どもども!みなさま、いかがおすごしですか??
闇芝居担当のmonyoでございます!
寒くなったり、暖かくなったりと、寒暖の差が激しい今ですが、風邪等ひいてはいませんか?
私は、前に咳が続いているという話をさせていただいたのですが、まだ咳は続いております…。
治さないのではなく、病院に行けない(行かない)ので、治らないという…。
仕事と趣味が忙しくて…。
まぁ、はよ病院いけと周りから口をすっぱく言われているので、早めに行こうと思います。
私の話はこの辺にして。
ここ最近怖さがじみ~に増している気がするショートホラーアニメ・闇芝居。
今回は、ある学校で起きた物語。
それでは、まいりましょう!
スポンサーリンク第11話 「白線」のあらすじ
これは、学校でテストの採点をしていた女性教師のお話。
採点が終わり、一息ついていると、校庭に白線を引く男子生徒が。
注意しにいくとそこには男子生徒はおらず、白線はあろうことか校舎の中に続いていました。
やめさせようと、白線の後を追います。
校舎には、白線をひく音だけがガラガラと響き渡ります。
白線は、屋上まで続いており、彼女はその扉を開けてはいけないと感じながらも、奥に進みます。
白線は、屋上にある格子にまっすぐ伸びていました。
下を見ていると、粉が自サツしたかのように落ちており、彼女はぞっとしました。
「あの生徒はどうなったのかしら」
そう思って後ろを振り返ると、白線がどんどん黒く染まっていっています。
そして、屋上へ上がってくる人の足音が。
彼らは、人の形をした黒い何者かでした。
そして、白線はそれらを導くものだったのです。
格子の近くにいる彼女に近づいてくる黒い彼ら。
「近づいてこないで!」
彼女の叫びにも、彼らは耳をかさず、格子に近づいていきます。
そして、彼らは次々と屋上から飛び降りてきました。
飛び降りていった後、彼女の姿はありませんでした。
その様子を、屋上の扉の内側から、白線を引いていた少年はじっと見ていました。
スポンサーリンク“黒い彼ら”は、なんだったのか
屋上にのぼってきた彼ら。
彼らの正体は、なんだったのでしょうか。
まず人間ではないでしょう。
亡霊・幽霊の類か、それとも人間の思念か。
どちらにしても“きれいなもの”ではないと思います。
突然ですが、みなさまの中で、白ってどんなイメージですか?
性質としては、以下のような感じらしいです。
白色は灰色や黒色と同じ無彩の色です。光を反射する最も明るいこの色は暗い色を引き立てます。信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与えるので高い好感度があります。光を透過する白は健康には一番良い色とされています。白の真っさらな状態は始まりや出発といったスタートを印象づけます。
引用:白色のイメージ効果と意味
では、黒はどのようなイメージですか??
こちらも性質としてはこのような感じ。
黒色は白色や灰色と同じ無彩の色です。黒は光を反射することなくすべての色を吸収・遮断します。周囲の色を引き締めて目立たせます。他の色に与える影響が強く、色を組み合わせたときには黒のイメージが上乗せされます。強さや権威、神秘的な雰囲気を感じさせる色ですが他の色に比べて負のイメージが潜在的にあります。
引用:黒色のイメージ効果と意味
上に書いてある通り、黒には負のイメージがあります。
嫉妬・憎悪・絶望・恐怖…etc、人間が醜いと感じる感情たち。
それらを持ったものたちが、あの黒い彼らだったのではと考えます。
なので、“きれいでないもの”とたとえさせていただきました。
彼らは、白線に導かれ屋上までいき、屋上から飛び降りた。
人が屋上から飛び降りたくなるとき=タヒにたくなる時とはどのような時でしょうか?
自分の存在を消したい、人生もういやだ、そういう感情が芽生えると思います。
女性だと、男性から暴行を受けた際、自分の体が汚いと思い、そういう行為に走る方もいると思います。
飛び降りて、この醜い感情を、自分を消したい…、彼らはそう思った。
そして、飛び降りて、消えてきれいになった。
なので、落ちた先に飛び散った跡は、黒ではなく白だったと考えます。
彼らが、醜い感情と言う名の思念ではなく、幽霊や亡霊だったとしても、同じだと考えます。
現世に残っている霊のほどんとは、現世に恨み・辛み・後悔のある人が大概ですから。
それを消しに、男子生徒のひいた白線に導かれてきたのでしょう。
あの白線の意味は?
