皆々様こんにちは。
『機動戦士ガンダムGUuuuuuuX(以下『ジークアクス』)』担当のgatoです。
前回は予想の斜め上をいくニャアンの大活躍に驚かされた回でした。
一方でマチュがニャアンに対して激しい感情を抱く結果に…おかげで三角関係がえげつないことになりそうです。
おまけに今回のエピソードは予期せぬ新キャラの登場でさらに不穏な空気に!
一体何が起こったのか、じっくり振り返りましょう。
目次
友達のタソガレ

© 創通・サンライズ
まずはすき間風が吹いたマチュとニャアンの関係について掘り下げましょう。
私だけのものなのに

© 創通・サンライズ
前回のクランバトルでニャアンがジークアクスを乗りこなしてみせた様を見てから、マチュは非常に不安定でした。
ニャアンに対して怒鳴った挙句、彼女を避けるようになっています。
「そこは私の場所だろ!」というセリフに表れているように、自分にとって唯一無二の存在であり、シュウジと「キラキラ」を共有できるジークアクスをニャアンが使えてしまったことが、マチュには衝撃的だったのでしょう。
一見するとシュウジへの独占欲丸出しの発言ですが、まだマチュはニャアンをただの恋敵として見ているわけではないようです。
「友達のために乗った」と語るハロの説得を、マチュは一切否定しておらず、むしろ理解していると口にしています。
となると、マチュの怒りは恋敵に対する怒りというよりも、純粋にジークアクスに乗られてしまったことに対するものでしょう。
第4話の記事の内容をちょっと補完するなら、マチュは退屈な日常を抜け出す糸口としてシュウジに強く惹かれていましたが、そこには「キラキラ」やジークアクスも含まれていると捉えるべきでしょう。
もしニャアンがジークアクスをよりうまく乗りこなす事態になれば、最悪彼女のものになってしまうリスクが高まります。
そうなれば、退屈から抜け出す糸口を喪ってしまう。
当然、シュウジからも離れてしまう。
つまり、マチュの怒りの根源は「退屈な日常に留め置かれてしまうこと」なのでしょうね。
ワケワカ

© 創通・サンライズ
前回衝撃的なキレっぷりを見せたニャアンですが、今回は一転して反省モードでした。
「あんなのはマヴじゃない」と口にしているように、自分の行為が誤っていたという認識はあるようです。
しかし、「シュウちゃんにひどいことしたかも」と言っているところを見ると、彼女のいう「ワケワカ」の状態になると記憶が曖昧になる感じがするようですね。
実際、前回の彼女は明確にシュウジを盾にしていましたし…。
彼女の口ぶりだと以前からキレると「ワケワカ」になるようですが、どうやらニャアンは元々ニュータイプ(あるいはそれに近い)素質を持っていたと捉えるべきのようです。
あと、個人的に気になったのが、ニャアンが餃子を作りながら、それとなくコンチと会話していた場面です。
一足先に「キラキラ」に出会っていたマチュはコンチと会話するような素振りはありませんでしたが、ニャアンはナチュラルに彼(?)と会話しているようでした。
第3話の記事では、シュウジがコンチと会話していることについて注目しましたが…。
コンチとの会話の原理は不明ですが、ニャアンがシュウジに近い素質を持っているのか、それともマチュより高い能力を発揮しているのか…。
そのいずれかのような気がしますね。
もう一人には

© 創通・サンライズ
今回はニャアンのプライベートが描かれる場面もありました。
マーコとの会話や、ニャアンの自室を見ていると個人的に2つのことが印象的でした。
1つ目は、ニャアンの「夢」です。
マーコとの会話でニャアンは「夢」について問われて何も応えませんでしたが、彼女の部屋にはジオン工科大学の赤本や永住権許可の申請ガイドがあるなど、彼女なりに進路について考えていた痕跡が見受けられました。
ニャアンの現状を見る限り、その夢はすでに諦めているのでしょう。
サイド6での難民の扱われ方を見ている限り、その夢を叶えるのは難しそうですしね。
この点はマチュと似ているようにも見えますが、すでに諦めたとはいえ進路についてしっかり考えていたという点では対照的な印象があります。
2つ目が「3人で食べたかった」という発言です。
前回の記事でも触れましたが、ニャアンにとって重要なのはマチュとシュウジとの友人関係です。
これもシュウジに固執するマチュとは対照的ですよね。
もちろん、マチュもニャアンを友人だと思ってはいますが、ニャアンは3人と過ごす時間そのものを大事にしている印象です。
この点は微妙な違いのようにも見えますが、現在のマチュとニャアンの関係性の変化を考えるとかなり致命的なすれ違いのような気がしますね。
退屈は終わらない

