こんにちは! ウシロー です。
毎週「メイドインアビス」の放送が待ち遠しすぎて、一週間の時間の感覚がおかしいです(笑)。
あっという間に過ぎるような、そうでないような…微妙なこの感じはなんだろう。
さて、前回のお話では、リコと母ライザの秘密が明らかになりましたね。
そして、ライザが残したとされる手紙に書かれた「奈落の底で待つ」というメッセージを受け取り、リコはアビスの底に行くことを決めました。
今回の第3話では、リコとレグの決意、孤児院に残るナットたちの想いが描かれています。
10年近く一緒に暮らした親友たちとの別れのシーンが、胸アツで泣ける展開でしたね。
スポンサーリンク目次
リコとレグ、孤児院のみんなの決意
リコとレグがアビスの底に行くことを決めたことにより、その他のキャラ達がとある「決意」をしましたね。
その「決意」の方向性がキャラごとで違ったので、細かく掘り下げていこうと思います。
育った環境は同じ孤児院でも、それぞれ考え方がまるっきり異なっていて胸アツでした。
リコは「母ライザの行方」が知りたい
昔からずっと「早く白笛になりたい」とか「深界に行きたい」と、好奇心旺盛だったリコ。
そんなリコの気持ちが大きく変わったのは、母ライザが残したとされる「手紙」を見たのが原因でした。
この手紙を見たことにより、ただの好奇心ではなく「お母さんに会いたい」という気持ちが芽生えたんですよね。
おそらくリコはもうずっと、母が帰らぬ人になってしまったのだと思っていたのでしょう。
しかし、ライザの白笛と封書が見つかったことにより、生きている可能性がわずかに上がりました。
年頃の子どもが親に会いたいと思うのは、当然のこと。
それは、リコ以外のみんなも同じ気持ちだと思います。
レグは「自分が何者か」を知りたい
赤笛になって、初の探索を終えたレグ。
ナットと共に帰る道すがら、自分には全く「アビスの呪い」がかかってない事に気付きます。
で、自分という存在が一体何なのかも考え始めます。
ロボットなのか、特級の遺物なのか、それとも違う何かか。
大きな不安を抱える中、それ以上に「アビスの底」に対する好奇心も湧きはじめます。
これはもしかしたら、リコと過ごす時間が長かったからなのかもしれません。
もしくは、リーダーから「リコに付いていてやれ」と言われた正義感からきているのかもしれない。
何にせよ、リコにとって大きな心の支えになるのは間違いないですね!
ナットは「親友」を失いたくない
リコとは度々ケンカしていた、ナット。
ナットは実はスラム街で生まれ、その後に孤児院に引き取られた子どもでした。
スラム街に居続けたらゴミの毒で病気になったか、最悪命を落としていたかもしれない。
そんな危機的状況を孤児院によって救われたからこそ、そこで一緒に過ごす子ども達に「強い絆」を感じてたと思うんですよね。
もちろん、院長やリーダーへの感謝の気持ちもあったことでしょう。
仲間思いのナットだからこそ、リコとレグを「アビスの底」に行かせたくない、これからも一緒にいたい…そんな胸の苦しくなる気持ちを抱えていたんじゃないかなぁ。
別れのシーンは、胸アツでしたね。
シギーはリコを「応援」したい
常に冷静に物事を見るシギー。
彼もナットと同じく、リコとの別れは寂しいはずです。
が、それ以上にリコの冒険、母親探しを応援する立場に回ってるように見えます。
やはり、孤児院に暮らす子どもたちにとって「親が生きている可能性」は希望なのかもしれません。
なので、自分がもつアビスに関する知識をフル活用しつつ、院長室から大事な「見取り図」を借りパクまでし、リコを応援したのではないかと。
これまた胸アツなシーンでした。
リーダーは、リコの安全をレグに任せた?
ライザとリコの性格をよく知るリーダーは、リコをいくら止めても無理だと悟ったんでしょう。
だから、事あるごとにレグに対して「リコに付いててやれ」と言ってたんだと思います。
今回のリコとレグの脱走、リーダーは絶対に気づいてましたよね。
そんな目をしてたもん(笑)
スポンサーリンク「アビスの深界」は本当に危険なのか?
第1話からずっと、アビスの危険性について明かされてきました。
大型モンスター、アビスの呪い、行っては無事に帰ってこられないことなど。
しかし、ここで「アビスの深界って本当に危険なのか?」と疑問に思いました。
アビスの呪いは、人間以外の生き物にはノーリスク
確かに、アビスの呪いは怖いものです。最悪、命を落とす危険性があるので。
が、人間以外の生物には呪いって作用してないですよね。
レグ然り、モンスター然り。
アビスの深界で生息している生き物は、1層だろうが6層だろうが普通に生きてるし。
つまり、アビスを危険視してるのは、人間だけなんですよね。
本当は「地上」の方が危険なんじゃないか?
逆に、人間が普段暮らしている地上はどうでしょうか?
スラム街では子どもが命をおとし、遺物の取り合いで国々が戦争を起こします。
そして、国を守るためにライザは、他国の探窟家を殲滅するわけです。
実際、アビスの深界に住むモンスターよりも、ライザの方が探窟家の命を奪ってると思うんですよね。
なので、本当の本当に危険なのは「人類」なんじゃないかなと思います。
アビスの底にはまだ見ぬ「楽園」があるのかもしれない
オープニングでちらっと映る、アビスの底らしきカット。
街のようなものもあれば、住民らしき人(?)も見受けられます。
あれらは、アビスの底にある楽園…というか街なんでしょうかね。
もし街があって、原住民が普通に生活しているのだとしたら、彼らにはアビスの呪いが効いてないはずです。
そうなるとやはり、アビスの呪いにやられるのは「人類」のみということになりますね。
アビスの呪いは、思ってるよりもローリスクなのかもしれません。
人間が、地上にさえ帰らなければ。
スポンサーリンクメイドインアビス3話感想
いやー、今回はリコとナットたちの友情や絆に胸アツでした。
さすがに、孤児院で何年も一緒に暮らすと「家族」のようなものですからね。
それにしても、リーダーって何者なんでしょうか?
ライザを師匠と仰ぎ、リコにかけられた「アビスの呪い」も知っていて。
そんでもって、孤児たちの世話もする。万能かっ!
いやしかし、リコとレグの行動は全てお見通しっぽいリーダーの目が好きすぎます(笑)。
さて、次回からはいよいよ、リコとレグの「冒険」が始まりますね。
闇の中に消えていった二人が、最初に着地するのはどんな所なんでしょうか。
レグの伸びた腕が「命綱」になってるから大怪我したりはないだろうけど、いきなりとんでもない所に落ちそうな予感がします(笑)。
あと、レグのカバンに入っていた「小さな箱」も気になりますね。
リーダーが仕込んだっぽいんですが、おそらく深界に行くにつれ必要になる何かだと思います。
アビスの呪いを受けにくくする、小型の遺物か何かなのかなぁ。
この伏線がいつ回収されるのか、今後も見逃せませんねー!
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コメント
あーなるほどなーと思う発想があって興味深く読んでいます。
先々の話で間違いなく答え合わせが出来るので、是非最後まで見てほしいです。
>名無しさん
コメントありがとうございますー!
そう言っていただけて、嬉しいかぎりです(*^^*)
もちろん、最後まで見ますよ!
どこまで合ってるのか、気になりますね!