こんにちは。徹夜などという愚かなことをした後の後悔って、なんでしょうね。
そんなことを思う熊人です。
さて、Occultic;Nineもついに最終話を迎えました。
前回までで今までの謎の多くが明かされ、最終話で残りのすべての解明がされるのかなぁと思っておりました。
甘かった……!
まさか……、さらに増やしてくるとは……!
完全に予想外でしたね。
よく考えたらアニメ以外の媒体でも展開されている本作が、アニメで全ての種明かしをするわけがないですよね。
いやぁ、一杯食わされました。ゲーム買います。
それでは今回の解説・考察をさせていただきます。
思いっきり外れた予想
https://animedeeply.com/kumagine/occulticnine/758/
はい、前回の考察時に僕は
これは霊体化が完全に命が消えるよりも前に起きていることが前提条件です。
心肺が停止した瞬間に霊体化するなら、そこから生還するにはほとんど時間が残っていません。
森塚の「時間がない」というセリフからこの可能性も示せますが、あまりにもタイムリミットまで短すぎるような気もします。
ですから個人的には霊体化の瞬間が洗脳された瞬間説を挙げたいです。
こんな展開予想をしておりました。
見事に外れましたね。
普通に九分(日)間の話でした。
というかあんなにいろいろなこと起こってて九日しか経ってなかったのかよ……。
しかしタイトルのOccultic;Nineの意味を考えるなら、この十分というタイムリミットはヒントに充分でしたね。
惜しいっ!
如何にして鷹栖を破ったか
猛速な展開の中でやられてしまった鷹栖。
あまりにも早すぎる展開に置いていかれた方もいると思いますので、私なりの解釈ですが解説させていただきます。
1.ガモタンが鷹栖にやられる。
アストラル体として零体を維持できなくなる道具でまずガモタンが瀕タヒになります。
2.アヴェリーヌが最後の力をガモタンに託す。
もともとアヴェリーヌが鍵になるためだった力を(それはアヴェリーヌの命そのものともいえる)キスによってガモタンに移す。
これによってりょーたす内からアヴェリーヌは消失。
3.存在の維持以上の力を得たガモタンが鷹栖を殴り倒す。
超帯電体質であるガモタンパンチ炸裂!
こんな感じのことがあの一瞬で起こったという話でした。
そして時は止まる
オッドアイの破壊に向かったガモタン。
その直前にガモタンから見た世界は時を静止します。
ではこれはなぜ起きたか?
作中では何度も霊体時間は生きている人間のそれとは異なるという話をしてきました。
それによって本来は異なるのをガモタンたち256人の霊体のみを後者と合わせていたのがオッドアイなのです。
つまりオッドアイが機能を止めれば、その強制から解放されガモタンは本来の時間の進み方に戻るはずです。
それがあの時間静止現象の種明かしといったところでしょうか。
時間の進み方が戻る、それはつまり霊界に入ることと同義です。
だからあの瞬間、ガモタンは父親に会えたのだと思います。
残された謎
西園に関しての謎がほとんど残りましたね。
なぜ彼女だけが先に生き返ったのか。
なぜ彼女がガモタンの羽のことなどをすでに知っていたのか。
謎の多さやその雰囲気からキーパーソンだと思っていましたが、今回のルートではあまり絡んでこなかったですね。
そして最後の最後でぶちこまれた大物。
なんだよこれぇっ!?
ガモタンの肉体が保存されている→生還ルートの希望?
ゲーム版か、あるいは小説や漫画の方のルートで解明されるのでしょうか。
……ああ。商売上手いですねぇ、志倉さん!
Occultic;Nine12話感想
やりにやられましたね。
最初から最後まで心つかまれっぱなしでした。
ストーリーの質や伏線の回収はもちろん、Occultic;Nineというタイトルに恥じないオカルトネタの数々。
どれもこのアニメの世界観を構築するのに最高の演出でしたね。
唯一残念だったのはあまりにも早すぎたこと……。
尺の短さからこうなるのも仕方ないですし、超速のセリフが逆に良い演出にもなっていたりしたんですけど、それでももっとじっくりやってくれてたらという思いは消せません。
逆にそれ以外は完璧といっても良い出来だったので、それを解消できそうなゲーム版の期待が高まります。
そういえば来季からは科学アドベンチャーシリーズのCHAOS;CHILDが始まりますね。
最高かよ、絶対見るわ。
以上、熊人でした。
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