ども!!みなさま、いかがお過ごしですか??
キノの旅担当・monyoです!
私はこの記事を書いている傍ら、音響の仕事をたまにしています。
しかし、プロではありません。独学で色んな現場にはいりながら、覚えて言っているアマチュアの人間です。
なので、たまに機械の仕組みが分からなかったりして、怒られることがあります。
「できないなら、仕事を請けるな」と。
自分でも無知だというのは分かっています。しかるべき場所で習っていればよかったと。
ですが、そんな自分でも仕事を依頼してくれる人がいます。その人たちに報いたい。
無知なのは恥じであると私自身思っています。しかし、無知は無知なりに頑張ろうと思いながら日々仕事に励んでいます。
と、私の日常はここら辺でおいといて。
1人の旅人と1台のモトラドが旅をするハートフルストーリー・キノの旅。
今回はどのような物語なのか。
それでは、まいりましょう!!
スポンサーリンク第6話 雲の中で
雲にかかるぐらい高い高い山の上で、キノとエルメスは立っていました。
そことはちょっと離れた場所に、旅をしている商人たちの一座がいました。
全員仲良く和気藹々と過ごしている中、1人だけみすぼらしい格好をし、鎖で繋がれた少女がいました。
彼女は、商談先で町の人々から売られた孤児だったのです。
スポンサーリンク彼女が泣いた理由
虐げられていた彼女。
一座の中に彼女を少し気にかける男性が彼女に問いました。
辛くないのかと。彼女は、異常なまでにプラス思考でした。
それはもう狂気じみているぐらいに。
「人を恨んだり怨んだりコ口したいと思うことは悪です」
そういった彼女の目が正気でなかったことに恐怖の感じたのか、
それとも「こいつはダメだ」と思ったのか、男性はこう言いはなちます。
「あいつは運命に負けた。結局は運が全てなんだよ」と。
彼女が願い信じていたのは、性善説と似たような思想。
孟子がといた思想で、人間は基本的に善であるという考え方です。
彼女がもしそれだけを信じ、思想に染まりきっていれば、
修復不可能は人間になっていたのでしょうが、それは違いました。
一座の娘が取ってきた野菜。
それに毒が入っていたことを彼女は全員が食事をする間際、思い出しました。
「それを食べてはダメ」
そういうはずだった。しかし、彼女は一瞬ためらった。
それはなぜでしょう。
彼女に持ってはいけない感情が芽生えたからだと考えます。
それは、彼らに対する憎悪やサツ意。
「みんながタヒんでもいい」と彼女は思ってしまったのです。
彼らに対する憎悪が芽生え、それを心の奥底で肯定してしまい、彼女は何も言えぬまま。
そして、一座の人間が体内に食事を入れた瞬間、我に返り、彼女は涙を流します。
食べることをとめられなかった後悔か、
自分が思ってはいけないと言っていた感情を抱えてしまった悲しみか、
もしかしたら解放されるかもしれないという嬉しさか、
いろんな感情が混ざり合い結果彼女は、後悔の念から一座と同じ道を歩み、
命を絶とうと食事を取ろうとします。
しかし、それは統領の息子の手によって、叶わなくなるのですが、
彼女が生きて入れるのは、その妨害があったからなので、良かったと思います。
自分が信仰している思想に反する感情を持ってしまうことは、悪いことではないと思います。
人間ですから、どんな感情もいきなり生まれたりするでしょう。
しかし、そういう感情を自分が持っているんだということを知らない彼女にとっては、
とても不安で怖くて、自分が生きていてはいけないと思うぐらいのことだったのだと思います。
どの時代もどんなときも思い込みや思想に囚われるというのは怖いですね。
↓に出てくる彼女達もそれに似た様なものに囚われ、哀れな末路に向かってしまうのですが、彼女達はあの世に行くからこそ、報われたと思います。
彼女は“生きること”で報われ、彼女達は“この世にいないこと”で報われる。
一座の男性が言っていた“運”とは、どんな人にあってどんな人にないのか。
まぁ、生を受けている人間でしょうね。
あの世にいって自由に何かできるとは限りませんから。
「タヒぬためには生きればいい」
生き残った彼女に最初に話しかけたのは、1台のモトラドでした。
モトラドは、一座によって買われた商品の中に1つでした。
彼女は、モトラドに聞きます。
「タヒぬためにはどうしたらいい??」と。
モトラドは答えました。「生きればいい」と。「生きればいつかはタヒぬ」と。
確かにそうだなと思いました。
自ら命絶たずとも、人間生きて寿命を全うすれば、いずれは老衰して、あの世に旅立つ。
せっかく授かった命を早く立つことはない。
モトラドも、そんなに深く意味はなかったと思います。
彼女がいなくなったら、自分がその場に置いてけぼりになってしまうので、どうしても生きてほしかったのでしょう。
しかし、彼女の中では多分すごく納得がいったんだと思います。
生き残った男性から首の錠を外された際に、人間として生まれなおした彼女。
それまで、無知だった彼女はこれからいろいろ知りながら生きていくのでしょう。
このお話の続編がアニメでいつか放送されるのなら、みたいですね。
彼女・フォトとモトラド・ソウの物語を。
スポンサーリンクキノの旅第6話感想
この物語のテーマは「無知」ではないかと思うんです。
一座の人たちは、葉の特性を。
フォトは、人が持つ感情と生き方を。
みんな知らなかったから、一方はあの世で旅立ち、一方は人生を全うしている。
フォトの場合はソウという指導者がいてくれたから、今があるのですが、
一座の人間は、道を諭してくれる人間はいなかった。
これはこうだと決めつけたら、それを全員肯定する。それを正しいと考える。
それは一種の思想です。
フォトと思っていること・やってることは変わらないんですよね。
フォトのように思っていても思想を変えれたのなら、生き残れたのではないかと思います。
話の内容はとても好きでした。フォトのキャラもとても好きでした。
ソウがフォト以外と話しているところもちょっと見てみたかったなと思いながら、次があれば次に期待です!!
それでは、今回はこのへんで!!
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