どうも、博多豚骨ラーメンズ担当の汐川です。
前回はほんとに次で解決するの??と心配してました。
https://animedeeply.com/shiokawa/hakatatonkotsu/12568/
そして今回12話で、スッパーン!と気持ち良く終わってくれましたね~!最高に楽しかった!!
ただしやっぱりスピーディーなところがあったので、時系列で整理して振り返りつつ、最終回にして残された謎を含めて考察してみました。
それではさっそく、いってみましょう~~!
スポンサーリンク目次
解決までを時系列で整理してみた
フェイラン(緋狼)が登場してから解決まで、かなりスピーディーでした。
なので、リンちゃん(林)がフェイランとの過去を清算するまでを、時系列で整理して振り返ってみようと思います!
リンとフェイランの再会までの流れ
まず、今回12話の冒頭・フェイランとリンちゃんの再会までをサラッと振り返ってみます!
フェイランがショウワンの倉庫を襲い、華九会VSショウワンになってから休戦の取引がありましたよね。
猿渡とフェイランを「交換しようぜ!」ってしてたやつ。
そして、林憲明さんがコ口されてしまう事件が起こりました。
この事件から、フェイランが実は生きていて、しかもこの博多にいると知ったリンちゃん。
ベスフレ・榎田くんから情報をもらって、フェイランとの再会を果たすことになるわけですが……その後の展開からして、華九会&フェイランの料亭のシーンと猿渡&新田の食事シーンは、ここら辺で起きた出来事だと思われます。
華九会のリーさんがフェイランにウイルスを打たれたことで、華九会はフェイランに協力せざるをえなくなった→リン&馬場捕獲の手助け、檻という名のバトルフィールド()を提供した。
ショウワンとの休戦取引からして、もうフェイランはいらなくなったわけですから本当なら協力する理由がないので、この考え方でいいかと。
で、猿渡を引き渡すはずだったけど実は…という新田無双が起きている頃、リンとフェイランの再会……ということになります。
ここもその後の展開、あとは空模様(どちらも夕方)からの考察です。
馬場&リンの合流から爆発
フェイランから逃げるところまではまさに計画通りだったけど……リンちゃん賢いのにうっかりさんだから……足を挫くとか圧倒的ヒロインッ!!!!
そして馬場と合流するわけですが、そもそも「華九会、全滅させよ!」ってことで動いてたんですよね、馬場。
なので、馬場がセアカゴケグモを付けていたのは、張り込みの際に情報屋である榎田くんと素早く連絡を取るためだったと考えていいと思います。
で、そういうことしてる時に家出したリンちゃんと出会ってしまったもんだから、榎田くんはリンちゃんにセアカゴケグモをくっつけといたっていう。
馬場にもセアカゴケグモ、リンちゃんにもセアカゴケグモがくっついてるわけなので……二人が合流したこと、そしてその後の足取りがおかしいことも榎田くんは把握しているはずです。
というわけで、屋台ラーメンでのシーンになるわけですね。
榎田くんは天才ハッカーですがそれにしたってめちゃくちゃ優秀である。
そしてリンちゃんとの会話を成立させつつ、自分たちの状況を伝える馬場の冷静さもお見事!
かわいい小学生スパイ・ミサキちゃんの演技力をはじめとして、集められたラーメンズたちもそれぞれの活躍をしてくれたおかげのド派手な脱出(救出)劇となりました。
スポンサーリンク猿渡はなぜやってきたのか?
