サマータイムレンダ7話感想・考察・解説!二重人格でなく憑依系説【アニメ】

スク水女子の腹の虫の破壊力たるや……!!

こんにちは。サマータイムレンダ担当、和歌山出身の模造紙です。

オタク大好き要素てんこ盛り作品なのにキチンと登場人物に体温か通っていて伏線の仕込みや謎の魅せ方が巧妙すぎませんか。

7話は影しおりの背筋が凍るような怖さとプレッシャー、凄みがとにかく印象的でした。さすがベテラン釘宮さんの怪演としか……!!

影の病の全貌が明らかになるまで、まだまだ時間は要しそうなものの、やはりひづると根津という心強い仲間と協力することにより物語は一気に加速した感があり。

今回は、14年前の不幸で苦しい過去を抱えたひづると竜之介の関係性、ほか諸々気になったポイントについて考えていきたいと思います!

※ 登場人物の影の表記については、「影〇〇」という形で、名前の前に影をつける記載方法で統一しています。

ちなみに原作未読視点での記事執筆となりますので、ネタバレの心配はございません! 原作ファンの方は初見勢による考察を長い目で見守っていただければ幸いです……!
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サマータイムレンダ7話おさらい

ループ4周目7月22日。

慎平をタイムトラベラーだと結論付けたひづる。

影は家族を狙うこと、生成された影を葬れば二度とコピーは不可能、根津は安パイなど有力な情報を得た慎平。

行動を共にし始めた3人は、一家全員が影に成り代わっている小早川家を屠るべく敵地に赴きます。

髪を結い上げポニーテールにすることでひづるは竜之介に人格を変化させ、小早川一家の影と戦います。

父親と母親の影の排除には成功したものの、影しおりは屋内で討ち取る事叶わず屋外に出たタイミングで根津が迎え撃つことに。

慎平の捨て身の捕獲により影しおりの動きを封じ無事葬ることに成功しますが、彼女が潮をコ口した真実や意味深なメッセージなど新たな引っ掛かりが増すばかり。

後に起きるであろう事象に大きく変化を持たせないため、観測者として今までと同じ行動をなぞる意識を強く持ち直した慎平でしたが、早速澪が料理をする展開が新たに発生。

さらに、台所に立ち料理をする慎平の傍らに影潮が出現するという予想外すぎる出来事が続くのでした。

カレー作りをする男主人公の傍らに、気配なく腹の虫が聞こえたと思ったら、幼馴染のスク水女子が立っていたとか何の美少女ゲームなのってくらいツッコミどころありまくりのシチュエーション。

サマータイムレンダ 7話 慎平 影潮

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

最悪の事態の回避行動をとるうちに、元々からは徐々に展開に変化が見えつつある認識で良さそう。

影潮は記憶を保持しているのでは?

影潮に関しては、影と積極的に対峙している慎平らと違い、彼女は完全に独立して動いている自由な存在という印象。

影だけど影の行動原理に支配されず、影の目的に準じないのが大きな特徴でしょう

潮がこのタイミングで現れたのは、単に慎平の行動に伴って動きに変化が生じたよりも(潮かそれとも影潮かは定かでないが)状況打破という確かな意志を根幹に持ち異なる働きかけをすることで打開策を模索しているのではないでしょうか。

ようするに、影潮は他の影とは異なりリセットしても前回までの記憶を保持してる可能性があるんじゃないかと。

次回、彼女の口から語られる内容によりますが、影潮も彼女なりに影の病から島を救うべく奮闘していると推測しています。

あと、ずっと気になっていた潮のスマホ。

今回は慎平の手に渡ってすらいないわけですが、早い段階で凸村から入手し影潮からパスコードをゲットすることで突破口が開くような気がします。

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慎平がとるべき行動

メインの事象のみを挙げれば、22日の夜時点で元々の出来事から著しくズレていないように感じます。

小早川一家の失踪については慎平が関与していない周回においても、ひづると根津の暗躍により実行されていた可能性が高く(3話で小早川家を慎平が訪れた際、床を鈍器で叩き潰したような跡が見えたり)、ひづるの言うように慎平が観測した未来で起きるであろう出来事に大きく変化を持たせないためにも、ある程度は意識的に行動を変えないように動くのが効率的です。

ただ、そう簡単にいくのか……という目下の心配事もあるわけですが。

早速本来は発生していなかったイベント、澪が台所に立って玉ねぎを切って涙をこぼす展開が生まれるなど徐々に差異が現れているのも確かです。

サマータイムレンダ 7話 澪

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

ですが、今回の影しおりの意味深な「この夏でもうおしまい」という発言。逆に今夏さえ乗り切れば島が影に覆われるバッドエンドは回避できるとも捉えられます。

厳密に言うなら、祭りに集まった人々を取り込んで影の親玉らしき四本腕の影が最終形態となった結果ハイネが召喚されるので、そもそも祭りを開催できない事態に持ち込めば良さそうですが、現状、神社関係も影の病に深く関与している疑念があるので解決策としては現実的じゃないかな。

シンプルだけど確実かつ愚直にフラグをへし折るのが一番でしょう。

慎平が今後取り組むべきは、

1.夕食後にコフネの前に佇む影澪を倒す(潜んでいるひづると根津が攻撃)

2.影澪による凸村のコピー生成を阻止(影澪に拳銃を渡さない、23日にひづるを影澪にコ口させない)

