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サマータイムレンダ12話感想・考察・解説!黒幕四本腕の影は誰【アニメ】

目があぁぁぁぁぁぁああ!!!!

こんにちは。サマータイムレンダ担当、和歌山出身の模造紙です。

サマタイ12話はバイオレンスグロ回でしたね! 最早、作品ジャンルがSFなのかファンタジーなのかサスペンスなのかわからなくなって来ていますが、今回も情報量が多く展開がサクサク進みあっと言う間の30分でした。

慎平と影潮の息のあったパートナシップも今後の見どころでますます面白くなりそう。

今回は慎平の右目の能力に関する整理、黒幕の正体考察を綴りたいと思います。

※ 登場人物の影の表記については、「影〇〇」という形で、名前の前に影をつける記載方法で統一しています。

ちなみに原作未読視点での記事執筆となりますので、ネタバレの心配はございません! 原作ファンの方は初見勢による考察を長い目で見守っていただければ幸いです……!
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サマータイムレンダ12話おさらい

前回に引き続き、ループ4周目の7月23日。

ヒルコ洞最深部に誘われた慎平らはハイネと対峙。

流れ着いたヒルコ神が最初にコピーした人間がハイネであり、目の前にいるハイネこそヒルコ様そのものだという真実が明かされます。

菱形家が何代にも渡り食餌をハイネに捧げ続けていたこと、朱鷺子は影となった母親を失いたくない一心で悪行に加担していること、今夜の食餌がオリジナル潮の体であることを知ります。

潮の体奪還ため妨害を試みるも、四本腕の影が澪を人質とし現れたことで万策が尽きる慎平たち。

そこに凸村の協力を得たひづるが登場、慎平は廃病棟で手に入れた毒薬の服毒に成功します。

ハイネの侵食を押し戻した影潮と共にループした先は、ひづるが慎平をタイムトラベラーだと結論付けた7月22日でした。

ちょうど6話のラストの部分に繋がったわけですね!

サマータイムレンダ 12話 慎平 影潮

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

前回と大きく違うのは影潮を伴ってひづると根津の前でタイムループが明かされた点。

以前のループでは、いつ敵対関係になるかもしれない影潮との協力は不可能という理由で別行動を余儀なくされたものの、未来で体験したこれから起こりうる事実を伝えることで5周目は大きな変化が望めそう。

とりあえず戦力が分散するのは悪手だし5周目はひづる&根津と行動を共にするのが吉でしょう。

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5周目でやるべき課題

流れとしては前回と同じく小早川家に赴き影しおりを葬り、朱鷺子を説得、影澪の強襲に応じるのは外せないイベントでしょうか。

あとは、菱形医院に行きオリジナル潮の体の回収も必要ですね。

ただ、敵の強者感が半端ないので今いるメンバーだけじゃ純粋な戦力不足が否めないんですよね。

ハイネは栄養失調で本人が先陣切って戦う心配はなさそうだけど影しおりを依代とした状態だと手強いのは分かり切っています。

加えて四本腕の影。油断していたとは言え今回も一閃でネイルガンと慎平の指がチョンパされたりと純然たる力量差があり過ぎて単純に戦闘能力では太刀打ちできそうにありません。

サマータイムレンダ 12話 慎平

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

唯一満足に応戦できるのが影潮だけなのは正直心許ないし、やはり能力値の高い味方の確保が大前提として望まれます。

朱鷺子に関しては祭りの晩で島が終わってしまうこと、澪に四本腕の影が手出しをした件を説得材料にすれば容易に寝返ってくれそう。

サマータイムレンダ 12話 朱鷺子

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

ネックとなるのは影になった窓と朱鷺子の母親の存在だけど、冷静に考えればそのままでいいわけないと賢い彼女なら理解を示すのでは。確かに気の毒ではあるんだけど、それは人外に食餌として他者の体を差し出していい理由にはならないですもんね。

気になるのは、菱形家以外にも同じような境遇の家庭があるのではということ。同じように、気付いて目を背けている人って他にもいるかもしれないですよね。

味方の能力底上げに必要なキャラは誰か?

