どうも、最近めっきり暑かったりかと思えば寒かったりで体温調整に困るロシアスキーです!
私が愛するロシアは過ごし易い気候なのかしら!?
今回はNETFLIXにて全世界独占配信中、BONES×村田和也監督の超強力タッグが製作したバイオSFアクション!
『a.i.c.o. incarnation』の解説・考察・感想記事を書かせていただけることになりました!
「これこれこ~いう作品あるんですけど、記事書きます?」とお話を頂き。
「あ、ならせっかくなんで是非是非」と軽い気持ちで視聴してみた所……。
もうね、ドハマりですよえぇ。最終話は涙が溢れてしまいました……。
この作品、3月9日の配信開始以来結構な反響が。
重厚なシナリオ、それに伴いガッツリ練られた設定の数々。思わず唸るシーンの数々……。
いや本当にいい作品なのですが。いかんせんちょいと設定とかが複雑。
だったら解説・考察の実力の見せ所でしょうさ! と気合を入れ。
もう全話見たぜという方にも納得していただける解説・考察を書かせていただきたいと思います!
というわけでコチラの記事は解説・感想編となります。考察編は後日!
▼考察編も完成しました!
目次
二人の『橘 アイコ』の状況
この作品最大にして最後の大仕掛けの一つ。二人のアイコちゃんの存在のミスリード。
実は要所要所で伏線は張ってあったのですが私もそれに気づいたのは二週目以降……。
初見の視聴者は多分皆そのミスリードに引っかかり「やられたっ!」となりその後の展開にハラハラしたことでしょう。
でも思い出してみると……アレ? え? あれれ? な~んて混乱を起こしかねない二人のアイコちゃんに起きた出来事。
改めてここで解説いたしましょう!
1:事の始まり 交通事故
そもそもの始まりはアイコちゃんがお父さんと交通事故に遭ったことによります。
この時のアイコちゃんは当然生身。いわゆる本物のアイコちゃんということですね。
以下この解説において、「生身の脳を持ち、生身の肉体を持つアイコちゃん」をアイコちゃんAとします。
アイコちゃんAは交通事故でかなりの大怪我をしてしまいました。そこで由良俊英や伊佐津恭介らはとある治療を行います。
2:人工生体による治療
その治療とは人工生体を用いた脳の交換手術。その為に作られた「人工生体脳を持ち、人工生体の肉体を持つアイコちゃん」をアイコちゃんBとします。
アイコちゃんAは本当の肉体に人工生体の脳を。アイコちゃんBは人工生体の肉体に本当の脳を持っていることになります。
すでにこの辺で混乱しそうですよね……。
そしてその手術の時にバーストという事件が発生してしまうのですが。
バーストについては後ほど解説をするのでここでは割愛させていただきます。
3:日常に戻ったのはアイコちゃんA
そしてここがミスリードを引き起こす根幹でございます。
普通なら……常識ならこう考えてしまうのですよ!
「肉体が損傷しているのだから人工生体の体に生身の脳を移植されたアイコちゃんBが日常に戻るはずだ」と!
だって交通事故で怪我してる本当の肉体はそれこそ病院で治療をするべきだと誰もが考えますもんね!
事実作中前半では神崎君たちによってそういう説明もなされますし、カーボン・ナノ・ストラクチャーという要素まで使って視聴者にその印象を植え付けているのですが。
ところが事実はそうではなく「生身の肉体に人工生体の脳」のアイコちゃんAこそが日常に戻っているのです。
この予想と真逆ということが視聴者に衝撃を与えるわけですが……その分混乱も大きくなりますよね。
とはいえよくよく考えればそりゃそうなんですよ。そうじゃなきゃバースト時のマター化現象が説明できないんです。
ですが筋の通った作中前半の説明によりその違和感に気づけないまま視聴者は後半まで来てしまっているのです……。
4:元通りの肉体に
そうして迎えたプライマリ・ポイントでの手術。二人のアイコちゃんはその脳を交換してそれぞれ元の身体に戻ります。
この時最初に手術を終えて出てきたのはアイコちゃんAとなります。その後アイコちゃんBも見事に生還するわけなのですが。
ラストで母親と弟君に挨拶するのは……アイコちゃんBです。なぜなら偽物の脳がアイコちゃんBに戻っているから。
母と弟を助けるために行動していたのは、それまで人工生体の脳を保持し、生身の肉体を持っていたアイコちゃんBなのです。
だからこそ最後に一言会話を交わしていった。
そうすることがアイコちゃんBへの救いになると……。他ならぬアイコちゃんAが思ったから。
アイコちゃんAはアイコちゃんBに……最後に家族と会話することを後押ししてあげたのですよねー。いやぁアイコちゃんホンマええ子や……。
そして日常には今度こそ「本物の脳に本物の体」を持つアイコちゃんAが戻るわけですね。
う~ん。書いていても混乱しますねこりゃw
5:簡潔にズバっと説明してよ
な~んていう皆さんの声も聞こえてきそうなので。もう思いっきりざっくり説明しますと。
『生身のアイコちゃんは事故の後に人工生体の脳で日常生活へ戻っていた』
『人工生体のアイコちゃんは事故の後に本物の脳でプライマリポイントに残っていた』
こういう覚え方で間違いないですw それを念頭に置きながら物語を見れば納得できます!
