どうも愁人です。
とうとうクリスマスが目前と迫って参りましたがみなさまはいかがお過ごしでしょうか?
今年も仕事でクリスマスと縁のない私ですが
今回も終末のイゼッタの考察・解説をさせていただきます。
さて、とうとう終末のイゼッタもとうとう最終回でございます。
相対する魔女二人。イゼッタとゾフィーの最終決戦。
そしてフィーネの各国首脳陣との会議はどうなるのでしょうか?
泣いても笑っても今回が最後の考察・解説でございます!
イゼッタ・フィーネそれぞれの戦い
ゾフィーとの最終決戦を迎えたイゼッタ。ミサイルは各国への見せしめとしてエイルシュタットに発射する手筈となっています。
イゼッタはミサイルの発射を阻止することが第一の目的になります。
そしてフィーネは、イゼッタがゾフィーを制することによって各国がゲルマニアへの無条件降伏をのまないように説得する為に動いています。
ミサイルの発射と誘導にはゾフィーの魔女の力が必要な為、イゼッタはゾフィーをミサイルから引き離すことで発射を阻止することを思いつきます。復讐に囚われたゾフィーはイゼッタの誘いに乗りミサイルから離れてしまいます。
ですが、魔女のクローンはゾフィーだけではありません。意識は持てなくともミサイルの誘導はほかのクローンでもどうやらできるようでした。69号ちゃん……。
一方、フィーネはバスラーに入国は阻止されそうになりますが、間一髪その場から逃げ出すことに成功します。
その際にジークは自ら囮になることを告げフィーネを会議の場に送り出します。
ジークは敵に追われる最中にゲール軍兵士と鉢合わせになります。その瞬間、ジークは言葉を失ってしまいました。
ジークはイゼッタの秘密を守るために自らの手で命を奪ったヨナスの面影をゲール軍の兵士に見てしまったのです。……そしてそのまま。
心なしかジークの表情が穏やかに感じられるのは、ジークの贖罪の顕れなのかもしれません。
フィーネたちを裏切ってその場から離れたベルクマンは隠していたと思しきパスポートのようなものを手にしていました。
そこに現れるバスラー。
淡々と自分の持論を話すベルクマンに感情を爆発させるバスラー。
国のために命を落としたリッケルトを侮辱されたバスラーはベルクマンに銃弾を放ちます。
フィーネの戦い・会議の行方
会議の場に到着したフィーネは各国の代表の前に立ちました。
フィーネは毅然とした態度で力強く告げます。ゾフィーを退け、ゲルマニアを倒すことが出来ると。
ですが、アトランタ合衆国のスタンリー首脳は疑問を呈します。
ゾフィーを倒したあとどうするのだ?と、確かにゾフィーがいなくなれば現存する魔女はイゼッタを残すだけとなります。
魔法の力をエイルシュタットが独占することで、第二のゲルマニアになってしまうのではないかと各国に訴えたのでした。
イゼッタの愛情・ゾフィーの憎悪
苛烈な戦いを続けるイゼッタとゾフィー。
ゾフィーの憎悪はエイルシュタットに裏切られたことではなく自分の愛したマティアス本人に裏切られたことでした。
ですが、イゼッタはそんなことは当たり前だ一蹴します。
国を守るべき人が、たった一人にこだわっていけないと。
私の命でフィーネの願いが叶うなら私はきっと笑って火炙りにだってなれます
フィーネとゾフィーの違いはその深い愛情なのだと思います。
物語の結末
フィーネは各国の代表にはっきりと告げます。
魔女の戦いは今日この時をもって終わりを告げる
フィーネとイゼッタはこの戦いの先を。みんなが明日を選べる世界を見ていました。
世界中のレイラインの力を魔石で吸収することで世界から魔法も兵器も消してしまうことを画策していたのでした。
ですが、魔石は魔女の命を削って使う諸刃の剣。
イゼッタの命を賭してこの世界に平和をもたらすことを二人は選んだのです。
イゼッタ……。
レイラインからすべての力を吸い上げたイゼッタ。ゾフィーと共に光の中に消えていきます。
戦争の終わり
こうしてイゼッタとゾフィーの戦いは幕を下ろしました。
この日を境に戦争の情勢は一変します。
アトランタ合衆国。ヴォルガ連邦がゲルマニア帝国に進軍を開始し徐々にゲルマニアは追い詰められていきます。
そして……。オットーのタヒを最後に戦争が終結します。
この戦争で生き残った者たちはまた新たな道を歩き出しました。
そしてそれから3年後
終末のイゼッタ12話・最終回の感想
多くは語りません。急ぎ足ではありましたが、私的にはとても良い最終回だったと思います。
前話の名シーンは正直、イゼッタタヒ亡ENDのフラグではないかと考えていたので
生きているかもしれないという示唆があるだけでかなりホッとしました。
車椅子に乗っているところを見るとやはり足は治らなかったようですが
フィーネを見たあとにロッテと目線を合わせるような動きがあるので意識はしっかりあるように思えました。
よかった。……ほんとよかったよイゼッタ。
終末のイゼッタは原作の無いオリジナルアニメーションなのですが
やはり完結までしっかりと見れるお話はいいですね。ラノベや漫画原作はどうしても
「俺たちの戦いはこれからだ!」で終わってしまいがちですので
こうして最後までしっかりと見れたことで満足感があります。
それではみなさま今度は来期アニメでお会いしましょう。
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