Sonny Boy11話感想・考察・解説!ラジダニの話の意味とは?【サニーボーイ】

皆々様こんにちは。

『Sonny Boy(以下『サニーボーイ』)』担当のgatoです。

前回は僕の誤認で間違った解釈を披露して大変失礼いたしました…。

襟を正して、今回から気を付けていきたいのですが、相変わらずややこしい物語を展開してくれているおかげで不安しかありません(笑)

なので、コメントをくださる皆様には改めてフォローをしてくださると幸いです(笑)

さて、前回はラストで希が能力遺物(能力の結晶)になってしまい、瑞穂の能力の新たな側面が発覚しましたが…。

それからどうなったのか、早速振り返ってみましょう。

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告別

『サニーボーイ』、第11話、希の遺影

©Sonny Boy committee

今回の前半は長良と瑞穂が前回のラストでコンパス(能力の結晶=能力遺物)となった希の「お別れの会」を催しました。

前回のラストは何が何やら感じで終わりましたが、どうやら希が故人となったのは確定のようです。

ただ、つばさからの手紙では「いなくなった」という表現が使われていたり、ラジダニが「この世界」におけるタヒが複雑なものだと語っていたので、希とはこれでお別れ…というのはまだ尚早のようです。

他方で、お別れの会の出席者はラジダニだけ。

クラスメイトはもちろん、現場の当事者だったつばさや朝風すら姿を見せませんでした。

各々事情があったのでしょうけど、結構ドライですね…。

でもよく見るとお別れの会のグループのメンバーがたった2名だったり(瑞穂と長良だけ)、誰もスマホで連絡を取り合っていないのを見ると、そもそも長良・瑞穂とクラスメイト同士の関心は既に失われているのかもしれません。

クラスメイトがそれぞれ離散していることに加え、後述するラジダニが2000年の時間経過を経験しているように、それぞれが経過している時間も違う。

希のお別れの会の場面は、時間と場所と行動の変化によって、長良のクラスメイトは漂流当初のような関係性を失くしてしまったことを示唆しているのでしょう。

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2000年の孤独

『サニーボーイ』、第11話、ラジタニ

©Sonny Boy committee

中盤から後半にかけてはラジダニが旅で経験したことを語っていましたね。

それぞれ振り返ってみましょう。

ホームシック

『サニーボーイ』、第11話、瑞穂

©Sonny Boy committee

最初にラジダニが瑞穂に語ったのは恋人や故郷を美化し、囚われ続けて結果、恋人には出て行かれ、自身は「この世界」そのものになった男の話でした。

ラジダニは彼を指して「現実を受け容れなかった」と評していましたが、このエピソードは第8話のやまびこのエピソードに類似しています。

第8話の詳細は第9話の記事に記載しましたが、やまびこはこだまと親密な関係になるもの、本当は外の世界を志向していた彼女の本心に背いた結果、戦争の介入で最悪な事態を招いた経験があります。

Sonny Boy9話感想・考察・解説!瑞穂と朝風は対比されている?【サニーボーイ】
皆々様こんにちは。 諸事情で急遽『Sonny Boy(以下『サニーボーイ』)』の担当となりましたgatoです。 ...

とても悲劇的ですが、こだまとの甘い平穏な日々に浸かり続けたやまびこはある意味「現実(こだまの本心)を受け容れなかった」といえなくもないでしょう。

また「『この世界』そのものになった」という点は、犬に変化したやまびこにも重ねられそうな気がします。

そのうえで注目したいのが、今回登場したやまびこは台詞を全く発さず、瑞穂の猫達のように動物として振舞っていたという点です。

元々は人間だったにも関わらず、こだまとの生活を通じて犬となり、そして人間性すら希釈化した彼の姿は、ラジダニが語るホームシックの顛末に近しいものがあります。

断食と発明家

『サニーボーイ』、第11話、発明家

©Sonny Boy committee

ラジダニが語ったもう一つの話が自らを神の子として信じて断食をする者達と、その中にいた「タヒ」の発明家の話でした。

とりわけ「タヒ」の発明家は非道な実験を繰り返した挙句、本当に「タヒ」を実現する装置(電気椅子みたいなもの)を発明したわけですが…。

ここにおける「タヒ」は「衝動の終わり」でした。

発明家は「仏陀のような良くできた人間になった」とのことですが、ラジダニの発言も踏まえてもう少し細かくいうなら、何もかもを無批判に受け入れ、ただただ無感動に流されていくような状態を指します。

