男たちよ! 拳に願い込め、力の限り闘え!
どうも、ロシアスキーです!
この度、屈強なる男たちの熱き戦いの物語。
『ケンガンアシュラ』の記事を担当させていただくことになりました!
この作品、原作コミックはかなりの人気作で、私も名前だけは聞いたことがあったんですが……。
いやぁ! すごかったですわ!
Netflixで独占配信。それが開始されたのが7月31日だったのですが。
私、あまりの凄まじさに一気に全話見てしまいました……!
本当に、非常に楽しませていただいたのですが。
この記事では、更にケンガンアシュラを楽しめる様な考察、解説をしていきたいと思います!
※私は原作コミックは未読ですので、記事内で語るのは『アニメ版12話』までの内容となっております。
ただし、アニメ版12話までについてはネタバレ感想・考察がございます。ご注意くださいませ。
ケンガンアシュラ 感想・解説
さて、まずはケンガンアシュラのパート1、全12話の感想ですが。
最 高 で し た !
こと、格闘系作品として言うのであれば。私が愛してやまないバキを越えた! と言わざるを得ないほどに!
CGメインで描かれるが故の迫力。それでいてモーションに関してはしっかりと研究・考証されているリアルさ。
登場するキャラ一人一人がとにかく魅力的! 癖が強い! 味が濃い!
主役たる王馬の抱く謎の数々にどうしても惹きつけられてしまうそのシナリオ!
闘技者たちの戦いだけではなく、各企業の社長達の思惑が暗躍するという一筋縄ではいかない部分!
本当にね。凄まじい熱量を持った作品であるというのがバリバリ伝わってきましたね!
なんていうんですかね……。漫画版原作者のサンドロビッチ・ヤバ子先生の凄みを感じますよね。
オマケにサンドロビッチ・ヤバ子先生。ダンベル何キロ持てる? の原作もやってるっていうんだから凄いよなぁw
ちなみに、ケンガンとダンベルは同じ世界観の作品なので。お互いに小ネタが出てきたりもしてます。
とにかく、このケンガンアシュラはもう、パワーが凄いんですよ! インパクト! あるいは、惹きつけられる魅力が!
まぁ、だからこそ。パート1が良い所で終わっちゃってるのがもう、なんだろ。
もったいないっていうか、焦れるっていうか……!
ただまぁ、そう思わせる魅力のある。正に力のある作品だってことです!
ホント、めちゃくちゃ面白かったもんなぁ。夢中になって見ちゃったもん……。
ケンガンアシュラ 考察ポイント
ここでは、個人的に気になった謎などについて考察していきたいと思います。
王馬の前借りについて
素の戦闘能力も高い、まさに強者と言ってもいい王馬ではありますが。
その能力の一つとして、やはり気になる部分もあります。
それが王馬自身が「前借り」という、謎の力。
仕組みもその力そのものについても謎だらけではありますが。
見た感じだと、身体能力の超強化の様な感じの力なのかな、と思えます。
この『前借り』というのがどんな力なのか、ということを考えていきたいのですが。
これについて、いくつかヒントがありました。
一つは、呉 雷庵が似たような力を披露していたということ。
なんでも呉の一族は人間の体に眠っている力を限界を超えて引き出せるという力があるそうで。
その限界突破率は個人差があるようですが。力の発動した姿は王馬の前借りに非常に似ておりました。
そしてもう一つは、12話のラスト。英 はじめが口にした、王馬がもう長くないという言葉。
これもまたヒントなのではないか、と私は思っております。
率直に私の予想を明らかにいたしましょう。
王馬の前借りとは、ズバリ自分の寿命を犠牲にし、呉一族同様、人間の限界を越える力、なのではないでしょうか?
初めて前借りを見せた時に、王馬がどこか精神世界の様な場所に立っており。
そこで蝋燭の火を消す描写がありました。
古来より、日本では蝋燭の火が寿命を表す、という描写が様々な作品で登場します。
そもそも、王馬が口にした前借りとは、命の火の前借りそのもののことなのではないでしょうか?
ただ、王馬は呉一族とは違い、限界を超えた時に負担がモロに体を襲う。
故に王馬は前借りを使う旅に寿命を削っている。
そして、それ故にはじめは王馬がもう長生きはできない、と見抜いたのではないか。
これが私の予想となっております。
予想自体はストレートな予想なのですが。こう考えると結構無理なく色々なことが納得できると思うんですよねー。
実際、王馬の体にはかなりの疲労やダメージが残っているようですし……。
恐らくは、本来この前借りはこんなに短期間に連発していい技ではないのだと思います。
今後、王馬はこの前借りを封印しながら戦う必要が出てくるんじゃあないでしょうか?
OPの山下について
もう一つ気になる点として、OPで見事なアクションをこなす山下の姿、という部分があります。
山下はもう、そりゃあ極めて一般的な一般人として描かれております。
王馬や乃木会長に振り回される、悲哀の中年サラリーマン。
取り柄と言えば真面目なことだけ。
業績も誉められたものではない。これといった特徴のないオジサンです。
だからこそ。なぜOPで王馬とシンクロし、見事なシャドーをしているのかが気になる!
これについても率直な予想を語らせていただきましょう。
ズバリ! 山下は作中、闘う側に回るのでは!?
これに関して、私なりに予想を補強するための材料を用意しました。
動体視力
山下は王馬の戦いを見ている最中、的確にリアクション役をこなしております。
トップレベルのファイターの戦いを見て、その意味や本質をしっかりと理解できているんですよね。
それだけではなく。山下が目がいい、と思える点がここです。
山下自身は『スロットが明らかに低速になった。不正があった』と感じていましたが。
よく考えるとわかるんですけど。
山下が不正の恩恵にあずかる理由が一個も無いんですよ。
片原が不正をして自分のファイターをトーナメント表の良いポジションに送り込むならともかく。
いの一番にルーレットに挑んだ山下相手に不正をする意味は全くありません。
つまり、山下はもともと凄まじい動体視力(あるいは集中力)を持っていたと考える方が自然なんですよ!