スポンサーリンクカーボン・ナノ・ストラクチャーって結局何?
ここからは技術的な物も解説を。まずは上記のミスリードにも一役買った『カーボン・ナノ・ストラクチャー』!
これについて解説しましょう!
その正体とは
分かりやすく言うのであれば『人工生体用強化物質』というものであります。
もう少し詳しく言うのであれば『人工生体に対してカーボンによるナノ構造体を構築することで強度を増す物質』あるいは『その技術』ということです。
更に細分化いたしまして……『ナノ構造体っちゃ何者なのよ!?』という部分ですが。
ざっくりいいますと『1mmの1000万分の1スケールの構造体』というもので。具体例はナノチューブやナノワイヤーなどなど。
この作品の世界観などにあわせて解説を行うのであれば……。
『炭素によって作られた超極小の構造体を人工生体の中に作り上げ、その強度を増す』という技術となります。
この強度強化は相当強いようでただの女の子のアイコちゃんが片手で武器を抱えて二丁拳銃ならぬ二丁ライフル的なことも出来ちゃうほど。
ただ問題点は……このナノ・カーボン・ストラクチャー。生身の人間の身体には投与できないとの事。
じゃあ何で本物の肉体持つアイコちゃんがそれを投与されていたのかと言いますと……。
次の項目のセル・アセンブラが関係してくるんですねー。
じゃあセル・アセンブラって何?
生身の肉体のはずのアイコちゃんにカーボン・ナノ・ストラクチャーの反応が出ていた理由。
それは投与されていた『セル・アセンブラ』が関係していたのです。
作中で遙香さんが言っていましたが、事故の治療の為にアイコちゃんの本物の肉体にはセル・アセンブラが投与されていました。
そのせいでアイコちゃんの体は『部分的人工生体』とでも呼ぶべき状態になっていたのです。
故に人体に投与できないナノ・カーボン・ストラクチャーが投与でき……人工生体の様な肉体への反応も出てしまっていた、ということです。
その正体は?
『じゃあさ、セル・アセンブラって結局何~?』という声にお答えするのでしたらば。
『人工生体の細胞分裂を促したり、新陳代謝を促進したりするナノマシン』というのが答えとなります。
おそらくですがカーボン・ナノ・ストラクチャーは人体に投与できずとも、セル・アセンブラは投与が可能なのでしょう。
あるいは機能強化版であるセル・アセンブラ2。もしくはセル・アセンブラ3ならば、ということかもしれませんが……。
そうしてセル・アセンブラを投与され部分的人工生体になっていたアイコちゃんだからこそカーボン・ナノ・ストラクチャーも投与できた。
故に作中後半に明らかにされるまで、仲間たちも視聴者たちも本編で動いていたアイコちゃんを『人工生体の身体を持つ』と勘違いしていた、ということへと繋がっていきます。
スポンサーリンク本物のアイコちゃんの肉体
最終話で無事に本当の肉体に本当の脳が戻り日常へと帰還したアイコちゃん。
その平穏な日々の中、お母さんの料理の手伝いをしていたアイコちゃんはちょっとした不注意で手を怪我してしまいます。
そう……今度こそ本当に。アイコちゃんは日常を取り戻したのです。
投薬の影響は?
ちょ~っと待ったぁ! 作中活動していたアイコちゃんの肉体が本物で。
セル・アセンブラやカーボン・ナノ・ストラクチャーを投与されていたのに!
何で最後にその反応が出なかったのさ!
