点火せよ、歯車よ回れ、舵を切れ。
はじめましての人もそうでない人もズドラーストヴィチェ! ロシアスキーでございます!
今期担当作品『デカダンス』の記事、早速開始させていただきます!
……と、『早速』っていいつつすでに3話が放送されてるんですけれどもね~w
まぁとにかく、ここまでの3話の間に結構気になるポイントが多かったので!
バシバシ語っていきたいと思いますよ~!
デカダンス 第1話~第3話 あらすじ
幼き頃、父をガドルによって奪われた少女ナツメはガドルとの戦闘組織『かの力』に入隊することを目指していた。
だが幼い頃の負傷が原因で入隊することが叶わなかったナツメは、装甲修理人であるカブラギの元へと配属されることになる。
無愛想なカブラギとのコミュニケーションに苦心するナツメだが、ある日カブラギに夢を語る。
だがカブラギはそんなナツメの夢に対し、冷めた言葉を投げかける。
夢をあきらめないナツメであったが、デカダンスにガドルが襲撃をしかけてくる。
ガドルとギアの戦闘に巻き込まれてしまうナツメ。その時、カブラギがナツメを助け、凄まじい戦闘力を見せる。
実はカブラギは元ギアの戦士であり、この世界の秘密を知る存在でもあったのだ。
人類が知っているこの世界の常識は偽りであり。
本当は、人類は自らの手で地球の大気を汚染してしまい、滅びかけたのであった。
その時点で大企業はサイボーグ生産に着手。
その中でも一際力を持つソリッドクエイク社はユーラシア大陸に娯楽施設『デカダンス』を作ったのである。
カブラギもまた、その正体はサイボーグであり、とある事件以降ガドルとの戦いから身を退いた存在であった。
そんなカブラギに戦い方を教えてもらうナツメ。持ち前の根性で成長し、戦士へと近づいていく。
ナツメとの生活の中、カブラギの心境にも変化が生まれていく。
そんなある日、デカダンスが再びガドルに襲撃される。
たまたま外に出ていたナツメ、カブラギ、そしてパイプはその戦闘に巻き込まれてしまうことになり……。
といった感じで……。
ちょっと駆け足ですが、1話から3話までのあらすじをざざっと語らせていただきました。
ではでは、要点について語ってまいりましょう!
1話から3話までで判明したことについて
まず語りたいのはこちら。
『1話から3話までの間に、情報が確定したことについてのまとめ』ですね。
コレに関しては項目が多いので、ちょこちょこ分けて語っていきたいと思います。
1:『デカダンス』は娯楽施設
まずはこちらですね。
『デカダンスは実は娯楽施設で、そもそも人類最後の希望ではなかった』という事実!
いや~……ホント衝撃的でしたが。まさか世界観の中枢を担う設定そのものがフェイクだったとは。
このデカダンスはソリッドクエイク社がユーラシア大陸に作り上げた娯楽施設であり。
そもそも何ならガドルすらソリッドクエイク社が作ったエネミーだというのです。
放送開始前の情報として語られていたのは、あくまでも『人間が知っている・信じている情報』でしかないってことですよね~。
この辺り、もう少し謎がある気がするのですが……。
とりあえず、現状分かったこととしては『デカダンスは人類最後の希望』っていうのは。
あくまでも人類側の持っている印象でしかない、ってことですね~。
2:人類を追い詰めたのはガドルではない
続いてはこちら。
『人類はガドルではなく、自らの手で追い詰められた』ということですね。
まぁコレに関しては、デカダンスが娯楽施設であるということで。
ガドルはいわゆるエネミーキャラクター。そもそも、いわゆるシステムの一部でしかない、ということで。
そんな存在が人類を追い詰められるわけがない、っていうところでしょうか。
そもそも人類は2400年代に、地球を大気汚染で生物の住めない星にしてしまい。
それゆえに、自ら窮地に追い詰められた、と。
……まぁ、自業自得といえばそんな気もしますけれどもねぇ。
ただ、それは当時の人間に関わる話であって。
その後、生き延びていた人間にしてみれば、そんなことは当然知る由もないのかもしれませんし。
そもそもの責任なんてものだって、ある意味では無い、とも言えます。
ですがまぁ、それとは別にその事実だけは、我々視聴者側としてはしっかり把握しておく必要があるでしょうね。
3:カブラギは人間ではない
続いてはこちら。
『カブラギはそもそも人間ではなく、サイボーグであった』ということ。
まぁこれはかなりの衝撃でしたねぇ……。
この事実により、『カブラギは単なるバディ役ではなく、第二主人公である』ということが明らかになったわけですね。
またキャラクター紹介などの『夢をあきらめた男』っていう言葉が、上手くミスリードを誘いつつ。
決してウソは言っていない、ってのが憎いですねぇ。
まぁコレに関しては、カブラギだけではなく。
ギアの面々、そして、デカダンスの重要なポジションについている人間はほぼほぼサイボーグ、って感じかと思われるわけですが。
気になる部分としては、どれだけの人数のサイボーグがいるのか。
そして今のカブラギと同じように、ソリッドクエイク社の思惑に反感を抱いているサイボーグはいるのかどうか。
この二点がちょっと気になるポイントですねぇ。
そのあたりによっては、今後の展開が大きく変わってきそうですもんねぇ。
たとえばカブラギがサイボーグの仲間たちと敵対する、なんてこともあるかもしれませんから。
その時は、激しい空中戦が楽しめそうですね!
