こんにちは! ウシロー です。
2017年夏アニメでは「メイドインアビス」を担当させていただくことになりました!
リアリズム思考のぼくが、王道ファンタジー作品を考察するとどうなるのか。とてもワクワクしています(笑)。
さて、第一話では、大穴の街「オース」がどういう所なのかが、全体像として明かされましたね。
主人公のリコと、記憶喪失のロボ少年レグが偶然的に出会い、ここから冒険の全てが始まったように思います。
今回の記事では、「メイドインアビス」の世界観を振り返りつつ、リコ達が住む街「オース」の生活基盤などを考察していきますね!
スポンサーリンク目次
「メイドインアビス」の世界観や設定
正直、第一話を見た限りの情報だと、まだまだ全容が把握できていません。
謎が多すぎるが故に、色々と細かいとこまでチェックしていきたいです!
巨大な大穴「アビス」
この作品の根幹にあるのは、巨大な大穴「アビス」。
アビスに生息する謎の生物や、理を越えた遺物。
これらの魅力にみせられた冒険者たちがアビスに集い、そして街を作った。
大穴ができた原因や、いつからあるのかについては誰も知らない。
アビス(abyss)の語源は色んな意味をもつ
誰が「アビス」と名付けたのかも、明らかにされていません。
ぼく的にアビスの語源が気になったので、調べてみました。
abyssとは
深いふち、底の知れない深い穴、深い底、混沌(こんとん)、地獄、奈落の底
(Weblioより引用)
こうやって見てみると、混沌とか奈落という意味合いが気になりますねー。
アビスは単なる大穴ではなく、何か危険な……例えば世界を滅ぼす文明などがあるような気がします。
大穴の街「オース」
「オース」はアビスの縁にある街一帯。
アビスの未知なる魅力に引き寄せられた冒険者たちが、作ったとされている。
リコたちも、このオースの孤児院で生活している。
スポンサーリンク「メイドインアビス」のメインキャラクター
本作では、リコとレグがメインキャラクターですね。
今回は、この2人の特徴をざっと挙げてみます。
リコ
探窟家見習いの女の子。
好奇心が旺盛で、夢中になると周りが見えなくなる。
アビスの遺物を発掘しまくって、早く深層部まで進みたいと思っている。
母が探窟家だったため、リコは母を目標にしている。
レグ
記憶喪失のロボット少年。
リコが巨大生物から襲われているところを助けた。
自分がどこから来たのかを思い出せないが、リコは「アビスの底から来たのかも」と言っている。
大穴の街「オース」の生活基盤を3つの視点から考察!
さて、ここから先は「オース」の生活基盤を3つの視点から考察していきます。
大穴の街「オース」、そしてリコ達が住む孤児院がどうやって成り立っているのかが気になるんですよねー!
その1.孤児院の生計はリコ達の探窟により賄われている?
まず、一番最初に気になったのは、リコ達の生活について。
リコ達は孤児院に住んでいて、ここで日常生活を送っています。
第一話を見る限り、大体20人くらいの少年少女たちが暮らしているのかな?
で、20人近くの子どもたちが同じ宿舎で暮らすということは、食費やら水光熱費がかかってくるわけですね。
稼ぎ頭は「赤笛」を持った子どもたち
リコを始めとして、孤児院に住む子どもたちの中には「赤笛」を首から下げている子がいました。
孤児院の院長やリーダーの話から察するに、赤色の笛を持っている子は「探窟家見習い」として扱われているようですね。
で、赤笛の子たちは単独でアビスの探窟ができると。
浅い層ではありますが、持ち場もあるようだし。
発掘した遺物は孤児院に納品するルール
アビスで見つけた遺物は、全て孤児院に納品しないといけませんね。
内緒で隠し持ってると、院長やリーダーに怒られるみたいだし。
この遺物の査定額が高いもの……つまりレアものを納品できるようになると、もっと深い層まで探窟する笛を貰えるっぽいです。
リコは早く白笛をゲットし、かつて母が探窟していた場所に行きたいんでしょう。
そうなると、稼ぎ頭の筆頭になりますね。大黒柱じゃん!
