皆々様こんにちは。
『機動戦士ガンダム水星の魔女(以下『水星の魔女』)』担当のgatoです。
前回は窮地に立たされたスレッタを助けるために、ミオリネの手によって「株式会社ガンダム」が爆誕。
一方でデリングがガンダムを容認するかのような態度を見せるなど、これまでとは違う一面が描写されました。
今後につながる急展開が続々出てきた第7話でしたが、第8話は一体どうなるのか…。
じっくり振り返っていきましょう。
目次
ブラックボックス
あまり尺は使われませんでしたが、今回はエアリアルの秘密について触れる場面がありました。
前半で、エアリアル(ガンダム)を事業にするために、ミオリネは早速プロスペラから真実を問い質そうとしましたが、プロスペラはあっさりとエアリアルに関する過去のデータを引き渡してしまいます。
『ゆりかごの星』で明らかに復讐を目論んでいると描写されているプロスペラですが、それにしてはいささか軽率な印象が拭えません。
まぁミオリネ達に解けるはずがないとタカを括っている可能性もありますが、個人的にはブラックボックスが多すぎて本当にわからない可能性も捨てがたいです。
そもそも、プロスペラ=エルノラだった場合、『PROLOGUE』において彼女はルブリスの真の力を引き出し切れていません。
彼女が届かなったレイヤー33のコールバックを得たのは、娘のエリクトが登場してからでした。
故人的に、エアリアルの秘密はこのエリクトがルブリスの力を引き出した原理があると思っています。
まぁでも、第6話で発生した現象の正体自体はすでにほかの会社にも知れ渡っているようですし、エアリアルの建造に加担しているプロスペラが全くの無知というのも不自然なので、原理の概要くらいはわかっているとみるべきでしょうがね。
ただ、スレッタ(あるいはエリクトの同位体)でないと解けない謎がある、あるいは彼女でなければ作動しない鍵があることは自明でしょう。
ところで、以前今作のガンダムの技術が『ガンダム』シリーズでちょいちょい出てきたサイコフレームのような印象を受けたと書きましたが、未知の技術という点において、GUNDフォーマットとサイコフレームは共通している印象があります。
『NT』においてはサイコフレームというブラックボックス、あるいはシンギュラリティを巡って争いが発生していましたが、今回も同じような展開になる可能性がありそうです。
ガンダムの船出
「株式会社ガンダム」を軌道に乗せるべく、今回はミオリネ達が奮起する姿が描かれました。
まずは何から
半ばアドリブで株式会社ガンダムのプランをぶち上げたミオリネですが、案の定ディティールは全く詰まっていない状態でした。
結果、ミオリネは地球寮に住むアーシアン達を(半ば強制的に)巻き込んで株式会社ガンダムを具体化していくことになります。
ただ、この手のベンチャー企業の立ち上げの例に漏れず、株式会社ガンダムは前途多難なうえに基盤はガタガタです。
もちろん、ガンダムの安全性や原理を証明できない・そもそも資金がない(でも買収はできたのか…ミオリネすげぇ)といった問題も重要ですが、個人的に重視したいのはアーシアンとスペーシアンという違いです。
チュチュが指摘していたように、プランの発案者であるミオリネは地球寮の中では圧倒的にマイノリティであり、もし分裂した真っ先に追放されるのは彼女です。
もちろんアーシアンからまだ完全な信頼を獲得しているわけでもないですし、いくら発案者とはいえスペーシアンでもガンダムを操作できるスレッタと比べれば、必然的に優先順位は下がります。
つまり発案者であると同時に、スペーシアンであるためにミオリネは内部崩壊が起きるリスクを背負わざるを得ないわけです。
ただでさえ同じスペーシアンから好かれているわけでもなければ、啖呵を切った以上、彼女のバックにいるデリングの力は使えない。
おまけにミオリネ自身がアーシアンと分かり合えているわけでじゃない。
言い方は悪いですが、アーシアンの適切なアプローチを見いだせていないミオリネがアーシアンをあてにした段階で、すでに失敗は生じているわけなんですね。
ただ、この状況は、大人達の経済活動を通じて深刻な分断が生じた子ども達が、同じ経済活動を通じて再びつながり合う構図にもなっています。
