皆々様こんにちは。
『SSSS.DYNAZENON(以下『ダイナゼノン』)』担当のgatoです。
前回はグリッドナイト同盟がやってきたことで、ガウマ隊の間に漂っていた不協和音が無事解消。
蓬達の団結力が無事に高まりました。
…かと思いきや、今回はとある怪獣の出現により、新たな変化が生まれるようです。
これまた不穏な気配が近づいている予感…。
一体何が起こったのか、じっくり振り返っていきましょう。
目次
揺れ動く気持ちって、なに?
今回のエピソードは一体の怪獣を巡るものでしたが、今作における怪獣の核心に迫り得る内容でした。
ハズレの怪獣
今回登場した怪獣(名称未発表。以下「ハズレ」)はロイコクロリディウムとエビを足して2で割って、尻尾にもう一つの顔を付けたような感じのデザインでした。
尻尾だけ見ると『SSSS.GRIDMAN』に出てきたナナシAっぽかった印象ですね。
おまけに出現した時点ではかなり小型で(子供より小さい)、能力も「色を塗る」というしょぼいもの。
ナイトが分析していたように、未熟な人間の心を反映したかのような様になっています。
シズムからは「ハズレの怪獣」と称されるなど、これまでの怪獣と比べるとスケールダウンした感じは否めませんが…。
他方で、ハズレの四肢は体を支える針金(骨組み?)やそれを束ねるバンドが剥き出しになっているなど、「作り物」という感じが表れていました。
これだけ見ると前作でアカネが作っていた怪獣に近しいものを感じますね。
しかも間抜けな外見とは裏腹に中には有機的な目玉があるなど、それこそナナシBのような「中身」がいる気配すらあります。
どこか物悲しい最期を迎えたハズレですが、彼(?)の出現は今作における怪獣の正体を端的に暗示している気がしますね。
そこに心はあるのか
今回は蓬が「怪獣に心はあるのか」という点で葛藤している描写がありました。
このアプローチ自体は前作でもやられていたことですが、「怪獣が感情から生まれるものなら、怪獣にも感情があるのではないか」というアプローチは面白かったです。
前作はアンチという例外が生まれたことから端を発しましたが、今回は純粋に怪獣の原理を知ったうえでアプローチしているという違いがありましたね。
正直、今作で登場する怪獣…少なくともハズレに心があるかどうかはまだ定かではありません。
確かにこれまで登場した怪獣と比べると良く動きますし、後述するように蓬と通じ合っていたような描写もありました。
ビルのガラスに映った自分を不思議がっていたような描写があったので、鏡像認識はできないようですけど(あまり知能は高くない?)
まぁナイトや2代目のように人間体と感情を持ち、コミュニケーションを取れるものが心のある怪獣と定義するなら、ハズレは全く違います。
実は心を持っていたからこそシズムが外れにした…なんて解釈もできますが、正直ハズレと他の怪獣を差別化する要素が少ないので、何とも言えないところです。
ただ、個人的にこのアプローチの大きな意義は怪獣という一生物とどう向き合うかを超え、その背後に人間がいることを自覚できるかという点にあると思います。
つまり、怪獣と向き合うことはそこに宿っている、あるいはそれが糧にしてきた感情=心の主=人間と向き合うことと同一です。
個人的に、前作で怪獣と戦い続けた裕太達が最終的にアカネに行き着いたように、今作も怪獣と戦い続ける蓬達が最終的に誰かに行き着く可能性が高いと感じました。
蓬の覚醒
今回は「怪獣に心があるのではないか」と考えた蓬が躊躇しつつも、怪獣使いとしての能力が覚醒したと思しき描写がありました。
ガウマ曰く「怪獣使いになるには修業が必要」とのことですが、蓬が怪獣を掴もうとすると怪獣優生思想と同様に目が赤く発光したところを見ると、すでに素質は十分に開眼しているようです。