個人的に連想したのが伊藤計劃の『Harmony』ですかね。

ただ、気を付けておきたいのがこのエピソードにおける「タヒ」は「この世界」でタヒぬ方法の一つに過ぎないという点です。

これについては、後ほど色々掘り下げてみましょう。

ところで、この発明家に関する語りでは唯一ラジダニの回想が入りましたが、そこでは発明家自身と思しき人物が登場しています。

個人的に一瞬彼が朝風か星に見えた(笑)

でもよく見ると違うっぽいので、多分違う人物なんでしょう(笑)

後、発明家のエピソードって戦争の過去のような印象も持ったのですけど…これも違う感じですね。

というか、戦争ってかなり重要人物っぽかったけど、あんまり出てこないな…。

もし朝風が存命なら、既に彼の手にかかってしまったのかもしれませんね…。

人生は徒労

『サニーボーイ』、第11話、コンパス

©Sonny Boy committee

ホームシックの男の話や、「タヒ」の発明家の話を踏まえつつ、一度ラジダニの旅のエピソードを総括してみましょう。

今回のラジダニの語りがあったことで、個人的に作中における「タヒ」は3種類あるように感じます。

1つ目はホームシックの男の末路(あるいはやまびこ)のような、「この世界」あるいは別の何かになる形で遂げられるタヒ。

これは現実を受け容れられないことで発生するものであり、現実逃避の成れの果てといえるものです。

2つ目は「タヒ」の発明家が生み出した、己の衝動を終わらせることによってもたらされるタヒ。

これは自らを徹底的にフラットにする…いうなれば心を消した状態といえるでしょう。

そして3つ目が希や前回登場した落ち続ける男のように能力遺物になるというタヒです。

正直、これを前2つのタヒと同列にするか悩みましたが、つばさやラジダニの発言や作中の描写を踏まえると、やはりタヒとして扱うべきでしょう。

このタヒは他の様態のタヒと違い、ニュアンスが異なる印象があります。

まず、能力遺物となることで、そこに「意志」を感じさせるという点が他のタヒと異なります。

ラジダニがコンパスを指して「彼女の意志はまだ生きている」といいますが、これを示すようにコンパスは他の磁石の影響を全く受けず、常に一点を指し続けています。

どんな状況でも「光がある」と語っていた希を連想させますね。

ヴォイスが能力遺物を「美しいと思わないか」と語っていたように、能力遺物となるタヒにはそれなりにポジティブな捉え方がされる感じがします。

そしてこのタヒは現状朝風の手によって起こされているという点も大きく異なります。

他2つのタヒが自然発生的に、あるいは自らの力で行われているのに対し、能力遺物となるタヒは今の所、朝風の手によってでしか起こされていません。

ヴォイスは朝風に戦争を「コロす」よう仕向けていますが、能力遺物になるタヒだけが「誰かが誰かをコロす」という行為がセットになっているといえなくもありません。

個人的に、朝風が選ばれた理由はここにあるのではないかと思いました。

つまり、朝風が選ばれた所以は他の人間を能力遺物にできることにあるというわけです。

個人的に朝風の力は介錯に近いものではないかと感じました。

第9話で、最初に能力遺物にされた落ち続ける男は「時間を過ごし過ぎた」人物であり、希はそんな彼を「もう止めてあげよう」といっています。

つまり朝風の人を能力遺物にする能力は、静止した世界で生き続けることに限界を感じた人間を能力遺物にすることで開放する…一種の安楽タヒを実現する側面があるのではないでしょうか。

だから介錯と捉えられるのではないか…というわけです。

じゃあなんで希能力遺物になったの?!っていわれるかと思いますが…。

正直、これは朝風自身がこの能力に気づいておらず、また使いこなせてもなかったため暴発してしまったため…というつまらない推測しか出せません(「心の奥底は自分でもわからない」)。

朝風の顛末が不明なので、まだ解釈を固めきれていないんですよねぇ…。

なので推測の正誤も含めて、最終回で改めてやらせてください(笑)

ところで、もし朝風と能力、タヒの関係性が推測通りだった場合、前回の記事で触れたように、ヴォイスの目的は朝風を唆してコロす=人を能力遺物に変えさせようとしていることになりそうです。

Sonny Boy10話感想・考察・解説!ヴォイスの目的は能力の結晶?【サニーボーイ】
皆々様こんにちは。 『Sonny Boy(以下『サニーボーイ』)』担当のgatoです。 第9話より本作を引き継ぎ...

