皆々様こんにちは。
『ワンダーエッグプライオリティ(以下『ワンエグ』)』担当のgatoです。
前回は沢木への恋心を思い出したアイがまさかの登校を宣言!
おまけにあれだけ不信感を向けていた沢木の前でデレ倒すという急展開を見せました。
いやぁ正直上手く消化できなかった…。
でもコメントをくださった方のおかげで、今はどうにか落ち着いています(笑)
さて、今回はリカが主人公となるエピソード。
リカと、その家族にスポットライトが当たります。
何が起こったのか、早速振り返っていきましょう。
目次
嫌いな母、見知らぬ父
今回のエピソードの主軸はリカと、彼女の父母に関するものでした。
捨てられた千秋
常々リカから「毒親」と罵られ、蛇蝎の如く嫌われていた母の千秋ですが、意外と悪人ではなかったですね。
スナックのママをしていて、毎晩飲んだくれているところはちょっとあれだけど(笑)
ただ、リカの誕生日をしっかり覚えており、現金とはいえプレゼントしたり、ちゃんとケーキを作っていたりと、母親らしいことはキチンと行っています。
他方で、夫と離婚したことをかなり引きずっているようであり、娘であるリカに捨てられることを恐れているような節もありました。
まぁリカが持っていた写真を見る限り、恋多き女性であることは間違いないようですし、ストライクゾーンも無駄に広くて浮気しまくりだっただろうし…自業自得といえば自業自得ですが。
それにリカが言うように、千秋の言動は嘘も入り混じっている雰囲気もあるため、どこまで信頼できるかも怪しいところがありますね。
例えば千秋は「中学になったら父が誰か教える」と言っていたにも関わらず、実際は写真を見せて「誰かわからない」といっていました。
一見するとリカを騙した感じに見えますが、そのわりには千秋は夫が「自分を捨てた」と語り、その経験を引きずっています。
誰かわからないわりには、捨てられた経験がやたら鮮明なんですよね。
第一、父の言葉を覚えているなど、リカにちゃんと父と接していた体験がある以上、少なくともリカを娘と思って接していた人間がいたことは自明です。
そうなると、千秋は意図的に夫、つまりリカの父の存在をはぐらかしている感じがしますね。
だとしたら、動機が気になるところですが…。
個人的に、リカの父が悪い人間だった…なんて予測をしてみたいですね(笑)
つまりリカの父は千秋以上にろくでもない人間であり、だから千秋は浮気に走り、結果離婚に至った。
だけど事情を知らないリカは千秋が原因で父がいなくなったと思い、母を恨んでいる…みたいな。
詳しくは後述しますが、今回のオチを考えるとこういう裏事情があった方がしっくりきますね。
パパを探して
真剣に応えてくれない千秋に業を煮やしたリカは、アイ達と一緒に父を探そうとします。
しかし、今回のエピソードでリカの父が出てくることはありませんでした。
ただ、それとなく示唆されていましたね。
恐らくリカの父はリカが「私に似ていない?」と冗談半分で出していた写真に写っている眼鏡の男性でしょう。
まぁ回想に出てきた顔と似ていたので、わりとそのまんまですけど(笑)
ただ人間性まではわからなかったので、どんな人物かはわからずじまい…。
この辺りはいずれ描かれるか、個々の解釈に任せられているのか…。
リカの傷
今回はリカがリスト力ットをしようとする場面がありましたね。
リカのリスト力ットは初登場時から描写されていましたが、てっきりアイドルの仕事が原因かと思いきや、実際の原因は千秋との軋轢でした。
二の腕を切っていたのも、傷を見せたくない相手が母親だったからでしょうね(もし見られたら色々言われそうだし)
ただ、リカのリスト力ットは色々複雑なニュアンスが込められているようでした。
それを示すのがリカの「バランスを取っていたんだよ」という台詞ですね。
そもそもリカは母親を足蹴にし、奔放で周囲を振り回す「強い自分」を演じている一方、千秋との軋轢を抱えると同時に、自分が千秋のような大人になってしまうことを何よりも恐れている「弱い自分」を持っていました。
