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俺ガイル完(3期)12話(最終回)感想・考察・解説!八幡が見つけた本物とは&奉仕部の今後【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(はまち3期)】

皆々様こんにちは。

『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(以下『完』)担当のgatoです。

前回、ついに八幡が雪乃に告白、こじれていた三角関係が一区切りを迎えました。

色々悩ましく、いじらしい3人でしたが、一応はこれでよかったのかな…。

何はともあれ、今回は最終回!

切なくも苦く、悲しくも甘い青春の物語はどんな「終わり」を迎えるのか。

シリーズを締めくくる記念すべきエピソード、じっくり振り返っていきましょう。

原作未読者によるネタバレなし初見考察です。(アニメは全シリーズ視聴済み)

原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。

※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします。

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二人一緒に

『完』、最終話、八幡と雪乃

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

前回のラストでめでたく結ばれた八幡と雪乃ですが、そこはこじれた者同士、色々ややこしい付き合い方をしているんだろうなぁ…と思いきや…。

普通に付き合っていましたね。

普通にイチャイチャしていましたね。

腹立ちますのでもうこの件には触れません(笑)

…と冗談はさておき、初々しい関係の二人ですが、わりと雪乃が八幡にベッタリなのが印象的でしたね。

素直になるとここまでデレる奴なのか…とちょっと笑っちゃいましたが、あの振る舞いこそが雪乃が在るべき姿かもしれません。

それまでの雪乃は八幡に頼ってしまう、八幡に甘えてしまう自分を律しようと頑なになっていました。

例え根底に好意があろうとも、自己嫌悪や依存のされることへの恐れ、八幡を想うがために無理をさせたくないという配慮など、様々かつ複雑な感情が雪乃にブレーキをかけさせていたのでしょう。

ただ、今回の雪乃は――これまでの反動もあるっぽいですが――あのデレッぷりからわかるように、「八幡が好き」な自分をかなりストレートに出しています。

それが最も表れているのが八幡からプレゼントされた眼鏡を雪乃がかけていた場面でしょう。

本物のプロムの開催を手伝っていた際、雪乃はあえて眼鏡をつけないで作業に向かっていましたが、あれには「八幡の力を借りない」という決意を表明するための、彼女なりの取り組みだったといえます。

しかしその屈託から解放され、彼女は素直に八幡と共にいることを受けいれられるようになりました。

あの眼鏡の場面はそれが示唆されているのでしょう。

詳細は後述しますが、個人的にブレーキを外し、雪乃がありのままに振る舞うことにこそ価値があると思っています。

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「みんな」

『完』、最終話、八幡達

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

ダミーのプロムを開催にこじつけるため、八幡と雪乃はいろは達生徒会や葉山、戸塚、遊戯部一同、川崎、三浦、海老沢…そして結衣の力を借りることになりました。

これまでボッチで鳴らした二人ですが、結衣抜きでもあれだけ人が集まるのは彼らのこれまでの紆余曲折がしっかり実っている証だといえるでしょう。

何より、あの時集まった「みんな」は明確に「本物」の関係といえるつながりを感じさせていました。

しかし、この「本物」の関係は単純にお互い信頼し合っているとか、認め合っているとかそんな単純なものではないような気がします。

この点は後々掘り下げるとしましょう。

ただ、八幡と雪乃にとって不安な存在となるのが結衣でした。

八幡も雪乃も結衣を大切に想っていますが、曲りなりにも三角関係が一区切りを迎えたため、どうしてもモヤモヤは残ります。

それこそ、結衣自身が最も恐れていた自分達の関係の「終わり」が来てしまう…少なくとも冒頭はそんな予感をさせていましたね。

しかし、なんやかんやで結衣は無事にプロム企画組に合流し、再び奉仕部のメンバーが揃うことになりました。

良かった良かった…と思いきや、もちろんでこれで大団円なわけではなく(笑)、ちゃんとラストにつながっていくわけです。

まぁこれも最後に取っておきましょう。

ところで、みんなが八幡と雪乃の関係をすぐに把握していたのには驚きでしたね。

以前の結衣との関係で釘を刺してきた三浦といい、みんなわりと的確に八幡や雪乃の変化に気づいている感じがします(まぁ単純に二人が悟られやすいところもあるんでしょうけど笑)。