その場合、ヴォイスの動機が気になるところですが…個人的にはざっくばらんにいって「若者のタヒを愛でたい」のではないのかと思っています。

ここからは根拠のない主観的な憶測になりますけど、ヴォイスって青春ドラマを楽しんでいる大人の典型だと思うんですよね。

自分の理想とする青春を理想とする若者達が葛藤しながら過ごし、失敗していく様を享楽的に消費したい大人…みたいな。

悪く言えば美化だらけで気持ち悪い青春ものを楽しんで、青春の当事者の実際の葛藤には触れようともしない身勝手な大人なんですけどね(笑)

まぁ、これはあくまでお耳汚しなので、ヴォイスが本当はどんな奴かは最終回に委ねましょう(笑)

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テイク・オフ

『サニーボーイ』、第11話、長良と瑞穂

©Sonny Boy committee

今回のラストでは長良と瑞穂がロケットに乗り、元の世界に向かって出発しました。

ラジダニや希との会話で元の世界(正確には2年経った元の世界)に戻るメリットがほとんどないとわかっているにも関わらず、長良も瑞穂も元の世界に戻ることを決めたわけです。

いやー、正直、この段階で長良と瑞穂が何を想っているのか、何を目指しているのか、元の世界がどうなっているのか、そこで何が起こるのかは全く想像がつきません!(笑)

まぁどうせ次は最終回ですし、次でわかるだろうし(と信じたい笑)!

もう余計なことは言わない方がいいんじゃないか…と思いましたが、それはそれで職務放棄が酷いので、現状いえることをいいたいと思います。

とりあえず、長良と瑞穂の元の世界への旅立ちは「未来」に向かう行為と捉えられると思います。

ここでいう未来は一般的な意味での、何も決まっていない漠然としたものであり、どうなっているかわからない元の世界は未来そのものといっても過言ではないでしょう。

まぁ今回は瑞穂がラジダニと、長良が希とやっていた内容がそれとなく未来を連想させるようなものだったので、ひとまずこの見方でいけるかと思います(あくまで暫定です。他の見方をする余地は全然あり)

となると、「じゃあ『この世界』で生きるのは未来へ向かうことじゃないのかよ」とツッコまれそうですね…。

ここに関しては、正直自分の中で固まり切っていないので良い答えを返せないのが現状です。

まぁ作品を無視して主観的に語ろうと思えばできますけど、それだと『サニーボーイ』を見た意味がなくなるので、現段階でいうとしたら…。

「この世界」に本来的な意味の未来はなく、そこにあるのは「永遠めいたもの」だと思うんです。

「この世界」は静止しているために、その気になれば何千年どころか、半永久的に生きることができます。

しかし、その永遠に人は耐えられないため、タヒを選ぶ者が出てくる。

人がついてこれないために、「この世界」にあるのは「永遠めいたもの」というわけです。

この「永遠めいたもの」を作り出しているのは、静止…言い換えれば「終わりのない」という状態だと思っています。

いってしまえば、「この世界」って卒業がない学校生活みたいなものなんですよね。

だから自分が肉体的にも、社会的にも劇的に変化するタイミングがない。

変化によってあてどない茫漠として未来に飛び込むこともない。

そんな「この世界」で心を腐らせていくくらいなら、「この世界」で起こった「良いこと」を信じて元の世界という未来へ向かう方がいい…。

長良と瑞穂の行動には、こんな意識があるのではないでしょうか(こだまやホームシックの男の恋人のような「外の世界を志向する」というスタンスと意味合いは同じだと思っています)

…とまぁ、こんな感じですかね。

なんかポエムっぽいこと言っちゃってますけど、これはあくまで現段階での印象ですからね!

最終回でひっくり返ることも全然あるので、ご留意ください!

