Twitterのトレンドに“亜耶ちゃん”だと…!? 結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期担当の模造紙です。
国土亜耶ちゃんが可愛いのは知ってたけど、原作ノベルよりさらに天使っぷりが増してるのは制作側の策略に違いない。
こんなん大天使の章としか言えんやろ…(大真面目)
前回▼は、
キャラの掘り下げエピソードしっかりしてくれて嬉しいとか、ダイジェスト版ちゃうやん!、とか言ってたんですが、大満開の章3話、かなり駆け足でしたね…えぇ、全体的に。
時間経過があっと言う間で意図的に情報制限されてる感が否めなかった3話、気になった点に関してサクッと語って参ります。
アニメ勢への大きなネタバレを控えての記事となりますので、ご了承ください。
目次
亜耶ちゃんがとにかく可愛かったです
敬虔な神樹信仰の生まれで、大赦の巫女養成純粋培養教育の賜物という、存在そのものが奇跡とも言えちゃう亜耶ちゃん。
最近じゃあまり見かけない、ストレートに可愛いキャラだと思いません?
昭和の古き良き誰からも愛される典型的ヒロインみたいな。
ただ、可愛くて性格も良くマジ天使な彼女を深く印象付けた直後の、奉火祭で生贄という叩き落としは安定のおのれ大赦め…!(ギリリ)という憤りしかありません…!!
つまり芽吹とのデートお出かけは、生贄になる前の思い出作りに友達と遊んでおいでという名目の休暇だったのでしょうか、その温情的な何かって本当に優しいのかなとモヤモヤ。
14とかそこらの女子中学生が「世界平和のための尊い犠牲となって」言われて、壁の外の真実を知ってたら拒否できないだろうし、ましてや亜耶ちゃんみたいな純真無垢で大赦の外の世界を全く知らずに成長した子なら尚更、一種のマインドコントロールの如くに疑わず承諾したんだろうなと思うと胸が痛い。
おそらくは、芽吹たち防人メンバーとの交流を経て、大赦のやり方とか世界の在り方に疑問点は持ちつつあったのかもしれないけれど、逆に信仰を取っ払っても大切な人を守りたいから、なら自分が世界を救う糧となる選択を、亜耶ちゃんなら間違いなくするって容易に想像できちゃうのが何とも悲しくてならないです。
大赦は安定の無能
大赦っていう機関は常に盲目的というか、信仰のためならば身を捧げるのを厭わない覚悟を持たなきゃって錯覚させてるのが痛いというか怖いんですよね。悪の組織じゃないからなおさらタチが悪い。無能すぎるだろ。
亜耶ちゃんだけじゃなく、安芸先生も大赦の信仰心というか責任に触れ回されてる人だなーと、今回3話見てめちゃめちゃ感じました。
あくまでも世界を救うための活動の一環で信念がしっかりある、しかも道筋はどうであれ(人道とか倫理的に得NGでも)正しい事だから、目の前のかけがえのないものを失うリスクがあっても、それを救い上げる選択を有無を言わず捨てるしかないジレンマを同時に併せ持っているという辛さ。
このへんの安芸先生は生徒を失った悲しみと後悔から、信仰心と責任を果たすことのみを己の生きる意味と思ってる節があって痛々しいし、歯がゆいです。
本当に純粋に大赦の教えを曇りなく信仰しているのって、戦地に赴く必要のない偉く位の高い人だけではないでしょうか。
じゃないと、小学校高学年~中学生の女の子に命を削らせるようなシステムを施したり、壁の外の調査活動とかさせるわけがないですもんね…。
ほんともう…大人がしっかりしろよ…大人が…。
亜耶は生贄になるのか?