個人的に単純に周りに人がいるのではなく、例え絡みが少なくても変化にいつも気づいてくれる人がいるということが八幡がボッチから脱却した最大の証左だと思っています。

後、サウナのシーンで誰も戸塚のタオルの巻き方にツッコまなかったのはなぜか…笑

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そして母と

『完』、最終話、雪乃と母

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

なんやかんやでダミーのプロムは無事に開催され、大盛況に終わりました。

そこでは雪乃が彼女の苦悩の根源でもあった母親と対面する場面が見られましたね。

ダミーのプロムが無事に開催されたことで、雪乃の母は一定程度雪乃は認めたようですが、今後起こり得る事態に対しては味方ではなく雪乃を評定する立場をとるようです。

一見すると厳しい感じに見えますが、以前の月並みな言葉でひとまず受け入れたように見せていた時と比べると、率直に向き合っている感じがします。

むしろ厳しく眼前に立ちはだかるスタンスこそ、雪乃の母の真っ当な向き合い方でなのでしょう。

同時に、今回の件で雪乃がようやっと母と向き合える土俵に立てたことも示唆されている印象でした。

全て解決…とはさすがにいきませんが、少なくとも雪乃が自分なりのやり方で立ちはだかる母親と向き合える形なった時点で、かなりの前進であるといえます。

それにしても、雪乃の母はかなり八幡のこと気に入っていましたね。

終盤では普通に家でご飯食べるように誘っていましたし、親公認の彼氏って…なかなかしんどそうだ(笑)

ただ、眼の前で堂々と雪乃のために行動できることに加え、雪乃を甘やかすのではなく、フェアな立場で切磋琢磨し合える八幡だからこそ、雪乃の母から好印象を持たれたのかもしれません。

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さよなら先生

『完』、最終話、八幡と平塚

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

プロムが無事終えた後、離任する平塚と八幡の大人っぽいシークエンスがありましたね。

いやーなんていうか…八幡が「10年早くあっていれば惚れていた」と言っていましたが、少なくとも平塚も同じ感情を持っていたのでしょうね(笑)

個人的に印象的だったのが、ダンスで転んでからひとしきり話した後、八幡が立ち上がる場面。

平塚は助け起こそうと手を差し伸べますが、八幡が自分で立ち上がったのを見て、平塚は手を引きます。

その時の何かを認め、同時にどこか切なさを漂わせていた表情は「八幡が自分から巣立った」と認めたことを示唆しているのでしょう。

もう自分の助けがいらないくらい八幡は育ったことに一抹の寂しさを覚えつつも、離任する自分の立場と重ねて彼から離れていく…こんな具合でしょうか。

ただ、そんな平塚に八幡は自ら握手をし、感謝の言葉を告げます。

この一連のやり取りには、生徒と教師の関係でいつつ、それ以上の感情、万感の思いがお互いに宿っていることを感じました。

これからの奉仕部

『完』、最終話、奉仕部

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

ちょっと順番を飛ばして先にラストに触れていきましょう。

ラストは総部高校に入学した小町が八幡と雪乃の元を訪れ、いろはの手で奉仕部が復活、そして最初の依頼人として結衣が現れる…そんな感じでしたね。

結衣の依頼についてはラストに持っていくとして、ここでは「奉仕部」の在り方について掘り下げてみましょう。

三角関係が一区切りついたことにより、奉仕部は一応の終わりを迎えましたが、なんやかんやで復活したわけです。

ただ、これは決して予定調和的なものではなさそうです。

そもそも奉仕部と八幡・雪乃・結衣の三角関係はイコールでしたが、新しい奉仕部は小町が入り、結衣が抜けていました(顧問の平塚も不在)。

つまりこれまで活躍してきた三角関係込みの「奉仕部」とラストの奉仕部は決定的に違っています。

あえてネガティブな表現をするなら、「奉仕部」は三角関係が一区切りし、結衣や平塚が抜けた段階で完全に終わっているわけです。

八幡や雪乃が「奉仕部」の復活を知らなかったところを見ると、少なくとも2人は「奉仕部」の「終わり」を受け入れていたわけです。

これって、結構切ないですよね(笑)