おまけに自分一人で自分を支えられるほど強くなく、チエミの一件があるなど、失敗もしています(アイドル時代にも色々あったのでしょう)。
弱い自分を抱えながら強い自分を演じるのは、想像以上に苦労があったのかもしれません。
一瞬とはいえムカデに篭絡されたのは、弱い自分を抱え続けることへの疲れがあったのでしょうね。
しかし、そんなリカを落ち着かせていたのが、あのリス力なのでしょう。
もちろんリス力は褒められた行為ではありませんが、リカにとっては「痛めつけたいほど嫌いな弱い自分がそこにいる」ということを知る行為だったのかもしれません。
強い自分にこだわるあまり大事なものを見失わないようにする…それこそ、強い自分と弱い自分のバランスを取るための行為だったのでしょう。
実際、ムカデを倒した後のリカは自分のつけた傷を見ながら「私は弱い。だけど、それがまんま私なんだ」と言えたのでしょう。
本来ならやめるべき自傷行為であるリス力ですが、リカはそこから弱い自分という最もかけがえのないものを見出せたといえます。
後、自傷行為をするという点では千秋もリカと同じような感じがしますね。
夫の影響で家族に捨てられることを恐れている千秋ですが、いつも酒浸りなのは彼女なりの自傷行為なのかもしれません。
そして千秋にとって酒浸りになることも、バランスを取ることだったりして。
まぁリスト力ットと同じくらいほめられたことではないですけど(笑)
でも、千秋は酔っていてもリカを蔑ろにはしませんからね。
きっと酒に酔いながら、彼女なりに弱い自分に深く関わるリカと向き合っているのかもしれません。
母子家庭ズ
前半では母親との軋轢を桃恵やねいるに理解してもらえないリカに、アイが寄り添う描写がありました。
アイが言っていたように、実際二人とも母子家庭で育っているため、お互いに共感できるものがあるのでしょう。
それに前の記事でも書きましたが、塞ぎ込んでいる友達に寄り添い、孤立を防ぐ役回りをアイは無意識的に果たしていたといえます。
他方で、アイの発言で気になるところが二つ。
アイも「母親のことが好きじゃない」という旨の発言をしていましたが、恐らくこれは沢木に絡んでいるところでしょう。
沢木に関しては蟠りを幾分か解消したばかりか、デレ倒したアイですが、父と別れて沢木に向かった多恵の行動自体には納得していないようです。
多恵と沢木が恋愛関係を話した際もアイは拒否反応を示していましたが、そこには少なからず多恵に向けられたものもあったのでしょうね。
それもそのはず、アイ曰く、出ていった父親とは1ヶ月に1回程度は会っているとのこと。
どうやら父親との関係は依然良好である可能性が高いようですね。
だとしたら、アイは多恵との間、つまり家族との間にまだ爆弾を持っているみたいな感じになりますね…。
ねいるに「面倒」はない
リカの父親捜しに際し、ねいるに両親がいないことが明らかになりました。
そのためにねいるはリカの気持ちを上手く汲めず、彼女を怒らせてしまいます。
ねいるはリカを怒らせたために「女子社会に向いていない」と反省する一方、「面倒がなくていいってことみたいね」と言ってもいます。
以前ねいるが妹について話した際も淡々としていましたが、あの淡白さは両親、もとい家族との関係性が彼女から欠落していたために、家族で悩むのが理解できないことが原因なのでしょう。
そう考えると、ねいるの家庭環境で結構特殊でハードな感じが漂っていますね。
ただ、家族関係はドライでも、ねいるはちゃんと友人を想える性格です。
だから、決して根っこから淡泊な性格ではないのでしょう。
狂信者の志乃
今回登場したエッグの中の少女は恐らくカルト教団にはまってしまった志乃。
恐らくインチキ教祖に両親共々騙されて追い詰められた挙句、無理心中をしてしまったという感じでしょうか。
だったらさぞや教祖=ムカデを恐れていることだろう…と思いきや、自分達を追い詰めた元凶になおもはまりっぱなしという有様。
