にぼっしーと芽吹の対話(物理)よかったなぁ…
どうも結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期担当の模造紙です。
裏方の支えなしでは物語は紡がれず、主軸とは別で起こっていた出来事を視点・時代を行きつ戻りつ構成しながらシナリオ全体が補完されていくという、ゆゆゆの面白さが改めて感じられた今回のお話。
正直、2期本放送時から間が開き過ぎて、夏凛のくだりは「どのへんの話?」ってなっちゃったのは私だけじゃないはず…。
2期勇者の章の記憶が朧気で、これじゃいかんと勇者の章の後半部分を見返したら友奈が夏凛に真実を伝えられない箇所とか感極まっちゃってもう!
話タイトル「真の友情」や神婚についてなど、8話の気になった点について語って参ります。
アニメ勢への大きなネタバレを控えての記事となりますので、ご了承ください。
目次
大満開の章9話は2期勇者の章4話&5話のお話
9話はくめゆ視点でスタートの後、場面転換しての夏凛のお話で2期のどのへんを補完していたのか分かり難かったですね。
これに関しては、勇者の章4話と5話の時系列が今回9話に該当します。
友奈の記していた御記を勇者部が読む部分や神婚をカミングアウトする場面など、判断しやすい箇所が所々に。
友奈に痣が出現し、打ち明けようとすると相手に災いが起きてしまうため、言いたくても言えない、ひとりで抱え込む状態を余儀なくされてしまう。
相手を想いすぎるが故にすれ違う友奈と夏凛、そして勇者部の面々。
このへんは何回見ても胸が締めつけられ、友奈の神婚阻止を誓うまでの流れが熱すぎて…!!
同時期に防人隊にも神婚の儀防衛の任務が言い渡され、2つのチームの物語が結び付き最終局面へと雪崩れ込む準備も整い、次回は天の神顕現後の最終決戦の裏側が描かれそうです。
真の友情、三好夏凛と楠芽吹
他の勇者候補生を押しのけて勇者になった夏凛と、その最大のライバルであり勇者になれなった芽吹。
現在は勇者と防人という違う立場での再会だけど、友奈の件で落ち込む夏凛に対し芽吹の荒々しい叱咤と喝(肉体行動)が最高にカッコ良かったです。
▲アクロバティック…!!
最終決戦時に夏凛が奮起することになった理由と、同時に芽吹の人間的な成長も見て取れて良い補完になっていました。
勇者部と夏凛って穏やかな心地いい陽だまりのような関係で、対して芽吹と夏凛は拳と銃で語り合う(物理)でこの2人の間でしか分からない関係性というか波長を感じます。
精神的に憔悴しきった夏凛が立ち直るのに必要だったのは、優しい励ましとか隣で一緒に泣くことじゃなく、自尊心を刺激して鼓舞してくれる存在だったんですよね…。
夏凛よかったよね。あの時芽吹に会えて。
芽吹みたいな子がいないとどうにも立ち上がれない時ってあるし、この2人の関係はお互いを尊重し合う好敵手でありなから、友情も着実に育んでいるって感じでくすぐったいです(笑)
▲今回、夏凛の表情の変化がすごくキレイで丁寧に描かれてたなー
結局、神婚とは何なのか…
勇者の章時点でも「神婚」がイマイチよく分からず、ぶっ飛び思想に置いてけぼり感を食らっていた私です。
えぇ、4年後の今もよくわかっていませんw
神婚とか厳かに表現しても結局は生贄
作中では小難しく遠回しで極力直接的な表現を避けて語られていましたが、つまるところは生贄とか人柱なんですよねー…。
御姿となり限りなく神に近い存在の友奈が神樹様と結合すると神樹様の寿命も延び、人類は神樹様の眷属となるという…何だよそれ言い回しがそもそも胡散臭い。(実際、信仰心の篤い人から小麦化することになるし!)
やっぱり巧い話には何かウラがあるってだけでしょうが。
高嶋さんが神樹様の一部になったのとは何が違うのか?
前回、落命した末に神樹様に魂は救われ一部となったことを明かした高嶋さん。
アニメでは明言されていませんが、高嶋さんが神樹様と結びついたことにより神樹結界が強化された事実があり、強力な勇者を内に取り込むことで神樹様の生命力がパワーアップするのは正しいのでしょう。
しかしながら、高嶋さんが神樹様の一部になったことと友奈の神婚って一体何が違うのか?
神託で友奈を指名していることや、高嶋さんと友奈は神様視点だとだいたい同一人物って点からも、単純に友奈(と高嶋さん)がお気に入りなんだろうな…ってのは分かり過ぎる程わかる(笑)
勇者適正値が抜群に高く、魂の持つ波長か何かの要素が神樹様とガッチリ結合しやすいってことなのかな。
高嶋さんの場合は、肉体が人間だったから神婚にはならなかったけど、友奈は肉体も神樹様から与えられたものだから神婚のお相手として認められたと考えるのが良さそうですね。
実は神婚は確定されていた?
人間とは歳をとるスピードも寿命も違うだろうけど、神樹様の寿命とかって突然降ってわいた話じゃないだろうし。
前回、友奈は高嶋さんをそのものを生み出そうとして作った存在と考察したことを踏まえると、実は最初から神婚の対象として友奈が存在させられていたって解釈もできるのかなと。
神樹様の確かな意志が介在して友奈が生まれたのは間違いなさそうだし、オリジナルの高嶋さんは魂だけでも一緒になりたいってくらいご執心なら、神樹様の力を以ってすれば未来の嫁を自分で作るとかやりそうじゃないですか…?
ありそうで怖い。
タイミングが良すぎる逸材登場!って出来過ぎだし、やっぱり偶然じゃなく神樹様がちょいちょい介入した結果なのかな。
自分で書いておきなが人類を救うために神様と結婚させられるために生を授けられたとか、えぇェェェェ(゚Д゚;) 何その鬼畜&鬱展開…。
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期9話感想
完成型勇者の復活! やっぱり夏凛はこうでないと!!
芽吹もそうなんだけど、夏凛も精神面や感情面の成長が著しいキャラですよね。
とても人間的で共感しやすいのが魅力的でゆゆゆは特に推しがいるわけじゃないけど、勇者部なら夏凛が一番好きかも。
あ、あと今回の夏凛ですけど視力めっちゃええな!ってなりませんでした?(笑)
結構な距離あっただろうに芽吹のこと見つけてましたよね!
冷静に考えたら勇者装備で五感強化されてるためかと思いますが、シリアスなシーンで思わず突っこんだよ(笑)
とうとうクライマックスに突入、物語は友奈奪還の佳境へ入りますが、次回は防人戦闘がメインなのかな。
裏側で何が起こっていたかとか、メインストーリーとサイドストーリーが交錯する瞬間とか大好きなので、面白い仕掛けを期待しています!
それでは次回もお会いできますように!
▼ゆゆゆ2期&3期の記事はこちらにまとめてあります
▼当サイトでは他にも多数のアニメを考察しています!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11