そうお考えの方いらっしゃると思います。これについて解説を少々。
これ……実は奇跡的な何かとか不可思議な力とかそういうのがあったわけではありません。
推測なのではありますが……。恐らくその二種の投与をしなくなった為に自然とアイコちゃんの肉体は本来の……。
『正常なる人間の体』に戻っていっただけのことなのです。
「え? どういうこと?」と思いますか?
セル・アセンブラの機能には「新陳代謝」を促す機能があります。
新陳代謝とは生き物が必要なものは取り込んで、不要なものは排出する現象のことです。
つまり体の中に入っていたカーボン・ナノ・ストラクチャーやセル・アセンブラ自身も。
不要物として体の外に出されていったのでしょう。
アイコちゃんはもう怪我もしていません。無理にプライマリ・ポイントを目指す必要すらありません。
身体機能の強化や怪我をしない肉体など普通の生物には不要なのです。
これから先、平穏な日常を迎えるアイコちゃんの身体は……そうした人並み外れた力を不要と判断したのでしょう。
ある意味では象徴的なワンシーンである、とも言えますね……。
スポンサーリンクバーストとマター
この作品の解説ということでしたらこれは避けて通れませんね……。
そう『バースト』と『マター』です!
バーストについて
公式HPの用語解説によりますと……。
『人工生体爆発的増殖災禍』……う~ん難しい言葉っぽい。
噛み砕くのならば『人工生体が凄まじい勢いで増殖したことによる大災害』くらいの言い回しですかね。
その原因と過程については作中で明言されておりますので簡潔にご説明を。
人工生体のアイコちゃんは手術により脳を交換されてしまいます。
その際に本来の脳である『人工生体の脳』を失ったことによりパニックを起こしてしまい、肉体は異常増殖を開始。
のみならずその人工生体の肉体はマリグナント・マター化までも引き起こしてしまいました。
マリグナント・マター化した人工細胞の急速な異常増殖。それこそがバーストと呼ばれる災害の詳細です。
マリグナント・マター
バーストという災害の重要要素『マリグナント・マター』。
公式HPによりますとその定義は『暴走して人間を襲うようになった人工生体細胞』とのことです。
マリグナントとは『悪性の』という英単語。
そしてマターとは『質量を伴う物』という意味らしいです。
直訳いたしますと『悪性の質量を伴う物』。……う~ん、何かしっくりこない。
あえて言うのならば『悪性の物質』くらいの乱暴な訳のほうがいいですかね。
自分の脳を求めて手当たり次第に人を襲ってしまう性質を持った細胞。
それは襲うということではなく……無くした物を探しているか弱い少女の肉体の当然の反応なのかもしれません。
バースト時に人工生体細胞がマター化しなければ……。
バーストは『バースト』などという名を付けられて大災害扱いはされなかったのでしょう。
ある意味でバーストとはほんの少しのきっかけで起きた、とても悲しい出来事だったのです……。
スポンサーリンクa.i.c.o. incarnation 感想
この作品、クオリティの高さから反響もかなりの物なんですよね~。
「A.I.C.O. Incarnation」めっちゃ面白くて好き過ぎてもう3周して4周目突入しようかどうか迷ってるところなんですが、いかんせん観たという人が少な過ぎるし、感想もどちらかと言えばネガティヴなほうが多いしで、こんなにどハマりしてるのもしかして私だけなんじゃないかという気がしてきた。
— ちかこ (@shiode123) 2018年3月20日
a.i.c.o. incarnation、観終わったが面白かった。本物の脳と作り物の体を持つ「わたし」と、作り物の脳と本物の体を持つ「わたし」が同時に存在したら、前者が本当の「わたし」で、後者の「わたし」は偽物であると言い切れるのか?という、刺激的な物語。
— みつばかいどう (@mitsubakaidou) 2018年5月4日
ハマる人はとことんハマるタイプの作品と言えますね。
何度も何度も見ると細かい発見が見つかってきてなお面白くなるタイプといいますか。
『A.I.C.O. -Incarnation-』を観た。字幕だけでなく音声でも英語に対応していて、市場拡大への意欲が見える。すでにツイッター上でも英語圏の視聴者が感想をつらねている。
— のりじぇんぬ (@norijenu) 2018年3月14日
A.I.C.O Incarnation is so interesting, I'm at ep 2 now and I'm getting the chills.
— ⌘ markusoo ⌘ (@maekurs) 2018年4月25日
全世界独占配信とHPで告知しているだけあって海外からの反響も……!
