ごきげんよう。模造紙です。
最近、我が家の末っ子が靴を履いて外歩きを始めたのですが、乳幼児の一年間って一生の間で最も密度が濃く、吸収する事柄が非常に多いのです。
一年前の今頃は、1日の殆んどをねんねで過ごしていたのに、感情表現が豊かになり、自分の足で歩き始めるのを近くで見ていると、凄まじいスピードで成長していく姿に、嬉しくもあり同時に寂しさも感じます。
さて、活撃とうらぶ最終話。第二部隊と袂を分かった堀川くんですが、やはり3年間を新撰組と共に過ごして来たようです。
堀川くんといえば、顕現して間もなく、第二部隊に配属されたルーキーでしたが、人間として、しかも元主である土方歳三の傍で闘い続けていたとなると、目まぐるしく成長を続ける赤ん坊のように、精神的にも身体的にもレベルが上がっていたことが、13話の彼からうかがえました。
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新撰組に入隊していた堀川
第二部隊を離れた堀川くんは、なんと新撰組隊士になっていました。
時間跳躍した過去で人間として生活するって、そもそもアリなの?というか、長期間に渡ると異物として排除されたりしないのか素朴な疑問。
前回の審神者も、時空圧云々で強制帰還していましたが、刀剣男士は人間ではないからそのあたりの制限は緩いのでしょうか。
市村鉄之助は生きていた
土方さんが故郷に送る私物を用意していた部屋に、堀川くんを付き従えて入ってきたため、暗サツや闇討ちで市村鉄之助のポジションに成り代わったのかと踏んでいましたが、良かった。きちんと市村鉄之助は生きていましたね。
そして堀川くんが入隊していても、やはり役目を伝えられるのは市村なんですね。
「できません」と拒否する市村鉄之助
堀川くんが、刀剣の和泉守兼定を故郷に返さないため=土方と最期まで闘いたかった兼さんの想いを果たすために、故意に市村に何か吹き込んでいたのでしょう。
てっきり故郷に送る刀剣自体を逆にする(すり替える)展開になるのかなと予想していましたが、そっちかという!
きっと堀川くんは、武士は最期の時まで愛刀を手放してはいけないと、この日のために、ずっと少しずつ市村に語りかけていたのでしょうね。
ソロで3年間、時間遡行軍と闘っていた
番組スタート時はレベル1だった堀川くんが、たった1振りで3年の間、時間遡行軍と闘っていたと考えると、相当経験を積んでいると思われます。
しかも傷ついても刀剣男士としての手入れはなし…となると、なかなかに辛い3年だったでしょう。
1000体の時間遡行軍との闘いにおいても、剣技レベルがかなり上昇したように見られますし、相棒の兼さんと同程度のレベルには達したのかもしれませんね。
3年経過しても、出なかった答え
自分の思う「歴史を守る」ために第二部隊と袂を分かった堀川くんでしたが、3年間、やはりずっと迷いも持ち続けていました。
悩み抜いた結果、元主の土方を歴史どおりに散らせてしまうか、歴史に抗って命を救うかの答えが出せず、兼さんが現れて、行動を起こしてようやく心が決まったようです。
遠回りしたけど、兼さんは堀川くんの、相棒で、助手で、道しるべであったことを、改めて思い出せてくれるシーンでした。
兼さんが来てくれるのを、ずっと待っていたんだろうなぁと、胸が苦しくなりますね。よかったね。
スポンサーリンク最後は第一、第二部隊の共闘!
時間遡行軍1000体に対し、最初は第一第二混成部隊6振りのみ。
気合で推して参りますが、やはり数が不利なため、どんどん突破されていきます。
最終的には、残りの6振りも送り込まれて12振り対1000体になるわけですが、どう見ても三日月だけで半分近く倒してるんじゃないのかという←
とにかく無双感が半端ないので、とうらぶはコー○―から本気で刀剣乱舞無双の発売を目論んでいそうな気がします…。
時間遡行軍の正体は、元主を救いたい刀剣男士のなれの果て?
気になるのが、なぜ、1000体もの遡行軍をこの時代のこのタイミングで投入したのかということ。
審神者の時代から時代への跳躍や、堀川の新撰組への歴史介入、その他もろもろの歴史の変化が作用し合い、たまたま1000体…ならいいのですが、そうでなければ函館戦争ってそこまで歴史改変の観点でいうと、重要なポイントではないですよね。
もっと、ここぞという大量に送り込む機会があるはずなのにと感じており、先日、SNSで活撃とうらぶの遡行軍は、元の主を救出したいがために歴史改変の道を選択した刀剣男士…というのを見て、あぁ成程なと。
この考え方でいくと、堀川くんも闇落ちして土方救出ルートに進んだとすると、歴史修正主義者として時間遡行軍に変貌してしまうということですよね。
あくまで仮定の話ですが、そんな堀川くんがいたからこそ、過去、同じ境遇にあった大量の遡行軍が、自然に惹かれて集まってしまったのかもしれません。
ですが、彼には思い留まらせてくれる存在の相棒がいて、本来の居場所に迎えてくれる仲間たちがいたことで、事なきをえたということになります。
スポンサーリンク活撃 刀剣乱舞13話(最終回)の感想
アクションシーン、剣戟に重きをおいた刀剣乱舞として、放送開始前から期待度がかなり高めだった活撃とうらぶ。
美麗すぎる作画と、なめらかで美しいアクションシーンは全話とおして素晴らしい出来でしたね。
炎や水面の描写も素晴らしくきれいで、秀麗な絵画を見ているような背景もよかったです。
だからこそ、シナリオがちょっと惜しいのが非常に残念でなりません。
特に、土方組が原作ゲームとはかけ離れている部分が多く感じられ、尺の足りなさも手伝って後半は急展開のいきなり感がしんどかった。終わってみると、花丸の土方組が理想的な兼さんと堀川くんだなと(個人的に)
堀川くんは、活撃本丸でやらかしちゃった刀剣男士として、語り継がれるに違いないよ(笑)
回収されなかった伏線は、制作が決定した劇場版や2期があるならそこで回収されそうですが、今度は第一部隊がメインで見てみたい。
いや、三日月と鶴丸が昔バディだったというし、これはもう相棒スピンオフ的なやつやってくれないかな…!!
にしても、Kalafinaテーマ曲で誰も消えないアニメって超稀かも?本当に本当に、誰も折れなくてよかったです。
薬研の塩対応や、陸奥守のメンタルが人間寄り過ぎて、最終的には折れる結末かも…なんて深読みする必要はなかったみたいですね。
最後の最後まで、兼さんに「わからない」と言わせ続けたのは、「俺たちの闘いはこれからだエンド」に寄せるためなのかな?
最終回なんだから、兼さんにしっかりと未来を見据えた答えをだして欲しかったかも。うーん。
桜の演出がとにかく美しいのが印象的な最終回でした!劇場版もたぶん見に行く!(笑)
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