と、今のところ判明したことで気になるポイントはこんなところですかね。
この3話まででもかなり重要な情報が開示されているので、その辺りはチェック入れておきたいですねー。
今後の展開予想
さて、次に語りますはこちら。
『この1話から3話までを受けて、この先どんな展開があるのか』という部分について語りたいと思います。
まずそもそも、私が事前記事で予想していた。
『カブラギとナツメにより人類はガドルに対抗する手段を手にする』だの。
『人類はガドルと対話できるようになる』だの。
これらは全くの的外れってことになったわけですね(さすが予想外しのロシアスキー!w)
そもそもガドルもサイボーグたちによって作られた『デカダンス』の備品(あるいはNPCあるいは資材)ということなので。
人類とガドルが物語のメイン登場人物・陣営ってことにはならないんですよね。
どちらかといえばやはり対立図式は『人類とサイボーグ』となっていくのが自然なわけなのですが。
ただサイボーグは相当な数いるでしょうが、人類はそうとう数が少ないわけですから……。
普通に闘り合うことになった場合、人類側は負け確定してるんですよねぇ。
そもそもサイボーグたちってデカダンスに『本体』はいないわけなので。
どれだけ素体たるギアがやられようと痛くも痒くもないでしょうしね……。
やはりそう考えると、キーパーソンになるのは他でもないカブラギだと思うんですよね。
おそらく今のカブラギはすでに人類……っていうかナツメにだいぶ肩入れしちゃってるんですよね。
そもそもカブラギには、マイキーを救えなかった負い目もありますし。
恐らくはナツメに、マイキーの影を見てしまっているのではないか、と思うんですよね。
後はもう単純にサイボーグ、っていうかフギンあたりのやり口が気に食わないってのはあると思うんですよ。
カブラギは回収人としての仕事は、そこまで熱心にやってなかったようですし。
これはもうカブラギはサイボーグ社会に反旗を翻すのは間違いないと見ていいでしょう。
そしてもう一人のキーとなるのがナツメ。
ナツメがカブラギの真実、そして世界の真実を知った後にどんな反応を見せるのか。
それ次第で物語の動き方は大きく変わってくるでしょうが……。
展開の予想、ということに絞って考えれば、ナツメとカブラギが軸となり。
人類がサイボーグの支配から脱却する、っていう展開になるかと思うんですけどね~。
問題はその結末に向けて、どんなトラブルが起きるか、ってことなんですよ。
まぁ多分サイボーグ同士で闘うことになったらカブラギあたりは苦悩する、とかもありそうですし。
後はカブラギがタンカーの面々に疎まれる、とか……?
なんにせよ、最後の局面に至るまでに『人間とサイボーグの衝突』というのは描かれてくるのではないでしょうか……!
1話から3話までで残った謎
次に語りますはこちら。
『1話から3話までのいわば導入を終え、残っている謎について』語ってまいりたいと思います。
これについては、私の予想なんかもちょっと多めですので。
今後の展開として、当たらない可能性もあるっていうことはご了承くださいませ。
1:なぜ娯楽施設?