ド派手な脱出劇……そして唐突に現れる猿っち(迫真)
新田の車でやってきたようですし、目的はフェイランです。
新田無双の後、きっと猿っちは「自分でブチのめさないとムリ!!!!ムカつく!!!!」ってなって、とりあえず乗り込むッ!みたいなことでやってきたんではないかと思ったんですが。
馬場に「リンちゃんがやるからダメなの!」って言われたら、驚くほど素直に言うこと聞いて……小倉に帰るという。
いや何しにきたの????と思ったんですが……普通に心配して、むしろ助太刀するくらいの気持ちでいたこともありえたりする……?という。
今まで馬場に助けられたことがあるのもそうだけど、猿っちって馬場が悪いヤツとは思ってないですよね。
フェイランと戦って海に落ちたところを馬場に助けられた時にも、フェイランは強いと忠告していました。
そんでもってあの落ち着いた態度を見ると、フェイランを始末するということだけが目的ではなかったのかも……?と思いました。
フェイラン(緋狼)がリンにこだわった理由
フェイランがどうしてリンを裏切ったのか?というのを、以前考察していました。
https://animedeeply.com/shiokawa/hakatatonkotsu/12245/
やってることだけ見てると、どう考えてもフェイランはめっちゃくちゃに悪いヤツなんですよね。
でも、彼が初めから、根っからの悪人だったわけではないとこの最終回で分かって、ちょっとホッとしました。
それと同時に、フェイランがリンにこだわった理由というのもちょっと見えたかな?と。
親からの愛情を十分に得られなかったフェイランは、人を信じることができなくなってしまった。
そんな時に現れた、自分とは正反対と言えるリンの存在は妬ましくあったけど、だからこそ「俺が持ってないものを持ってるコイツと一緒にいれば、俺が欲しいと思うものが手に入る」って考えたんじゃないかと思います。
フェイランがリンに固執したのは、リンが自分にないものを手に入れる最後の希望だったから。
そしてそこには、地獄を共に耐え抜いた相棒への“友情”もあったでしょう。
でも、フェイランがそれまで歩んできた人生で得たものでは、リンと“仲直り”する方法を探せなかったでしょうし、彼が変わることができないのをリンも分かっていて、あの結果になったんだと思います。
もしかしたら、タヒはフェイランにとっては救いだったかもしれないとすら思うと、やりきれない部分もありますね……。
スポンサーリンク2期への期待→残った問題と気になる点
いやめっちゃ忘れ物してるじゃん2期でやるよってことでオッケーかな????
というわけで、これで続かないわけないじゃん?!というスルーできないほど明確に残された謎と気になった点をまとめてみました。
ウイルス
フェイランは博多に来る前に、“上海の組織”に依頼され、北京でショウワンの幹部をコ口しています。
その時、指輪とウイルスを奪っていました。
フェイランの「ウイルスはもらっていく」というセリフからして、おそらくこれが目当ての依頼だと思います。
それなら、このウイルスは依頼主である“上海の組織”の手に渡っているんでしょう。
ただ、気になるのはここから。
ウイルスと一緒に奪った指輪を、華九会側に雇われたフェイランがショウワンに送りつけましたよね。
すると、それまでは華九会と敵対する構えだったのに一転、ショウワン側は「これはアカン」って華九会と休戦することに。
フェイランが「敵対してる組織」と言っていたので、“上海の組織”VSショウワンという敵対図がまずあるってことですよね。
ショウワンが休戦を決めたのは、華九会が敵対している組織と繋がっているからというだけでなく、奪われたウイルスについて関わっていると思ったから、というのはどうでしょう?
となると、ショウワンの当初の目的と同じように、“上海の組織”っていうのが博多に上陸してくるなんてこともありえるんじゃないですかね?!
リーさん(華九会)
フェイランを騙し討ちしようとしたら、逆にウイルス打たれたでござる。
というわけで、華九会のリーさんの命が危ない!