その2.アビスの「遺物」はどこかの街と貿易し、売買されているのか?
リコ達だけではなく、オースには他にも探窟家がいると思うんですよね。
なので、発掘される遺物も全て合わせると結構な量になるはず。
そうなると、これらの遺物をどこかに売ってるんじゃないかと思うわけです。
だって、オース内で遺物を売買しても意味ないじゃないですか?
アビスがすぐ近くにあるので、いつでも採りにいけるし。
よって、これらの遺物を欲しがるのは、アビスに来れない人たち。アビスのはるか遠くに住んでる人たちじゃないでしょうか。
ダイヤモンドが高価なのは、日本では採れないから
「メイドインアビス」とは少し話が脱線するのですが、みなさんは「ダイヤモンドがなぜ高価なのか」を知っていますか?
簡単にいうと、日本では希少性のあるダイヤモンドが採れないからです。
透明な石の代表である水晶とダイヤモンドを比べれば、価値の差は歴然です。
世界中のどこでも取れる水晶に対して、ダイヤモンドは、極めて限られた、いくつかの場所で採掘されるだけ。
(One Heart (ワンハート)より引用)
つまり、なにがなんでもダイヤモンドが欲しい人たちは、高いカネを払ってでも外国から輸入して買うわけです。
これを「メイドインアビス」にあてはめると、アビスでしか採れない遺物を欲しがっている人たちが、オース外の街にいるんでないかと推測します。
そして、そこで売買されて得た収益が、オースに住む人達の生活基盤を支えているのではないでしょうか。
その3.オースの電気系統は「風力発電」がメインなのか?
第一話を見ていて気になったのが、オースの外壁には風車小屋がめっちゃあること。
どれくらいあるのかは数え切れませんでしたが、やたらと多かったです。
街中に発電所らしきものは見当たらなかったし、風力発電がメインなのかなぁ。
送電量はあんまり多くないっぽい
リコがレグを起こすとき、電気ショック(充電?)を使いましたよね。
で、あの時孤児院の一部が停電しました。
レグへの電気ショックがどれくらい電気をくったのかは不明ですが、あれだけで停電したのを見ると、街全体の送電量はさほど多くないのかもしれません。
もしかしたら今後、アビス内の遺物で「発電できるなにか」が発掘されるかもしれませんね。
そしたら、孤児院も停電から卒業できます(笑)。
スポンサーリンク「メイドインアビス」第1話感想
リコとレグが出会ったことにより、2人には明確な動機ができました。
それは、アビスの最深部に行くこと。
母のような探窟家になり、深部へ行きたいリコ。
そして、アビスの底に行けば記憶が戻るかもしれないレグ。
となると、今後の探窟はリコとレグが協力してやっていくんじゃないでしょうかね。
なぜかというと、リコは孤児院のリーダーから「効率良く仕事をすること」と言いつけられたからです。
効率良く仕事をするには、1人より2人のほうがいい。
しかも、レグはロボットなので、リコより力持ち。あと、手が伸びるので便利(笑)。
孤児院の院長やリーダーに、レグの存在を隠し続けられるのか。そして、リコは赤笛を卒業できるのか。
次回も、リコとレグの冒険劇が楽しみです!早く来週にならないかな!
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コメント
ネタバレは見たくないけど、何か感想的情報が欲しくてたどり着きました。
リコたちの暮らす世界、まだ何も分かってませんが面白そうですよね!
2話が楽しみです。
KOBOさん
はじめまして、コメントありがとうございます!
リコ達の暮らす世界は謎が多くて、考察し甲斐がありますね。
ぼくも原作未読でアニメを見ているので、これからもネタバレのない考察をしていきます!
ぜひ、一緒に「メイドインアビス」の物語を楽しみましょう(^^)