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サマータイムレンダ5話感想・考察・解説!ひづるは未来視の能力者?【アニメ】

一気にファンタジー色が強まり一瞬たりとも目が離せん……!!!

こんにちは! サマータイムレンダ担当、和歌山出身の模造紙です。

サクサク進む&テンポ良くて見やすいのはいいとしてめちゃめちゃ情報詰め込んで来るやんかーこれ!!

ともあれ、ひづる(南雲竜之介)と再会した慎平は彼女から影の見分け方を始め、数多の有益な知識の入手に成功。

繰り返すことで着実に全貌が明らかになる予測はつきながらも、毎度毎度の怒涛の上げては落とす展開と激しい追い込みといったらついていくだけで必タヒです。

それでは今回も諸々気になったポイントについて考えていきたいと思います!

※ 登場人物の影の表記については、今回より「影〇〇」という形で、名前の前に影をつける記載方法で統一します。

ちなみに原作未読視点での記事執筆となりますので、ネタバレの心配はございません! 原作ファンの方は初見勢による考察を長い目で見守っていただければ幸いです……!
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サマータイムレンダ5話おさらい

ループ3周目の7月24日。

夏祭りの神社にて影澪に襲撃を受けた慎平を救ったのはフェリーで同乗した女性――南方ひづるでした。

彼女の正体は慎平が傾倒する小説家・南雲竜之介であり、慎平を助けにやって来たと言います。

影澪を倒したのち訪れた祭り会場では、影にのみ込まれ息絶えた島民や観光客が山積みになっていました。

影の親玉と対峙する慎平とひづる。さらに影らが「オカアサン」と呼ぶ存在が現れ島全体が影の餌食に。

「まだ手遅れじゃない」と自身のタイムリープ現象を慎平はひづるに打ち明け、最後の銃弾で頭部を撃ち抜いてもらい、4周目の7月22日へ舞い戻ります。

同じく、影潮も海岸に横たわった状態で目覚めて―――

2クールあるのに序盤の今、ボス級の影の親玉とラスボスであろうオカアサンが登場という衝撃の展開。

オカルト、ホラー要素よりファンタジー色が一気に強まり個人的にはちょっと不安な流れになって来たけど、まだまだ謎だらけだし挽回を期待したい。

3周目は結局、迎えてはならない島全滅という最悪のバッドエンドの道筋を辿ってしまいました。

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今後の慎平の課題

次回以降は、島が影にのみ込まれる最悪の事態を回避するため、ひとつずつ地道にフラグをへし折っていく流れになりそう。

具体的な対策として、

  • 影慎平を生成されない → 葬儀場でコピーされない
  • ひづると早めに接触する
  • 怪しい人物の動向を観察 → 神主、医者(窓と朱鷺子の父)、朱鷺子の監視
  • 協力者を増やす → ひづる以外にも影に詳しい人物に協力を仰ぐ。根津とか?

上記らをいち早く行うことにより状況は相当改善されるのでは。

特に影慎平生成の回避が叶えば、慎平の能力が敵陣営にバレた件がチャラになりそうだけどそう簡単ではないのか。どんなんだろう。

というのも今回、影の集合体がゲームのセーブポイントの話をする時に、慎平の能力をタイムリープじゃなくて時間の複製と表現しているのがひっかかりました。

影のコピー能力に準えただけで、特に深い意味はなく複製と称したとも思えますが、その字面どおりなら慎平がセーブ地点から繰り返したとしても戻る前の世界がどこかに残っているとも言える。俗に言う並行世界のイメージですね。

この手の繰り返す手法の物語はぶん投げた後の世界やシナリオは有耶無耶になるのがセオリーではあるものの、実のところ「複製」こそが慎平の能力の肝という伏線だったりするのかも。

これまで、慎平の能力は潮から授かった説を唱えていましたが、実はオカアサンの右目ってことも判明しますます意味不明になって来ました!(ほんともうわからん)

1話アバンで明らかに潮(もしくは影潮)が与えた的な描写があったためオカアサンから直接慎平に渡った能力ではなく、経由地として潮(もしくは影潮)がいるのでしょうが、そもそも潮と影潮の目的が謎すぎますね……!!