この作品海外ウケ良さそうですもんね。
A.I.C.O. Incarnationの聖地に来ております pic.twitter.com/P4bBnu90JE
— komodo=san(3勝0敗) (@KD_S) 2018年4月30日
聖地巡礼する人もあり。こういうのも日本を舞台にしてるからこそですかね。
以下ロシアスキーの感想です。
いやぁとにかく面白い! 面白いっていうか惹き込まれる!
多分なんですけど探そうと思えば粗とか探せるんですよ。
設定が練られている分、恐らくとにかく細部を突きまくれば多分矛盾点とかあると思うんですよ。
でもその練られた設定とシナリオがとにかく噛み合うんですよ!
序盤はじりじりと謎が増えていき日本の危機的状況やアイコちゃんの置かれた状況が理解できていく。
中盤以降その謎が不安を増幅させていくのですが、続きが気になってしまいついついもう1話もう1話と視聴が止められず……。
そしてクライマックス。どんでん返しが雪崩の如く畳み掛けてきて視聴者は翻弄されつつも全ての出来事が結ばれるエンディングへと引きずり込まれていく……!
本当に中だるみせず一気に見てもそれが苦にならない!
丁寧に……とにかく丁寧に作られたアニメとはこういう作品を言うのだなぁと。
そう思い出させてくれる珠玉の一品でございました……!
ただちょっと理論的部分が難解だったりショッキングなシーンもあったりするのですが。
本当にハマる人にはとことんハマると思うので! もっともっと多くの人にガンガン見ていただきたい作品でございましたね!
ということで解説・感想編はここまで!
後日執筆予定の考察編では、明言されないままだった色々なことを私なりに考察していきたいと思います!
そちらの記事もどうぞよろしくお願いいたします!
▼考察編が完成したのでこちらも是非!
なお、この他にもわからなかった点、分かりづらい点がありましたらばコメントをいただければ可能な範囲で解説したいと思いますので!
ぜひぜひコメントいただければ、と思います! ロシアスキーでしたっ!
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コメント
こんにちは
この記事が読んだ人が勘違いしそうになる箇所があったので、訂正させていただきたい。
5のざっくり説明をするという部分の「本物のアイコちゃんは事故のあと人工生体の脳で日常へ戻っていった」という記述ですが、これは違います。正しくは「本物のアイコちゃんは事故のあと生身の脳と人工生体の肉体で事故現場に残り、偽物のアイコちゃん(作中で戦ったりしていたアイコ)は事故のあと人工生体の脳と生身の肉体で日常へ戻っていた。」が正解です。混乱するような記述はやめたほうがいいですよ。
コメント、ありがとうございます!
改めまして記事を見直したところ、確かに誤解を招く記述でございました。
なので、今回改めて修正をさせていただきました。ご指摘、ありがとうございます。
今後も、自分の技量不足によりこういった記述・表現があるかと思います。
都度ご指摘いただければ、修正をすると共に自身の知識・表現力として学んでいき、また様々な記事に反映しより良い記事の作成を行っていきたいと思いますので。
どうぞ、今後とも鋭いご指摘のコメント等、よろしくお願い申し上げます。
実質今日1日で一気観して、すごい面白かったんですが、設定というかプロットの一つが全く理解できず、ものすごい引っかかりを覚えています。
もしかしたら本編で描写あったかもしれないんですが、なんでプライマリ・ポイントまで遡上する形で進んでいったんでしょうか。
マターの支配領域は「点と線」だったので、なぜ普通に横からや上から空挺でプライマリ・ポイントまで向かわなかったのでしょう……。空挺だといきなりクライマックスですけど。マターが上空への攻撃能力を持つとはいえ、明らかに遡上するよりはリスクが低いように思いますし。
実質的に「未踏領域」の上流エリア侵攻のための慣らし運転を目的としていたんでしたっけ。それはそれで(大部分は川と並行して進んだうえで、)たまに横から移動してちょろっと試すくらいだけでもよいような気がしていて……。
個人的に有力に思えた戦術は、先行して全種類の銃弾を積載した無人機でプライマリ・ポイントのマターを攻撃し、有効打を与えた種類の銃弾を記録、その種類の銃弾を重点的に持った状態で空挺降下、ですかね……。遡上する場合と比べて大きく違うのはヘリ1台の有無くらいですが、ダイバーたちに命懸けるのを納得させる程度には資金力あったみたいですし、凄腕ハッカーもこちら側にいましたし、拝借するという手もなきにしもあらずだったと思います。
いずれにせよ、なんで遡上したのかな、という疑問で眠れなさそうです……。
なにかご存知でしょうか。よろしくお願いいたします。
nameless oneさん
コメントありがとうございます!
