「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」
こんにちは、「昭和元禄落語心中 -助六再び篇-」担当のyuuです。
OP・EDが意味深だったのでちょっと考察を。
ただCDがまだ未発売(2017.2.11現在)だったり、OPで改変があったり、とかなり不確定な考察になっていることをご了承ください。
映像の改変についてなどは追記の予定です。
では最後までお付き合いください。
今際の死神のPV
今際の死神
アニメ第2話でオンエアされた待望のオープニング曲、「今際の死神」
1期同様、楽曲の作詞作曲プロデュースを椎名林檎、歌を林原めぐみが担当しています。
1期のタイトルは「薄ら氷心中」
2期のタイトルは「今際の死神」
「心中」に続いて「死神」
…これらの単語だけでなんかもう意味深。
作中に登場する「死神」という古典落語
八雲にとって「死神」かもしれない2代目助六
落語にとって「死神」かもしれない八雲
「死神」という単語はかなり重要そうですね。
映像もなかなか意味深な感じでした。
主要な登場人物たちの怪訝そうな不安そうななんともいえない表情から始まります。
最後に八雲が映るところから それぞれの八雲に対する気持ちが表れているのかな、と。
特に八雲を嫌う小夏は一番いやそうな顔、まだ幼い信之助は笑顔にもみえます。
八雲は光る道を歩いていき崖から海?のようなところへとおちていきます。
光る道→あの世への道、としか考えられなかった…。
自殺のようにもみえますね。
このあたりは「心中」を表しているのかな、と。
「落語」と「心中」
上下の反転した世界からさし伸ばされる与太郎の手を拒否する八雲。
「落語(八雲)」を残したい(助けたい)与太郎と
「落語と共に死にたい」八雲
が表れているのかな、と。
レコードに映るみよ吉
八雲の記憶でしょうね。
みよ吉への断ち切れない思いが表れている気がします。
レコードの中心に八雲とその周りで手を差し伸べる人たち。
レコード八雲の人生、周りの人たちは今までの人生で出会った人たちでしょう。
ここでも差し伸べられた手を拒否する八雲。
2代目助六とみよ吉の事件から、どことなしか人と距離をもちながら接しているような八雲が表れている気がします。
そして後ろから不敵な笑みを浮かべながら現れる2代目助六。
助六がめくった八雲の着物の下は「骨」である。
この助六は八雲のなかの助六な気がするんですよね。
助六はこんな意地悪そうに笑うキャラじゃない気が…。
八雲が助六に対してもちつづけているコンプレックスや執着が助六のこの表情を作ってているような気がします。
「骨」っていうのはやはり「死」を表しているんですかね。
*5話のみOPでこのシーンの助六の目が赤かったのは「助六」=「死神」の暗示?
そして巻き戻る映像。
最初に流れた登場人物の映像が流れ、最後に少し笑っているような八雲。
蝋燭の火が消えて終わります。
全ての映像を見た後で最初の登場人物たちの映像をみると、
「八雲を嫌っている」
というよりかは
「八雲を心配している」
風にとらえられる気がします。
八雲の笑みは何かもういろんなことを諦めたようにみえます。
意味深な描写が多いOPですが、お話を最後まで見れば意味が解るのでしょうか。
5話でのみ助六の目が赤かったのもやっぱり気になります。
現段階(6話)ではまだ不明な点が多いです。
※追記
9話でまた助六の目が赤くなっていました
ひこばゆる
EDは4話からの公開となりました。
歌詞はなく音楽と映像だけが流れます。
曲調も映像もOPよりは明るめかと。
私的イメージですが
OPのイメージをを地獄とするなら、EDのイメージは天国かと。
対照的なんですよね。
ちなみに「ひこばゆ」とは、切った木の根元から再び芽がでること。
タイトルからも「生」を感じます。
しかし水に沈む座布団や羽織など、なにかこう不安にさせる映像も。
5話のOPで改変があったのでこれからは本編だけでなく、OPやEDにも注目しておきたいですね。
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