おまけにリカを唆して入信させようとすらしていましたね。
いやー最近のエッグの中の少女はヤバい奴ばっかだなぁ(笑)
しかし、志乃の描写はどこかリカと重なるところがありました。
やや極端な繋げ方ですが、リカの父親への愛情はある種の妄信ですらあります。
本人も「妄想が膨らんでいる」といっていましたが、実際顔も知らない父親、おまけに一応家族を捨てている父親に対して、あそこまで信頼できるのは少しいきすぎな感じがします。
父親の教えを忠実に守っているのもよくよく考えると、ちょっと不思議ですよね。
恐らくリカの父親への愛情は母親への嫌悪感の反動のようなものなのでしょう。
確かに千秋は褒められた母親ではありませんが、同時に自分が彼女のようになってしまうことを恐れているため、結局リカはより自分を追い詰めてしまうことになります。
だからリカは千秋を嫌いになる分、顔も知らない父親を好きになっていくのでしょう。
そうでもしないと、千秋から離れられないと思っているんでしょうね。
それが結局、弱い自分の下に隠れた本当の自分を捨てることになるかもしれないとわかっていながらも。
ただ、ラストを見る限り、結局妄信に憑りつかれたままだった志乃と違い、リカは父親の執着から幾分脱却できた感じがします。
それもアイやマンネンといった、外からアプローチしてくれる存在がいたからなのでしょう。
他方で、志乃はそんな存在がいなかったからこそ悲惨な末路を遂げ、その後も教祖に妄信し続けるようになってしまったのかもしれません。
捨てるのは今じゃない
さて、リカと千秋、そしてリカの父親を取り巻く今回のエピソードをまとめてみましょう。
リカは千秋を嫌い、父に執着することで弱い自分から脱却し、強い自分を演じようとしてきました。
しかしその行為は弱い自分、ひいては本当の自分を捨ててしまいかねない行為であり、無意識的にそれを自覚したリカはリスト力ットを通じて弱い自分と強い自分のバランスを取ろうとしていました。
そして今回、志乃やムカデと対峙したことで、リカはやっと弱い自分を受け入れられるようになります。
そのきっかけにアイ達が絡んでいるのは当然ですが、より直接的に影響を与えたのは亀のマンネンでしょうね。
マンネンは刷り込みでリカを親だと思い、健気に彼女を守ろうとしていましたが、その状況はリカが「親」としてどう対応するかを試されているようなものでした。
リカにとって子供を蔑ろにすることは嫌いな母親と同類なので、それは絶対にできません。
だからリカはマンネンの戦う姿に奮起して、ムカデの誘惑から逃れることができたわけです。
そしてそれは皮肉にも、リカにとって千秋への感情を改めさせることにもつながったといえます。
さきほども触れたように、千秋は褒められた親ではないですが、リカを放棄するようなことはしませんでした。
むしろ誕生日をちゃんと祝うなど、リカをちゃんと家族として想っています。
どんなにみっともなくても、どんなに甘い誘惑があったとしても、決して大切なものは見失わない。
リカがムカデを倒した時に見せたそんな姿は、意外にも彼女が嫌悪したリカに重なっています。
そしてリカはムカデを倒す際に千秋の教えを口にし、ラストで彼女を捨てるのは「今じゃない」と本人に告げていました。
これらはリカが千秋を受け入れたことを示唆しているといえます。
また、リカにとっての弱い自分は千秋の影響を受けているものでした。
つまり千秋を受け入れることはリカにとって弱い自分を受け入れることでもあるとも解釈できそうですね。
これらを踏まえると、今回のリカのエピソードは前回の記事で掘り下げたアイのエピソードと構造がよく似ていることがわかります。
アイはヤエを助けたことを通じて抑圧していた沢木への恋心を自覚し、学校に行くことでそれを受け入れました。
今回もリカは志乃を助けたことを通じて弱い自分を、ひいては千秋を受け入れることになっています。
そう考えると、ここ最近はアイ達が「ありのままの自分を受け入れる」フェーズに入っているといえそうですね。