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『サニーボーイ』第11話感想

『サニーボーイ』、第11話、希

©Sonny Boy committee

そんなこんなで最終回目前となったわけですが、相変わらずの調子なので、ここまで来たら最終回も意味不明なまま終わってほしいですね(笑)

まぁ朝風or戦争と最終決戦!みたいな方向で来られる方が困りますけど(笑)

とはいえ、色んなキャラクターの行く末はちゃんと観たいけど…どうなることやら…。

何はともあれ次回は最終回!

心して見届けたいと思います。

▼サニーボーイの記事はこちらにまとめてあります

Sonny Boy1話感想・考察・解説!学校が漂流した原因を予想【サニーボーイ】
『Sonny Boy』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。(1話の記事は下にスクロール!) ...

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コメント

  1. ラジタニ より:

    ここまできてなんだけどラジ「ダニ」ですよ

  2. 名無し より:

    三つ目の死、能力異物になるタイプの死は、死にカウントしてもいいんですかね?周辺の文脈からすると、コンパスとなった希は肉体を失ってなお精神の志向性を保ち続ける希の、言うなれば、魂の生存のメタファーのように感じられました。
    二つ目の死、発明家が衝動を失った死を見ると、やはりこの作品の根底にあるであろう「アンガージュマンこそ人生である」といった筋が見えます。というか、アンガージュマンを主題に置くなら、漂流における死は、「肉体的な死(異物になる)」と「精神的な死(外界への能動性の欠如)」の二つで括れるのではないでしょうか。先述した通り、揺らぐことのないコンパスを希の精神的な生存だととるならば、両者の死は独立的に存在するものだとも考えられると思います。
    一通り至極無難な解釈を自分でも施したものの、この作品に厳格に論理的な筋を求めすぎるのも不躾な気がしてきました。
    最終話、25分程度でこれまでの謎が全て解かれるとは思えませんが、せめて漂流のメソッドの答え合わせだけはしてほしいというのが最低限の望みです。
    『二年間の休暇』、原作のように主人公たちが英雄扱いされることはなくとも、確かな成長を期待します。

    • gato より:

      名無しさんコメントありがとうございます!

      >三つ目の死、能力異物になるタイプの死は、死にカウントしてもいいんですかね?

      >漂流における死は、「肉体的な死(異物になる)」と「精神的な死(外界への能動性の欠如)」の二つで括れるのではないでしょうか。

      記事でも触れましたが、正直悩ましいところです…。

      ご指摘の通り、魂の生存(記事では「意志」と書きましたが)で捉えた場合、能力遺物化と他のタヒは一線を画しているとは思います。

      アンガージュマンについての解釈(サルトルの奴でいいですよね?)やタヒの分け方は概ね同意です。

      ただ、希がコンパスになった経緯は必ずしも彼女の意図によるものではなく、むしろ朝風の介入が大きな要因であるため、その文脈での解釈は一旦控えたんですよね…。

      自発的な意志ならともかく、さすがに朝風の介入でコンパスになったので、ひとまず彼のその後を観てから判断しようとした次第です(まぁ長良への手紙が彼のものなら多少は察しがつきますが)

      まぁそれを差し引いても、希個人のアンガージュマン的な気質を残った=単純なタヒではないという捉え方はできるかと思いますし、アンガージュマン的な文脈が完全に否定されるわけではないですけどね。

      >一通り至極無難な解釈を自分でも施したものの、この作品に厳格に論理的な筋を求めすぎるのも不躾な気がしてきました。

      全く同意ですね。

      まぁかなり文学的に行間や空白を多用する作り方をしているので、一つの筋を厳格に定めるよりも、多様な解釈を交わすのが今作の正しい楽しみ方かもしれませんね。

      後、名無しさんの解釈は一番ベターですから、無難なんておっしゃらないでください(笑)

      予防線張りまくって本筋喋ろうとしない僕ですけど、ぶっちゃけ普通に考えると名無しさんと同じベ路線になります(笑)

      >最終話、25分程度でこれまでの謎が全て解かれるとは思えませんが、せめて漂流のメソッドの答え合わせだけはしてほしいというのが最低限の望みです。

      まぁこの手の作品は着陸の仕方がどうなるかが一番気になりますよね…。

      恐らく長良も瑞穂も元の世界に帰還するでしょうけど、そこで彼らが漂流をどう総括するか次第ですね。

      >『二年間の休暇』、原作のように主人公たちが英雄扱いされることはなくとも、確かな成長を期待します。

      読んだことないんですよねぇ…(笑)