ダイナゼノンに乗っている面々に怪獣使いの素養があることは怪獣優生思想に指摘されていたので、蓬が覚醒するのは不思議ではありません。
他方で、他の面々ではなく蓬だけがハズレと通じ合った点を鑑みると、怪獣使いが怪獣を掴むには「相性」のようなものがある印象を受けます。
そもそも怪獣優生思想は出現した怪獣に対して、「これは〇〇がいい」みたいな感じで担当を割り振るような行動をしていました。
つまり4人は全ての怪獣を操れるわけではなく、個々人で操れる怪獣の種類が違う可能性が高いことが窺えます。
だとしたら、今回のハズレが「外れ」たる所以は、彼を掴める怪獣使いが怪獣優生思想にいなかった=蓬しか掴めなかったと捉えることができそうですね。
また、特に操られていなかったはずのハズレが突然巨大化した点から、怪獣使いの役割のようなものがわかった気がします。
「怪獣に心がない(未確定だけど暫定として)」「怪獣使いは怪獣とつながる」を前提とするなら、怪獣使いの役目は「怪獣に感情(情動、心)を投影すること」ではないでしょうか。
別の表現を使うなら、「宿らせる」という感じですかね。
ロボットをパイロットが操縦するように、心のない怪獣=器に心を入れることで操る…みたいに。
同時に感情が供給されるので、前回のブルバインのように、怪獣使いがより強く接続することで怪獣が強化されるわけです。
だとしたら、今回の蓬は不完全とはいえ実はハズレを「掴めていた」と解釈できるのではないでしょうか。
だからハズレは巨大化した…つまり蓬とつながっていたので、彼の感情を取り入れて大きくなったわけです。
ただ、蓬が怪獣使いとして未熟だったからこそ、中途半端な形になってしまったのかもしれません。
ところで、怪獣使いが怪獣を掴む行為は怪獣を暴走させる一因になりますが、やりようによっては無害化もできるんじゃないかなぁと思ったり。
少なくとも蓬が怪獣使いとして成熟していたら、ハズレを倒さない道もあったんじゃないかなぁ…。
ちせの懐にて胎動す
さて、ハズレに関する諸々をまとめつつ、現時点でわかっている怪獣の事柄を整理してみましょう。
まず怪獣が連続して出現する現状は「意図的に発生源がばら撒かれたこと」が原因。
今回、蓬がハズレの内部を察知するような描写がありましたが(以下の画像参照)。
これを見る限り、あの真珠のようなものが発生源だと確定したといっていいでしょう。
そう考えると、ちせが持っていた発生源がかなり成長しているところが恐ろしいですね…。
まるでドラゴンの骨組みみたいな姿になっていましたが、これもちせの感情(情動)を糧に成長した結果なんでしょうか。
また、蓬が見通したハズレの中身は赤や緑、黄色の線が走っていましたが、これは前作のアカネの作った怪獣の中身と共通しています。
針金やバンドなど、作り物感が強かったことを踏まえると、やはり今作の怪獣は本質的にはアカネの怪獣に近しいものとみれそうですね。
それもアンチ(ナイト)とは違う、命がないタイプの怪獣の方です。
ただ、ハズレに関しては終始心があるかどうかをぼかした描写になっていたので、完全に同一視できるかはまだ不明です。
後、発生源をばら撒いた黒幕を蓬達は怪獣優生思想と見ていましたが、過去の記事でも指摘したように、彼らが黒幕って感じはまだ感じていないんですよね。
作中の描写を見る限り、彼らは見つけた怪獣を操って暴れ回らせているだけって感じですし、何より彼ら自身怪獣の全てを知っているわけではない印象。
そもそもガウマと同門なら、彼と同じように怪獣が生まれる理由を知らなくても不思議じゃありません。
第1話で発生源を持っていた手の主(恐らく男性?)が黒幕なんでしょうけど、少なくとも他3人より素質が高いシズムのものではないし、ジュウガやオニジャもしっくりこない。
