寒いですねぇ~。皆様、いかがお過ごしですか?
キノの旅担当・monyoです。
ハロウィンの時期でしたねぇ。みなさまは仮装をされましたか?
私は、していません。寒いし、する気がまずないので…。 お菓子を買って、配るぐらいです。
手作りする時間は全くなかったので、市販のチョコでしたが、あげた人にはとても喜んでくれました。
1人、あ~んとして、「トリックオアトリート」と言って、去っていったら、ときめいたらしく、一時キャッキャしていたのを覚えています。
あ、相手は女子です。私、女性ながらに女子にモテるので。悲しいことに…。
うれしいんですけどね。好かれるのは。
さ、私のハロウィン事情はこの辺にして。
1人の旅人と1台のモトラドが旅をする物語・キノの旅。
今回の主人公は、キノではないんですよ~。一体誰なのでしょうね?
では、まいりましょう。
[ad#co-2]第4話 船の国

シズと陸は、自分達が移住できる国を求めて、旅をしています。
そこで、彼らは大陸を渡るべく、ある国に立ち寄ります。
それは海上を渡る“船の国”でした。
[ad#co-3]シズが感じた国民と塔の民に対する違和感
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“国で仕事をすることを条件に、大陸まで運ぶ”。 それを聞き、その国に入国したシズと陸。
国民の監視を条件に塔の民と呼ばれる権力者たちと同じ暮らしをする。
もしくは、国民と一緒に生活し、国民と同じ扱いを受ける。
どちらか選べといわれた際、シズは国民と同じ生活を選びます。
塔の民たちはシズのため、ティーという少女を案内役に置きます。
シズは、国民と一緒に生活しながら、ティーと一緒にその国を知り、違和感を覚えます。
シズが感じた違和感は以下のものではないかと思います。

・決して裕福とはいえない生活環境で、一貫して「幸せだ」という国民

・崩れて行く船と騒音

・崩れて行くのを見てみぬ塔の民
違和感を解消するため、塔に乗り込んだシズたち。 そこには、キノの姿が。
キノは、シズたちとは違い、監視の方に入ったようですね。
キノらしいというか、なんといいますか。
ここがキノとシズの違いだと思います。

キノは旅人。入国して、観光しても、その国の人たちに干渉せず、同情せず。
完璧な第三者を突き通す。
まぁ、旅人がいちいち入国してく住人に感情移入していけば、別れが辛くなりますから。
関わったとしても、深くなく。

シズは逆に自分の国が欲しい人間です。
移住先が欲しいということは、その国が居心地がよければその国の住人になるかもしれないのです。
だから彼は、仕事を選ぶ際、監視ではなく、国民たちと一緒の生活を希望した。
自分が良いと思えば、その国に移住するために。
しかし、シズの思いは無下に終わります。
違和感の正体は、存在しない指導者とそれに執着する国民たち。
そしてなにより、その執着によりその場所以外の生活しかできないというところ。
その国の住人は、ティファナという船に乗り、生き残った子供たちの子孫達。
そして、塔の民とは住人達を守るために奮闘したAI=人工知能。

人工知能と言うことは、姿・形はありません。だから、存在しない指導者。
子供たちは、指導者によって育てられます。子供が親代わりのいうことを聞くのは当たり前。
エルメスが人工知能から聞いた話の中で言っていました。
「住人達を陸地で生活させようと考えたが、今の生活がいいと判断した」と。
人工知能が陸地での生活を強いれば、国民は陸地での生活を始めたでしょう。
しかし、人工知能は彼らを生かすためにその方法は無理だと判断した。
住人達は言っていました。「揺れていないから気持ち悪い」と。
住人達にとっては、揺れていることが日常。
揺れていない陸地に住むのは、彼らにとってストレスにしかない。
慣れというものもあるでしょうが、ずっと水の上で、揺れの上で過ごしてきた人間が、
陸地でなれるまでにどれくらいの時間がかかるでしょうか。
相当な時間がかかると思います。
それに住人は耐えられない、人工知能はそれを考えてその決断を下したのでしょう。
結果、耐えられませんでした。
数分陸地にいるだけで、気持ち悪いと感じ、船へ戻っていってしまった住人たち。
シズの行動は、なんの得も得ず、ただただ水の泡。
彼らは、この後どうなっていくのでしょうか。
わかることは、何年後かに滅んでしまうこと。
国自体は、もうガタが来ています。いろんなとこが浸水し、つかえなくなっています。
人工知能も何とかしたくても自分たちでは何もできない。
修理したくても、水の上にでは防ぐ方法も直す技術もない。
そして、シズとキノの手により、人工知能は消滅してしまった。
存在しないとはいえ、彼らの中にいた指導者が、本当にいなくなってしまった。
誰も助けてくれる人、すがれる人もいない。
自分の力で生きていかないといけないんです。
まさに「井の中の蛙大海を知らず」。
今まで親の庇護下でしか生きたことのない子供たちは、自立していけるのでしょうか。
それは、そのあとの彼の生活次第。
でも、彼らは幸せな方だと思います。人工知能によって、何かしらの改造等もされず、
今の今まで生きてこれたのですから。
↓の世界と違って。