私のほうでも確認したのですが。いわゆる空からの挑戦に関しての描写は明確にはありませんでしたね。
となると、あとはもう推理するしかないのですが……。
まず考えられるのは、nameless oneさんも仰っているマターの対空迎撃性能。
ヘリコを叩き落せる恐ろしいマターの性能を警戒して、空路はムリである、という話はあるかと思います。
次にエリア3より奥は前人未到のエリアなので、リスク分散の面から陸路、しかも川沿いを選んだ。
これもnameless oneの仰ってる通りの側面もあるかと思います。
エリア3までをコンペとしてテストの現場に利用することにより、慣らしと『予想できるレベルの危機』を踏破したのかな、と。
次に、いわゆる国、そして伊佐津先生のような外部組織に気取られないようにするため、ということもあるのではないでしょうか。
なにせアイコちゃんたちのチームはいわば少数精鋭とはいえ、ちょっとした秘密行動を取っている。
更に、作戦失敗はできない身の上でございますから、空という目立つ移動方法はちょっと美味しくないのではないでしょうか。
実際、アイコちゃんたちは途中CAACの面々に途中で襲われていましたしね。
次に、途中での補給を込みに考えている作戦上、横からのコンタクトも難しかったのではないかな、と思いますね。
逆説的に、リスクを計算し、補給を計算に入れ、目的地までの経路を計算していたのかなぁ、なんて思います。
あとは、そもそもが少数精鋭前提の作戦ですから、ヘリコとか裏道での突入での全滅の危険性よりは。
ある程度計算できる『大きなリスク』のほうがマシだったということなのかもしれませんね~。
って、つまるところメチャクチャハイリスクな作戦だったってことになりかねませんがw
仰ってる有力な戦術ですが。予算、時間、人員、装備について条件を満たせるのならその作戦はかなり有効でしょうね。
ただ怖いのは、マターが変に活性化してエビデンスの結果が変わってしまうことでしょうか。
長々と語りましたが、まとめますと『人員、予算、装備と危険度を秤にかけた結果、あの作戦こそが一番成功率がマシだった』ということではないかと思います。
さっそくありがとうございます!
「外部組織に気取られないようにするため」という視点はすっかり抜け落ちていました。そこが一番大きな要素な気がします。
諸外国含む外部勢力によるプライマリ・ポイントやその他のエリアへのアプローチなどが考えられる中で、貴重な資源の防衛のためにそれなりに政府による監視もあったでしょうし、並行して進む方法も空からの方法も、対人戦のプロからの攻撃リスクがあったわけですね。
逆にエリア内を進む限りは、ある意味でマターに守られる形になる(追っ手もまたマターと戦う必要がある)ため、対マター戦のプロを擁するアイコちゃんチームはむしろ比較的安全に進むことができる、と。
また、その観点からは、「適法」に進む川沿いが確かにベストな選択肢と思われます。
エリア3より奥が前人未到であるというのは、単純にそのようなリスクを負うダイバーがいなかっただけの話で、ルール上は何の問題もなかった(ように記憶しています)。一方で、他のルート(並行or空)であれば、伊佐津先生等が個人的に動かすことのできるCAACの部隊以外の公権力とも衝突してしまう可能性を生むことになるので、それは当然回避すべきリスク、ということですね。
無事解決しましたので、今日はちゃんと眠れそうです(笑)。ありがとうございました。
nameless oneさん
コメントありがとうございます。
ご指摘の通り、国内だけではなく国外にも資源としての人工生体、マターへの監視の目もあったでしょうね。
作中世界の日本の軍事力は不明ではありますが、ダイバーの皆さんがヤバ事慣れしているのを見ると、自衛隊や特殊組織がかなり腕の立つ組織だと考えることも出来ます。
ダイバーの皆さんは対人戦において一歩劣る可能性もありますし、やはり空路はきびしかったのかな、とも思いましたね。
ただまぁ、これは明確に説明をなされていない、私なりの考えなのでw
こうじゃないかな~、くらいに思っていただけると幸いですw
ガンダムビルドダイバーズリライズコラボしたら面白いです。
ロボコラボさん
コメント、ありがとうございます。
正直、この作品って個人的にかなりの良作なので。そういう、コラボに恵まれてほしい、ってのはありますね~!
ただまぁ、大分時間が経っちゃってるから、難しいのかなぁ、なんていう思いも……。
ありがとうございます。
いえいえ、こちらこそ。
コメントに感謝です!