だとしたら、次はねいるか桃恵が同じような体験をするのだろうか…。
裏アカの同情
本筋から少し外れますが、今回はアカと裏アカが異なる行動を取っている描写がありました。
リカがムカデに篭絡されそうになっている際、彼女の状況を気にするアイにアカは「気にせず戦え」と突き放したのに対し、裏アカは状況をそのまま伝えています。
以前にもアカは不気味な高笑いをするなど、ここ最近は悪っぽい立ち位置になっており、ぶっきらぼうな裏アカがむしろアイ達に同情的な感じがしていましたが、今回もそれが明確になっている感じがしました。
まぁ何か新しい解釈をするには描写が足りませんが…、アカと裏アカの違いが明確になっている点は、ちょっと注目したいところです。
『ワンエグ』第7話感想
正直、リカの家族のエピソードが中心になるのは少し意外でした。
もちろん千秋のことはちょこちょこ触れられていたのでいつかはくるかと思っていましたが、どちらかというとアイドル時代のことやチエミの方が重大な気がしていたので猶更です。
5話まではどちらかというと友達との関係がメインでしたが、6話からは家族との関係に焦点が当たっている感じがしますね。
第1話から続いていた本筋から少し逸れている感はしますが、どういう展開に持っていくのやら…。
ところで、今回はあまり触れませんでしたが、前半でアイ、リカ、桃恵が制服姿になっていたのは少し印象的でしたね。
上手く掘り下げられなかったですが、前半で制服姿が描かれていたのは少々示唆的な感じがします。
というか、ねいるは家族がいないどころか学校にもいっていないから制服姿を見せることがないのか。
そう考えると、ねいるって会社以外の居場所がないキャラクターっていえそうですね。
後、学校に復帰したアイの様子も気になるところ。
いじめやら小糸の件やら色々あったようですが、ひとまず腫れもの扱いされる程度の平穏な(?)学校生活は送れているようです。
でも前回あれだけインパクトのある終わり方をした沢木の一件が全く触れられていないのもな(笑)
まぁひとまず次回に期待してみましょう(笑)
▼ワンエグの記事はこちらにまとめてあります!
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コメント
今回気に成ったのはネイルの事情ですかね
新たに親が居ないことが分かりましたがそう成って来ると彼女の現状はかなり複雑そうなことが伺われます
かなり大きな会社で副社長を務めている>社長は親戚?見込まれて養子に成った?
学校に行ってないのは何故?>跡を継ぐことを期待されてるなら学歴は必要なはずでは?
救う対象が妹なわけだが刺された挙句に本人は自決しちゃった>どんな事情が有ったのかは説明が待たれるが気に成るのは実妹か義妹かって点
救出対象がアイとモモは友達、リカは自分の言葉が原因で自決しちゃったファンって事で分かりやすいのだがネイルは関係が不穏なw妹って事で気になるところです
全体としてはリカとアイの視点から見た思春期少女の事情ってな感じの話でした、アカと裏アカの行動に関してはまぁ予想の範囲ですね表と裏って事なのでしょうし、ネイルが女子会で浮いちゃったのは学生と社会人の差ですかねwこれは多くの人が経験するアルアルですw
要約すると今回の話はリカは少し大人になったって事なのでしょうねw
ただ・・・これが対比の演出だったとしたら少し不安に成りますよね!アイは幼さゆえの過ちを繰り返すって事に・・・
う~んwここに来てメタ的で逆説的ではあるが救出対象が文字通りの復活を遂げる可能性が出てきちゃった気がする;バットエンドも視野に入れた時にもし復活したらどうなるかって考えると何気に修羅場な可能性が高いんですよねw
アイ→男をめぐって泥沼?
モモ→ユリ展開?
リカ→狂信的なファンが復活した時点でかなり怖い(今回のエッグが正にこのタイプ)
ネイル→刺すほど憎まれてる時点で・・・
不謹慎だが少しワクワクしてきちゃいましたwではまたw
出遅れ妄想さんコメントありがとうございます!