そしてつながり合うことはわかり合うことと同義であり、そして「わかりあう」というワードは宇宙世紀シリーズをはじめ、多くのガンダム作成で扱われた題材です。
なかなか解決しない社会問題が色濃く投影された地球寮で今後何が起こるのか、要注目です。
ところで…前回のエピソードでシャディクと意味深なやり取りをしたニカが「エアリアルを調べられる」という理由も込みで株式会社ガンダムに協力するのは…不穏さしかない(笑)
商売と戦争
個人的に一番注目したいのは、「株式会社ガンダムが何を売るか」という課題です。
すでに兵器として扱われている経緯もあってか、ミオリネは迷わずエアリアルを利用してガンダムを兵器として販売する方針を採択しましたが、その言葉に対して、スレッタ達…とりわけニカ達アーシアンは戸惑いを見せます。
ある者は兵器の売買に嫌悪感を示し、ある者はは現実的に考えて兵器の販売に同意し、ある者はアーシアにのみ売買すべきと主張し、。ある者はベネリットグループとの対立を恐れる。
それぞれの考えは、いずれもグループの利益背反や兵器売買の倫理的呵責を恐れているがゆえに生じているものですが、個人的に注目すべき点は彼らが感じている「戦争のリアリティ」です。
戦争孤児であるヌーノが「戦争孤児はごまんといる」と明言していたり、以前地球でデモをやっている市民がMSに鎮圧されていたりと、地球の情勢は非常に不安定なことが示唆されています。
また、『PROLOGUE』の記事で触れたように、少なくとも21年前の作中の世界では戦争は直近の物事であり、それ以降もヌーノのような戦争孤児を生み出す程度の争いは続けられていたことが伺えます。
まだ地球の描写は少ないですが、そこで生まれた彼らにとって戦争はまだ身近なものであるとことが如実に描写されていますね。
そして、個人的に一番危うさを感じたのが、ミオリネでした。
ミオリネはニカ達が複雑な反応を示した「兵器売買」という発言に対して、彼らのリアクションの理由を全く解していませんでした。
おまけに反対する者がいたら追い出せばいいと考えているなど、兵器売買を既定路線にしていた節さえあります。
ここで感じた事柄は二つです。
まずは、ミオリネにとって戦争は身近なものでない可能性が高いこと。
確かにミオリネはサバサバしたリアリストですが、かといって積極的に戦争に加担しようとするほどシビアなわけではありません。
ただ、躊躇なく兵器売買を口にできるところを見ると、彼女にとって、戦争はそこまでリアリティを感じるものではないことを示唆しています。
この辺りは『PROLOGUE』で戦争を念頭に置きながらガンダムの否定を説いていたデリングと大きな差があるように感じます。
そしてもう一つが、ミオリネは戦争に忌避感を示すアーシアンへの共感を持っていないにも関わらず、彼女が地球に憧れを抱いていることです。
さすがに地球の現状はある程度把握しているでしょうけど、そこで生きる、あるいは生きた人々に共感できていないという点は…今後のミオリネのネックになる気がします。
まぁニカ達のリアクションから、ちゃんとガンダムについて調べ、新たな方針を打ち出していましたし、大丈夫だとは思いますが。
なお、ミオリネがそうだからといって、もちろんスペーシアン全員が戦争を軽く考えているわけではないでしょう。
ただ、作中の描写を見る限り、社会の底辺として治安が劣悪な環境に育ち、故郷が戦場となる現場を見てきたアーシアンを理解できるスペーシアンは…あまりいない気がしますね。
夢は託された
ガンダムを兵器として売ることを躊躇うニカ達を見たミオリネは、世界に疎まれ、ガンダムが完全に排除されている理由をベルメリアから聞き出し、そしてガンダムを…GUNDフォーマットを医療技術として完成させる方針を立てました。
人の命を奪うものではなく、救うものを売る。
この方針にニカ達も賛同し、ようやく株式会社ガンダムは本格的に動き出すことになります。
兵器として扱われる技術ではなく医療技術として売る…この行為は個人的に大きな意味を持っているよう感じました。
そもそもガンダム、ひいてはGUNDフォーマットは今回や『PROLOGUE』で語られたように、宇宙進出に伴うさまざまな障害をクリアするための身体拡張技術でした。