プロムの時に協力し合ったからといってなぁなぁで関係を続けない辺りが、八幡達らしいですけども。

ただ結衣が「依頼人」という形で新たな関係で接続してきたことを踏まえると、必ずしもネガティブ一辺倒で捉えなくてもよいでしょう。

「奉仕部」は終わりましたが、新たに奉仕部が復活、メンバーや関係性が変化したことにより新たな<奉仕部>が誕生する…。

雪乃が「これからも続く」みたいなことをいいましたが、それはこれまでの関係が予定調和的に続くのではなく、それは奉仕部…もとい八幡達自身が様々な変化を内包して継続していくことを示しているようにも思います。

決して妥協でも欺瞞でも現状維持でもなく、時にすれ違ったり衝突するリスクを踏まえたうえで変化し続ける…だからこそ希望もあるわけですね。

そう考えると、かつて八幡達の関係を拘束する一面を持っていた奉仕部は、彼らの変化を受容する器みたいなものになったのかもしれません。

「本物」と「あなたが好き」と「依頼人」

『完』、最終話、雪乃

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

さて、色々もったいぶったので締めといきましょう。

雪乃の変化や結衣の依頼を踏まえつつ、これまでのテーマだった八幡の「本物」について自分なりにまとめてみます。

八幡と平塚のやり取りで「本物」について言及されますが、この時点で「本物」は何かは明確にはされませんでした。

「共感となれ合いと好奇心と憐みと尊敬と嫉妬と、それ以上の感情を一人の女の子に抱けたら」

「それはきっと好きってじゃ足りない」

「だから別れたり離れたりできなくて、距離があいても時間が経っても惹かれ合う」

平塚はこれを「本物」といえるかもしれないと評しますが、八幡は「ずっと疑い続ける」「自分も雪乃もそう簡単に信じない」と返しています。

一応八幡の雪乃への感情が「本物」らしいと示唆しつつも、いささか不明瞭な感じですね。

ただ、八幡と平塚のやり取りを別の確度で捉えると、「本物」を自分なりに解釈できそうな気がします。

個人的に一番重要なのが平塚に対する八幡の返答と姿勢です。

そもそもこれまででの八幡は持ち前の洞察力から必要以上に、時には間違えて相手に配慮する一方、自分の感情の言語化が上手くいっていない節がありました(とりわけ『完』はその一面が強調されています)。

さらに過去の経験もあって疑り深く、また「本物」を志向することからわかるように自分が納得する形を追い求める一面もあります。

これらの諸特徴をまとめるなら、八幡は相手のことをわかりすぎるが故に間違えてしまい、自分のことをわからないがために自分が納得する立ち回りができない人間性だといえるでしょう。

だからこそ八幡は雪乃と結衣と作った三角関係を進展させられず、一時期は欺瞞に陥っていたわけです。

ただ、そんな八幡が立ち直ったはある意味そんな人間性を肯定したことにあるといえるでしょう。

前回の記事でも触れた平塚の八幡へのアドバイスがまさにそれを表しています。

俺ガイル完(3期)11話感想・考察・解説!「好き」という言葉を使わない理由【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(はまち3期)】
皆々様こんにちは。 『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(以下『完』)担当のgatoです。 前回...

平塚は八幡に「一言で尽くせないならもっと言葉や行動を重ねろ」的なアドバイスをしましたが、これは言語化が苦手で疑り深いがために立ち止まってしまう八幡の背中を押すにはうってつけといえます。