      まぁ英雄扱いされるようなオチを作る話ではなさそうですよね(笑)

      というか、僕が読んだことある漂流ものって漫画版の『ロビンソン・クルーソー』だけなんですよね…。

  3. ラジダニ より:

    ラジダニだよ

    • gato より:

      ラジタニさん、ラジダニさんコメントありがとうございます。

      すいません、実に初歩的なミスでした…。

      修正しておきました~。

  4. うどん より:

    面白かったです(^^)/

    ◎能力遺物となる死にはそれなりにポジティブな捉え方をされており、現状朝風の手によって起こされている

    →おお!コレですよコレ!
    なるほど納得のアレです!(語彙)
    私なりに、なんとなく曖昧に霧がかかった様に解釈してても、誰かが言葉にしてくれるとなお一層に現実味を帯びてきます。
    やっぱりブログって素晴らしい。

    ◎「この世界」って卒業がない学校生活みたいなもの

    →ホントにコレです!
    私めっちゃアレです!(語彙)
    わたし実はやまびこ先輩みたいに後悔ばかりしてまして…小学校が楽しすぎて、特に5年生が好きで、何度も夢の中で5年生を繰り返してるんです。
    女子はアレが膨らみ始めて、男子は元気いっぱいで。みんな仲良くて。
    でも中学に入り、男子と女子はあまり話さなくなり、スカートめくりをして女の子に蹴られる事も無くなりました。
    現実の時の流れって怖いです(T_T)

    ◎まぁ朝風or戦争と最終決戦!みたいな方向で来られる方が困りますけど

    →ですです!ですです!
    (もうアレとかコレとか言わない)

    これが一番困りますよね。
    最終決戦、決着は劇場で!
    とかは残念なアレのすることですし(^^ゞ

    ————————-

    さて、本当に11話は過去一番『わかりやすい』話しでしたね。
    ものすごく納得行きませんけども。
    (一番の希望の光、ボクの希ちゃんを…)

    ええっ?えぇえええーーーッ( •̀ㅁ•́;)葬式って
    もぅ行間が広大すぎて(゜o゜;ポカーン ってなります。

    もうコレ、細かい能力遺物考査とか時空列の整合性考査とか全く意味をなさなくないです?

    広大な物語に対してもう自分の人間の小ささに嫌気がさします(´;ω;`)宇宙観覧車まで出てきましたからね

    とは言え、大好きなのでいろいろ考えちゃいます(*^^*)

    ・朝風が怖すぎる…
    あのあと、骨折ちゃんの絵葉書を見つけて高圧的に奪おうとして拒否されて、めんどくさいので能力遺物『骨』にして手にした葉書きに殴り書き。
    その骨を片手にアキ先生の胸に顔をうづめて「めんどくさい」と心の声が聞こえてきたのでアキ先生も相対性の能力遺物『アインシュタイン』にしていく。そんな姿が連想されました。
    戦争こわい。

    ・もう現状の朝風は役割をやり切ったので出て来ない気がします。

    その代わり最終回はヴォイスがアキ先生に対して話しかけます。
    ヴォ「委員長、これで良かったかね?」
    アキ「ええ、瑞穂は子供だから私達の方舟には乗せられないわ」
    ヴォ「そうかボクもみんなを救えて良かったよ」
    アキ「ええ、ありがとう」
    って校長がサングラスを外すんですが…
    その目元には☆型のホクロが。

    みたいな感じだったら楽しいな。

    ・回想の希が「どっこい生きてるかもしれないじゃないの」
    って言ってたのが気になりました。

    Tシャツの中でどっこい生きてるのか?
    いゃ、たしかに光に手を伸ばして何度もピョンピョン跳ねてる姿はピョン吉に…(^^ゞ

    もう元の世界に新しく生まれた命に『希』と名付けて可愛がる瑞穂と長良くんでも構わないから…生きていてほしい。(めちゃくちゃ嫌ですが)