しかし、ガンダムはデータストームの逆流によってパイロットの命が脅かされるリスクがあるうえに、原理が完全に解明されていません。
まぁ不確実性が高い技術に万全の信頼はおけないものですよね。
そこにプロスペラがいうような、「よく知らないものを恐怖に感じる」・「恐怖を感じるものを遠ざけようとする」心理が加わったのでしょう。
ただ、カルドが動画で語っていたように、GUNDフォーマットはそもそも医療技術です。
ガンダムをはじめとするGUNDフォーマット関連技術は本来兵器として扱われるものではなく、あくまで過酷な環境での人間の生存可能性を引き上げるものであり、それ自体は決して間違っていません。
これは『PROLOGUE』でカルド自身も語っていることであり、そもそも彼女はガンダムを兵器として扱うことに否定的でした。
GUNDの理想に魅入られ、魔女呼ばわりを嫌うベルメリアも同じような側面があるといえます。
そんな中、ミオリネ達はガンダムを本来の目的である医療技術として活用を目指す道を選んだ。
これはカルドやベルメリアが守り切れなかったGUND技術を本来の在り方に戻そうとする行為でもあります。
つまりカルドやベルメリアが果たせなかった夢を図らずもミオリネ達は引き継いだわけですね。
また、カルドはGUNDフォーマットがスペーシアンとアーシアンの分断・格差を融和する可能性があるものとしても扱っていました。
アーシアンである彼女達がスペーシアンの役に立つ技術を作っている時点で、GUNDフォーマットには対立する両者の関係を修復する可能性があるといえるでしょう。
そして、スペーシアンとアーシアンで結成された株式会社ガンダムがGUNDフォーマットを世界に提供する…。
根深い分断が支配する作中の世界において、ミオリネ達は思いがけない形でGUND技術の理想を体現し、現状を大きく変える可能性を手に入れたわけです。
もしかしたら、こうなる可能性を見据えていたからこそ…デリングはガンダムをミオリネに託すような素振りを見せたのかもしれませんね。
ただ、その始まりがあのPVで本当に大丈夫なのか…スレッタの目が据わっているしヤギの声入りこんでいるし…。
でも魔女というレッテルに苦しんでいたベルメリアがPVを見てほほ笑んでいたし、それなりに想いは通じたのかもしれませんね…。
まぁほっこりすることは間違いない…(笑)
ところで、最近はあまり触れていないスレッタの正体にまつわる話ですが、今回さりげなく「彼女がカルドを知らない」という重大な情報が出ていました。
まぁ第6話の記事で完全にスレッタ=エリクトではないと書いてはいますが、カルドをスレッタが知らなかった時点で完全にエリクト説は外れたといってもいいでしょう。
おばあちゃんと呼んで慕っていたカルドを知らないなんて、エリクトだとしたら絶対にありえないですからね。
家族との距離
前回も軽く触れましたが、やっぱりスレッタのプロスペラへの盲目的な信頼は危ういものがありますね…。
エアリアルがガンダムであると隠していたことに対しても、「スレッタ達を守るため」という答えをすぐに信じています。
いやいやいやいや、呪いの火の粉から娘を守るためならそもそも乗せないし、一人で学園に行かせないだろ…。
あんだけ隠していたのにガンダムが事業として認知された瞬間バラすのも怪し過ぎる…。
それにミオリネがいうようにリスクが高いガンダムにスレッタが搭乗して平気な理由も不明…。
でもスレッタそこには全然触れない(笑)
さすがのミオリネも呆れていましたね。
そもそもミオリネはデリングへの反抗心もあって、親を簡単に信じない傾向があります。
それにプロスペラは前回ミオリネをいびっていましたからね(笑)、彼女からしたらプロスペラは曲者としか感じられないでしょう。
そう考えると、スレッタとミオリネは親を盲目的に信じる・親を信じないと、きれいにスタンスが真逆になっていることがわかります。
同時に娘を欺きながらも愛しているとアピールするプロスペラと、娘を過度に突き放しながらも信頼と思しき感情を垣間見せたデリングもきれいに対照的になっている気がしますね。
この対となる親子関係も、今後の展開において重要な要素になりそうですね。
謀略のシャディク