© 創通・サンライズ
ニャアンとの間でモヤモヤを抱えていたマチュですが、今回はついに面と向かってタマキに反発する場面が描かれました。
三者面談で進路の話になった際、責められたマチュは反発し出て行ってしまいます。
これまで不満に思いながらも面と向かってタマキに反発したことはなかったですが、今回はいよいよ堪忍袋の緒が切れたようですね。
一方で、直前のタマキとのチャットのやり取りでは、忙しいなか三者面談に来ることになった彼女に、マチュは感謝のメッセージを伝えています。
ニャアンのことについて悩んでいたことを踏まえると、この時点でのマチュはタマキに少し甘えようとしていたのかもしれませんね。
しかし、タマキは結局相変わらずでした(彼女は悪くないのですが…)
おまけにカネバン有限公司のところに行くと、シュウジをはめてジークアクスを放棄するというアンキーとナヴの会話を聞いてしまいます。
つまり、この時点でマチュは退屈を抜け出す糸口だった場所を喪う事態に追い込まれたわけです。
追い込まれたマチュの取った行動については…後ほど振り返りましょう。
大人の流儀

© 創通・サンライズ
マチュとニャアンの関係の変化が描かれる一方で、今回はシャリアやアンキーが暗躍する姿も描かれました。
ジオンの陰

© 創通・サンライズ
サブタイトルにあるように、今回はキシリアが参加するサイド6の非公式会合を巡って、さまざまな思惑が交錯していました。
当初は赤いガンダムを回収するためかと思われましたが、コモリのセリフからキシリアを護衛するためにシャリアが呼び寄せたようです。
しかし、それはキシリア派をかえって刺激する事態になります。
加えて、第2話で触れたようにシャリアはギレンとも関わりがあり、周囲からはギレン派閥の人間と目されていました。
つまり、キシリアを守るという名目でどさくさに紛れてキケロガで彼女を始末する…ような展開をアセットは危惧していたわけです。
うーん、また後述しますが、今作のシャリアって本当に腹の内が読めないんですよねぇ…。
赤いガンダムに執着している一方で、ちゃんとキシリアの動向を踏まえた動きを見せる。
サイド6のことを考えて派手な動きをしない一方で、エグザベ救出のためソドンで圧をかける。
自身の監視役であるエグザベを突き放すような素振りをする一方で、わざわざ自らが出張って彼を助けてみせる。
イマイチ一貫性がないような感じがしていますね。
まぁ自身の目的を悟られないようにブラフを盛大にまき散らしている…なんて見方はできますが。
何より怖いのが、コモリの考えを見透かしたようにキシリアのことを説明しているところを見ると、シャリアはニュータイプの能力で常に相手の思考を読んでいることがわかります。
そう考えると、エグザベの考えも見透かしたうえで、彼を混乱させるためにわざと助けている可能性も出てきますね。
もっとも、コモリの発言を踏まえるとシャリアはエグザベを純粋に評価している感じもありますが(かつて板挟みになっていた自分を重ねているのでしょうか)
ところで、今回登場したシムス(『1st』でもシャリアの部下として登場)ですが、シャリアの腹心として色々情報を共有されていることがわかります。
総帥府すら知らない情報を把握しているうえに、シャリアが好きなワインもわざわざ、しかも彼の部屋に持ちこんでいます。
作中でシャリアが表立ってワインを飲む描写はほとんどないため、機密情報だけでなく彼の嗜好も共有されるほど信頼を寄せられていることがわかりますね。
裏を返せば、シャリアはソドンの面々にはほとんど情報を共有しておらず、独自の考えで動いていることが窺えます。
冒険の終わり