味方になる可能性の最有力候補は影澪です。

以前の考察記事でも推測していたのですが、

サマータイムレンダ8話感想・考察・解説!影澪が味方になる可能性【アニメ】
ちょ! なんなん今回……!!! なんという顔芸回……! こんにちは。サマータイムレンダ担当、和歌山出身の模造紙です。 ...

キービジュアルの面々って最終的に味方として戦うメンツなんじゃないのって話。

影澪が絆される説得材料があれば是非とも慎平たちと協力してもらいたいところ。

ただし、ハイネを倒すともれなく子である自身も消滅してしまうのため、そのあたりの落としどころがどうなるのかは見当もつきませんが。

でも、今書きながら気づいたけど、ハイネが消滅することで影によって生み出された全てが失われるとしたら影潮も消える結末に。

けど正ヒロインが救いなく消滅しちゃうとは思えないので何らかの救済措置はありそうだけど、慎平が影潮がいなくなるかもという考えに至った時に果たしてこれまでと同じく前向きに行動できるかというと微妙なところですよね。

まぁ、ネガティブになって影潮に喝を入れられるってパターンなんだろうけどまだまだ山場がいくつもありそうな予感ですね…!!!

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四本腕の影の正体

やっぱり敵のほうが遥かに上手感ありますね。

慎平のタヒに戻りを考慮しつつ自分たちの目的の遂行のためにコ口さずループさせないって賢すぎるやろ。

亀の甲より年の劫でハイネも物事を多く知り達観した考えを持っている節がありつつ、神様ならではの身勝手さや無邪気な残酷さが見受けられます。意識せず神と人間を線引きした態度を取っているというか。

対して、四本腕の影は妙に人間臭い不気味さがあって、ループさせないためにタヒなせない選択肢をとったり、澪を人質に取って戦意喪失を促し言うことを聞かせるとか、道理に反した気持ち悪さを感じます。

サマータイムレンダ 12話 四本腕の影

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

形容し難い人間を捨てた特有の輩感があるというか。

黒幕は雁切真砂人説

何が言いたいかというと、四本腕の影の中身って慎平のよく知る人なんじゃ……?

さらに言うと日都神社の宮司の雁切真砂人なのでは。

ここに行きついたのは登場人物からの消去法って理由が大きいのですが、序盤から登場しているにも関わらず明らかに物語へ関与してこないのは何かあるとしか思えない。

前回の考察記事でも少し触れましたがやっぱり“慎平くん”呼びが気になるんですよね。田舎の近所の見知ったあんちゃんの呼び方やんっていう。

そして今回は“澪ちゃん”呼びという……! いや、宮司やんな?

メタいけどやたら方言の抑揚が上手いのも中の人を理由に推理できるし、かなりふわっとした確定材料には欠ける説なものの有りえそう。

真面目な話、何代にも渡って菱形家に食餌を用意させてたっていう話も、島の守り神を祀って来た歴史ある一族であれば従属させるのはそう難しくない。

ハイネも元々は神様と言っても今は栄養失調で立てないから手助けするとか、影しおりみたいな外界で動ける体を見繕ったり、詰まるところ島で自由に立ち回りが可能な協力者が居なければ影が蔓延る現状は成り立たないでしょう。

とすると、日都ヶ島において歴史と由緒がある一族の当主で、確固たる地位と力を持つ雁切家が共犯者として最適なんですよね。

ハイネと四本腕の影のやり取りを見るに浅からぬ対等な関係って印象を受けましたし、それこそ菱形家のように何代も仕えて来たってことなんでしょうか。

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右目の能力で判明した諸々について

四本腕の影いわく、「右目が観測した世界が事実になる」とのこと。

可能性がある幾つかの並行世界あり、右目の能力を持つ人物が世界線や時間を飛び越えて変動を感知することでその世界が事実となるって解釈でしょうか。

それってシュタゲのリーディングシュタイナーと同じ認識でいいのかな?? 慎平がタヒんだ時点でこれまでの世界線は放棄され時間が戻って別の分岐へ進むわけだから、リゼロとシュタゲの合わせ技って感じみたいですね。

