のわ、のわのわ、のわゆ!!!ついにアニメで西暦勇者が拝めるとは…!!
いやーめちゃめちゃ面白かった…! どうも、結城友奈は勇者である3期担当の模造紙です。
いい再構成版でしたよね!勿論ダイジェストなものの、上手く編成して肉付けしてくれてるなってことで、個人的に大満開の章で一番盛り上がったお話でした。
私、多分ずっと、のわゆがアニメで見たかったんだなって、しみじみ思った(語彙力)
とうとう地獄が始まった…と思わず手に汗握る5話、気になった点に関してサクッと語って参ります。
アニメ勢への大きなネタバレを控えての記事となりますので、ご了承ください。
目次
西暦勇者に対する世間のシビアさ
令和の今アニメにしたからこそできる表現が光ってました!
勇者を世間に公表した時の反応にもそれらが凝縮されていて、とても興味深かったですね。まとめサイトとかヤフコメ怖い…
また、現状の我々のコロナ禍と西暦のバーテックス襲来の危機を重ねて描いているのか、メディアの報道にしろ、Twitterや5ちゃんねるとおぼしきコメントの応酬にしろ、似通わせようと敢えて狙って描かれているのかなと。
平穏な日常を一瞬で破壊する恐怖がすぐそこにあるのに、どこかの遠い世界線の出来事を観測しているかのようなネット民の反応なんて、すごく気色悪いし他人事に捉えすぎでは?と思うけど、よくよく考えてみると非常にリアル。
人間って無意識のうちに明確な根拠なく「自分だけは大丈夫」だと思うから、害の及ばない安全な場所からならお気楽な言葉や無責任なセリフを繰り出せるし、状況が悪くなるようなら一気に悪者を吊し上げて酷い非難を浴びせて叩くと言う、コロナ禍に関わるものだけじゃなく最近のネットの風潮が頭を過ぎらずにいられなかったです。
「顔で選んでませんか?」とか「投げ銭したい」とかは、人類の危機なのに真面目にしろって感じなんだけど、もし現代に未知の敵が突如現れた時の反応とすると、全然ありえるな…むしろよく見かけるやつってなるのが意図して描いてるなら本当に上手いなと。
▲元総理らしき人物が映ってたりしたので、きっとコロナ禍の現状に敢えて寄せてるのは確かなんだろうけど、今ならではの構成で制作陣さすがだわ面白いと感嘆のひと言です。
若葉やぐんちゃんの性格にも変化が?
原作ノベルとの比較になりますが、若葉、高嶋さん、ぐんちゃんの三者の絡みも少し変えて来てる印象でした。
若葉が報い受けさせるマンなのはアニメもノベルも同じくだけど、アニメの若葉は他人への対応がよりシビアで人間らしさというか丸さが除かれちゃってる感じ。
しかしながら、のわゆをあと2話程で収めるとなると結末を考慮するなら、ストイックさを際立たせて描くほうがキャラが立つといったとこでしょうか。
高嶋さんは相変わらずのヒーロー気質でしたが、ぐんちゃんが高嶋さんに最初厳しかったのは意外。
私の思い違いかもですが、のっけからわりと高嶋さんには懐いてた気がするので、柔道場の場面まで高嶋さんに心を開かなかったのは新鮮でした。
次回はぐんちゃんの辛い話になるので、まぁ見たかった部分ではあるんだけど心臓が持つのか不安です…。
▲この表情…つらみ…
友奈と高嶋さんの関係性
結城友奈と同じ名前の、高嶋友奈。
偶然にしては出来過ぎじゃないかという訳で、勇者御記に登場する1人の少女に注目する勇者部の面々。
確かに、容姿や性格から始まり、さらには担当声優さんまでも同じという、これをただの偶然とは看過できません。
原作を軽くネタバレすると、高嶋さんは戦いの末に力尽きて最終的に供物として神樹さまの一部になるのですが、その功績を称えられて「生まれて来る赤ん坊が逆手を打っていたら友奈と名付ける」という風習が生まれます。
上記の習わしがあるので、名前が同じになる可能性は十分にありえます。
生まれ変わりや憑依系?
しかしながら、容姿や性格までも似通っているというのは何か関係性があるのではないか?と謎です。
単純ですが生まれ変わりとか、流行りの憑依系とか、タイムスリップとか…。考え出すとどの説も突飛なため、勇者適正値が高くヒーロー気質で、たまたま似た外見で声も同じな別人ってだけだとは思いますが、生まれ変わり説はアリだと思っています。
まぁ、設定的には重要な部分ではなさそうだし、ファンに解釈可能な余地を残してくれてるだけでしょうね。
何と言うか、神樹の一部になる高嶋さんと神婚させられそうなるけど最終的に仲間に助けられる友奈の対比は、西暦と神世紀の様々な因果や連なりを想起させて、高嶋さんと友奈に、秘められた関係性があるならもっともっとストーリー盛り上がるんじゃないかと考えてしまいます。
牛鬼って実は…
勇者の章最終回以降から、ファンの間では噂されていたのですが、友奈の精霊の牛鬼の正体が高嶋さんなのでは?と言われています。
友奈の意図を察して力を授ける描写であったり、「牛鬼、あなたって…(察し)どうもありがとう」的なセリフがあったりと、明らかに他の精霊とは違う表現がされているのが理由です。
のわゆ編終了後は再び神世紀勇者部のお話がスタートし、天の神との最終決戦への運びとなりますが、もし高嶋さんが神樹さまの一部として、牛鬼に姿を変えていたとするなら高嶋さんをストーリーテラーとして語られる物語も期待できるかもしれません。
大満開の章って章タイトル、御姿になった友奈と人間の可能性を信じることにした神樹さま、そして神樹さまの化身(牛鬼)になった高嶋さんを示唆してる?って今更ながら考えています。
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期5話感想
想像通りの超圧縮バージョンののわゆでしたが、大満開の章の軸に沿った新しいテーマの面白い物語だったと思います。
先の展開知ってるけど普通にドキドキしてるからね私!
勇者システムが脆弱な時代だからゆえの闘い方や覚悟完了度合いなど、西暦勇者の頃ってあらゆる面がガチでエグい。
▲鬼気迫る気概込めまくりの表情、神世紀友奈では見られない顔ですよね。
とりあえず次回、落とされるとわかってるけど楽しみです。やっぱりゆゆゆ面白い。
それでは次回もお会いできますように!
▼ゆゆゆ2期&3期の記事はこちらにまとめてあります
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