© 創通・サンライズ
今回衝撃的だったのはやはりアンキーの裏切りでしょう。
シャリアと接触した際、彼女は危険を承知で出向きましたが、彼と何かしらの交渉をした結果、クランバトル中に赤いガンダムの隠し場所を密告して懸賞金をふんだくった挙句、さっさとジークアクスをジオンに渡してしまうことを決定します。
ここでわかることは2つ。
まず、赤いガンダムについて何も触れないように見せかけておいて、実際はマチュを通じて隠し場所を見つけ、懸賞金をもらう準備をしていたこと。
そしてマチュを高く評価する一方、いつでも切り捨てられるようにしていたこと。
実際、彼女がナヴに話したプランには、マチュの安全を保障するようなことは一切ありませんでした。
懸賞金が振り込まれ次第とんずらするということは、すでにクランバトルがどうなろうと興味を持っていないということ。
相手チームにアマラカマラ商会という得体の知れないパトロンがいることを危惧していたにも関わらず、マチュをその敵の眼前に送り込み、一切助けないことを明示しているわけです。
さすがにナヴは反発し、マチュにも忠告をしていましたが、アンキーは一切気にしていませんでした。
彼女の冷酷さが窺い知れますね。
他方で、また別のことも2つわかりました。
まず、アンキーが元ジオン国民であること。
第4話の記事でシイコと面識があったような素振りを見せていたので、てっきり元連邦かと思いましたが、完全にジオン出身のスペースノイドでしたね。
まぁ、第1話でスペースノイドに寄った発言をしていたし当然ですわな(笑)
ジオンもサイド6も信頼していないと口にしていましたが、一体過去に何があったのか…。
こうなると17バンチ事件の関係者な感じがしますが…。
というか、「連邦とつながりがあって、なおかつジオンと距離を置いている」なんて設定を見ると『STARDUST MEMORY』のシーマ・ガラハウを連想しちゃうな(笑)
あと、もう一つわかるのが、アンキーが前回のクランバトルでジークアクスに乗ったのがニャアンであることに気づいていなかったということ。
ニュータイプについて何か知っているような感じを見せていましたが、彼女自身の素養はそこまでないようですね。
どちらかというと、ニュータイプ=エースパイロット程度の認識なのかもしれません。
エグザベの不信

© 創通・サンライズ
さて、密命を託されたと思いきや軍警に命を狙われるなど、相変わらずひどい目にあっているエグザベですが…。
今回はラストでシャリアに助けてもらっていました。
というか、シャリアはエグザベ守り過ぎだろ(笑)
まぁ結構理不尽な目にあっているので、それくらいのサービスはあってもいいですけどね(笑)
助けてくれたシャリアを見ているときのエグザベの独白を踏まえると、どうやら託された密命は最悪な事態になった際にシャリアの命を奪うことのようです。
エグザベ自身は助けてくれるシャリアの命を奪うことに躊躇いを覚えているようですが…これまた随分と重い使命ですね。
ただ、気になるのがあっさりコモリの思考を読んだシャリアがそのことに気づいていないはずがないということ。
というか、ジークアクスを探すためとはいえ、あちこち一人で動き回っているエグザベをシャリアが放置しておくとは思えないわけで。
というか、あのドンピシャのタイミングで準備をしっかりしたうえで登場できる時点で、少なくともエグザベの居場所はしっかり把握していた=監視していたというわけで。
すでにエグザベはシャリアの手のひらの上で転がされているだけかもしれませんね…。
ムラサメ研の脅威

