はいどうも! ロシアスキーでございます!
今回、Netflix配信作品『7SEEDS』のセカンドシーズンの記事を担当させていただくことになりました!
こちらはNetflixにて2019年6月28日より配信されていた『7SEEDS』のファーストシーズンの続き。
2020年の3月26日から配信が開始されました!
物語が丁度盛り上がり始めたところで引き……! からの続きとなっておりますのでまさに盛り上がりは最高潮!
ここでは7SEEDSの13話から最終回までの物語のあらすじと感想などを書いていこうと思います。
記事を見る際はどうぞご注意くださいませ。
目次
『7SEEDS』ネタバレあらすじ
まずはこの7SEEDSのセカンドシーズン。こちらのあらすじを軽くまとめていきたいと思います。
花の存在の大きさを改めて実感する秋のチームの面々、そしてハルたち。
新巻は花の捜索へと向かうことを決め、あゆもそれに同行することとなる。
放浪する涼と安居であったが二人は偶然にも夏のBチームと遭遇することになり、行動を共にする。
緊張感の無いBチームの面々に対してさまざまな試験じみたことをする二人。
そんな生活の中で安居はナツに茂の面影を重ねていき、涼はそんな安居を気にかける。
一方の花は激流に流されるものの無事に一命を取りとめ、単独でサバイバル生活をスタートする。
さまざまな生物や自然に触れる花の中では未来の世界への思いに変化が生じていた。
自分に懐いてくれた動物達と共に生きていく花であったが……。
藤子とちさと再会した際、自分の軽率さからその動物達と別れることになってしまう。
自分の行いとその軽率さを悔いる花であったが、その出来事を経て更に強く生きることを決意する。
それぞれのチームが逞しく生存していく中、夏のBチームは未曾有の危機に巻き込まれることになる。
潜水を行っていた嵐は夏のBチームの面々とはぐれ孤立してしまう。
そんな嵐を探すBチームの面々は、とある船を発見する。
富士号と呼ばれるその船の内部を探索する一同であったが、船は急に状態を変更。
いわゆるFLIPの如く90度回転し、縦になる形になる富士号。
その状態の変更に伴い、ナツもまた船内で孤立することになる。
ナツの救出を含め船内探索を続ける一同。牡丹と螢は残されていた映像から衝撃の事実を知る。
富士号内部では艦長以下、乗員が絶望し混乱からの暴動が発生。
艦長もまた『救いのない世界からの救済』として日本に向かってのミサイル発射を実行しようとしていたのである。
不幸にもナツたちが船内に入ったことにより、停止していたミサイル発射のプロセスは再起動。
牡丹と螢は発射をなんとか中止しようと行動を開始する。
一方、蝉丸と合流した涼はまつりを含む三人で行動。
窮地を乗り越える中、蝉丸の言葉などから涼の中での常識は変わり、行動にも変化が生じる。
同じように、嵐と合流した安居は窮地に追い込まれるが、ナツに救助されることになる。
三人で行動している中、嵐とナツに過去について話す安居。
二人は安居の悔恨を払拭することを提案し、その行いは安居の心も癒していく。
そうして、一同は合流することになるが、ミサイル発射は既に阻止できない状態であった。
ナツ、嵐、蝉丸、安居の四人はミサイル発射を手動で停止しようとする。
だがそれも成功せず、一同は脱出を優先することを決める。
迫るタイムリミット。船内に蔓延していたバクテリアも活性化を始める。
まさに逃げるように船から脱出しようとする一同であったが、怪我の功名か、バクテリアが船内の機能を偶然にも停止させるに至る。
結果として日本を守った一同は、暗い船内から脱出し、美しい太陽の輝きに包まれ、決意を新たにし船出するのであった……。
というのがあらすじになりますね。
では続けて語ってまいりましょう!
7SEEDS(二期)の感想
さてまずは7SEEDS二期の感想なのですが……。
いやもうこれは本当に面白かったと言わざるを得ない!
特に富士号潜入後のストーリーは手に汗握って見入ってしまいましたねぇ!
正直最初は安居と涼がナツたちに合流した瞬間。
『アァァァッ! これヤヴァいやつやぁ!』っても思ったんですけれども。
涼が独断行動としてさまざまな『試験』を課していく中で次第に変化が生じていき。
安居もまたナツと嵐によって変わっていく。
なんと言いましょうか……おちこぼれチームが、選抜チームの二人の欠けていた部分を埋めていく感じでしょうか。
まさしく二人が人にしっかりと向き合い触れ合い成長していくというのが描かれていく。
見ていて不安が次第に期待と安堵に変わっていき……そしてクライマックスの開放感。
でそこでラストに『あれこれ夏のBチームが現状のまま花ちゃんたちと出会ったらどうなっちゃうんだ!?』と再度不安になった……。
所でエンドロールっ!