今回はシャディクがいよいよ本格的に動いていました。
ここでは彼の動向をチェックしてみましょう。
腐れ縁の素顔
これまで謎が多かったシャディクですが、今回は彼についてちょこちょこ語られていました。
グラスレーの孤児出身であること、かつてミオリネとこっそり企画書を作ってコンペに出したこと、そしてやられることはなんでもやるヤツ…。
前回の記事でシャディクとミオリネの関係はグエルやエランのそれとは違うと書きましたが、実際はミオリネはミオリネなりにシャディクを警戒しているようですね。
まぁ確かにシャディクみたいなキャラクターは腹の底が読めないですし、サリウスと共にプロスペラの尋問に参加するなど、ベネリットグループの中枢にかなり食い込んでいるから、ミオリネにとっては警戒すべき相手かもしれません。
他方で、今回のエピソードでシャディクの奇妙なところを見つけました。
シャディクは自分の目的のためにさまざまな人物を取り込む、あるいは取り込もうとしています。
地球出身のアーシアンであるニカ、実質的に勘当され立場を失ったグエル、そして孤立していた挙句にグループに逆らってガンダムを事業にしたミオリネ。
いずれもおおよそ主流派とはいえない、それどころか爪弾き者にされた面々だとわかります。
もしシャディクがベネリットグループでさらなる権力を手に入れようとしているなら、普通に考えてプロスペラのようにグループの中枢にいる人間と結託するものですが…。
なぜかシャディクはグループに何の影響も持てない立場の学生や、失敗して立場が悪化した御三家を積極的に取り込もうとしています。
まぁニカについては単純に利用しているだけの感じはしますが…この非主流派を取り込もうとする動きは意図的なもののように感じますね。
というか、地味にグエルいじめられているやん!
元々凋落がひどかったグエルですが、ここまで悪化するとは…。
ただ、やられてもやり返さないところは(やり返してもいいと思うけど笑)、彼が幾分大人になったことを示唆している気がしますね。
よりよい未来へ
後半では、改めてシャディクがミオリネに協力を申し出ていましたが、そこにはミオリネが最終的に選んだ道との違いが鮮明に表れていましたね。
当初は躊躇なくガンダムを兵器として売買することを考えていたミオリネですが、ガンダムにまつわる逸話や開発者の理念を知り、そしてデリングへの対抗心もあって、ミオリネは医療技術としてガンダムを売り出す道を選びました。
対してシャディクはあくまでガンダムを兵器として扱い、硬直した軍需産業のゲームチェンジャーとして捉えていました。
この時点で、ミオリネとシャディクはガンダムに対する認識が完全にすれ違っていたわけです。
終盤でシャディクが株式会社ガンダムを潰し、ガンダムを奪い取る道を選んだことを踏まえると、恐らくミオリネはシャディクの申し出を断ったのでしょう。
元々ミオリネはシャディクを警戒していましたが、もう少し早くシャディクが声をかけていたら状況は変わったかもしれませんね(まぁ正しい道はいえないですが)。
ただ、シャディクの考えを聞いていると、前述したシャディクが非主流派ばかりに声をかけていたことの背景が見える気がします。
シャディクの義父であるサリウスはガンダム否定派であり、シャディク自身サリウスのスタンスを「視野も思想も狭い」と批判的でした。
ミオリネほど露骨ではないにせよ、興味深いことにシャディクもまたサリウスに反目しているわけです。
恐らくシャディクがミオリネに接近するのは、この点が影響しているからでしょう。
つまりシャディクにとって、ミオリネは父に対抗心を持つ同志であり、共感しあえる仲間というわけです。
そしてシャディクがグエルを気に入るのも、父と衝突する道を選んだ、あるいはその素質を持っていたからでしょう。
総括すると、シャディクが非主流派にばかり声をかけるのは、同じ父への対抗心を持つからこそ、グループに対抗できる同志になり得ると考えている可能性が高いです。
他方で、個人的にシャディクは致命的な間違いがあるように感じます。
シャディクのやり方は、確かに硬直したベネリットグループの軍需産業に風穴を開けるでしょう。