オカアサン、潮(もしくは影潮)、慎平に今は見えない因果関係が存在しているのでしょうか。

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影潮もループしている?

その件の影潮は、海岸に横たわり目覚めるという意味深なラストで終わりました。

サマータイムレンダ 5話 影潮

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

慎平と同じく記憶を持ったままループしているか否かの真相は次回持ち越しですが、前回の影潮の発言だと「目覚めたら海にいて慎平に会いたいと思ってたら来た」的な発言があったため、影潮に関しては目覚め時期が早くなっていると解釈して良さそうですね。

前回は7月24日で今回は7月22日ということ。

もしかすると前回も22日時点で海岸に居たけど目覚めてなかった線もありますが丸2日スク水女子が海辺に横たわっているってかなりの事案だし、シンプルに慎平のループに引っ張られて影潮も移動して来たって見るのが自然だと思います。

もしくは、影潮自身もループしていて慎平みたいに制限を受けないって可能性もあり。(前回目覚めた地点よりも意図して前の時間にも戻れる的な)

ただ影潮は色々と無自覚で記憶がないというハンデもあるため、その辺の種明かしはまだ先だと予想されます。

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ひづると南雲竜之介

サマータイムレンダ 5話 慎平 ひづる

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

日笠陽子さんの1人2役が光るキャラですね。

一人称が「僕」そして「私」の時がある、さらにそれに伴って喋り方や口調にも変化があることから、ひづるの本来の人格に加えて南雲竜之介の人格が存在する様子。

ただ、すごく自然に何の前触れも無くひづると竜之介が入れ替わる印象を受けたので、ひづるが自覚を持ちながら意図的に作った人格とも見れるんですよね。

「故郷を舞台にした小説を書く弟の竜之介」という設定で、自ら使い分けてキャラを作っているというような。

それは何故かと言えば、当然、影の病が理由であり、彼女が2つの人格を持つことと十数年ぶりに故郷に戻ったことに関係があるのは明白でしょう。

小説「沼男」が島の風土病をテーマとし実話に基づき書かれたフィクションだとするなら、沼男の内容はひづるの身に実際に起こり経験したことだと推測できます。

当時は撃退し難を逃れ故郷を離れたが、その後も恐怖体験の記憶をひとりで抱え込むことが難しく、「影に対峙して奇妙な経験と怖い思いをしたの弟の竜之介」だと逃避行動として別人格を作ってしまったとか?

ひづるは未来視の能力者?

気になるのが竜之介の「ほんまにあの人がみんなを救うのお姉ちゃん」の台詞、そして「もっと早くに私があのメッセージを信じていれば」というひづるの言葉。

まるでこれらの悪夢の抜け出す糸口を慎平が掴んでいると知っているかのようです。

さらに影の親玉との交戦時、銃弾を浴びるビジョンを観測する描写が挟まれたり、

サマータイムレンダ 5話 ひづる

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

今回の救出の際、“網代慎平を助けに来た”と語るのも妙だしひっかかります。

何故かはわかりませんが、影の病から日都ヶ島を救い出すキーマンが慎平であり、助けると未来が変わると知っているわけです。

つまり、ひづるは予知能力、もしくは断片的ではあるが未来視の力があり、その力で慎平の存在を知ってタヒなせないように行動していたのでは。

彼女のもうひとつの人格・竜之介といい影らとの戦いで心強い存在となるのは確実ですね。

ハイネという少女

影らから「オカアサン」と呼ばれ信奉されている存在。

おそらくラスボスなのに驚くことにあっさり登場してしまったわけですが、前回の予想は外れてちゃんとした(?)人外って印象でしたね。

サマータイムレンダ 5話 ハイネ

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

▲ お若いお母さん……!!