まだ登場していないキャラクターなのかな…。
何の根拠もないけど、香乃絡みの件次第ではフタバが黒幕なんじゃないかって今回感じましたね(笑)
何はともあれ、この辺りは今後もじっくり見ていきたいと思います。
やらかしまくりな隊長さん
今回のガウマはひたすらやらかしていましたね(笑)
ハズレに顔面を塗られただけでなく、せっかく捕まえたのに逃してしまうなど、致命的なミスばかり犯していました。
結局ナイトに無言で腹パンされてお叱りを受けていましたね(笑)
ただ、当初は顔を塗られた腹いせもあってかハズレを倒すことを主張していたガウマが、なんやかんやでハズレを保護する方向に傾いたのは意外でした。
ナイトや怪獣優生思想ほどガウマが怪獣に対して割り切った感情を持っていない感じがしますね。
まぁガウマは人情深い性格のようですし、いくら怪獣でもハズレみたいなのが出てきたら流石に躊躇ってしまうのでしょう。
また、今回はガウマが「会いたい人」のことを思い出す場面がありました。
その際、「会いたい人」と思しき人物を「姫」と呼称していましたね。
過去にコメントで頂いたのですが、やはりガウマ絡みの設定の下地は原作にあった「竜使い」の話のようですね。
まぁそのまま引用せず、色々手を加えていそうですけど。
前回の記事でも触れた、ガウマの「届かない世界の人」はやはり身分差のことだったのかな…。
「姫は実は現実世界の人」説をもう少し推したかったけど(笑)
そんな姫ですが、どうやら動物に優しかった人の模様。
もちろんガウマもそれにインスパイアされているようですが、あの様子を見ると怪獣と動物を同一視する感じも見受けられますね。
それにしてもガウマが度々語る「人として守らなければならない3つのこと」の3つ目、なかなか言わないなぁ(笑)
先輩として
個人的に今回のグリッドナイト同盟、とりわけナイトの立ち回りは印象的でした。
2代目が怪獣の原理についての説明していた反面、ナイトは先輩として蓬やガウマを監督しつつ、時々でフォローするような感じでしたね。
失敗したガウマに対しては厳しくけびめをつけつつも、ナイトは基本的にガウマ隊の方針を尊重している印象があります。
実際、怪獣を危険視しつつも、ハズレを一時的に保護することにそこまで強く反対しなかったですし(まずはやらせるという感じ)、ハズレが逃げてもすぐに責めずに探す方を優先していました。
あくまでフジヨキ台(蓬達の「世界」)を守るのはガウマ隊に任せる…という考えがナイトにある感じがします。
また、個人的に一番印象深いのがハズレとの戦い方ですね。
ナイトがわざわざ蓬のダイナソルジャーを変形させ、それを使ってハズレを倒したのは蓬に「例え情が映っても倒すべき敵は倒す」という厳しさを学ばせると同時に、引き金を自ら引くことで少しでも蓬が背負う罪悪感を減らしたいという意図があったのではないでしょうか。
蓬の迷いはこの先の怪獣との戦いで障害になるものですが、その本質自体は間違ったものではありません(むしろ彼の優しさから来るもの)。
だからナイトは厳しい現実を蓬に体感させると同時に、彼の心を少しでも守ろうとしたのではないでしょうか。
…なんて、前作のアンチと同一人物は想えないくらい大人な対応ですけどね(笑)
ただ、ナイトのアプローチとか立ち振る舞いって、やっぱり前作のキャリバーを連想させますね。
キャリバーも新世紀中学生とは違うアプローチでアンチと接していましたし、徹底して「見極める」という姿勢もよく似ています。
喧嘩っ早くて、単純なところは変わっていませんが、ナイトが前作より大きく成長したことを感じますね。
ところで、ナイトと2代目は自分達が怪獣であった(ある)ことをまだ言わないようですね。
というか、ガウマや怪獣優生思想はナイトや2代目のような怪獣と接したことがないのかもしれませんね。
