2017年冬アニメがようやく始まったと思ったら、もうすぐ終わりですよ。
月日が流れるのって、どうして年々早く感じるようになるんでしょうかね?
Rewrite 2ndシーズン Moon編・Terra編の考察と解説させていただきます、ジャム君です。
前回は石の街というどこかで見た風景や、篝への劇的な告白シーンがありましたね。
とりあえず、瑚太朗。
お前は詫びろ、何となくムカつくから詫びろ。
そして今回は、瑚太朗の暗黒面も見えてくるちょっと残酷なシーンも含まれる刺激的な回。
果たして瑚太朗の働きで『よい記憶』は見つけられるのか、期待ですね。
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篝をおとりにして瑚太朗がしたこと
Aパートをほぼ丸々使い、瑚太朗は篝をおとりに使いある行動をしていました。
もちろん、天王寺瑚太朗としてではなく、鈴木凡人として。
ガイア勢力を動かす
瑚太朗は、ガイアが偵察用に森の中に放っていた魔物をわざと狩ることにより、特定の場所で魔物が狩られているのをガイア内部に知られるよう仕向けました。
吹き矢で魔物を狩っているあたり、ガーディアンの日本での生活というより傭兵時代に鍛えていた部分が大きそうですね。
普通ならば、森に篝がいるのですからそんな無茶はしないはずなのですが、今回はあえて篝をおとりにしてまでこの行動をしています。
この結果得られるのは、洲崎にこの地域に鍵がいるのではないか、という疑念を抱かせることです。
そりゃそう思いますよね。
捜索に向かった魔物使いがバラバラになってしまい、生きて戻ってこないのですから――
ガーディアン勢力を動かす
ガーディアンには、鍵を見ることができる大西という男がいます。
ガーディアンは、鍵を発見しだい始末するような組織ですので、今の瑚太朗にとっては邪魔者です。
せっかくガイア勢力を動かし、ガイアの動きが活発化しているのを理由とし『マーテル、大規模作戦発動の予兆あり』なんて報告書も出したというのに、作戦を詰める前に鍵を発見され始末されてしまっては、瑚太朗がガイア内でやってきたことの意味はむしろ逆効果になってしまいます。
ガイアが偵察用に放っていた魔獣をわざわざ狩らなければ篝の位置が発覚するのは遅れたでしょうし、それが遅れガイアの動きが活発化してこなければガーディアンも大々的に動くことはせず、今までどおりの警備態勢だったでしょう。
ならば、警戒度が低い森にいる篝など、フラッと街に行ってしまった時にたまたま大西に発見されないかぎり、見つかる要素がほぼありません。
この動きをわざと瑚太朗が仕向け、早めた意味はあると考えられます。
それは、星の滅びまで残り時間が少なく『よい記憶』を篝に与えるまでに、時間的猶予がないのでしょう。
そのため、あえてガーディアンとガイアという2大勢力をぶつけるような荒技を採ることにしたわけです。
篝を発見しつつも、魔物と交戦しボロボロになっていた大西のもとにたどり着くことができた瑚太朗。
ガイアの魔物使いもナイフで倒している場面はありましたが、同じように冷酷な目をしていたのでしょうかね。
小鳥から借りた魔物をけしかけた後は、壊れたおもちゃでも見るかのような冷めた目をしていましたので、自分で手を下した時にはやはり大西と同じ時のような冷酷な目をしていたと思われます。
スポンサーリンクガーディアンとガイアの衝突
瑚太朗が狙ったとおり、ガーディアン勢力とガイア勢力がまさにぶつかり始めました。
まず、大きな動きを見せたのはガーディアン。
洲崎を「ご同行」とはよく言ったもので監禁し、最終的には葬り去る気が満々だったんでしょうね。
ただ洲崎はガーディアン側に警告もしており、「枷が外れたらマーテルは暴走するが、いいのかな?」と生き残る気はあったようです。
ですが、瑚太朗の腕の包帯に気づいてしまい内通者であることを口にしそうになったため、瑚太朗にあっけなく撃ちコ口されてしまいました。
大西が篝を発見してしまったのが想定以上に遠い距離からだったためリライトし身体能力を上書きしたため、1期の終盤でもあったような副作用が出てきてしまったのですね。
あの時には篝のリボンで塞いでいた傷を、ぎるとぱにが塞ぎ直すことで命は取り留めていましたが、それでも体の異常はどうにもなりませんでした。
それにこの世界では篝に重症を負わされておらず、小鳥が篝からリボンを借りて治療をすることもなかったため、瑚太朗の体内には何もないはずです。
ああ、ちゃんと心臓やら腸やら、人間にあるべきものはありますよ?
もしかしたら、ないかもしれませんけど!
(さすがにそれはないと思う)
ただ、この洲崎を撃ったシーンで重要なのは、江坂さんが瑚太朗をチラ見していたことでしょうね。
洲崎が言いかけていたことと、瑚太朗がこのタイミングで撃ったことも踏まえ、内通者であるとこの時点で大方見抜かれていたでしょう。
凡人の役目は終わる
洲崎を始末したことにより加島桜の強権が発動し、洲崎派として活動していた鈴木凡人は日本マーテル会から締め出しを食らったようですね。
ですが、これも瑚太朗の中では予定どおり。
作戦は順調に進んでいる証拠です。
ヤスミンとのチャット
たびたびデータの解析を依頼したり、仕事の依頼をしたり、ヤスミンとはまだ繋がりを持っていました。
これが最後の依頼として、ヤスミンに何かの依頼をしていたようですね。
しかも、ここにきてヤスミンの本名が明かされたのでしょうか?