3.影潮を匿う

4.潮のスマホの入手

5.オリジナルと入れ替わっている影を見つけて屠る

手っ取り早い対応策としては上記でしょうか。

7話ラストで慎平の背後に立った影潮の対応が急務ですから、まずは上記3と4に向けての行動が予測されます。

影潮の登場に関しては、ほんっと「えぇぇぇぇぇェェ??!」って感じで未来変わりまくりちゃうとしか言えませんが、正ヒロインだし、この行動があってこそ良い風向きに向かうんじゃなかろうか(願望)

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ひづると竜之介の関係性について

今回ハッキリとひづると竜之介の2人が双子の姉弟で、竜之介は14年前になくなっていた事実が明らかに。

竜之介の最期は損傷具合から野犬の仕業と見られたものの首には絞められた痕跡がしっかりと残っていました。

それなのに大した調査もタヒ因究明もされずに焼かれることに。

前話でアランとひづるの間で“今回の潮の件は14年前のあの事件と似ている”と話されていたとおり、竜之介もまたいずれかの影の手にかかって帰らぬ人になってしまったようです。

主人公周りが把握できているのが竜之介と潮の件だけで、実際のところ取って代わられた人々は大勢いるのでしょう。

タイミング悪く(?)発見されてしまい影との入れ替わりが叶わなかった人に対しては碌に調べず半ば強制的にゴリ押しして証拠隠滅を図る……といったところだと思われます。

ひづるは二重人格なのか

サマータイムレンダ 7話 竜之介

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

ひづるは自身の持つ情報が漏れることを懸念し慎平に対し口が重いです。

そのため、推測の域を出ませんが、過去の事柄から推察すると、悲惨な姿で目の前から消えた双子の片割れのタヒに疑問を抱き影の病を突き止めるも、精神的に追い詰められて病んでしまい、救いを求めた結果、姉である自身の内に弟を生き返らせた心の安寧を得たとするのが自然です。

気になるのが、慎平の二重人格なのかとの指摘に、「当たらずとも遠からず」という根津の回答です。

医学的な観点だと二重人格(解離性同一性障害)と診断されるのでしょうが、過去を良く知る根津からすると振る舞いが完璧すぎるがゆえに、本当に現実に存在した竜之介という人格が今も姉の中で生きていると見えてならない。だから単に二重人格と割り切って捉えることはできないといったところでしょう。

オリジナルや完璧なコピーがテーマのひとつとも感じられる本作。ひづると竜之介の関係も、無意識下で姉が弟を完全にコピーし別人格として存在させているとすると、器が空の肉体か既に主人格が別にある肉体かの差だけで、スワンプマンの構想と同じとも言えます。

ですがそれも結局のところ、ひづる自身にしか解き明かせないことです。

彼女自身が本物と影が同一であるかの哲学を語るのは全てが終えてからと言った点からも、物語が収束を迎えるタイミングで竜之介の人格が消える可能性は大いにありそうです。

二重人格じゃなく憑依系説

今回はわりとオカルト、サスペンスっぽい雰囲気でしたが、最終局面に向かいながらどんどんファンタジー展開になっていきそうだし、ひづると竜之介の件も実はぶっ飛んだ真相があれば楽しそうと思っています。

個人的には二重人格じゃなく憑依系だったら面白いなと。

竜之介なくなる → 無念が募って魂のみさまよう → 姉の肉体に憑依みたいな。

昨今の異世界ものだと転生、転移、前世記憶持ち、憑依はありがちな展開だし、ファンタジーだと思えば二重人格と同じくらい全然有りえるのでは。

今回も未来視能力持ってるらしき描写があったし、竜之介が憑依して特殊能力が発現したとかトンデモ展開があっても驚かない。

突如ループ能力に目覚める主人公、異形に狙われる離島、コピーの自覚のないスク水女子など色々リアリティのない要素ばかりなので、二重人格オチより余程本物の弟の意識や魂が憑依しちゃった系の種明かしのほうがしっくり来そうです。

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サマータイムレンダ7話感想

アクション、ヌルヌル作画でびっくり!

所々結構グロかったけど、え、地上波でgoサイン出たんこれ…?! 影しおりの精神攻撃もエグイものがあったし平静装って見るの大変。

物語そのものはサクサク進むものの、登場人物の掘り下げはまだまだこれからか。敢えてのゆっくり手法なんだろうけど、ひづるの過去がもうちょっと知りたいなぁ。

2クールだし中盤付近で主要キャラの過去背景を濃厚に語りつつドーーンと衝撃展開のお披露目が予想されるけど、頼むからひづるや根津の途中退場だけは本気で勘弁……!!

最初に比べたら格段に解明された謎もあるけども、連鎖的に次から次へ気になる事柄が増産されていく悪循環。

竜之介はコピーされてたりしないのとかさ、影しおりが他の影とは何か違う点も気になるなー。

にしても、竜之介が利発かつ姉思いで好感。頭の回転も運動能力もキレッキレでめちゃめちゃいいキャラしてるなぁ。

根津は今回もニタニタしながら「南雲オタク」と言い放つという茶目っ気発揮で、登場人物の個性や感情が緻密で裏打ちがしっかりしているのが伝わって来ます。

上辺だけ取り繕っているのではなく、きっちりキャラの温度があるからつい感情移入してしまう。

もしかすると、今は敵だけど味方に寝返るなんてアツい展開もあるのかもと思ったり。

とりあえず、スク水幼馴染がどんな奇天烈展開を巻き起こすのか今から非常に楽しみです……!!

それでは次回もお会いできますように!

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