『えぇええええええここで終わるのぉぉぉぉおっ!?』って衝撃の叫びですよね。
一期ではさまざまなチームに焦点が当たってたのでちょっと物語の進行速度や理解度に不満もあったのですが。
二期では焦点があまりブレないこともあり物語に集中することができましたねぇ。
ただその分ハラハラ具合も増しており、見ていて落ち着かない部分もあったのですがw
なんでしょうね、スリルというか臨場感といいますか。
そういったものを十分に堪能させていただきましたねぇ。
やっぱり群像劇とはいえ主要登場人物が多いと情報が溢れてしまいますから。
二期はそういう意味では非常に作品のバランスが良くなっていたと思いました。
ただコレに関しては一期がちょっと……というよりは。
そもそも二期までを想定しているからこそこんなバランスになっていたってことなんでしょうけれども。
でもそれ踏まえて見ると一期も十分に楽しめると思うんですよね。
だからなんでしょうね……。
『7SEEDSアニメ版は二期までで完成する!』とでも言いましょうか。
ただ本当に全編通してみると、『あ~見たわぁ楽しんだわぁ』ってなるんですよね。
と感想をまとめつつ、気になる部分についても語ってまいりましょう。
7SEEDS計画の『欠陥だらけ』っぷり
まず私が語りたいのはこちら。
『7SEEDS計画のムチャっぷり』についてですね。
もうコレに関しては一期時点から感じ取っていたことなんですけれども。
『この計画自体もうガバガバすぎて突っ込み所しかないんですけど!?』ってことですよねw
選出メンバーにはロクすっぽ説明しない。
冷凍睡眠からの目覚めるタイミングもバラバラ。
装備だってしっかりしたものがあるわけでもない。
計画を立案した人間本当に人類の種存続する意図あったのか!? ってくらいにもうポンコツな計画なんですよねぇw
ただこれももしかしたら意図があってそんな計画なんじゃないのかと私も考えまして。
もしかするとこの7SEEDS計画は単純に『未来に人類を残す』というだけの計画ではなくって。
『未来がわりと絶望的状況なのを想定して、人類をその環境に適応させる』という狙いがあったのではないでしょうか。
あえて苦難を経験させることで進化を促す、みたいな?
そんな側面があったんじゃないかと思うんですよね~。
まぁこの予想がドンピシャでなくっても。
なんらかの『含み』があったんではないかと。
じゃないとここまで各チームの状況をバラバラにしないと思うんですよ!
……まぁ実も蓋もないことを言ってしまえば。
『作品としての盛り上がりのための仕掛けです』と言われてしまうともうそりゃそうだよね、としか言い様が無いんですけどw
……その辺りはこの後のエピソードで語られることがあるんでしょうか、あったんでしょうかねぇ……?
世界の状況について
つづいて語りたいのはこちら。
『7SEEDS世界の状況について』ですね。
っていうのは、このシーズン2で出てきた『富士号』を見るに。
やっぱり隕石衝突に際してさまざまなトラブルといいますか。
人間ドラマとでもいいましょうか……多くの出来事があったんでしょうねぇ。
例えばなんですけど、富士号の中で起きたような混乱とかって多分世界各国どこでもあったと思うんですよ。
絶望の中にささやかな希望を持ちながら懸命に耐え忍んでいたとしても……。
状況が改善されることなく追い詰められていけば、狂気に囚われてしまうということですね……。
それでですね。この作品の中ですといわゆる『7SEEDS計画』は日本の計画で。
ちょっとだけ語られましたけど、他の国ではまた他の国でさまざまな計画などが立案されていたりするということで。
それはつまり他の国でも恐らく『未来への生存者』と『未来にたどり着けなかった人たち』という立場の違いがあるはずだってことなんですよね。
そうなると……またほかの国の生存者達も。
『意思を引き継ぎ覚悟を決めている』という状況なのではないかとも思えますし。
また今回の富士号のような出来事があったとすれば。
『そもそも国自体が完全に崩壊しました』なんて可能性もあるんですよね。
いや、日本も物理的に崩壊してましたけどw
もしもこの後ナツたちをはじめとする、日本の生存者たちが外国にいったり、外国からの生存者の登場があるとすれば。
……案外に、共存なんてできなくて互いに敵対姿勢を見せることになったりするのではないでしょうか……。
あとは、他国の崩壊した様子が描かれてそれを目にしたら。
『あっ……』ってなっちゃいそうなんですよねw
もうこの地球が本当にもう厳しい状態なんだなぁ、っていうのを画で実感させられちゃうと思うんですよ。
……ただまぁそういう絶望もまたキライじゃないんですけど!