MATSURIKA(マツリカ)
ちなみに、ヤスミンがチャットで使っていた名前がJusmine2015で、瑚太朗がkoko1010ですね。
それを踏まえると、マツリカの漢字表記だと『茉莉花』になるのではないでしょうか。
Jusmine(ジャスミン)とマツリカ(茉莉花)で、本名としてはちょうどいい感じだと思いますよ。
小鳥との別れ?
この世界の瑚太朗はかたくなに小鳥ではなく篝を選び、瑚太朗は小鳥に非情な言葉も浴びせています。
収穫祭を一緒に回るという約束も果たそうとせず、「お前のことがずっと邪魔に思っていた」だの「憎たらしかった」だのひどい言葉を浴びせますね。
それに加え、ドルイドの力で魔物にしたとはいえ、小鳥の目の前で両親を撃ち再度命を奪っています。
そう小鳥に拒絶されても仕方がないでしょう。
ですが、これは小鳥にとって必要なことだったのだと思われます。
瑚太朗は、これ以上小鳥が危ない闘争に巻き込まれることがないよう突き放し、さらに魔物である両親にすがることもやめさせた。
これで瑚太朗が『よい記憶』を見つけ地球を救えたのならば、ドルイドとしての使命もうやむやになりそうなんですよね。
瑚太朗は星を救った時の願いとして、ドルイドとしての使命や能力をなしにしてあげるのではないでしょうか。
そうすれば、この世界の小鳥は危ないことに関わることなく、残りの人生を過ごすことができます。
激化する鍵の奪い合い
ガーディアンは鍵の始末を、ガイアは聖歌隊を使った滅びの詩で再進化の促進を。
どちらが勝つかは通常であれば時間の勝負なのですが、この世界で滅びの詩を使ったところで、資源が枯渇しているため普通の再進化はできません。
そのため、篝が詩に反応し暴れるどころか、篝のリボンはボロボロになっていくだけです。
一方のガーディアンは、大西は潰しておきましたが、まだ鍵が見える超人はいたようです。
このガーディアンの目となっている人物、どう見てもスネークです、ありがとうございます。
この目が乗っているヘリは、ルイスの技を血の槍で真似させてもらった瑚太朗により撃墜されるのですが、落とされる前に映り込んだ槍のせいで、犯人が瑚太朗だと江坂さんにはバレたようですね。
さらにリライトして身体能力を上げ応戦する瑚太朗ですが、心の篝火の攻撃はことごとく江坂さんに読み取られているのか、通用しません。
追い詰められ「諦める」という心の篝火の選択をしたことにより、勝負はあったかに見えました。
あったかに見えたのですが、心の篝火の選択とは逆の攻撃を仕掛けたのでした。
江坂さんは、相手の攻撃心理でも読み取る超人能力を持っていたのでしょうか。
ただそのような能力があるとすると、狩猟系・伐採系・汚染系のうちどの分類になるのですかね。
江坂さんはバイアーン帯剣緑地騎士団に属する世界もありますし、剣を持って前線に出るようなタイプですので、狩猟系の能力を持っていそうなのですが、剣術は特技で超人としての能力は別なのかもしれませんね。
それにしても、ここでの瑚太朗の目もやはり冷酷な目ですね。
それでも、今までの敵とは違い無慈悲に扱うのではなく、礼儀は尽くして別れるところが瑚太朗らしい気がします。
Rewrite(リライト)2ndシーズン23話の感想
クライマックスに向けた、この激動感。
そういえば、1期もラスト数話は急に雲行きが怪しくなっていった感がある記憶があります。
途中から篝の言語機能がおかしくなってきちゃったし、どうなっちゃうの!!?
地球の行く末とお二人の関係的な意味で!
それに、両組織が隠してきた真実と何やら気になることも言っていましたからね。
まだ何か、我々が知らないような何かがあるってことですか。
まさか、『ドッキリ大成功!』なんて看板を持って篝が瑚太朗にネタばらしをするなんてオチはないですよね?
そのルートはそのルートで、何だか見てみたい気がします。
「篝ちゃんにかかれば、瑚太朗一人をドッキリにかけるくらい、朝飯前です。ちなみに、ギャラはヒーコー1年分で引き受けました」
こんな感じで。
そんなルートはないですか?
そうですか、残念です……
それでは次回、どんな秘密が明かされるのか楽しみにしておきましょう!
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コメント
江坂さんは伐採系能力者で『斬鉄剣』の使い手です。
能力は切れ味増加で”攻撃はシンプルに力強く”の通りの能力です。
それと、諦めるの選択肢は、
諦めて脱力したため足元の血溜りに気付き血の針で反撃したという流れです。
今話の流れで分かる訳無いですよね…
江坂さんは伐採系の能力をお持ちでしたか。
作中でも攻撃に関して江坂さんがそうおっしゃっていましたし、実は能力のネタバレが隠されていたんですねぇ。
諦める選択肢は本当に諦めて脱力していたとなると、あの篝火は瑚太朗の思考をシンプルに反映しているのかもしれません。
もし私が考えていたとおり瑚太朗が動こうとしたのなら、篝火に「諦めたふりをして反撃する」と出てきちゃいそうですね。
ただ、まだ作中の情報だけだと瑚太朗の思考なのか、篝やそのほかの誰かに操られている思考なのか。
ここがはっきりしてこない分、あの篝火を「信用していいのか」は不安にはなってしまいます…
本当に貴重な情報ありがとうございました。
今後の考察と解説に、しっかりと反映できるよう努めて参りますのでよろしくお願いいたします!