フェイランと一緒に行動していた華九会のおじさんが、リンちゃんの攻撃からフェイランを庇ったのもこれが理由ですね。
フェイランにタヒなれてしまうと、彼が持っているはずの抗ウイルスが手に入らない。
なので「アイツはコ口させない。リーさんを助けられるのはアイツだけ」ってセリフがある。
華九会はボスのワン(王)が暗サツされてから、リーが実質的にトップって感じですよね。
ってことは、ただでさえ「ボスがコ口されて大変大変~!」って時なのに、ここでリーさんまでタヒんでしまったら華九会この先どうしたらいいの?!って大問題ですよね。
そう考えると、リーさんには頑張って生きててもらわないと困るわけですが、問題は他にもあったりするんじゃ?と思いました。
ここでもズバリ、“上海の組織”です。
ショウワンが勘違いしただけだけど、“上海の組織”とウチは繋がりがあるんですよっていうのはハッタリじゃないですか……それって上海の組織の偉い人が「おまえうちの名前勝手に使ったろ?」って怒ってきたりしないんかな……?っていう……。
こうやって考えてみると、“上海の組織”の正体を明らかにしてもらわないと気が済まない(2期に期待)
馬場の過去
閉じ込められた檻の中で、馬場とリンちゃんが腹割って話をしましたね。
そこで「信じてた人に裏切られたことは俺もある」って馬場が言いました。
……ここまで言わせるなら絶対教えてくれなきゃ~~!ってなりますが、もうちょっと考えてみました。
この馬場が裏切られた過去っていうのは、昔の恋人・サユリさん(小百合)との話だったりする可能性はありませんかね?!
でもサユリさんとの関係は今現在良好っぽいし、もっとこうリンちゃんの過去並みにズドーン……っていう闇の深い事件があったほうが自然か?とも思うんですけど……でも!
サユリさんが馬場の過去をリンちゃんに聞かせるシーンがあったり、そもそも彼女自身が馬の元カノだったり……馬場の過去に分かりやすく近いキャラなんですよね。
となると、サユリさんとの間に起きた出来事って考えてみるのもアリじゃないかな?という。
スポンサーリンク博多豚骨ラーメンズ12話感想
鮮やかなスッパーン!解決と馬場が決めたホームラン、全部まとめての“サヨナラホームラン”だったなぁと思いました。
めちゃくちゃありきたりな感想になっちゃいますが、本当に面白かったですね!毎週毎週、放送日がとっても楽しみでした。
群像劇なので、視点が変わったり急にシーンが飛んだりと、回によっては考察・解説も大変だ~!ということはありましたが、とにかく自分の好みに合った作品だったので、こうかな?いやこっちかも?と考えることはすごく楽しかったです。
ただ!斎藤!おまえの大活躍があるって信じてたのにどういうことだよ!!!!最後まで斎藤かよ!!!!笑
2期への期待ということで残された謎をまとめましたが……斎藤がド派手な大活躍キメてるところが見たいので、そういう意味でも期待したいです。
それと、スーパーCOOLなデキる小学生・ミサキちゃんについても気になってるんです、ずっと。
つまり全力で2期に期待(真顔)
辛いことも悲しいこともあったけど、最後には笑顔でサヨナラホームラン!
スピード感やノリの良さで見落としてしまいそうになりますが、“信じる”ということをよく考えさせてくれる作品でした。
その難しさや尊さ、そして人の強さや弱さを、すべてのキャラクターがその身をもって教えてくれたように思います。
また博多豚骨ラーメンズのみんなに会える日を楽しみに、それまで笑って過ごしていたいと思います!!!!というわけで2期よろしくお願いします!!!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
来季も記事を書かせていただきますので、またそちらでもお会いできますように!汐川でした~~。
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コメント
現在4巻分の原作と1冊分の短編が残ってますから、作ろうと思えば今すぐでも2期がつくれますよね
マルちゃんや佐伯先生、ジローちゃんの過去もまだ出てませんし、激しく2期希望です!( 〃▽〃)
みつえもんさん、コメントありがとうございます!汐川です。
なるほど、作ろうとすれば作れる!まだまだ知りたいこと・残された謎もありますし、ぜひぜひ2期で明かしてほしいところです~!
個人的にはミサキちゃんがとっても気になっているので……2期があると信じて待ちたいです!!