サマータイムレンダ 12話 慎平

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

元は神様に備わっていた力とは言え、その神様の存在を無視してただの人間が観測した世界が事実になるってかなりスゴイのでは。

タヒなないと遡行できないとか、リスボン地点の位置が徐々に後ろにズレる制約はあるにしろ、それらの枷が作品をさらに面白くする要素になっているのも確か。

物理的に自決を封じられるパターンを想定して、今後はループに踏み出すタイミングを協力者と打ち合わせする必要も出て来そうです。

今回はひづるさんの登場で無事にループできたものの、そう何度も運よく戻れるとも限りませんし、協力者を募るのと同時にある程度の示し合わせや主人公の命を絶つ思い切りが肝要になるでしょう。

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サマータイムレンダ12話感想

菱形パパが息子じゃなく娘に手伝わせていたのって窓が優し過ぎるって意味だけじゃなく、ヘタレも理由に判断したからなんだろうと思うとちょっと泣きそうになってしまいました。

ヘタレが過ぎて妹もブチ切れてたしなー……朱鷺子ちゃんメンタルつよつよ。

そして、まさかの食餌にオリジナル潮の登場とかその発想はなかった!

火葬したハズなのにすり替えてたとか何でもアリやんとツッコまずにはいられない。

そして今回も相変わらずの引きの強さ! ノイズの乱れと共に姿を現す影潮は鳥肌物ですね。根津さんも驚いてたし!

リスボン地点が示し合わせたかの如く抜群の位置で風向きが良くなる未来しか見えないんだけど、シナリオ的にはようやっと折り返し地点という進み具合なのでまだまだ波乱は続きそうですよね。

ただ、影竜之介の体が影潮の体だとするなら、対面することで通じるものが少なからずあるだろうし、秘められた力とか封じられた能力なんかが顕現するのではとドキドキしています。

徐々に志を同じくする仲間同士が集い強大な敵に挑む道筋が構築されつつあり今後の展開もとても楽しみです。

それでは次回もお会いできますように!

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コメント

  1. FL より:

    いつも感想・考察楽しみに拝見させて頂いております。

    ラスボスである四本腕とハイネをどう倒すか、悩ましいですね。
    影潮は成長すれば四本腕と渡り合える可能性はありますが、主人公たちが「澪を守る」という理念で行動している以上、澪を真っ先に狙ってくる(=主人公はループせざるを得なくなり、限りあるループの回数を消費させられてしまう)可能性もありますし。

    南雲先生の「未来が見える」能力も、四本腕のそばにハイネがいるとアドバンテージがなくなってしまうような描写をされていたので、まずは四本腕とハイネ(=影シオリ)をどうにかして分断し、可能であれば各個撃破する必要があると感じました。

    四本腕が他の影のように弱点があればそれを突くのもありだとは感じますが、頭を潰しても正確に銃撃を返す腕があるのに弱点があるとは思えないのが難しいですね。

    5周目からは更に影との戦いがヒートアップしていきそうなので、今から楽しみにしています。

    • mozoushi より:

      FLさん

      コメント有難うございます。記事をお読みいただいているのこと、非常に励みになります。

      四本腕とハイネを分断してそれぞれ撃破に持ち込む流れは有効だと私も思います。
      主人公のループ能力が敵に把握されている以上、苦しくなったら遡ればいいという戦術は今後は無謀とも言えますし、大局的な物事の判断を迫られますね。
      とにかく四本腕の影が強者過ぎるので今後何かしらの弱点が炙り出されるようなら一気に好機ですけども……今のところ詰んでて辛いですね。
      次回以降、新たな転機が期待できそうですし今後も楽しみです!

  2. エバ より:

    お疲れ様です。
    考察辞めてしまったのです?
    毎週楽しみにしていたので、ラスト前までに復活していただけると嬉しいです。
    でも無理はしないでくださいね。

    • mozoushi より:

      エバ さん

      コメントありがとうございます。
      記事は閲覧数の事情もあり一旦ストップしています。
      楽しみにして下さっていたとの事、大変申し訳ございません。またお読みいただきありがとうございました。
      予定では最終話後に統括記事を書く予定ですのでまた覗いて頂ければ嬉しいです!

  3. 名無し より:

    13話から考察なしかー