▲については、勇者の章で東郷さんが自身のしたことの責任を負う形で生贄志願したため、結果的に次回4話で生贄を免れたことを告げられるでしょう。
奉火祭の件以外にも、神樹様の寿命や苗の回収についても今回語られたので、徐々に2期勇者の章と繋がって来た感じがしますね。
くめゆの話は次回で終わりそう
冒頭部分でも書きましたが、今回は本当に原作を端折りまくってギュッと圧縮した内容だったので、くめゆの話は次回4話で終わりな流れだと思われます。
まぁ、あくまでもアニメと原作ノベルは別媒体で別物ってことで、メインは友奈たち勇者部なのを再確認といったところでしょう。
とりあえず、勇者の章に繋がったらOK的な。
そもそも、小説を映像化する際に再現ってなるとアニメの場合だと尺が圧倒的に足りないことが多く、カットできる部分を巧みに省いて改変って流れが常なので、そこいくと勇者の章の補完であり再構成版だとすると、突飛な展開に感じる箇所はあっても話飛んでておかしいとはならないので、足りない尺で上手にまとめてるってのが率直な印象です。
これは私が原作ノベル既読組だけど、それほど読み込んでるわけでもなく、どっちかと言うと勇者部贔屓だからなのかもですが、単純に防人の子たちが動いて喋ってるのを見るのが嬉しいなって感想なんですよね。
おそらく、くめゆガチ勢だとカット改変しまくりで不満って思ってる方も多そう。
未読組は原作かWikipediaがおススメ
今回3話だと、未読組は特にカット多発で端折ってて唐突な展開が続いて??な部分があると想像できるので、わからない部分は原作ノベル読むかWikipedia先生に教えてもらうのがストレスフリーでいいと思います(笑)
というか、この感じのアニメの描き方だと未読組の人はシンプルにノベル版楽しめそうで羨ましい。
ある意味、とても巧みな宣伝になってる気もします。(既読組が物足りなさを感じるのはもっともなのですが…)
無理やり尺を獲得したということはまさか…
今回、相当なダイジェスト版で圧縮した内容でしたが、キャラの掘り下げを断念してまで獲得した尺というだけに、何か仕込まれそうという不安に襲われています。普通に1週間後が怖い(笑)
これまでも1期・勇者の章と3話はわりと平穏な回だったので、来週以降は爆弾落とされるかもしれないと覚悟しおいたほうがいいのかも…。
ゆゆゆなので、既存のストーリーそのままなぞって再映像化で終わるわけはなく、むしろ誰も知らない展開を今後ぶっ込んで来そうな不安が高まっています。
これまでも後半以降は情報量が尋常じゃなかったので、大満開の章もきっとそうなんでしょうね!(遠い目)
また散華するかもみたいな展開は勘弁してくれよな……
しずくとシズクについて
防人活動中に人が変わったように振舞うしずくに??となった原作未読組の方も多いハズ。
このあたりのくだりも、今回、圧縮&端折られた部分ではあるのですが、芽吹が入院中に貰ったお見舞いを見て実際の人物は5人なのに「6人だね」といった台詞からも推測できるとおり、山伏しずくは表人格の他に「シズク」というもうひとつの人格を持っています。
原作ノベルだと芽吹とひと悶着あったりと仲良くなるまで紆余曲折があるのですが、アニメはそのへんはまるっとカットで何事もなく親交が深まっていました(笑)
既読組は序盤から従順でわりと命令聞くシズクに驚くよね。
詳しく書くとネタバレになるので、気になる方はぜひ原作ノベルをどうぞ!
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期3話感想
前話は原作補完が上手くされていて良かったという印象でしたが、残念ながら今回は、原作未読だと唐突な展開に置いてけぼり感が否めない内容だったなー。
物語そのものは非常に面白いし、本来はしっかりキャラ設定されてて魅力ある子ばかりだからこそ尺の制限が惜しい。
防人は勇者部と違って、ラノベや漫画的なインパクト重視のキャラ付けというか、現実的じゃないし等身大っぽく描かれていない。
そこに勇者部とは違う異質さとかハチャメチャさがあって、はっきり言ってみんな濃くて面白いですよね。
勇者って良くも悪くも自己犠牲というか奉仕精神が強くて、いわゆる良い子なんだけど(決してディスってるわけじゃなく)、だからこそnot勇者だから異端で勇者らしからぬ行動や言動、思考を見せる芽吹たちは人間的で目が離せなくなっちゃいます。がんばれ防人!
それでは次回もお会いできますように!
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