    わたし長良くん嫌い、ウジウジ考えて行動が遅いのが自分を見てるようでイライラします。
    長良はなんで朝風の居るこの世界に希を一人で行かせたんだろう?
    『希も一緒に行こう』
    『俺の側を離れるな』
    くらい言えないの?
    せめて一緒に朝風の所に行って骨折ちゃんもろとも連れて帰ろうよ( •̀ㅁ•́ )プンプン

    はあぁ…いろいろ考えちゃいますが、コレ答えのない自問みたいになって来ててツライ。

    sonny boyは時の洗礼に耐えうる名作になり得るのではないでしょうか。
    現状の知名度イマイチだけども、時間とともに評価される気がします。
    30年先の未来の高校生が見ても意味不明なのになぜか見ちゃう面白い物語になったら良いなと思います。

    コメントで仰っていますが、この物語には正解などドコにもなくて、視聴者の数だけの、それぞれの想いを内包した作品かと思います。

    最終話も楽しみです。
    gatoさんの感想も楽しみに待ってます(^^)/

    ———————
    他の所では

    ・元の世界の希は教科書をやぶって屋上から飛び降りて死んだんじゃないか。

    ・そもそも長良は鳥を見殺しにしたのではなく、虐待をしたのが長良だったのではないか。

    ・担任の先生、キャラ360°変わってる。

    ・いゃ、360°って一周回ってそのままじゃ…

    とか言われてました。
    いろんな捉え方が出来て楽しいです。

    • gato より:

      うどんさんコメントありがとうございます!

      >私なりに、なんとなく曖昧に霧がかかった様に解釈してても、誰かが言葉にしてくれるとなお一層に現実味を帯びてきます。

      もったいないお言葉、ありがとうございます。

      まぁ自分でいうのもあれですけど、肝心の結論をぼかした書き方をしたので、だからなんだという感じがしますが(笑)

      最終回でもう少し気持ちよく着地できるように書きますので、しばしお待ちいただければ…。

      >わたし実はやまびこ先輩みたいに後悔ばかりしてまして…小学校が楽しすぎて、特に5年生が好きで、何度も夢の中で5年生を繰り返してるんです。

      それは誰しもが持つ感情だと思います。

      後、今作の場合、漂流してサバイバルするかと思ったら、いつしか「生き続けることが苦痛になってくる」という変化が発生するのは上手い作り方だと思います。

      >もうコレ、細かい能力遺物考査とか時空列の整合性考査とか全く意味をなさなくないです?

      僕もそこは放棄しています(笑)

      最近だと『ワンエグ』がそうですけど、細かく原理を追っかけることにあんまり意味はないですからね。

      理屈よりもメタに何が含まれているかを追いかける方に価値があると思いますし。

      >朝風が怖すぎる…

      第10話以降の朝風が描かれていないのがよくわかんないですよね…。

      仰るような展開も充分あり得るかと思いますが、個人的には希をきっかけに改心してほしい(笑)

      まぁ出番が終わった説も否定できないので、その後が描かれない可能性もありますが…。

      個人的に朝風は主要人物の中で一番子供っぽい…もとい、年相応の等身大なキャラクターだと思うので、ちゃんと着地を見せてほしい気持ちもありますが。。

      >って校長がサングラスを外すんですが…その目元には☆型のホクロが。

      あぁ~これは…ちょっとあり得るかもしれませんね(笑)

      ただ星には戦争をコロすよう朝風を唆すようなキャラクターになってほしくないですけども(笑)

      >回想の希が「どっこい生きてるかもしれないじゃないの」って言ってたのが気になりました。

      漂流の意味合いにもよりますが、もし「この世界」での出来事が全く失われず、元の世界に何らかの変化をもたらし得るのなら、その展開もあるかと思います。

      >長良はなんで朝風の居るこの世界に希を一人で行かせたんだろう?

      確かに希のために頑張ろう的な決意をした長良にしては少し間が抜けている印象がありますね。

      ただ、希を気ままに行かせる=希のありのままを許すからこそ、長良は長良なのかなと思います。

      気持ちはピュアでも何かと傍にいようとするのは、それこそ朝風と同じになっちゃいますからね。

      >コメントで仰っていますが、この物語には正解などドコにもなくて、視聴者の数だけの、それぞれの想いを内包した作品かと思います。

      昨今のアニメでは珍しいタイプですよね。

      まぁそのタイプのアニメは嫌いじゃないですけど、ここまで文学的にしなくてもいいとは思いますけど(笑)

  5. マグロ より:

    落ち続ける男は9話の戦争と同一人物なんじゃないの?