物語のナレーションにもあったとおり、黒い彼らは、男子生徒がひいた白線に導かれて、やってきました。
白は、上で書かせてもらったイメージにもあるように、「スタート」を印象づけます。
新たなスタートを踏ませるために、男子生徒は白線をひいたのでしょう。
また、“きれいでないもの”は“きれいなもの”に惹かれる傾向があります。
黒い彼らは、白い線に本能的に引き寄せられたのかもしれません。
そして、その数が尋常ではなかった。
そのため、屋上まで延びていた白線は数に耐えられず、汚れてしまった=黒くなっていたのではないか。
私はそう考えます。
女性教師はどうなったのか??
男子生徒をしかろうと白線をたどった女性教師。
彼女はどうなったのでしょうか。
黒い彼らが次々落ちていった後、彼女の姿はありませんでした。
考えられることは、2つ。
②飲み込まれた
ですが、②はほぼないと考えます。
なぜなら、彼ら落ちてますから。
飲み込んで落ちるということは、考えにくいでしょう。
「一緒に」というよりは、「巻き込まれて」が正しいですかね。
彼女は屋上で、白線をまたいでいました。
白線は、黒い彼らの通り道です。
通り道をふさがれれば、押しのけるしかほかにその障害物を排除するしかありませんが、彼らはそのようなこともせず、そのまま突き進んだ。
そして、落ちた。
一緒に人間が落ちているとは知らずに…。
黒い彼らは、落ちたらきれいになります。
女性教師は普通の人間です。何かしらの病気で、病院でタヒんでいればきれいでしょう。血もでていませんし、看護師さんの手できれいにしてもらっているでしょうから。
しかし、屋上から落ちれば血も飛び散ります。からだは、どこかしら打撲するでしょうし、最悪内臓が飛び出たりもするかもしれません。
そのような状態を“きれい”とよべるでしょうか。
私には、できません。
なので、ラスト。
黒い彼らが落ちていくときの背景はグランドの色である茶色ではなく、黒だったのだと考えます。
黒い彼らは落ちてきれいでも、彼女は醜いものになってしまったのですから。
きれいなもの=白。醜い・汚いもの=黒。
男子生徒の正体は?
白線をひき、黒い彼らを導いてきた男子生徒。
彼は、何者だったのでしょうか。
現世に恨みを持った人間か、それとも、女性教師に恨みを持った人間か。
この男子生徒の不思議な所って、おじいさんにも少年にも青年にも見えるんですよね。
そのシーンによって。
最初は、腰を曲げて白線を引いています。
次は、普通にたって屋上の扉の前にたっているのですが、先ほどのおじいさんっぽさはないんですよ。少年よりかは、ちょっと身長が高くて、ちょっと大人っぽい後姿。
そして、最後は女性教師を見ている生徒。
年老いて見えることもなく、青年のような確立した顔立ちでもなく、ちょっと幼げな顔をしてるようにみえませんか?
少年が撫すくれているような、ちょっと恨みを持っているような。
本当に彼は何もなんでしょうか。
私にも想像がつきません。よいものかわるいものか…。
ここは、みなさんのご想像にお任せします。
そのほうが、楽しいかと。
スポンサーリンク闇芝居第11話感想
今回は長々書いてしまいました。
考えていくと、書きたいことが多すぎて。
結構考えさせられることが多かった物語でした。
怖かったことに変わりはありませんが…。
あと、気がつきました??
作画はもうびっくりしません。ちょっと美人になってたな!って感じです。
それではなく、ナレーション。
最初、結構若若しい話し方だったのに、後半になっていくにつれて、退化していっているんです。
一番最後の言葉は、かなりおじいちゃんでしたし。
前にもこういう演出がありましたが、好きです!
あ・・・・。
今回、実写ありませんでしたね。
その代わりなのか、印象的なシーンがちらほら。
白線の粉の跡とか、本物よりもリアルで怖かったです!
長々書いてしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました!
それでは、また!
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