はじめまして。ごきげんよう。今回より参戦する模造紙と申します。
とうとう始まりましたね。活撃刀剣乱舞! クオリティが凄絶過ぎて難点が殆んど見当たりません…!
私はというと、原作未プレイ、花丸は録り溜めているけど未視聴、刀剣よりも持ち主の武将が大好物という痛々しい感じなのですが、周囲の盛り上がりについていけない&流行に乗りたいが乗り時がイマイチわからないお嬢さま達に、初心者でもまだまだこれから参戦していけるよう気になる点や考察を同じ初心者視点でお伝えして行きたいと思います。
スポンサーリンク活撃 刀剣乱舞(略して とうらぶ)って?
原作は刀剣乱舞オンラインというPCブラウザゲームですが、10代お嬢さん方からお姉さま達まで幅広い年代の女子に大人気の作品です。
昨年、別の制作陣での「刀剣乱舞 花丸」としてのアニメ放送が記憶に新しい方も多いでしょう。
今回の「活撃 刀剣乱舞」は開発元のニトロプラスとDMMゲームスは同じですが、制作陣を一新した全くの別物という認識で問題ありません。
花丸がほのぼの日常系であるのに対し、活撃は史実を元に剣戟アクションに重きを置いたストーリー展開です。
言うなれば、時代劇や大河ドラマの見せ場であるアクションシーンを制作陣の手腕とCGを駆使してアニメでぬるぬるっと再現しちゃおう!的な感じですね。
スポンサーリンク和泉守兼定と堀川国広の関係とは?
持ち主が同じという関係です。いわば相棒でお互いにサポートする立ち位置にいます。
ちなみに愛用していたのは新撰組副長・土方歳三。打刀が兼定で脇差が国広です。
兼定が長身で国広が小柄で華奢ということから、刀身のサイズが顕現した姿形に反映されていることがわかりますね。
兼定が渡したピアスの意味
1話時点で国広は顕現してから初めての任務で、いわば初陣にあたります。
なぜ審神者は自分たち2人を選んだのかに疑問を感じ、果たして時間遡行軍に対抗する実力が自分にあるのか、国広は責務の重圧に押しつぶされそうになってしまいます。
新卒で実務研修もそこそこのペーペーがいきなり実地訓練と称して現場に駆り出されるようなもんですからね。その不安は仕方ないよね。わかるわ。
そんな国広に兼定は、審神者は自分たちなら出来ると期待しているからだと答えます。
まさに相棒、頼れる兄貴という言葉がしっくり来るやり取りですね。
そして渡されるピアス。
女子歓喜のおそろいアイテムが1話でぶち込まれることに少々驚いていますが、パートナーという設定上は自然な流れでしょう。
ですが、予備知識なしに活撃から刀剣乱舞に入ると、いまいち何のことかよくわからないやり取りかもしれません。
これは前述した、持ち主が同じで相棒およびサポーターとしての設定が元よりあることを知らないとピンと来ませんし、このシーンだけで見ると元々のファン向けのサービスと言えるかもしれませんね。
ざっくり言うと、2人は何物にも代えられない相棒であることを視覚的にアピールするために、おそろいピアスを装着したということでしょうか。
こういう小ネタが入ると、どうしても腐ったゴリゴリの女子が喜んでしまいますが(私含む)、わかりやすいのは良い事です。
審神者(さにわ)の性別って?
審神者とは兼定や国広などの刀剣に魂を吹き込んで目覚めさせる能力を持つ人物のことです。
刀剣乱舞オンラインではプレイヤー=審神者となってゲームの進行を進めますが、ゲーム上もアニメ花丸の世界でも、はっきりと審神者の顔出しおよび声出しはされていません。
ビジュアルと声で今回の活撃刀剣乱舞で初めてはっきりと形になった審神者ですが、実は放送前の制作発表段階から、その性別について気になっている方が多かったようです。
一言で言うと、中性的な姿形をしています。
線が細い発達途中にあるような少年のようにも見えますし、ボーイッシュで理知的な少女にも見えます。
加えてそのどちらにもとれる曖昧な容姿を、さらにどちらなのか悩ましく感じさせるのが「声」です。
演じてられる皆川純子さんと言えば、少年の持つ可愛いらしさと、ほんの少しの大人への背伸びも感じさせる声が特徴的です。
まだまだだねと喋りだしそうな雰囲気を兼ね備えつつ、皆川さんの声と中性的なキャラクターデザインで動き回った審神者を見ていても、結局性別はわからずじまいでした。
公式でも性別についての正式発表はされていないようですし、むしろこの世界観から言うと、姿や声なんてただの情報を具現化するための手段なだけで実はあまり重要ではないのかも。
そもそも審神者は人なのか? それとも人のカタチを取った別の存在である可能性もありますし、刀剣を顕現させる能力を持っているということは、他にも同等の能力を持っていて実年齢や実際の性別と異なる姿を形どっているかもしれません。
極端に言うと、めっちゃBBAかもしれないしね!
ですが、この審神者のデザインは制作陣ナイスとしか言いようがありませんね。
どちらの性別とも判断がつけがたい絶妙な雰囲気が素晴らしいです。
スポンサーリンク活撃 刀剣乱舞1話感想
女子に大人気の刀剣乱舞ということで、放送前はおススメ出来るのは限定された層なのかと考えていましたが、見どころが素晴らしく多いので、アニメ好きなら男女年齢問わず見て頂きたい作品ですね。
今回は文中では触れませんでしたが、ufotable制作ということで映像美とCGのぬるっとしたスムーズな表現が凄まじくて、まるで映画を見ているようなクオリティの高さでした。
この美麗なアニメを週1で見せてもらえるとか……嬉しすぎる!
1話は物語の設定と世界観をざっくりと集約させた感じなので、物語が実際動き出すのは次回以降になりそうですね。
人気原作だとどうしても既存のファン向けになってしまうのは致し方ないですが、活撃刀剣乱舞はなかなかのバランスで新規ファン開拓のために頑張ってくれている印象でした。
それでも一般的な歴史知識があるとより楽しめるような気もする。
私は元々、戦国時代が好きで幕末もちょっと嗜む程度の知識量ですが、1話終盤で蜻蛉切が登場して「おおっ!」てなったし、兼定と陸奥守の関係も歴史好きなら1話の流れだけで一見して理解できるわかりやすさは好感が持てました。
(元々の持ち主が倒幕派と佐幕派で敵対関係にあったという)
既存ファンも飽きさせず、新規ファン開拓のために間口を上手に広げていた文句なしの初回だったと思います。
個人的にこの最近見たことのあるゲーム画面風次回予告がツボでした。
(旦那がテイルズを視聴していたのを隣でチラ見していたのです)
国広可愛いなぁ。
それではまた次回!
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