    • gato より:

      マグロさんコメントありがとうございます!

      >落ち続ける男は9話の戦争と同一人物なんじゃないの?

      実は僕も一瞬それを考えたんですよね…。

      話の流れや、この世界が「戦争」だったことを踏まえると、彼が戦争である可能性はゼロではないと思います。

      ただイマイチ確証がなくて触れなかったんですけど(笑)

      というか、仮に彼が戦争だとしたら、一体何があったのかというところですよね~…。

      まぁ戦争は失敗続きだったようなので、色々苦心した結果、何もかも失った…みたいな展開はありそうですが。

      うーん、色々想像できる余地はありますけど、それがありすぎて確信できないのが正直なところです。

  6. 老師 より:

    楽しく拝読させて頂きました。

    夏目監督のコメントによると、
    ・8話の戦争と10話の戦争は別人
    ・希は病気(胸の大きい女性は~という会話が病院の先生と出来る付き合いになる位の)
    だそうです。

    11話の考察では、送る会に誰も来なかったのは、理由があったと解釈したいです。単に5話で長良を探しに来たメンバーと整合性を合わせただけかもしれませんが。
    5話では、ポニーとか途中まで一緒に探してくれたし。

    個人的には、謎解きよりもキャラの行く末や、成長が気になります。特に瑞穂のネコを置いてまで帰る理由。最後のさくらの表情を瑞穂に見て欲しかった!
    あとは、元の世界がとうなっているか、希がいるのかなど。シュレーディンガーのネコのように確率なんですかね。
    ラジダニとかポニーとか好きだけど、もう登場しないかな。(元の世界に戻れたらありかも)

    漂流者が能力遺物になるのが、朝風の能力だとすると、こだまが能力遺物Mになったのは、どう解釈しますか?
    ※因みにMの意味は、M理論・聖母マリアだそうです。

    • gato より:

      老師さんコメントありがとうございます。

      >8話の戦争と10話の戦争は別人

      >希は病気(胸の大きい女性は~という会話が病院の先生と出来る付き合いになる位の)だそうです

      貴重な情報ありがとうございます!

      とりわけ気になったのが戦争のところですね。

      8話と10話のそれぞれの戦争が別人ということは、戦争は個人を指す名前ではないんですかね?

      一種の状態を指すような言葉なのかな…。

      10話の戦争=落ち続ける男が具体的に何をしたのかわからないですが、戦争の定義次第では朝風の役目とかも相対的に見えてきそうですね。

      >11話の考察では、送る会に誰も来なかったのは、理由があったと解釈したいです。

      ちょっとネガティブに見過ぎましたかね。。

      確かにポニーや星くらいは来ても良かった感じはしますね…。

      長良や瑞穂以外全員が元の世界への帰還を諦めていることを踏まえると(ラジダニでさえも)、少なくとも元の世界を志向する長良と瑞穂(そして希)との間にある程度距離が生まれてしまっている印象はありますが…。

      >個人的には、謎解きよりもキャラの行く末や、成長が気になります。特に瑞穂のネコを置いてまで帰る理由。

      そうなんですよねぇ~。

      瑞穂が猫を置いて元の世界へ戻る理由は僕も結構気になるところです。

      瑞穂にとってあの3匹の猫は祖母に関わる存在であり、学校に連れ込むくらい大切にしていたわけですし。

      それを置いていくということは、彼女なりの強い決意があることを窺わせますが…。

      第9話での朝風とのやり取りで瑞穂は家族からの自立心が強い雰囲気を出していましたけど、彼女なりに祖母や家族としての猫達へのこだわりを乗り越えたのかな…。

      いずれにせよ、ラストの彼女には注目ですね。

      >あとは、元の世界がとうなっているか、希がいるのかなど。シュレーディンガーのネコのように確率なんですかね。

      うーん、パラレルワールドを出してきそうな雰囲気は否めませんね。

      それに、「この世界」の長良達はコピーで、オリジナルはキチンと存在しているようですから、ラジダニやポニー達も出てくる可能性は高いでしょう。

      ただ、ラストがどのように描かれるかは元の世界と「この世界」の関係性次第な感じがしますね。

      >漂流者が能力遺物になるのが、朝風の能力だとすると、こだまが能力遺物Mになったのは、どう解釈しますか?