何はともあれ。おそらく今回の富士号のような出来事は世界中で発生しているでしょうから。
『7SEEDS世界の地球は本当に地球単位でヤバいことになってるぞ!』と。
私はあらためてこう思いましたね!
残ったままの謎について
続いては、未だに残ったままの謎についてちょっと語ってまいりたいと思います。
『百舌』の正体と思惑について
まず語りたいのはこちら。
『百舌』の正体とそこから見える思惑について、でございます。
今回ふんわりとその正体が明らかになった百舌。
その正体は、安居たちの指導役……教官でもあった『要』という人物でございました。
そんな百舌は教官時代、花の父親である貴士に対して。
『全体の中の一部が優秀、というチーム構成の場合どこかに一人タヒ神を入れるべきである』という持論を語っておりました。
これは一体どういうことなのか、という点について考えていきたいと思います。
まず私としては『全体の中の一部が優秀』というチーム構成がバランスがいい、という百舌の言葉。
これについては納得できるんですよね。
船頭多くして船山に登る、ではないですが。
優秀さ、カリスマ性のある存在が複数いるとどうしても派閥争いが発生したり。
指示系統の混乱が起きたりしますからね。
なのでその部分については納得できるんですが。
そこから先、『タヒ神を入れること』について疑問が生じるんですよ。
多分なんですけど、その理由っていうのは『カウンター』としての役目。
集団のトップの暴走を抑止する為に、ってことだと思うんですけど。
でもそれだったら、『各チームに一人抑止力を入れる』でもいいと思うんですよ。
そもそもどこかのチームに一人だけ、ってことだったら。
全チームが合流できなかったら入れる意味ないと思うんですよね~。
ただまぁコレに関しては他でもない百舌がタヒ神のポジションってことでしょうから。
自分が上手く立ち回ればいいか、くらいの考えだったのかもしれません。
とはいえチームが合流できない可能性ってのは当然ある訳なので。
そこをどうするつもりだったのかという疑問は残ります。
……これはあくまでも私の予想ではあるのですが。
百舌は教官の立場ながら未来へと生き残った人間ですので。
もしかするとですよ?
『未来世界で全チームと合流する方法を知っていた』あるいは『7SEEDS計画の全容を知っていた』という可能性があるのではないでしょうか?
もしもそうだとすれば、百舌はいわば『全チームの監督役』ともいえるようなポジションとも考えられますし……。
そうなってくると『百舌って何か企んでそうじゃない?』っていう発想にまで至りますが。
この辺りはまぁこの後に描かれることがあるのかないのか、っていう点ですが。
この百舌というキャラについてはまだまだ謎が多い、って感じですねぇ……。
……最悪百舌が7SEEDS計画の主導者ってありえるのかな?
夏のBチームの選抜理由
続いての謎はこちら。
夏のBチームのメンバーの選ばれた理由ですね。
っていうのも、他のチームのメンバーを見ると分かるんですけど。
他のチームのメンバーって、結構『選ばれる理由』ってのがハッキリしてるんですよね。
スキルであったり身体能力であったりカリスマ性であったり。
そういうものがハッキリとしている。
それに比べて夏のBチームの面々って、スキルこそあっても、やっぱりどこか選ばれる理由っていうのが希薄な感じなんですよね。
「いや、おちこぼれっていうテーマで選ばれたんでしょ?」って思われるかもしれませんが。
それだって、いくらでもおちこぼれ・素行不良の人間っていると思うんですよ。
そんな中でなぜナツたちは選ばれたのか?