>今回気に成ったのはネイルの事情ですかね
ですよね~。
元々ねいるはアイ達と異なり、エッグ世界→救出対象が紹介されるという流れで描写されておらず、身を置く環境もかなり異質です。
おまけに救出対象が自分を刺した妹ですからね。
前に書いた記事でも触れましたが、ねいるの妹は明確にねいるの命を奪おうとしており、決して良好な関係とはいえません。
またねいるはアイ達と違って唯一家族が救出対象となっている点も異なっています。
そう考えるとねいるってアイ達の中でもかなり浮いているんですよね~。
ねいるの両親はもちろん、妹との関係も気になるところですが、確かに出遅れ妄想さんの言う通り学校に通わず会社で仕事をさせられている段階でおかしいんですよね。
秘書と思しき美咲はいい人っぽいですが、同年代と比べるとねいるって必ずしも良い環境にいるとはいえない…。
>ただ・・・これが対比の演出だったとしたら少し不安に成りますよね!アイは幼さゆえの過ちを繰り返すって事に・・・
面白い着眼点ですね。
確かにリカは母親を受け入れることで大人になった感じですが、アイは抑圧していた感情を受容することで、むしろ年相応の子供らしさを復活させた感じです。
まぁリカはアイドルをしていた経験もありますし、アイと比べると経験値が多いでしょうから、多少の成長度合いの差はあるでしょうけど。
ただ、それを差し引いてもアイはまだ面倒ごとが起こるリスクの只中にいる感じはしますね。
>バットエンドも視野に入れた時にもし復活したらどうなるかって考えると何気に修羅場な可能性が高いんですよねw
確かに救出対象が復活するなら、絶対に感動の再会にはならなさそうですね(笑)
まぁ改めて対立する(?)からこそ、本当の意味で彼女達が巣立っていけるような気もしますけども。
一つ気になった点があるんですけど、なんかワンダーエッグの世界での傷が治るの早すぎじゃないですか?1話でも傷が結構重そうだったのにすぐに回復している、3話冒頭でリカの頭痛がすぐ治っている、特に露骨なのはねいるの怪我の回復が早すぎるところとかです。ただの考えすぎな気もするんですけどなんかあると思うんですよね〜。今後の展開にも期待です!
せいはーさんコメントありがとうございます!
>一つ気になった点があるんですけど、なんかワンダーエッグの世界での傷が治るの早すぎじゃないですか?
うーん、ねいるの件は単純に間が省略されているだけのような気がします。
ただ、具体的な期間は明示されていないので、回復が常人より早い可能性はあるでしょう。
実際彼女達も戦うことで身体的な変化を感じているような発言がありますから、エッグの中の世界での経験の影響が何らかの形で起こっていると見ることはできそうです。
二周目見たところ重大な勘違いが見つかったので訂正
ネイルは副社長ではなく社長ですね!親戚が居れば年齢的に考えても社長はそちらがやるはずなのであの会社は彼女自身が起業した会社と成ります、学校に行ってないのも彼女自身の選択となり妹は実妹がほぼ確定でおそらくは唯一の家族である可能性が高く成ります、となると救いたい理由は天涯孤独になる事への恐れであると思われる
そしてあの年で大企業に育ててるって事は新分野の会社?もしくは画期的な運用を行ってる可能性が高くつまりは彼女は何らかの天才であると言える
ネイルが刺された理由>通常この関係から察すると真っ先に浮かぶのは遺産目当てwと成りますが直後に自決した事を考えると口論からの発作的犯行って線が濃厚と思われます、そこから見た妹像は優秀な姉に強い劣等感を抱えた癇癪もち?もしくは溜め込む性格で爆発した?我々が想定してたほどには姉妹仲は悪くなく強い恨みも無いって可能性が出てきたかな?
取り敢えずこんな感じです
出遅れ妄想さんコメントありがとうございます!
>ネイルは副社長ではなく社長ですね!
そこは僕も間違えました(笑)
ただ名刺には副社長って書いてあったような…。
>となると救いたい理由は天涯孤独になる事への恐れであると思われる
アイと出会うまでは彼女は積極的に他者と交流を持たないようにしていた節がありますが、アイ達と出会ったことで返って孤独への恐れが生まれている可能性はあるでしょうね。
>もしくは画期的な運用を行ってる可能性が高くつまりは彼女は何らかの天才であると言える
彼女はデザイナーベイビー…なんて突拍子のない予測を考えたりしましたけど(だったら両親がいない理由が説明できる)
まぁ義務教育ガン無視がまかり通っている時点でねいるが只者ではないことは自明なのですが(笑)
>直後に自決した事を考えると口論からの発作的犯行って線が濃厚と思われます
個人的にねいるの妹は何らかの理由から無理心中をしようとしたのだと思っています。
動機に関しては、確かに優秀な姉に対して屈託を抱いていた可能性もありますが、逆に姉への愛情から実行したって展開の方が個人的に好みです(笑)
確認しました名刺にはvice president 副社長と確かに書いてますね!・・・
そして無理心中とデザイナーベイビーの三点を軸にとっても鬱な考察が出てきちゃいました・・・ヤバいwこれ予想を超えてバットエンドな作品になるのかもしれない;
続きは明日にでも・・・
ぐはw認証ミスでコメント内容がクリアされてしまった、今度から全文コピーしとかないと危険だな
書き直す気力が無いので結論部分だけ
ネイルは実験体で妹と呼んでいる存在はクローンであり元々の社長は妹の方だった、シの真相は分からないがネイルは妹(社長)に成り替わってるのではないかって推理です
本来は長々と無理心中とデザイナーベイビーについての考察が有ったのですが消えちゃいました><
出遅れ妄想さんコメントありがとうございます!