      うーん、正直検討もつかないです(笑)

      ただ、戦争が個人名ではなく、ただの状態だった場合、戦争である条件の一つが「漂流者を能力遺物にすることができる」…なんてこともあるかもしれません。

      本来であれば戦争をコロすために動いていた朝風ですが、その実ヴォイスが求める救世主と戦争は表裏一体の存在だった…みたいな。

      まぁ根拠に乏しい当てずっぽうですけども(笑)

      強いて根拠をいうなら、彼が見せつけていた勲章はヴォイスから与えられたもの(あるいは能力遺物?)で、ヴォイスの命令で動いている内に狂ってしまったみたいな感じかな…。

      まぁ朝風が戦争になるという話は別の方のコメントで頂いていたんですけど、僕はどちらかというとその路線は否定的だったという(笑)

      その際のコメントのロジックとは微妙に異なりますけど、今更ながら朝風が戦争になるという解釈がありだと思えてきた(笑)

  7. 通りすがり より:

    発明家はあの目元に星マークある奴に見えたけどなぁ

    • gato より:

      通りすがりさんコメントありがとうございます!

      >発明家はあの目元に星マークある奴に見えたけどなぁ

      ですよねぇ…。

      笑顔の雰囲気から星っぽい感じもするんですよねぇ…。

      ただ目元が違う感じがしてなんともいえない…。

      後、それなりに希望を持って旅立った星があそこまで変貌するのがイマイチ自分の中でつながらないんですよね…。

  8. 生姜山盛り より:

    いつも、見た後に自分で感じた事を確認したくなり
    ネットでここを見つけ、拝見させてもらってました、
    ついでにお礼を申し上げます。いつもありがとう。

    のぞみとのお別れはショックでした。
    実は第五話、現実世界のフラッシュバックで、のぞみ
    がベットから仰向けに落ちるシーンを見つけていたので、
    病気で死んだの?とは思ってましたが、お別れは現世に
    戻ってから?とか勝手に思ってましたから。

    現世でも、あの世界でも命を奪われるなんて、可哀想すぎる。
    のぞみの能力遺物が現実世界でどうなるのか?いま私の希望
    はそこしかありません!

    しかし、あの葬式シーンは自分が見た葬式で一番美しく、やさしい
    ものでした。すげー泣けた。(なつやすみバンドの曲買っちまった)

    監督さんのコメンタリーも読んだのですが、実質この回が最終回
    とおっしゃってたんで、あと25分で我々のすべての疑問が解決
    するとは到底思えませんね。
    偉い学者さん達でも良くわからない量子論がモチーフの世界で起こ
    った事が、現実世界にどう影響するのか?
    長良がやっていた事(アンテナ設置のような)や追加されたミッションって何?
    肝心のところで尻切れになったラジダニの説明?瑞穂のやりたい事って?
    もーなんやかんや自分、大変な事になっています!
    とにかく最終回が楽しみでしょうがないですわ。

    • gato より:

      生姜山盛りさんコメントありがとうございます!

      >ついでにお礼を申し上げます。いつもありがとう。

      もったいないお言葉、恐れ入ります。。

      上手く記事にできているか、正直自信ないですけど(笑)

      励みになります。

      >実は第五話、現実世界のフラッシュバックで、のぞみがベットから仰向けに落ちるシーンを見つけていたので、病気で死んだの?とは思ってましたが、お別れは現世に戻ってから?とか勝手に思ってましたから。

      正直、僕も随分あっさり処理した印象でしたね…。

      ただ、タヒ因がどうこうよりも、あの不条理な感じを出すことで現実的な「タヒ」を演出したい意図があっての描写かもしれません。

      >監督さんのコメンタリーも読んだのですが、実質この回が最終回とおっしゃってたんで、あと25分で我々のすべての疑問が解決するとは到底思えませんね。

      え…マジですか(笑)

      あれが最終回かー…。

      うーん、まぁ長良と瑞穂が元の世界へ向かうというオチは確かに一段落した感じはありますが…。

      今までの見方を色々ひっくり返さないといけないかもしれない(笑)