こんにちは。yuuです。
突然の夏の到来…。暑い。まだ五月なのに。
京都ってなんとなく「夏でも涼しい」みたいなイメージをもたれることが多いのですが、とんでもない。
おそらく他府県より暑い。そのくせ冬は寒い。ひどい。
夕方のニュースで「本日の最高気温」をみてこれからの夏本番におびえる日々です。
有頂天家族ももう7話。地獄から帰ってきました。
「金曜俱楽部」
物語は大きく動きました。
今回も最後までお付き合いください。
スポンサーリンク寿老人登場
地獄から現世へ戻ってきた弁天と矢三郎はそのまま寿老人の電車へ向かう。
弁天の地獄の土産(鬼の角)のおかげか矢三郎も今晩の金曜倶楽部の宴への参加が許された。
寿老人に「地獄の臭いをとる」ようにと勧められ向かった温泉には、金曜俱楽部のメンバー達と元メンバーの淀川教授、そして暫定新メンバーの早雲がいた。
矢三郎と早雲はお互い初対面のふりをした。
ようやく寿老人登場。この人が金曜俱楽部のボスか。
地獄を軽々と行き来する弁天に対し「怖い」という表現を使っているところや、弁天が連れてきた初対面の矢三郎を金曜倶楽部に参加させるなど、弁天には一目置いている模様。
温泉には金曜俱楽部を脱退させられた淀川教授がいたり、淀川教授の後釜になる予定の早雲がいたり、そしてなぜか男湯に入ってくる弁天様…なかなかカオスな状況でした。
早雲と矢三郎が初対面のふりをしたのは、周りに余計なことを詮索されないためかな、と。
矢三郎からすると父親を、早雲からすると兄を狸鍋にされているので、思っていることは違えど、事実を知られ寿老人や他のメンバーに「恨まれている!」とか思われたら面倒そう。
スポンサーリンク金曜俱楽部
入り口には天満屋。寿老人の元に戻ったよう。
豪華な食事。
新・布袋(予定)の早雲が寿老人に水の沸く不思議な石を献上。
しかし寿老人は早雲の目の前でその石を弁天に与える。
なんとも言えない表情の早雲。
タイミングよく?始まる淀川教授の狸愛論。
寿老人の怒りに触れる淀川教授をたすけるべく矢三郎は寿老人と矢三郎の間に入る。
矢三郎の詭弁に乗っかる周りのメンバーに混ざり、弁天の「それなら金曜倶楽部に入れば良いんじゃい?」の一言。
弁天が用意していた献上品の茶釜エンジンの効果もあり、寿老人から金曜俱楽部の入会を認められてしまった矢三郎。
それに憤慨するものが一人…。
まさかの天満屋さん…面の皮が厚いことで。
気になったのは席順。
飛び入り参加の矢三郎や脱会した淀川教授が寿老人から遠い入口そばなのは納得。
寿老人の横には弁天様。弁天様は金曜俱楽部の古株というわけではなさそうなので、やっぱりお気に入り?
早雲からの贈り物の石をさらっと弁天様にあげちゃうところも、やっぱりお気に入りだから?
赤玉先生といい、天満屋さんといい、金曜俱楽部のメンバーといい、寿老人といい…弁天様って「魔性の女」って言葉がよく似合う。
元詭弁論部の淀川教授の狸愛もさることながら、寿老人の怒りを治まらせるために淀川教授との間に割りはいった矢三郎も口から生まれたような詭弁っぷりでした。
早雲
矢三郎が自分の代わりに金曜倶楽部に入会することとなり、怒りで我を忘れて矢三郎に襲い掛かる早雲。
赤鬼に化けて矢三郎を襲う早雲。
寿老人は天満屋に「撃て」と。
「撃つな」の矢三郎の声もむなしく銃声が響く。
矢三郎の手には血が残っていた。
血の跡を追いかけていった先には一匹の貧相な狸がいた。
何とも言えない結末…。
早雲は「最も人間らしい狸」だったように感じます。
そんな「人間らしい狸」の最後は「狸」の姿でした。
普段早雲のことを「早雲」と呼んでいる矢三郎が「おじさん」と呼んだこと
もうすでに息のない早雲のことを「もう苦しんではいない」と海星に伝えたこと
早雲の毛玉姿がどこか総一郎に似ていること。
悪でしかなかった早雲も「父」であり「おじさん」であり「毛玉」であった。
最後の最後でそのことを思い出さされました。
スポンサーリンク有頂天家族2期7話の感想
なんだか怒涛の30分でした。
早雲の最後は切なかったです。
結局彼は、兄である総一郎にどうしようもないくらいのコンプレックスをもっていて、その総一郎がなくなったあとも総一郎の遺伝子を色濃く受け継ぐ矢三郎を気にせずにはいられなかったんだろうな、と。
もし金曜俱楽部に入るのが矢三郎でなければここまでのことにはならなかったのではないのか。
ほかならぬ矢三郎にとられてしまったから我を忘れるほど怒り狂ってしまったんだろう。
で、撃たれてしまった。
矢三郎が金曜俱楽部に参加しなかったら、淀川教授が語り始めなかったら、早雲が赤鬼に化けなかったら。
何かが少しでも違えばこの結末にはならなかったのかと思うと何とも言えない気持ちになりました。
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