おうふ!がっつりくめゆ回で驚き!結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期担当の模造紙です。
もっとダイジェストでサクッと裏事情を描くのかと思いきや、じっくり“楠芽吹は勇者である”を辿ってくれそうで嬉しいです。
1話のギャグ全振り回とは打って変わり、不穏な雰囲気を醸し出しつつのシリアス展開で「ゆゆゆって来た…(鬱)」とならざるを得ない2話。エヴァっぽさも増しフフッとなっちゃいました。庵野風テロップとか何あれ(笑)
というわけで、3期2話で気になった点や、今後の予想など語っていきたいと思います。
アニメ勢への大きなネタバレを控えての記事となりますので、ご了承ください。
目次
勇者に選ばれなかった少女たち
神世紀298年、勇者部がバーテックスを退けた時点(1期終了後)から舞台は2年前へと遡り、芽吹をはじめ勇者候補生たちによる先代の端末を受け継ぐ競争が描かれました。
これって、他でもない、わすゆ時代で命を落とした銀の端末です。
双剣だけじゃなく「棒でも弓でも負けない」ってことは…
銀が使用していた端末を引き継ぐため、用いる武器も双剣が前提ってことですが、気になったのが「棒でも弓でも負けない」という夏凛の台詞。
これって、大赦がわすゆの3人のうち、誰が命を落としたとしても穴埋めができるように夏凛を鍛えてたってことですよね。
つまり、いずれのパターンでもバックアップが務まるように備えていたということ。おそらく、このくだりはノベル版でなかったと記憶しています。
ようは本命ありきの選抜で、実質ほぼ夏凛に端末を受け継がせることは決まりかけていた。
しかしながら他の素質ある候補生(特に夏凛とトップ争いをしていた芽吹)も神樹様の意志と神託があれば、ギリワンチャンあるかも…的な競争だったんでしょうね。出来レース感が否めない…
夏凛が友奈たちに冷たかった理由
1期で勇者部と夏凛が合流した時点で、友奈たちを快く思ってなかった理由も補完されていたのが、個人的に2話で一番の収穫でした。
にぼっしー、こんな柔和な性格だったか?と思って見てたら、展開が進みちゃんと1期のにぼっしーになってた!
元来の性格が甘くてチョロかったけど、選ばれなかった候補生を思うが故にツンツンしてた経緯がわかりやすく表現されていました。
他の脱落した候補生の努力や想いを背負い、芽吹ともあんな悶着あったらナイーブになるし、▼
よりストイックにならざるをえないっていう。
完成型勇者って名乗って自ら鼓舞しないとってなりますよね…。
ゆゆゆはストーリー展開もだけどキャラの魅力の掘り下げが良くできているなと思います。
防人が描かれることでわかる選ばれた勇者部のすごさ
文章だと文字としての抽象的なイメージに留まってしまいますが、実際に勇者になれなかった大勢の少女(32人!)をアニメで見ると、いかに勇者部の面々が優れていたのかがわかります。
そもそも勇者適正があると神託が降るだけでも凄いのに、そんな猛者の中から選抜されたってことはエリート中のエリートと言えるでしょう。
勇者部で一番弱そうな樹ですら、初戦で物怖じしつつも成果は出していたし、防人メンバーでヘタレていた少女たちと比べても気概というかここぞという時に心を持ちなおせるか否かの差は顕著でした。
勇者部は勇者適正ピカイチの友奈がいて、それに引っ張られての補正も働いているのでしょうか、やっぱり、ゆゆゆ組は元々の素養もだし初期値も伸びしろも他より群を抜いてたんですね。
だって、防人が苦戦してた星屑って友奈なら一撃だし、そのっちなら満開せず一振りで終わっちゃうレベルなので、装備の性能もあるだろうけど持って生まれた才能と資質が規格外だと再認識しました。
諸々原作準拠じゃない件
ストーリーの着地点としては、最終的にノベル版の結末に落ち着くんでしょうが、所々原作と違うなって点がありました。
ネタバレを考慮し詳しくは省きますが、アニメで初めて見るような装備もあってワクワク!
満開ゲージが搭載?!
特に、ぜひ見て下さいと言わんばかりの満開ゲージ的な何かが、今後の不穏な展開を予見させすぎてすでに泣きそう。手元にノベル版がないため確認できずですが、原作では多分なかった…ハズ。
芽吹が星屑を切った後に満開ゲージの効果音が鳴りチャージされているので、敵を倒すと一定時間能力アップが見込めるタイプだと推測します。
今回は、満開ゲージを使って空を飛ぶ?滑空能力?を使っていたので、今後は他の能力向上のパターンもありそうです。
結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)3期2話感想
物語全体に言えることですが、原作読んで??となった部分が上手く補完されていました。私の読解力がないだけって話なんですが(笑)
またOPに差し込まれるカットがちょいちょい変わってましたね!
2期も物語の進行度で変化があったし今回もそうなのかも。ストーリー展開と並行してOPが変わる系の作品好きなので良き。
大満開の章、過去とメインの裏側をじっくり描くという点では非常に面白い構成ですが、アニメ勢からすると新キャラ続々に出るわ時系列が行ったり来たりするため、前提知識がないと追いつくのが大変かなという印象です。
私もノベル読了済みとは言え、結構前の話で記憶があやふやな部分もあるので、この機会に読み返そうかなと思っています。
くめゆガチ勢じゃないけど、雑草が地道に我武者羅にのたうち回って努力してるストーリーは酷く刺さりますよね…!!
量産型勇者とか言われると応援せずにはいられない…
それでは次回もお会いできますように!
▼ゆゆゆ2期&3期の記事はこちらにまとめてあります
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