『さらざんまい』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。
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こんにちは!模造紙です。
このたび、“つながりたいけどつながれない”――つながりが簡単に切れる世界でもがく少年たちに焦点を当てたオリジナルアニメ『さらざんまい』を担当させていただくことになりました。
こちらの記事では、『さらざんまい』の各話について考察・解説した記事をまとめていきます。
以降は公式HPや公式Twitter情報をもとに、放送開始前の現時点で特に見どころになると感じた箇所についてまとめていきます。
スポンサーリンク目次
さらざんまいのあらすじ
初めにあらすじをご紹介。
舞台は浅草。
中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人はある日、謎のカッパ型生命体“ケッピ”に出会い、無理やり尻子玉を奪われカッパに変身させられてしまう。
『元の姿に戻りたければ“ある方法”でつながり、ゾンビの尻子玉を持ってこい』。ケッピにそう告げられる3人。少年たちはつながりあい、ゾンビの尻子玉を奪うことができるのか?!
同じ頃、新星玲央と阿久津真武が勤務する交番でも何かが起ころうとしていたー。
出典:さらざんまい公式HP
あらすじだけ読むと、「あー妖怪○ォッチとかケ○ロとかの系統?」と感じてしまうのですが、どうやらそう単純な物語ではない様子。
お子さまが見る深夜枠じゃないアニメなんでしょなんて方が居たら、是非PVを見ていただきたいです!
なぜって?
PVを見ても話の筋が全然わからず、さらにいうと余計に頭がこんがらがったからです 笑
カテゴライズが厳しい作品なのかも?
公式HPや各アニメ情報サイトなどで本作品のキャラ絵や映像を見るとシリアスよりも断然ポップでコメディ要素が多い印象を受けるのではないでしょうか。
▼はい。とにかくPVを見てください
いかがです?理解したいけど理解できない微妙な気分になりませんか? 笑
この『さらざんまい』は、「少女革命ウテナ」や「輪るピングドラム」の監督である幾原邦彦氏が手掛けることでも話題で、放送前の現況ではイマイチ作品のテイストが掴めないというのが正直なところです。
まぁ、妖怪っぽくもあり軍曹っぽい位置づけも否定はできないものの、個人的にはプリキュアのカッパ版(なんだそれ)になるのではと推測しています。
いや、だって宮野&細谷ボイスの警官バディが敵役(悪の組織?)っぽいしCV諏訪部さんのカッパはプリキュアで言うところのサポート妖精にしか見えなくない?(大真面目)
スポンサーリンク監督の過去作から考えてみる
ぶっちゃけイクニ監督の作品って、ウテナとピングドラムの2作品しかまともに見てないんで語るのもおこがましいのですが、どちらの作品も人と人との繋がり――友情や家族愛、男女の恋愛模様――に非常に重きを置いています。
つながりへの固執や異常なまでの執着、縁を切りたくないゆえの清々しい執念までも感じられたのですが、さらざんまいに関してはそれらのテーマとは真逆を行く展開が予想されます。
スマホの普及やSNSの簡便化によりいとも簡単に誰かとつながりを持てるけれど、同時につながりを絶つのも容易であっさりとしていて、余程の努力がなければ様々な関係が簡単に移ろいやすい奇妙な現代。
生まれた時から、ネット社会がすぐそこにある環境が当たり前の彼らが、本当の意味での人とつながることは何かを学んでいく物語なのかなと思っています。
つまり、ギャグの皮を被ったシリアスアニメなのは間違いない。
意味わかんないけどすっごい面白い作品なんだろうなというのがPVからもひしひしと伝わってきますね…!!!(褒め言葉)
スポンサーリンク毎話の構成自体は意外とシンプル?
話の本筋は実は小難しいのかもしれませんが、毎話の構成自体はなかなかシンプルな印象を受けます。
プリキュアのカッパ版かな?と前述しましたが、ようするに尻子玉を抜かれて純粋な人間でない状態になった少年3人がカッパに変身し悪のカッパゾンビと戦って尻子玉を回収する…という話の流れなのでしょう。
妖精に助けを乞われて(または脅されて)変身して悪の組織と戦う、からのアイテムをゲットしてノルマ達成するとご褒美が貰えるってシステム、過去にプリキュアや魔女っ子アニメで私見たことある…いっぱい見たことある…!!