ただ、そもそもガンダムを兵器として扱うやり方は開発者であるカルド達が忌避したものであり、ガンダムの本来の理念とは異なっています。
同時にそれは、軍需産業で発展してきた父親達のやり方をそのまま踏襲しているに過ぎないのです。
父への対抗心があるためにグループ(デリング)のやり方から外れた道を選んだミオリネと違い、結局シャディクはサリウスに倣うかのような道を無意識に選んでしまっているわけですね。
シャディクがミオリネやグエルから色よい返事をもらえなかったのは、その根底が見透かされたからかもしれません。
『水星の魔女』第8話感想
シャディクの暗躍に加え、株式会社ガンダムの方針が決まるドタバタが描かれた第8話でした。
ここ最近MS戦が全くないけど大丈夫かなと思いつつ、個人的にはしっかり話を進めてくれているので楽しかったです。
いやーさまざまな人物の思惑や思想、作中の世界の現状などの示唆の仕方が上手いですよね。
ただ、シャディクが終盤で完全に株式会社ガンダムと全面衝突する道を選んだことが不穏…。
シャディクが「決闘で奪う気はない」と明言しているうえに、彼の性格を踏まえると、結構えげつない手を使ってきそうですね。
一体次回はどうなるのか…注目です。
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コメント
1話のミオリネの菜園破壊と今回グエル君が頭から水をかけられてもやり返さなかった点を考えるとグエル君の成長もあるのかもしれないですが、そもそもミオリオの暴言って軽く人格否定とかの領域まで入ってたりするので、常日頃からグエル君に人格否定暴言吐きまくってて(しかもグエル君も別にミオリネ好きじゃないのに)その堪忍袋がとうとうあの1話で切れてしまった説
名無しさんコメントありがとうございます!
>そもそもミオリオの暴言って軽く人格否定とかの領域まで入ってたりするので、常日頃からグエル君に人格否定暴言吐きまくってて
確かにミオリネの暴言は毎度辛辣ですし、不用意に相手を逆上させる可能性は高いですね。
第8話でもニカ達が戦争に複雑なリアクションを見せているのに、配慮する素振りもなかったですし。
まぁでも第1話時点でのグエルもそれなりに問題児でしたし、個人的にはどっちもどっちですかね(笑)
それにミオリネに指摘されたように、当時のグエルは父親のバックアップがあってこそ権威が成立していましたが、それを失くしたからことが、成長を促すきっかけになったかもしれません。
「ノブリス」じゃなくて「ルブリス」ですよ
名無しさんコメントありがとうございます!
誤字失礼しました…。
修正しておきます~。
プロローグ、ゆりかごの星を見るに、プロスペラの可能性があるのは二人ですね。
一人は本命視されてるエルノラ。
もう一人は生きていればですが、プロローグに出てきたウェンディ。
二人ともガンダムのパイロットでしたし、ベルメリアの台詞は「生きていたんですね、先輩」と名前をぼかされています。そして、二人ともエメラルドの瞳、プロローグで二人とも「逃げて」「逃げろ」と言葉を託された事。
ま、じゃあスレッタはどうなのとか色々ガバな考察ですが御一考ください。
個人的にはopや8話に出てきたガンド医療のサンプルの背中を向けた女性がプロスペラ=ウェンディなんではないかとか思ったりしています。
名無しさんコメントありがとうございます!
>もう一人は生きていればですが、プロローグに出てきたウェンディ。
うーん、面白いご推察ですが、ウェンディは『PROLOGUE』で明確に撃墜されて命を落としている場面があるので厳しいですかね…。
まぁ『SEED』のムウの例もあるので、生存している可能性はゼロといえないですが、プロスペラになるには難しい気がします。
>ベルメリアの台詞は「生きていたんですね、先輩」と名前をぼかされています。
この描写でエルノラ以外の可能性を見るなら、個人的にはむしろプロスペラ=成長したエリクト説の方が好みですかね。
まぁこれはこれで21年の説明が難しいのでもう無理筋になっちゃったのですが…。
ただエリクトが自分で自分のクローンを作って、ある程度肉体調節をやったみたいな設定ならできなくはない(笑)
『エア・ギア』はそれで辻褄合わせていましたからね。
まぁ厳しいですけども(笑)