© 創通・サンライズ
今回は『Z』からまさかの人物が次々と登場しました。
ここでは彼らについて触れてみましょう。
連邦の逆襲

© 創通・サンライズ
アンキーが危惧していたアマラカマラ商会ですが、その正体は非人道的な人体実験も厭わないムラサメ研究所擁する連邦軍情報局。
率いているのは『Z』でスペースノイド弾圧を繰り返していた過激派のバスク・オム、そして彼の部下はやはり『Z』にも登場していた強化人間パイロットのゲーツ・キャパでした。
懐かし過ぎて仰天しましたね(笑)
というか、毒ガスだの強化人間だの、やっていることが完全にティターンズです。
バスクの口ぶりから察するに、ジオンの反ザビ派と結託してサイド6に訪問するキシリアを抹サツすることが彼らの目的でしょう。
つまりサブタイトルにある「キシリア暗サツ計画」の主体は地球連邦軍というわけです。
同時に、バスクとつながっているのは反ザビ家の人間であり、キシリアと政治的に対立しているギレンではないことが窺えます。
キシリアを始末したら、次は何らかの方法でギレンを始末する腹積もりでしょうか…。
ところで、アンキーからアマラカマラ商会について触れたとき、シャリアのリアクションが奇妙でしたね。
アンキーはシャリアとアマラカマラ商会がつながっていることを疑っていましたが、彼は何も答えませんでした。
その後、ソドンの面々がアマラカマラ商会をシャリアから聞いて調べていたところを見ると、本当に何も知らなかったのでしょうけど…。
あのリアクション見ていると、シャリアは少なくとも予期していた感じがするんですよねぇ…。
正確には、赤いガンダムやジークアクスに惹かれて連邦軍側の勢力が介入してくる+ついでにキシリアを始末しようとするのを、マチュたちを利用して始末し、ついでにオメガ・サイコミュの検証や彼女たちのニュータイプとしての素養のチェックを行う…。
そんなプランを考えているような気がしてならない(笑)
実際、ソドンの面々も地球連邦が興味を持つことを予期していたわけですし。
そう考えると、赤いガンダムに懸賞金をかけたのもシャリアかもしれませんね。
いずれ誰かが引き渡しにくるように…といった具合に。
というか、今作のシャリアはそれくらい考えてても不思議じゃないんだよなぁ(笑)
ちなみに、アマラカマラ商会の由来は、狼に育てられた少女の名前「アマラ」と「カマラ」だそうです。
アマラとカマラは狼に育てられたために人間的な振る舞いができなかったという逸話があります。
知性的な人間でありがら、野獣に育てられたために野蛮な存在になってしまった…。
どことなく、強化人間を連装させるワードですね。
私は心臓

© 創通・サンライズ
今回もっとも注目すべき点は、やはりサイコ・ガンダムと、これまでのシリーズに登場しなかった2番目のムラサメ研出身の強化人間ドゥー・ムラサメ(ドゥ―はフランス語で2)でしょう。
登場シーンは少なかったでしたが、ドゥーの言動からはさまざまなことが読み取れます。
まず、ドゥーが「キラキラ」と称していた時点で、彼女のあの精神感応によって発生する事象の感じ方はマチュやニャアンに近いということがわかります
どちらかというと、マヴを前提としているような素振りを見せないのでニャアンに近い支配的な覚醒でしょうか。
しかし、ドゥーのニュータイプとしての覚醒具合は彼女たちを優に超えているのでしょう。
それを端的に示しているのが、彼女が口にした「サイコ・ガンダムが本当の体」「私は心臓」という旨の発言です。
「マシンに取り込まれる」は『ガンダム』シリーズではよく登場するセリフですが、ドゥーはすでに自分がサイコ・ガンダムと完全に一体化しており、搭乗しているときこそ本来の肉体に回帰できるという感覚すら持っています。
マシンの取り込まれるどころか、マシンに自身を取り込ませていると捉えるべきでしょうか。
そうなると、第4話の記事に書いたように、「キラキラ」を感じるうえでガンダム(あるいはサイコミュ)とパイロットの結びつきが非常に重要なことがわかります。
ただ、ここで気になるのがシュウジです。
先述したように、シュウジはガンダムやコンチと会話するなど、機械と特殊なコミュニケーションを取っているような素振りがありました。
これがニュータイプとして覚醒が進んでいる証左だとしたら、ドゥーはシュウジに匹敵、あるいはそれ以上に覚醒が進んでいることがわかります。
以前別の記事でシュウジがガンダムに「憑りつかれているよう」と表現しましたが、ドゥーのそれはまさにぴったりですしね。
一方で、同じニュータイプの素養がありつつも、マチュやシャアは機械と会話するような素振りはありませんでした。
サイコミュを積んでいるガンダムが相手でもです。
つまり、機械と会話するような振る舞いをする条件が、ニュータイプの覚醒具合ではなく別の要因が絡んでいるのだとしたら…。
極東の島国=日本的な名前、ガンダムに対する接し方、そしてどこか浮世離れした振る舞い、ガンダムを自身の主体とするような言動…。
シュウジとドゥーが恐ろしく重なります。
つまり、シュウジがムラサメ研の関係者ではないかという仮説が成立する可能性があるんですよね。
となると、シュウジが強化人間である説も出てきますが…ここは怪しいところです。
先述したように、現状ドゥーは「キラキラ」を見る際にマヴを前提としていない雰囲気を出していましたが、シュウジはマチュをはじめ、常に誰かを受け入れているような振る舞いをしています。
いうなれば、マヴを求めているor受け入れているという点でドゥーと同種という感じがしないんですよね。
単純に強化の具合が違うのかもしれないですし、そもそも先述したドゥー=ニャアン的なニュータイプと捉えることもできるので、まだ何ともいえないところですが。
いずれにせよ、ドゥーはかなりのキーパーソンといえるでしょう。
3人は続く

