもう柴田やなくて細谷さん（柴田の声優さんです）じゃん。」

と思ってしまったのは、私だけでしょうか。

次は、名取さんが出てくるみたいですよ！！

どんなお話しなのか。楽しみです！！

それでは、今日はこの辺で！！

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