フタバはどこにいったのか
香乃の事故の真相を握っていると思われるフタバに蓬と夢芽は会いに行きますが、彼は不在。
正確には勤めていた会社を辞めていたとのことですが。
うーん、連絡先や住所が把握されているということは行方不明ってことはなさそうですが、この引っ張り方は気になるところ。
香乃との関係次第では、フタバは夢芽を定期演奏会に誘った理由や、香乃のいじめの真実などかなり革新的な情報を握っていると思われます。
フタバは終盤のキーパーソンになりそうだな…。
ちなみに彼の勤め先の「アース・ケーブル・ネットワーク社」ですが、どうやらこの会社は原作でも出てくるようですね。
僕は逃げた
暦は前回で稲本さんとの関係に一区切りをつけた…と勝手に解釈しておりましたが、まだモヤモヤは残っていたようですね。
今回回想された彼の過去ですが、別の記事で予想したように、やはり稲本さんが見つけたものは大量の札束でした。
さらに当時の稲本さんは「どっか行こうよ?2人でさ」と暦を誘っていました。
どうやら(少なくとも当時の)彼女は暦に特別な感情を寄せていたようですね。
しかしせっかくのお誘いにも関わらず、暦は逃げてしまったわけで…。
まぁ得体のしれない大金を手に女の子と駆け落ちなんて、結構な勇気がないとできないから無理もないですね。
前回の一件があったとしても、暦の中で完全に消化することはできなかったようです(せっかく電話ガチャ切りしたのに笑)
暦の今回の葛藤は稲本さんへの想いもあるでしょうけど、それ以上に逃げてしまった自分への呵責が大きい印象がありました。
まだ程度は良くわかりませんが、稲本さんが現在の結婚生活で少なからず苦しんでいるのであれば、「あの時逃げずに向き合っていれば」と暦が考えるのも無理はないでしょう。
「もしも」を意識し過ぎた、いささか独り善がりな感情ですけど、稲本さんの本音がまだよくわからない以上しかたないですね。
そう考えると、暦が母校に石を投げようとしたのは消化しきれない呵責と本音がわからない稲本さんへの追想が入り混じっていたからかもしれません。
一方でガウマ隊の一員としての暦はガウマが褒めていたように立派に成長していた模様。
いきなりガウマに年上アピールしたのは笑いましたけどね(笑)
でもあの言動には、無職というモラトリアムを生きていた暦に「33歳の大人」という自覚が芽生えていたことが示唆されていたのかな、と感じました。
後、どうでもいいですけどワンカップを傍らに置いていたところを見ると、ガウマは一応成人しているようですね。
悪役達の休日
蓬達がハズレで色々やっていた間、怪獣優生思想はなんとお休みを満喫。
日曜日にハズレ探しでバタついていたガウマ隊と違い、ジュウガが疑問に思うくらいしっかり日曜日を楽しんでいました。
まぁ普段から遊んでいる感じは結構出ていたんですけど(笑)、今回は怪獣が出てきているのに一切絡もうとしないところが印象的ですね。
シズムが主導していたことを考えると、彼の意思なんでしょうけど…前述したように「自分達が掴めない怪獣だから」という理由なのかは正直よくわかりません。
ただ、意外とシズムが怪獣優生思想のリーダー格みたいな感じはしますね(少なくとも行動の決定権はある?)。
それにしてもムジナとオニジャがカップルにしか見えないな(笑)
本人達は仲良くなっていないといっていますが、普通にムジナがオニジャの肩に手を置いていたりと、気軽にスキンシップできるくらいの間柄にはなっている模様。
仲間にも無関心だった頃と比べるとえらい違いだな(笑)
「どこだっていいよ」
なんだかんだで答えが出ないままハズレを倒すことになってしまい、落ち込んでしまった蓬ですが、ラストは夢芽に励まされ、多少は回復したようですね。
というか、いいシーンでしたね!