潮や澪の実母とまったくの無関係とは言い切れないものの、今回のファンタジー色全開に振ってきた流れからすると敢えて肉親が黒幕でした~的な種明かしはなさそうかな。

単純に影を従えて君臨している人ならざる存在のようです。

ただ、今回の大量ギャクサツの展開といい影の人格が負の感情に支配されがち傾向なことといい日都ヶ島そのものに底知れない恨みや憎しみを抱き、復讐なり報復の意志があり島をのみ込もうとしているのかもしれません。

疑わしい島の人間たち

神社の宮司であり祭祀を取り仕切るのに、これまでイマイチ見せ場がない雁切真砂人や、島唯一の病院の院長である窓の父・菱形。

そして「こんなことのために手ぇ汚して来たわけちゃう」の呟きは汚れ仕事を請け負ってきたとしか思えない朱鷺子など、怪しい人物がわんさかいます……!!

誰が影なのか、影でないにしても慎平らの味方とは限らず他者を疑うしかない状況なので、信頼できる協力者を得て確実に外堀から地道に埋める作戦が功を奏しそうな気がしますね。

先述した3人は怪しさ満点なので監視しつつ、心強い味方であるひづる(竜之介)と連携して不穏な状況を打破してもらいたいです。

菱形院長が標準語なのが気になる

これは個人的にすごく「んん?」となったのですが、窓や朱鷺子の父・菱形青銅の喋り方、イントネーションが標準語のそれで違和感でした。

サマータイムレンダ 5話 菱形青銅

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

和歌山弁をこれだけ推す作風なのに敢えて標準語って何か理由がありそうですよね。

生まれは別で移住して来たから染まっていないとも考えらますが、子ども達はしっかり和歌山弁だし親もつられてそれなりに訛ると思うのですがそれすら感じられない。

影の親玉まで和歌山弁喋ってる状況なのに(これはちょっと笑った)浮きまくってて標準語でなければならない何かがありそうと疑わずにいられません。

あ、ちなみに親玉ですがEDクレジットでモザイクがかかるという斬新な仕様に!

サマータイムレンダ 5話 ED

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

キャスト欄モザイクって初めて見たのですが、真相と黒幕バレ防止のためでしょうか。ということは、主要キャラの中に敵陣営の中枢に連なる人間がいるってこと?

菱形父は車いすに座った影らしき何かに「島が影にのまれている」と語り掛けるなど怪しさ満点の描写もあったので何かしら秘密を握っている人物なのは確かでしょう。

朱鷺子も父親に従って悪事の手伝いをしてきたとかかなー。

猟師・根津は味方になるのでは?

あともう1人、1話で影の病について教えてくれた猟師の根津さんは慎平たちも知らない影の秘密を知ってそうなので共闘する流れだといいなと思っています。

ジジィが活躍する作品は名作なので根津さんが若人をサポートしてくれたらな~と!

今回の影が島をのみ込むタイミングでも猟銃を構えていたし、実は影と戦ってたのではと思うのですがどうなんでしょう。

サマータイムレンダ 5話 根津

©田中靖規/集英社・サマータイムレンダ製作委員会

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サマータイムレンダ5話感想

影の仕組みが思いのほかシンプルで拍子抜けでした。もっと引っ張るのかと思いきやあっさり明かすスタイルか。

人間を栄養に巨大化する影とかストレートでそのまんまなんだけど、シンプルな最終最強形態でBBAにもわかりやすくて助かります。巨神兵みたいなシルエットですねー。

字幕で見たから気付いたけど、食事じゃなくて食餌なんか……!!

話の文脈的にはどっちでもって感じなんだけど文字に起こすと背筋が凍る怖さがある。影やオカアサンにとって人間はエサでしかないわけで、彼らが人ならざる存在だと認識させられます。

まだまだこれから濃密な展開が待っているんだろうけど、毎回の情報量が本当に多くて整理しながら追いかけるのが大変になって来ました。

スタート地点が徐々に遅くなっている点、目覚める前に起きたことは確定した事実になるなど、能力にも制限があり万能ではないことを悟った慎平。

この縛りに気付いたことが苦悩の原因や追い詰める要素になりかねない不安も孕んで来ました。

敵がガッツリ人外ファンタジー要素を含んでいるため、この先の展開もわりと何でもアリが示唆され始め色んな意味でハラハラしております……!!

慎平が気の毒すぎるので早く信頼できる強い仲間を作ってあげて……

それでは次回もお会いできますように!

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