クリアにされてもめげずに書いて下さり感謝です(笑)
>ネイルは実験体で妹と呼んでいる存在はクローンであり元々の社長は妹の方だった、シの真相は分からないがネイルは妹(社長)に成り替わってるのではないかって推理です
さすがにクローンはSF過ぎて世界観に合わない気がしますので、シンプルに一卵性双生児というのはどうでしょう?
それが前提ならねいる(姉)と妹が入れ替わっている説はありですね。
名刺には副社長なのに社長と呼ばれている理由がそれならしっくりきます。
また、ねいるだけ回想で妹の顔が出てきていない点もつながりそうですね。
というか、これが正解なら伏線がさりげなさすぎる(笑)
悔しいのでやはり書き直す事にしますw
ネイルは実験体>デザイナーベイビーにしろクローンしろ望まれて作られる存在なはずなので親もしくは後見人が居ないって状況は不自然、子供に運営をさせる為の状況造りのためなのでは?
妹と呼んでいる存在はクローン>最初は一卵性双生児で考えましたが他はともかく秘書は流石に気が付くはず!外見がそっくりだとしても能力差と経験の差からくる違いは隠しようがないです、会社運営が上手くいかなくなるのでバレる、気が付いているけど黙ってるってのも考えにくい、実際に妹は失踪(しぼう)してる状態で社長が入れ替わってる+秘書は黙ってた、発覚した時に世間は副社長と秘書が結託して会社乗っ取り?と噂する、更にこの状況で遺体が見つかりでもしたら詰んでしまう
なので秘書すら気づかない程そっくりな存在→クローンと成った訳ですw
無理心中>そうだったとしたら企てたのは妹の方ではなくネイルだった可能性が高いと思う、って言うかそもそも妹のシの状況話は嘘が混じってるのではないかと思っています
ちなみに幼い孤児の姉妹が自力で起業ってのは流石に無理ですよね、資金的にも認可的にも考えにくい、店舗規模ならまだしも大会社だしw組織的なバックが有ると見るべき
上記の状況で考えると妹を復活させたい理由は自身の破滅の回避って事に成るのかな、アカ達が言っていたアイが言ったネイルは妹を助けたいってセリフにそれはどうかな?って返事とネイルはしにたいのかもしれないってセリフとも符合する?
8話でありましたけど傷が治るのが早いのは本当だったみたいですね。ただ別に特に関係なかったみたいですw
せいはーさんコメントありがとうございます!
>8話でありましたけど傷が治るのが早いのは本当だったみたいですね。
ですね(笑)
そして仰る通り特に関係ない感じが(笑)
強いていうなら、エッグ世界で少女を守るために戦うごとに強くなる=人と関わり、学ぶことで成長していくって感じでしょうか。
どうやら8話は記事が挙がらないようなのでこちらにコメント
いや~8話凄かったですね!正直最初は マジかwww終盤に差し掛かろうってこのタイミングで総集編;万策尽きたのね・・・・って思いました、ところがドッコイw蓋を開けてみればまさかの展開が!正直言うと野島 伸司さんドラマ脚本家ってのは知ってましたが実力のほどは詳しく知らなかったですよ、でも今回にてドラマ仕込みの演出の冴え見せて頂きましたb
8話にて色々と見えてきた事により考察も結構変化しましたので修正の形にて
エッグに成ってる人&石像に成ってる人>ジサツ者が確定しました
主人公達は何を基準に選ばれた?>おそらく救出対象のジサツの原因を作ってしまった人ってのが大きな要因の様に思われます
主人公達が行っているのは一体何なのか?>ここは大きく変化しました、一言で言うと自分探しの旅wって事に成るんですかねw自分の本当の気持ちに気づく、相手への本当の想いに気づく、自覚できてない本心と向き合うって事かな?