ティーはなぜシズを刺したのか

シズの案内役として、塔の民からシズのそばにいた少女・ティー。
彼女は、なぜ別れの際シズを刺したのでしょうか。
彼女は、船に残された子供たちの子孫ではなく、船の国に立ち寄った夫婦が生んだ子供。
生まれた直後、彼女は捨てられ、塔の民たちに育てられました。
子孫たちが、外部の人間を愛せるように、自分たちが住んでいる船の名前であるティファナと名付けて。
しかし、身内でない彼女に彼らは心を開かず、嫌悪のまなざし。
塔の民を慕っているのに、塔の民の使者として、派遣されたティーのことを毛嫌いしている国民の目線に、何かしら違和感を感じていました。
理由はこれだったんですね。”身内じゃない”ということ。
自分たちとは違うという考えから彼らは、ティーを忌み嫌っていたのでしょう。
生まれ捨てられた時から、いやな顔向けられず愛情を受けてこなかったティー。
そんな中、自分に笑顔を向けてくれる・ちゃんと人として扱ってくれるシズに出会います。
自分を頼ってくれる・話しかけてくれるシズに自然とひかれていくティー。

シズがティーを雨から守っていたとき、雨の音が気に入ったと言っていました。
それは、雨から自分を守ってくれるシズの行為に対して嬉しさを感じたこと、
そして、その心地よさが好きだったからと思います。
今までティーに雨よけをしてくれる人間がいませんでした。
だから、聞いたことのない音だったのだと思います。
今までは雨が降ったら濡れるだけ、しかし、シズがそれを変えてくれた。
ティーが心を開いた瞬間でもあったのではないかと思います。
そして、別れの時、シズはティーに対し、別れの言葉を吐きます。
それにティーは耐えられなかったのではないでしょうか。
「私に戻るところはない」
この言葉は、ティーの今までの境遇を表した言葉であり、
シズに「あなたのそばにいたい」と言っているような言葉にも聞こえました。
自分を好いてくれないあの場所に戻し、あなたが遠くへ去ってしまうのなら、あなたと一緒にあの世に行きたい。
そのようなことを考えたのではないでしょうか。

シズが倒れ、ティーが手榴弾でシズとともにタヒのうとしたのは、
シズがいなくなってしまうのなら自分もシズと同じ場所に、シズと一緒にいたかったからではないでしょうか。
「やだ…置いてかないで…置いてかないで…。」
あれは、ティーの本心なんだと思います。
そして、今まで抑え込んできた気持ちでもあると思います。
彼女は誰かに必要とされたかった、愛情が欲しかったのだと思います。
[ad#co-5]キノの旅第4話感想

今回はちょっと切なく虚しかったですね。
何をやっても救われず、報われず。結果的に大勢の人間の命を無下にしてしまったようなものですから。
しかし、シズにとってはティーという天涯孤独の少女を助けられたことはとても喜ばしいことだったのではないかと思います。
そして、陸と一緒にいてくれる存在ができたことをうれしく思っているのではないでしょうか。
最後にキノが言った言葉。「次に会った時は、タヒぬほど驚くだろうね」。
これは何を指しているのでしょうか。
キノのことについてなのか。ティーのことについてなのか。それとも、シズに何か起こると知っているのでしょうか。
これが私の中で今だに謎なのです。
いつかわかる日が来るといいのですが…。みなさんは何のことだと思いますか?
とてつもない大きな疑問を投げかけたところで、今回はこの辺で。
次もまたお会いできることを願っています!
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コメント
はじめまして!!キノの旅毎週楽しく見てます!!
今回はティー初出話でしたね!!やった!!
はじめまして!!コメントありがとうございます!返信が遅くなり、申し訳ないです。
ティー出ましたね!!とてもかわいかったです!これかもたくさん出ることに期待です!!!
最後の、キノがタヒぬほど驚くだろうねといった理由ですが、私が思った事を言わせいてください。
おそらく、キノ達はこれまでのシズの性格を見てきて、彼がどこか一つの場所に定住することがないと思っているのではないでしょうか?
だから、もし定住しているシズにあったらキノ達がタヒぬほど驚くのではないかと思います。
よかったら仮説の一つとして考えておいてください。
コメントありがとうございます。返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
そして、ココアサイダーさんの仮説、私は全く思いつきませんでした。
キノ自体が驚くことを考えていなかったです。ありがとうございます!!!