冒頭のフタバがいなくて空振りに終わった夢芽を励ます蓬とちょうど対照的な構図になっているうえに、台詞も被せているところがお見事。
脚本はもちろん、アニメーションも良い形で噛み合っていました。
個人的に、この夢芽の励まし方は、ある意味今作において象徴的なものだと思っています。
相手の気持ちを根掘り葉掘り聞くのではなく、寄り添う
これはかつてシズムが夢芽にしたことであり、前回蓬がしたことです(蓬の行為は共感も含まれていましたが)。
何より夢芽が自ら蓬に寄り添ったということは、彼女も彼の心の機微を案じているということ。
…脈があるぞ、蓬!(笑)
『ダイナゼノン』第8話感想
色々急展開だった前回と比べるとペースが落ちた感じですが、蓬の葛藤が生々しく描写されているのが印象的でした。
前作は「怪獣を倒してもいいのか」という問題はわりと早い段階で出てきたものの、そこまで掘り下げられずにアカネの問題にシフトした印象があるので、このタイミングでやってくるのは意外でしたね。
クライマックスが見えてくる段階で出してきたということは、やっぱり今作は怪獣をより深く掘り下げるような展開にするつもりなのでしょうか…。
後、フタバ!
今回は空振りに終わりましたが、この先何かとんでもないことが起こる予感…。
次回にも注目ですね。
▼ダイナゼノンの記事はこちらにまとめてあります
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コメント
ハズレが倒された時、怪獣優生思想の中でシズムだけがそれを見届けてましたが、それに意味があるのかどうなのか
他の怪獣優生思想をハズレと関わらせなかったのは深い考えがあるのか気まぐれなのかどうにも読みにくいキャラですね
余談ですが、今回使用されたダイナキャノンは原典の電光超人グリッドマンで一度だけ使用されたドラコニックキャノンがモチーフですね
このドラコニックキャノンが使用されたのが件の「竜使い」の回です
名無しさんコメントありがとうございます!
>他の怪獣優生思想をハズレと関わらせなかったのは深い考えがあるのか気まぐれなのかどうにも読みにくいキャラですね
仰る通り、シズムの立ち回りは謎が多くてまだ読めてないんですよね…。
だから記事でも触れていない(笑)
今の所、彼は怪獣使いや怪獣の本来の在り方をまだ完全に理解しておらず、色々試している印象があります。
ナイトや2代目は感情(情動)が怪獣の糧になることを知っていましたが、シズムは「かもしれない」と推測するような言い方でしたからね。
彼の行動に掴み処がないのは、あくまで模索の範疇を出ないからかもしれません。
>余談ですが、今回使用されたダイナキャノンは原典の電光超人グリッドマンで一度だけ使用されたドラコニックキャノンがモチーフですね
情報ありがとうございます!
ドラゴニックキャノンにそんな背景が…。
うーん、かつてヒーローであるグリッドマンが使っていた武器を元怪獣のナイトと怪獣使いの蓬が実演するのは、意義深いものがありますね。
ガウマさん電光超人グリッドマンに出てきたミイラ説もありますが、SSSSグリッドマン公式外伝漫画、キャリバーさん達がアカネちゃんの創った世界に入ってきた際に怪獣の存在を知覚していたヒロインも姫って名前だからな。
名無しさんコメントありがとうございます!
>キャリバーさん達がアカネちゃんの創った世界に入ってきた際に怪獣の存在を知覚していたヒロインも姫って名前だからな。
未確認のスピンオフの情報のご提供ありがとうございます。
なるほど、外伝の段階で伏線が貼られていたってことですかね?
実物を見ていないですが、舞台版でも謎めいた新キャラが出ていたらしいので、それが今作でも登場するのか気になるところです。