同時にこれは八幡自身の人間性をむしろ肯定しているアドバイスです。

そしてここにこそ「本物」の証があるのではないでしょうか。

結論からいうと、八幡にとっての「本物」は雪乃への感情そのものというより、雪乃に対して向き合う彼自身にあると思っています。

八幡は確かに相手に配慮しすぎるが故に失敗し、言語化が下手で疑り深い人間性ですが、だからこそ自分の納得できる形になるまで直向きに向き合い続けることができます。

彼にとっての「本物」は気持ちや関係性ではなく、それらと向き合う彼の姿勢そのものなわけですから。

だからこそ彼の「本物」は不明瞭であり、常に疑い続けることを求める形になります。

そして八幡の「本物」はある意味『俺ガイル』全体のテーマに接続できるといえます。

八幡の「本物」が彼自身の姿勢の場合、平塚が積極的に肯定したところを見ても、「ありのままの自分を肯定した」という解釈も可能です。

ただ、それだけでは当然関係に摩擦が起き、すれ違いが発生します。

だからありのままの自分だけでなく、ありのままの相手とも向き合う必要があります。

ありのままの自分と相手を肯定してこそ、初めて適切な関係性が作られるわけです。

これを一言で表すなら…個人的に思いつくのは「誠実」です。

ありのまま自分にも他者にも、そしてそこから紡がれる関係性に「誠実」でいること。

これが僕の想う『俺ガイル』のテーマです。

リアルでは「関係性」ばかりが先行してありのままのお互いを見せなくなり、いつの間にか欺瞞で関係性を維持してしまう…それこそかつての八幡や結衣みたいなことをやってしまいがちです。

しかし、この「誠実」というスタンスは、これと真っ向から対立するといえるでしょう。

さて、終いに雪乃と結衣を「誠実」の観点から見てみましょう。

雪乃もまたある種の自己欺瞞に陥っていましたが、「八幡が好きな自分」と「自分のことが好きな八幡」のそれぞれ誠実に向き合い、受け入れたからこそ、あのデレが発揮されたといえます。

そして結衣。

結衣は「好きな人(八幡)の彼女にになった人(雪乃)とこれからも友達でいるにはどうしたらいいか」と相談します。

まず彼女の中の八幡と雪乃をストレートに表現し、同時に相談することそれ自体によって自分の立場を表明しています。

この段階で彼女はありのままの自分と相手を提示し、そうなっている状況をある程度受け入れたうえで、その先の関係性を模索しています。

ここには八幡や雪乃との関係を維持したいと思いつつ、決して欺瞞に逃げないで変化を受け入れ、そこからどういう関係性を作るべきか模索したという、結衣の「誠実」さが表れているといえるでしょう。

さて、長々と語ってしまいましたが、個人的な『俺ガイル』の総評(?)は以上です。

ある意味、この「誠実さ」は間違っているかもしれません…というか、何より面倒くさい(笑)

ただ、この作品のタイトルがそうであるように…「間違っている」と「正しくない」は決してイコールではありません。

むしろ「間違っていると受け入れること」それ自体に大きな意義がある…。

最終回で、僕はそんなことを感じました。

未回収の伏線等&続編の可能性

『完』、最終話、結衣

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

一応『完』と銘打っているだけあって、物語としては終わっていますし、基本的に未回収のものはない(はず)ですが…。

個人的に陽乃の過去について色々振り返ることがなかったので、また別の機会にそれを見られたらなと思っています。

そして続編ですが…原作が完結済みで、今回で完走させる意図が明白だったことから、続編は少し難しそうですね。

ただ、原作未読ですがアニメ化されていないエピソードもあるでしょうし、スピンオフ的な形で他のキャラクターにスポットライトを当てることもあるかもしれません。

まぁ今回のラストが結衣の依頼で終わっているし、八幡達の高校生活も後一年あるので本編の続編ができそうな感じもしますが…。

個人的にはこれで終わりといいと思っていたり(笑)

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『俺ガイル完』最終話感想

『完』、最終話、八幡

©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完

いやー長々と続いてきましたが、やっと終わったということで…。

感無量ですね(笑)

本当に面倒くさいキャラクターばかりだったので、心情描写がわかりにくくて苦労しました(笑)

何はともあれ、堪能させていただきました。

お疲れ、八幡!

ってことで、この記事も本日でおしまいです。

また別の作品でお会いしましょう!

俺ガイル完(3期)感想・考察・解説記事まとめ【やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完(はまち3期)】
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。 ...
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コメント

  1. オモイカネ より:

    gotoさん俺ガイル最終記事お疲れさまです前回のコメントの返信で、八幡にとって「誰かに触れられる」ことがの部分にちょっとウルっとしてしまいました。素敵な表現です! 

    今回もこの言葉が凄く素敵な表現でした。
    八幡は相手のことをわかりすぎるが故に間違えてしまい、自分のことをわからないがために自分が納得する立ち回りができない人間性

    分かっていても言葉として中々出ないんではないかと。ありがとうございますと言わせてください!!