ここに関して未だに謎があると思うんですよねー。
これもあくまでも私の考えなんですが。
もしかすると『ナツたちには特別な選ばれる理由があった』のではないかな、と。
だからこその選抜だったのではないかと思うんですよ。
まぁそう言ってもそれがどういった理由なのか、っていう点こそが謎のままなんですけれども。
個人的に思いついたのは「たくましさ」なのかな、って思うんですよ。
おちこぼれチームだからこそ、『どんな状況でもあきらめず、状況打破のために動ける』という。
『生き残るためならどこまでも足掻く』という素質を重視されたのかな、と思いまして。
実際今回のこのシーズン2では夏Bチームの生存力みたいなものも描かれていましたし。
これ案外当たってるんじゃあないかと思うのですが。
……まぁこれについても答えは描かれているのかどうか。
そしてアニメにて描かれることはあるのか。
これはまぁ不明なのですが……w
シーズン3製作の可能性について
さて色々と語ってきた7SEEDSについてなのですが……。
ここでは『シーズン3製作の可能性』について語っていきたいと思います。
……実際のところアニメ作品で三期製作って結構自力がないと難しいといいますか。
昔はそうでもなかったんですけどねぇ……昨今は放送枠だの予算だの人気だのと色々な事情もありますので……。
この7SEEDSに関して言いますと……。
まずアニメ版のラストから考えると『続きは作れそうだけど終わり方もキレイ』なんですよね。
要するに続編のアリナシで言うならどちらもありえる、というところです。
そして単純に『三期が製作されるだけの反響があったのかどうか』という点についてですが。
……いや私としてはおもしろかったと思えますし胸を張ってオススメもできるんですけれども。
やはり三期となるとなかなか製作に移られるってのは……難しいと思うんですよねぇ。
ここ最近で三期をやった作品っていうのを思い出してみても、やはり相当な人気のある作品ばかりですし……。
なので私個人の予想といたしましては『さすがに三期は難しいかなぁ……』って感じですね~。
もちろん、三期やってくれるなら喜んで見ますけどね!
だって花ちゃんと嵐くん再会してないし!
あと個人的には蝉丸とナツの恋愛模様も気になるし!
ということで三期に関しては難しいと思いつつも期待もしつつ……ということで!
……いや実際三期やってくれたら嬉しいんだけどなぁ……!
原作ストックはある?
どうも、当サイト運営者の小鳥遊です。
原作漫画のストック的には続編制作が可能なのか、加筆させていただきます。
7SEEDSの原作漫画は、全35巻で完結済みです。大作ですね!
そんな中、アニメ2期最終回まででどこまで進んだのかと言うと…
原作ファン曰く、22巻の序盤ぐらいまでなんだとか。
一期のダイジェストぶりにガッカリきてる原作履修済民、
二期はスピードが半分以下になり
だいぶ進みが丁寧になって各キャラの掘り下げがちゃんとしてますよ!!!
一期は16巻途中までぶちこんでたところが
二期は22巻途中ぐらいまでです。
絵も原作には似てないけどマシになってます
#7SEEDS— スターバックスうどん (@starbacks_udon) March 31, 2020
昨日から配信スタートした #7seeds パート2一気に見てしまった。漫画だと16巻の半ば〜22巻辺りかな。なかなか良かったと感じたのは、たぶん、キャラクターの成長がきちんと描かれてたから。パート1は駆け足でほぼ人物紹介と状況説明で精一杯だったもんね。
パート3では終わらなそうだが4もあるかな。— ちゃお吉 (@chaokichikichi) March 27, 2020
つまり、ストックは約14巻分。
ストック的にはシーズン3も問題なく制作できそうですね。
にしても、1期で16巻分も進んだのに、2期は5巻分だけって笑
まあ2期のペースが普通なんだけど。
1期はカットされまくってる感が強くて、2期は丁寧に描かれてた印象でしたが、そりゃあそう思いますわな。
こんなペース配分をしてるアニメは他にないんじゃないだろうか笑
2期部分を描きたくて始まったプロジェクトって感じだったのかもしれませんね。
NETFLIXアニメの傾向から考える
続いてNETFLIXアニメの傾向から、シーズン3の可能性を考えていこうと思います。
3期まで配信されているor制作が決定している日本産のNETFLIXオリジナルアニメの数で判断してみましょう。
調べてみたところ、3期まである作品は以下の通りでした。
この1作品のみですね。
2期まである作品は7SEEDS含め9/15作品と多いのですが、3期までとなるとやはりハードルが上がるということなのか…
まあ、NETFLIXが日本産アニメに力を入れ始めたのが2018年頃からと日が浅いのも大きな要因の一つでしょうが。
とはいえ、これを現時点でのNETFLIXの傾向として考えると、7SEEDSシーズン3制作の可能性は低いと言えるでしょう。
視聴数が爆発的に多い人気作品であれば話は別でしょうが、7SEEDSはそういう感じでもなさそうですからね…
2期の続きが知りたければ、原作漫画を読むしかないのかもしれません。
▼2期の続きを読みたい方は22巻から!
とはいえ、あくまで予想ですので、3期が制作される可能性もなくはないと思います。
2期が発表されたのは1期配信の4か月後なので、7月・8月頃にいきなり3期の発表がくるなんてことも…
逆にそのタイミングまで発表がなかったら、3期はないのかなーと思い始めるべきかもしれませんね。
個人的には大好きな作品なので、3期があることを願い続けます!
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