こんにちは。東京リベンジャーズ考察担当の模造紙です。
自分がヒナを56すという最悪な現代を回避すべく再び過去へリープしたタケミチは、二番隊副隊長である柴八戒と意気投合したのち、黒龍（ブラックドラゴン）の面々、そして八戒の兄・大寿と対面するも絶体絶命の危機に陥りました。
相変わらずタケミチは貧弱で喧嘩が弱いもののヒナだけは懸命に守ろうとする漢気を見せるなど着実に成長を感じさせます。
柴大寿の予想を上回る異常な狂人具合、そして杉田智和みのなさに震えています……！！
今回は、八戒が現代で闇落ちした理由と柴兄弟の関係性について考えてみます。
目次
柴八戒の現代と過去
過去の八戒は気さくな人柄だった
Ⓒ和久井健・講談社／アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
前クールラストのヤカラみ全開の凄みと立ち居振る舞いが記憶に新しく、過去時点でも何らかの片鱗を漂わせているだろうと推測していましたが、過去の八戒は何だかめちゃくちゃ気さくなあんちゃん（ただし姉以外の女性に奥手）って雰囲気でしたね……？！
三ツ谷を“本当の兄のよう”と慕いケータイの待ち受けにまでする子がまさか12年後ああなるとは俄かに信じがたいです。
Ⓒ和久井健・講談社／アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
本当に同一人物なのっていう。
12年の歳月は人を変えるには十分な期間とは言え、さすがに纏う空気が別人のそれ過ぎて明らかな闇落ちではなかろうか。
つまりは、そうならざるをえない何らかの理由、風貌だけでなく人相も漂わせるオーラも変わってしまう大事件が起こってしまった故の変貌ということでしょう。
2017年世界の八戒は“元黒龍総長”の肩書
現代の一虎曰く、柴八戒は黒龍の十一代目総長だったとのこと。
黒龍は過去の抗争を経て東京卍會に吸収され、現代の八戒は元黒龍組を束ねる最高幹部。さらに古参を煙たがっていたようです。
Ⓒ和久井健・講談社／アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
▲現代八戒は前クール最終話にて登場しています
兄の大寿が黒龍十代目総長であった事実、八戒は人を56して黒龍リーダーになったという一虎の証言から弾き出される答えは、「八戒は兄の大寿を手にかけた結果、黒龍総長の地位を今後手に入れる」であろうこと。
キャラ変が過ぎる人相の変貌と闇落ちの原因も、兄をﾀﾋに自ら死に追いやったことと代替わりの一連の騒動が関係していると見るのが自然でしょう。
十中八九キサキが関与してそう
大寿の登場で急激に戦意喪失し委縮する八戒の様子から、単純な上昇志向や偉大な兄を超えたい弟的な思考でサツ人を画策したとは考えにくいです。
おそらくは黒龍のトップ交代の件もキサキが裏で糸を引いているのでしょう。
「どうしても兄を消さなければならない」と八戒が決意する起爆剤を仕込んだのではないでしょうか。
八戒が大寿を56さないように働きかけること、キサキが八戒へ深く接触するのを防ぐという点が今後のタケミチの課題になっていきそうです。
どう転んでもタケミチがボコボコされる未来しか予想できませんね……！笑
柴兄弟の関係性
Ⓒ和久井健・講談社／アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
柴兄弟は仲睦まじい兄弟関係でないことは見るからに明らかでしたが、思春期特有の距離感や相性の悪さ等の仲のぎこちなさではなく、大寿から八戒と柚葉の2人へ向けられるのは強力で膨大な重圧に感じられました。
八戒や柚葉の大寿に向けた態度や視線からも、「コイツには逆らうとやべぇ」という恐れや畏怖がひしひしと伝わって来ましたね……！！
兄だから怖いじゃなく…
八戒の自宅の外観を見るに豪邸っぽいお家だったので柴兄弟は裕福な家庭の子どもなのかもしれません。
歴史のある家や上流家庭なんかはいまだに長男至上主義みたいな思想が根強く残っていて、柴家も幼少期から兄が優遇され、次男や女子は長子の添え物やスペア扱いで育った可能性もありそう。
Ⓒ和久井健・講談社／アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
加えて大寿の恵まれた体躯に腕力、荒くれ者を束ねるカリスマ性も併せ持ち、兄だから逆らえないというより「柴大寿」というひとりの人間が怖くて委縮しているように見えます。
兄弟げんかを超えたいじめがあったのかも？
2005年世界の八戒はトーマンの二番隊副隊長という立ち位置におり当然ながらケンカの実力は並み以上。
にも関わらず、大寿の登場で動揺し一気に形成が逆転したのは気になりました。
これは私の憶測ですが、過去に兄弟げんかの枠を大きく超えたいじめや暴行がありトラウマになっていたらどうでしょう。
もっと幼い頃から、日常的に大寿から度を超えた暴行を受けて八戒と柚葉が育ってきたとしたら、あの怯えようは納得できるというもの。
胸糞ですが、女性の柚葉に対しては性的な嫌がらせがされていた可能性もあります。
八戒と柚葉が仲良しなのは兄の暴力行為から身を寄せ合って耐えて来たからなのかも。
大寿に対して八戒が強く出れないのは自分可愛さではなく、柚葉への報復を恐れてなのかもしれません。
EDの柚葉が一直線に走り抜けていく（何かから逃げている？それとも追いかけている？）構図からも、聖夜決戦編は八戒と共に柚葉の動向もカギになると考えています。
東京リベンジャーズ26話感想
EDの場地＆千冬の半分このペヤングが拝めて私はもうこれだけで今期は生きていけそうです……！
新キャラCVが豪華でめちゃくちゃ強そう……ドはド突くのドってなんなんwww 陽気に歌うイイ感じに狂ったやべぇ奴の登場でこの先絶対面白くなる展開ですね！
大寿から物騒なお願いをされた八戒ですが三ツ谷あたりが登場して助けてくれるんじゃないかと予想。
マイキーに続き何かと三ツ谷も謎の多いキャラですが、八戒が兄と慕う程の親しい間柄となると大寿とも因縁があるのでしょうか。
現代でトーマン幹部になっていた九井と乾も大きく関わってきそうで楽しみです。
それでは次回もお会いできますように！
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