強運
これはまぁ、オマケみたいなものなのですけどw
山下の強運、豪運は凄まじいものがあります。
お辞儀で暗器針を回避したりw
形はどうあれ社長になって豪華客船のパーティーに参加したりw
一介のサラリーマンでは不可能な幸運への恵まれ方をしているんですよね。
もっと言えば、王馬と出会って人生が変わったってのも幸運とも言えます
ファイター、競技者などに必要な『勝利を手にする為の最後の一欠片』である強運を持ってる、というのは明らかですね。
格闘知識
山下が一流のリアクション役をやれる理由として、豊富な格闘知識があります。
関林を筆頭に、様々なファイターや技について、驚きながらもしっかりとした解説をこなすその姿。
正直、このレベルのリアクション役は貴重です。
格闘漫画にはこの山下レベルのリアクション役がいるかいないかで作品のレベルが大きく変わって来ます。
で、そのリアクションが活きている理由が格闘知識の豊富さなんですよね。
正直、そこいらの解説者レベルなんじゃあないかとも思えるその格闘知識。
山下が闘うことになったとき、この格闘知識はかなりの武器になるでしょう。
胆力
いつもオトオドビクビク。あるいはのほほんのんびり。
そんな感じのキャラの山下ですが。その奥底には熱い物があります。
王馬が関林に負けそうになったとき。それは発露しておりました。
初対面の人間相手に、あの山下が気を吐くこの姿!
王馬への信頼や尊敬もあるのでしょうが。他人に向かって退かずに意見を口にする山下の姿は正に漢でございました。
山下は恐らく、山下自身が気付いていないだけで、かなり胆力があると思われます。
てか、そうじゃなきゃこんな場にいれないでしょw
といった感じで。山下には潜在能力があるんじゃないかと思うんですよ、私は!
決定的なのは1話冒頭。王馬が山下に『アンタも闘るのかい』と聞いた時。
山下は当然闘うことを拒否しますが。そこで王馬が『そりゃ残念だ』と言ったんですよね。
つまり、王馬は山下から何かを感じ取っていたのでは!? ということです!
……ここまで熱弁してなんですけど。多分山下は『闘技者』にはならないと思うんですよね~w
彼が闘うとしたら、そうですね……。
最後の最後。乃木会長に向かって拳を振るう、とかでしょうかね。
一サラリーマンを脱却する一撃! みたいな……ね?
二回戦についての予想
今回の12話で、既に描かれた一回戦は七試合。まだまだ試合数は残っているのですが。
ここでは、その一回戦の勝者たちから二回戦の展開を予想できる部分だけ予想したいと思います!
二回戦第一試合 今井 コスモVS阿古谷 清秋
個人的にはコスモは一押しキャラなのではありますが。
私の予想は、阿古谷の勝ち、という所です。
というのも、阿古谷が春男と戦っている時。時間切れと言って何かしようとしていたんですよね……。
セコンドである檜山ちゃんが懸命に止めてたのが気になるんですが。もしかして、反則スレスレ技とかを隠してるんじゃないでしょうか?
コスモくんは天才ということもあり、予想外のことに弱そうですから。阿古谷のその技で敗れちゃう、とか?
二回戦第二試合 呉 雷庵VS十鬼蛇 王馬
似た力の使い手、そして背負う企業の代表は親子、というなんとも熱い試合ですが。
私の予想は雷庵の勝ちでございます。
といっても、そこは王馬は主人公。
どこかの仕合でダブルノックダウンが発生して、王馬は敗者復活戦に出て望みを繋げる、っていう展開もあるんじゃないかな!?
二回戦第三試合 若槻 武士VSユリウス・ラインホルト
この戦いの予想が難しい!
方や優勝候補! 方や不戦勝故強さが未知数!
とはいっても、個人的にはお気に入りキャラの沢田さんの無念を晴らしてもらいたいので……。
若槻さんの勝ちと予想しておきましょう!
展開としては、互いに足を止めて真っ向からの殴り合い、って感じかな?
なにせ二人とも、打撃が得意そうですしね!
今のところ確定しているのはこの三試合。
この予想、当たるかどうか……。楽しみですね!
続編(二期)について
さて、ここではケンガンアシュラのPart2の可能性について考えて……。
な、何ィッ!? Netflixにて2019年10月31日から、早速Part2(13話~24話)の放送が決定だってぇ!?
……記事書くの、遅れたのがこんな所でダメージになるとは思わなかったよ、オレぁw
はい! ということでケンガンアシュラは無事、Part2が10月に放送となりましたー!
イェーイ! 良かった! あんまり待たずに済んだね!
で、ここで問題なのは。『Part2だけで全編終わるのかな?』という点ですが。
正直私はそれはキビシイんじゃないか、と思っております。
だって、冒頭の王馬と山下の物語があったとはいえ、12話使ってまだ一回戦が全然消化できてないんですよ!?
これ、もしかするとPart3もありえるんじゃないのぉ? と。私は今はそう予想しております。
でもまぁ、もしかしたらPart2できっちり仕上げてくる可能性もあるんですけどね。
ということで、まずはPart2。全12話がとても楽しみですね!
……個人的にはOPは変えてほしくなかったりw
ということで。ケンガンアシュラPart1の記事はこれにて終了、ということになります。
すぐさまPart2もきますから! 見てない方はぜひぜひ見ていただきたいですね!
以上、ロシアスキーでした! ありがとうございました!
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