その過程で仲間との友情と絆を深め、人間関係のみならず自身を取り巻く想いや環境とのつながりを再構築する深い人間ドラマになるのではないでしょうか。
主役3人の苗字にも注目
個人的にとても興味深かったのが少年3人の苗字なんですが、実はこれ「三匹が斬る!」という時代劇の登場人物から拝借したものだそう。
実は私、この時代劇が凄く好きで、まさかこんな形でアニメに起用されるとは夢にも思わず驚いています。(コメディでメタっぽい要素もあって面白いです!)
どちらの作品もメインを務めるのが3人組というのは同じですが、ただそれだけでの理由で名前をチョイスしたわけじゃないだろうと。
性格や立場、考え方や思想が異なる3人は、もちろん常に行動を共にしているわけではないんです。
しかしながら、違うアプローチや異なるプロセスを経て最終的には同じ着地点に行き着く…そんな姿勢や行動をさらざんまいの少年たちにも投影して、同じ名前を付けたのではないのか思います。
衝突したり憎まれ口を言い合っても、根っこの部分の正義感や思想は同じ。だけど一件が解決したらまたバラバラで旅に出る…凸凹でありながら実は絆が強い、当人同士にしかわからないつながりを結び成長する姿を少年たちにの未来に見据えているのかもしれませんね。
声優陣が満遍なく豪華すぎる件
主役ポジションの少年3人組を始め、その他の主要キャラすべてに置いてCVが豪華すぎて耳が幸せというのも特筆すべき点でしょう。
まぁ少々、腐向きなキャラデザインも相まって一部には敬遠される要素なのかなと思うのですが…。
毎話登場の悪役にはなんと…
警官バディが幹部クラスの敵役だとすると、どうやらそれとは別に実働部隊として悪事を働くゾンビが毎話登場するようです。
こちらのCVも非常に豪華でして、なんと俳優の加藤諒さんが担当されるとのこと!
https://twitter.com/kato_641/status/1112316805085716480
しかも様々なゾンビの声を1人で演じたというから驚きです…。
個人的に加藤さんといえば、実写のパタリロ役やEテレの幼児番組で馴染みがとても深いのですが、声限定の演技は今回初めて聴くので非常に楽しみでなりません。
息遣いやニュアンスが素晴らしいとイクニ監督も太鼓判を押していますので、是非ゾンビ役の声もチェックすることをおススメします!
スポンサーリンクさらざんまい放送前感想
さらざんまいのタイトルを見た時、す○ざんまいが頭を過ったのは私だけじゃないはず 笑
と思ったら案の定、4月1日に公式がはっちゃけてくれていました。
【お寿司アニメ爆誕!】舞台は築地。中学2年生の矢逆一稀、久慈悠、陣内燕太の3人は、謎のヒト型生命体“社長”に、無理やり尻子玉を奪われ寿司職人に変身させられてしまう…。
手放すな、マグロは君の命だー。
これが本当のさらざんまい!https://t.co/k7tFM41VLU #さらざんまい #すしざんまい— さらざんまい (@sarazanmai) March 31, 2019
▲これ大人の事情的に大丈夫なやつなんでしょうか…
さて放送前の感想ですが、きっと面白いに違いない!どう面白くなるのかはちょっとわからんけど!というのが率直なところです(適当)
イベントレポートの記事を読んだ限りだと、PVや1話アバンの時点でも今後の伏線や情報量が半端なく詰め込まれているらしいので、何気ないカットや一瞬の描写にも意味を持たせているのでしょうね…ワクワク。
ともあれ斬新な設定や奇抜で目を引くデザイン、華やかで美しい映像の魅力も十分に見どころですので、小難しく考えずに純粋にアニメに没頭できたらと思います。
謎の中毒性でハマる人はハマるに違いないので気になった方は是非視聴して、一緒に先の展開をアレコレ考えていきましょう!
それでは初回記事でお会いできますように!
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