    自分は雪乃の告白は2つの意味があると思っています。純粋に八幡への告白と奉仕部部長としての最後の言葉(告白)ではないかと。あのプロムが奉仕部最後の日だと思うので、終わってしまう奉仕部の最後の〆の言葉としても「あなたが好きよ比企谷くん」にも、なっているのではと思えます。(え、なんですか?エモすぎませんか笑)
    一年の活動の総括が告白って。考えすぎなのかも知れませんがそう考えても面白いかと!
    そして結衣の依頼から始まる新奉仕部は色々波乱が有りそうですが、ぎこちなくとも楽しくいい距離でやって行けることを祈りたいですね。

    やー本当に良い終わりかたでした。僕としては大満足です。全員集合のシーンの音楽がTHE青春みたい音で、ちょっと泣きそうでした。(笑) 俺ガイルであんなBGM聞けるなんてスタッフには感謝です。

    最後に
    gotoさんお疲れさまでした。毎回楽しくたまに本音がだだ漏れではと、面白く見させて頂きました。ありがとうございます!
    そして俺ガイルありがとー!!
    さらに最後に
    Twitter民がデレのんにみんな殺されてましたね笑

    • gato より:

      オモイカネさんコメントありがとうございます!

      >八幡にとって「誰かに触れられる」ことがの部分にちょっとウルっとしてしまいました。素敵な表現です!

      恐れ入ります。。

      そう言っていただけただけたのは初めてなので普通に嬉しい(笑)

      作品の雰囲気もあるので、ちょっとカッコつけた表現を多用していましたが…ようやく拾えてもらえてよかった(笑)

      >分かっていても言葉として中々出ないんではないかと。ありがとうございますと言わせてください!!

      そこまで仰っていただけると恐縮です(笑)

      なんか八幡を掘り下げるとちょっとポエムが入るんですよね…普段から僕はこんなんじゃないんですけど(笑)

      >純粋に八幡への告白と奉仕部部長としての最後の言葉(告白)ではないかと。

      八幡と雪乃は個人的でもありつつ社会的でもある関係性ですから、そういったダブルミーニングを見出しても不思議ではありませんね。

      むしろ個人的な感情を傾けられる社会的な場を得られたことは、ボッチだった八幡にとって幸福なことなのかもしれません。

      ある意味奉仕部は個人と社会(学校)の狭間のような空間でしたが、だからこそ八幡も雪乃も伸び伸びと振舞えたのでしょう。

      >そして結衣の依頼から始まる新奉仕部は色々波乱が有りそうですが、ぎこちなくとも楽しくいい距離でやって行けることを祈りたいですね。

      ある意味八幡と雪乃が付き合い、結衣がそれでも二人との距離を守りたいと考えたため、ある意味新奉仕部での3人の関係は「ゆがんでいる」といえます。

      雪乃への告白で八幡は「人生をゆがめる」という表現を用いましたが、個人的にはそことつなげると面白いかなと。

      八幡は他人の人生を変えることはできないが、「ゆがめる」ことはできるといいました。

      ただ、それは変えるほど劇的なものではなく、時に他人を誤った道に導くことすらある。

      だから八幡は「責任」という言葉を交えながら、雪乃に関わっていこうとするのでしょう。

      つまり「ゆがめる」は人間同士の関わりが生まれることであり、必然的に責任を求められる場面もある…非常に「誠実さ」が重要になるものです。

      だとしたら、結衣を交えた三角関係が再び始まるのもあり得る話でしょう。

      しかし、これは決して「共依存」的ものではなく、むしろお互いにお互いを考え、時に突き放すことも必要となるものです。

      その意味では、彼らの三角関係はきっと大丈夫でしょうね…まぁおかしなことになりそうだけど(笑)

      >全員集合のシーンの音楽がTHE青春みたい音で、ちょっと泣きそうでした。

      あれだけ斜に構えた主人公が出ているくせに、王道な青春を出すところがなんかミスマッチですよね(笑)

      ただ「青春」に対して切実に向き合ったからこそ得た青春ですから、むしろ説得力がありますけど(笑)

      >gotoさんお疲れさまでした。

      こちらこそお付き合いいただき、またコメントで示唆していただきありがとうございました!

      おかげさまで記事を作成するモチベーションを保つことができました。

      また別の作品の記事を書く際もお付き合いいただけたら幸いです!