そして以上の点から考えてエッグガチャはランダムではなく自身の抱える自覚できてない問題と類似の悩みを抱えてる相手or救出対象と似た境遇の子が出現してる可能性が高いと思われます
でも果たしてあなたはその相手の事をどれだけ理解出来てるのですかね?>前はこれが主題なのでは?と考えていましたがどうやら違うかもしれないと思い始めてます、これもっと深いのかもしれない!現在予想してるのは「罪と罰」かなり重くなりましたw
ワンダーエッグ・プライオリティとは?>救いの優先順位なのでは?前に助けるか見捨てるかの選択を迫られる時が来るかもしれないと言いましたが、ここも考えが変わりました、現在の予想では救われる対象に自身も含まれるのでは?と考えています、ですので最終的には自己保身か自己犠牲かを迫られるのでは?と予想します
罪と罰>罪の大きさ順の予想です、モモ(拒絶)<リカ(悪意)<アイ(無自覚)<ネイル
ネイルについてはハッキリしない点が多く不確定なのですが予想では大罪級なのでは?と思ってますw嫉妬や憤怒辺りかな?と予想、受け入れれば良いモモと悔い改めてるリカはハッピーエンド濃厚?アイは展開次第?ネイルはバットエンド濃厚な気が;
8話感想>万策尽きての総集編もひと手間加えるとこんなに美味しく頂けるようになるんだな!ってのが素直な感想ですw使いまわしの絵とナレーションの組み合わせで印象操作?果ては思考誘導?!なのでは?とまで勘違いしそうになる演出はお見事b考えすぎ?と思わなくもないが割と衝撃的だったのは事実なので満足でしたb
そしてアカ達の会話に明らかに三人目が参加してた事にも触れなければなりませんよね!仲良し四人組に新たに五人目が加わる公算が高いですね!あれだけ説明されながら一言も喋らないのが何とも不気味でした、五人目の行動によって一気にシリアスの度合いが高まってきそうに思われます、罪がすでに過去に成ているモモとリカはともかく現在進行形であろうアイとネイルにとっては試練の時が来ちゃうのかな?ラスト4話どう展開していくのかとても楽しみです、ではまた次回に
出遅れ妄想さんコメントありがとうございます!
そして返信が遅れてごめんなさい。。
>正直最初は マジかwww終盤に差し掛かろうってこのタイミングで総集編
総集編はマイナスなイメージが伴いますが、『ワンエグ』のようなタイプの作品の場合は一回くらいあっても仕方ないところもあるかと(笑)
(作品によりますが、総集編で悪名高い『ガンダムSEED』は総集編に伏線仕込んだりするので…)
確かに総集編は悪い作品だと時間稼ぎのためのものですが、作品によっては複雑な内容を上手く整理していたり、今後の展開の指針が示唆されていたりしますからね。
個人的にも第8話はタイトルにもあったように「友達」という要素を強調していました。
正直多恵と沢木のお付き合いやリカの父母の件で、第6話・第7話は「家族」がピックアップされていた感じがあったため、ここで作品のベクトルが改めて「友達」であることを第8話で指し示した印象を持ちました。
>おそらく救出対象のジサツの原因を作ってしまった人ってのが大きな要因の様に思われます
確かにチエミやハルカはリカ、桃恵が引き金になっている感じがしますし、小糸やねいるの妹のケースでもアイ・ねいるが関わっている感じがありそうですね。
罪悪感を念頭に置くなら、エッグでの戦いは贖罪という意味も持っていることにもなります。
まぁそこに出遅れ妄想さんが言うところの「自分探し」や相手を理解しているかの確認などが加わって、かなり複合的になっているんでしょう。
>ワンダーエッグ・プライオリティとは?
僕のプライオリティの捉え方は友達との間にあるものですが、自分を含めて優先度を決定するという要素はありそうですね。
まぁストーリー的に自己犠牲が選択肢に入りそうですけど(笑)
>そしてアカ達の会話に明らかに三人目が参加してた事にも触れなければなりませんよね!
よくある演出って思っちゃいましたけど(笑)
個人的に強いて3人目がいるとしたら、それは我々視聴者ではないでしょうか。
アイ達がエッグの中の少女の過去を知り、共に戦うのと同様に、エッグ(アニメーション)の中にいるアイ達を見ている僕達もまた、彼女達と同じように戦う者であるのかもしれません。
少しオシャレすぎる解釈ですけど(笑)