え、これなんのリゼロ派生作品?ww
cv小林裕介で「ゼロから」を連呼されると原始人生活がスタートするのかと妙な違和感を抱かずにはいられない、Dr.STONE担当の模造紙です。
さて、とうとう始まりましたね!Dr.STONE!!
ネットの前評判やSNSの反応などからも今季作品中かなり注目度の高さがうかがえた本作品。
まさしくその期待を裏切らないテンポ良く掴みの良い初回だったのではないでしょうか…!!
個人的には自然背景の息を飲む鮮やかさと作画の良さが印象的でした。
私は原作は未読なのですが、程よいコメディ具合とリズミカルなセリフの応酬などジャンプらしさも垣間見えて原作勢にも受けが良さそうだなと感じました。
1話目の今回は本作品最大の謎であろう石化現象について、アニメ初回時点で気になった疑問点を中心に考察していきたいと思います。
(※原作未読視点での記事執筆となりますので、ネタバレの心配はございません。)
スポンサーリンク世界は突如ストーンワールドへ
突然、謎の石化光線(?)に見舞われ全人類の肉体が「石」へと変化した世界。

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
放送開始数分にして人類が次々に石に変わるアニメとか、なかなかショッキングな展開ですよね…!!
初回はやたらと千空の超絶頭脳と科学オタク具合が強烈でしたが、きっとこの1話に物語の根幹に関わる重大な伏線と謎解明のヒントが散りばめられているに違いありません。
というわけで、石化解明の手がかりになりそうなポイントについて列挙してみます。
1話時点で浮かんだ疑問点
石化したのは人間のみという点
緑色の光に包まれ姿を石に変えたのは、人間に限定されているようでした。
建物や道路などの人工物は本来の姿を保ったまま、そして人間以外の生物が石化することはありませんでした。

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
▲犬はそのまま。身に付けている衣類や自動車などもは石に変化していません。
つまり生物としての人間がピンポイントに石化したのだと考えられます。
この石化光線が自然発生的なものなのか、それとも何者かの確実な意図があって為された――要するに地球上の人類が狙い撃ちされたものなのか――は現時点では判断に厳しいところです。
人間より前に石化したツバメ
また人類が石になる少し前に、まるで本物のようなツバメの石像が目撃されています。

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
その時は精巧な作り物でまさか生きていたツバメが石になったとは認識されていませんでしたが、1話の最後で千空と大樹が完成させたナイタール液によってツバメの石化が解ける姿が確認されました。
つまり、人類を襲った件の石化光線の前にも同様のことがあり、ツバメはそれを受けて石化してしまったと解釈できます。
さらに言うと人類石化への準備段階として――ツバメを実験材料に使ったのではないでしょうか。
それこそ、千空が言っていた“仮説と実験”を重ねていた形跡がツバメに見られるわけです。
とすると、やはり石化現象は自然発生的なものではなく何物かの確実な意志が背景にある現象とみて間違いなさそうです。
肉体全てが石になるわけではない?
これに関してはあまり根拠はないのですが、見た感じ肉体の表面だけが石にコーティングされてしまったように見えるんですよね。
肉体の内側まで石に変わってしまったわけではないため、千空や大樹は元に戻れたとも考えられます。
大樹の石化が解けるシーンも表面の石が剥がれ落ちて、内側から脱皮してきたみたいに見えます。
肉体の時間が静止しても意識がある
前述した「石化は肉体の表面のみ」にも通じる部分があるのですが、石になっても千空や大樹が意識を保ち思考を巡らせることが可能だったのは、あくまでも石化は身体の外側だけで中身は無事だったからなのでは。
そもそも思考するためには心臓が動き脳に血液を送る必要がありますから、やはり内部器官は人間の本来のそれが省エネモードで運転されていたのではないでしょうか。
スポンサーリンク地球にいなかった人間はどうなったのか?
個人的にかなり気になっているポイントがこれです。
石化光線の際に地球が映し出されていたのは、地球上の全人類が石化した事実を印象づけるためでしょう。
なら、このタイミングで地球にいなかった人間はどうなったのか?
本作品の人類石化以前の世界が我々の現代文明と似たものなら、もちろん宇宙に赴いている人間がいてもいいわけで。
たまたま宇宙空間に出ていた宇宙飛行士とかどうしているんだろうか…と。
千空はアダムとイブになって文明を駆け上る的なことを言っていましたが、石化せずに命を繋いできた人間が実はいて…なんてまったく別の方向からのアプローチも飛び出すかもと期待しています。
スポンサーリンク半年の差で目覚めた千空と大樹
あとは、3700年の眠りから半年違いで目覚めた千空と大樹の疑問についてです。
作中内でも千空が明言していたように、偶然には必ず合理的な理由がある――つまり半年違いの目覚めが偶々とは到底考えられず必然的な理由で同時期に石化が解けたということになります。
ただ、彼らのように卓越した生への執着や決して諦めない強い意志を持つ人間のみが自ら石化を解くに至ったようで(石なだけに)、

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
石化してから3700年後の同じタイミングで目覚めが可能なのは本当にごく限られた一部の人間に限定されるのでしょう。
石化光線が人工的に仕組まれたものとすると、石化の効力が次第に薄れる時限式に設定されていてそれが彼らが目覚めたタイミングということでしょうか。
おそらく、霊長類最強の高校生の彼とかは自力で石化を解きそうですし▼

©米スタジオ・Boichi/集英社・Dr.STONE製作委員会
次回は見事完成したナイタール液で大樹の想い人の杠が復活する流れになりそうですね…!!
スポンサーリンクDr.STONE1話感想
事前記事では、主人公がクールで合理的過ぎて友達少なそうwとか書いたのですが
意外に高校生活を満喫して友達も一定数いそうで安心しました(笑)
放送前にPVだけ見た感じだと大樹のほうが圧倒的に千空を構って追いかけてる感じなのかなと思っていて、ところが実は千空のほうも大樹を信頼して尊重している面が見えて、きちんとジャンプっぽい固い友情を築いているのが感じられてニマニマしちゃいました。
科学云々の話はちんぷんかんぷんですが、ぶどうを全力で踏んでワインを作ったり蒸留する流れなんかは子供と一緒に勉強しつつ興味深く楽しめました(笑)
最終的には石化の謎を解いて文明を築き上げることになるのでしょうが、それこそ千空の言う「文明を一気に駆け上がる」ためにゼロから試行錯誤する過程と途中段階は予想がつき難いため今後の展開が非常に楽しみです。
それでは次回もお会いできますように!
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コメント
こんにちは ひろです。 Dr.STONE 始まりました。
予備知識 まったくなしで、見ましたが 科学(化学?)知識を活用したサバイバルのお話ですね。石化して何千年も生き延びることができるなら、石化できる技術を取得できるとすばららしいと思います。食料を石化しておいて必要な時に戻すことができれば、長期に食料を保存できるようになります。
今後の展開に期待してます。 それではまた来週よろしくお願いします。
>たまたま宇宙空間に出ていた宇宙飛行士とかどうしているんだろうか…と。
>千空はアダムとイブになって文明を駆け上る的なことを言っていましたが、石化せずに命を繋いできた人間が実はいて…なんてまったく別の方向からのアプローチも飛び出すかもと期待しています。
すごいですね、この時点で、その予想を立てていらっしゃるとは
今はジャンプで、その石化光線から運良く逃れられた宇宙飛行士たちが主役のスピンオフも連載してますよ