© 創通・サンライズ
さて、今回はマチュ・ニャアン・シュウジの展望で総括しましょう。
アンキーの裏切りをしたマチュは、シュウジを守るために仲違いしていたニャアンと接触します。
まぁ恐らく2人でシュウジを脱出させ、安全な場所を連れて行こうという算段でしょう。
3人の関係を大事にするニャアンのことですから受け入れるかと思いますが…マチュの態度の急変にショックを受けていたようですし、どうレスポンスするか見ものですね。
まぁ、真っ先にニャアンを頼る時点で、マチュが彼女をまだ友人だと思っていることがわかっただけでも一安心ですが。
一方で、シュウジは今後の急展開を見越したような態度をしており、「世界はいつも変わっていく。だから…『また』描き変えなきゃ」と口にしつつ、ゼクノヴァと思しき絵を描いていました。
うーん、これはとても意味深…。
劇場版の記事では、「シャアは並行世界に行った」と記載しました。
これはシャアが口にした「刻」について解釈する過程で述べましたが、そのシーンでゼクノヴァが発生したことを踏まえると、ゼクノヴァは並行世界の顕現だと考えられます。
その解釈を前提にすると、ゼクノヴァの絵を描きながらシュウジが「描き変えなきゃ」といったことは、非常に重なる感じがしますね。
てっきり、ゼクノヴァは「刻」、つまり並行世界を顕現させることで、異なる世界線に移動することだと思っていましたが、あの様子だと並行世界を今いる世界に投影するようなニュアンスにも捉えられます。
いずれにせよ、シュウジは今の世界線をズラそうとしているのでしょうね。
同時にシュウジはまた描き変えなきゃといっていました。
つまり、彼は過去にゼクノヴァを利用した世界の描き変えをやったことがあるわけです。
うーん、作中の世界でゼクノヴァが発生したのが1年戦争の末期なので、そのタイミングでシュウジがあの場にいた…とは少し考えにくいですね…。
ただゼクノヴァが起こったといえば、あそこしか思いつかないんだよなぁ…。
そして、もう1つ気になったことが。
前回の記事で、マチュ×シュウジ×ニャアンの関係を、アムロ×ララァ×シャアの関係になぞらえました。
マチュとニャアンをどちらに置くかは少し迷いますが、間違いなくシュウジはララァに置くべきでしょう。
ただし、ララァは『1st』で命を落とし、その後霊のようにアムロとシャアを惑わし続けます。
もしシュウジがララァの立ち回りを演じているのでしたら…ゼクノヴァを起こすタイミングで、彼はどうなるのでしょうね。
今作のシャアのように行方不明になるか、それともララァにならって命を落とすか…そのどちらかになるような気がします。
もちろん根拠のない推測ですが…EDの映像にシュウジって一回も登場しないんですよね…。
そこが妙に符合してしまう気がします。
『ジークアクス』第6話感想

© 創通・サンライズ
いやー今回もサプライズが特盛でしたね。
特に後半はまさかの『Z』勢が連続で登場。
しかも悪名高きムラサメ研に加え、新たなムラサメシリーズの強化人間が出るとなれば…もう次回はとんでもないことになりそうです(笑)
映像を見ていると、しっかりサイコ・ガンダムが暴れていましたからねぇ…。
おまけにネットでの考察だとハンブラビ的なMSもいるとか。
そこはバウンド・ドッグじゃないのかと思いましたが(笑)
いずれにせよ、次回は必見です。
▼ジークアクスの記事はこちらにまとめてあります!
▼水星の魔女の記事はこちら
▼機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星の記事はこちら
▼当サイトでは他にも多数のアニメを考察しています!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11