こんにちは。宇佐水凡策です。
グランベルムは最終回を迎えました。
全体を通してみて、この物語は非常に分かりやすい物語だったように感じました。
各キャラクターの葛藤も丁寧に描かれ、うまくまとまった作品だったなと思います。
また、ロボットアニメとしての質も高かったように感じます。
最終決戦でロボットが強化される王道展開はいつ見てもワクワクしますね。
スポンサーリンク最後に登場したアンナと久音について
水晶との白熱した決戦を終えて、マギアコナトスの祭壇?へ向かう新月の前に思念体のアンナと久音が登場しました。
彼女達は、本当にアンナと久音だったのでしょうか?
筆者は、あれはマギアコナトスによる幻ではないかと思いました。
マギアコナトスにとって、魔力を失うことはやはり嫌なことであり、止めたいことだった。
だから、新月の旧友を出して阻止しようとした。
そのように感じます。
スポンサーリンクグランベルムのもう一つのテーマ
もしも、私たちが持つ科学技術を全て捨てようと思ったらそれができるかどうか。
もしかしたらグランベルムにはそのようなメッセージも込められていたのではないかと感じました。
不都合な事実をねじ曲げてしまうほどの力を持つ魔力、これを一つに集約したものがマギアコナトスである。
我々の科学技術にも似たようなモノが存在しているように感じます。
それを全て放棄することはできるのか。
放棄することで不要な争いはなくなるが、生活も不便になる。
過去に活躍した科学者は無かったことになり、別のなにかにすげ替えられる。
もしも、自分がその選択権を握っていたとしたら?
そのような問いがグランベルムには含まれているのではないかと思いました。
スポンサーリンク最後の転校生はだれか
物語の終わりに、新月のいるクラスに転校生が現れました。
彼女は誰なのでしょうか。
筆者は新月や満月に関わりのない赤の他人だと思いました。
なぜなら、新月は魔力の無い世界では思念体のような存在だと感じたからです。
魔力を失ったことで彼女は、誰にも気付かれることがない存在になった。
彼女にとって魔力のない世界は自分の思い出を追想することはできても、もはや関わりのもつ世界ではないのではないかと思います。
だから、新月の制服だけ色が違うのかな。と思いました。
もし、転校生と新月の関係をあげるとしたら、新月が座っている席に座るのが転校生なのではないかと思います。
転校生が新月の席にすわることで、思念体の新月は消える。
そういう意味なのではないかと思いました。
続編はあるのか
物語の時間軸をベースに考えた続編。
マギアコナトスがなくなった世界での続編は難しいような気がします。
新月や満月がグランベルムに関わる前の物語を続編とするなら可能性はあるかもしれませんね。
マギアコナトスが誕生するときの話とか。
それは続編というかスピンオフのような気もしますが。
その場合だと、水晶はレギュラー確定ですね。
水晶が人間に絶望した時の話なんかでも面白そうです。
スポンサーリンクグランベルム13話(最終回) 感想
良いロボットアニメでした。
やはり、主人公の搭乗機が途中で強化されるのは王道ですよね。
話数的に強化は難しいかー。なんて思っていましたが、なるほど寧々のお守りで、一時強化。満月の退場で更に強化ですか。非常に綺麗な運びだったかと思います。
ほかにもWガンダムを思わせるような新月の攻撃や、Gガンダムを思わせる水晶の台詞など、個人的にニヤニヤしてしまうポイントが多く、最終回にこれだけ詰め込むのは単純に凄いなと思いました。
水晶は中々良いボスキャラだったと思います。
あのファンネルみたいなやつの一斉掃射とかボス感ありありで良いですよね。てか、あれ精霊だったんですね。
ぜひともスーパーなロボットの大戦に出てきて貰いたいモノです。
https://animedeeply.com/bonsaku/granbelm/24924/
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