まず語りたいのはこちら。
『なぜデカダンスは娯楽施設なのか?』という部分について。
というのも、サイボーグに娯楽施設って必要なの? っていうのが私の率直な気持ちなんですよね。
とはいっても、公式HPの用語解説によると……。
このデカダンスの世界のサイボーグは、『ほぼ全身機械化』しているそうで。
いわゆる一般的な『体の一部が機械化』っていうのとは、モノがだいぶ変わっているらしいです。
そもアンドロイドではなく、サイボーグである、っていうことを考えますと。
サイボーグたちにはしっかりとした意思があり、『人生』がある、ってことですよねぇ。
そうなれば当然まぁ『気晴らし』ってのも必要になってくるとは思うんですけど。
……それにしたって、ガドルハントの結果次第でオキソンがもらえるだの。
そもそも、デカダンスの燃料もオキソン、っていうこの仕組み。
娯楽施設として運営するにしても、ちょっとなんか、色々と重い気がするんですよねぇ。
だって、たとえばランカーとかだったりしても。
成績がよくなければ、オキソンを入手できなくってぶっ倒れちゃったりするんじゃないですかねぇ。
ってな感じで考えると、デカダンスには何か秘密があって、フギンとかはその辺を隠してるんじゃあないかなぁ、と。
私としてはそう思うんですよね。
なので、今のところは『デカダンスは単なる娯楽施設ではなく、ヤバい秘密がありそう』ってことで予想しておきましょう。
2:『バグ』について
続いて語りますのはこちら。
『そもそものバグについて』ということで。
フギンがやたらにバグバグバグバグ言っていましたが。
そもそもじゃあバグの定義ってなんなのよ? ってことなのですが。
ここでヒントになるのは、バグの代表格はナツメとパイプ、ということ。
パイプはガドルなのに、攻撃性、というか……。
カブラギとの初遭遇の時に、攻撃反応を出していなかったんですよね。
そしてナツメは、過去の出来事のせいで『タヒんでいることになっている』という状況。
確かに、人間とガドルもデカダンスの設備、と考えるのなら……。
ナツメとパイプは、いわゆる『バグってる』状態の存在とも言えます。
まぁこうして考えると、ガドルなのに攻撃反応を見せないパイプは……。
デカダンスの運営上、いても意味のないキャラと言えるかもしれません。
そこから連鎖的に考えるとすれば、まぁやはりバグってのは『デカダンスの運営のジャマになる存在』っていうことで。
だからこそ、フギンは回収人たちにチップ回収を命じてるんでしょうけれどもね~。
……と、なると。今後ナツメが活躍して目立っていくと。
それがフギンの目に留まることになる気がするんですよねぇ。
フギンがどういった理由で修正対象を選んでいるのか。今後はその辺りに注目しつつ……。
ナツメの存在がいつサイボーグサイドに気づかれるか。
この辺りも注目ですねぇ……。
3:『チップ』について
続いてはこちら。
『回収人が回収しているチップ』について、ですが。
……そもそも、なんで人間にチップが入っているのか、っていうところも疑問なのですが。
チップを回収された人間ってどうなるのか、って言うところについても不明なんですよね。
このあたりはもう本当に情報不足って感じではあるのですが。
おそらくですが……まずチップは、タンカーで生まれた人間にはすぐに埋め込まれるのではないか、というのが私の予想でございます。
なにせ、デカダンスの中にサイボーグ陣営の存在もいるのですから。
たとえば、医者としてデカダンスに居れば、いくらでも仕込むことはできるでしょう。
ただ、気になるのはそのチップを回収する理由について。
恐らくは、デカダンスの運営のジャマになる人間のチップは回収してしまう、っていうことなんですけど。
……そう考えると、チップを回収された人間って……。
……生きてるの……?
だって、ただ人間の行動を監視するためにチップ付けてるとして。それを回収して。
それじゃあその後はその人間は放置、って訳ないと思うんですよ。
となると……最悪その人間は……。
まぁ、良くっても記憶喪失、くらいにはなるんじゃあないでしょうかねぇ。
この辺り、下手すると早い段階で情報が開示されるかもしれませんので。
チップと人間について、っていうのも。ちょっと情報としては目が離せませんね。
4:カブラギはリミッターオフをしているのかどうか。
つづいてはこちら。
『カブラギはリミッターオフをしているのかどうか』という部分について語りたいと思います。
マイキーがリミッターオフを教わったのはカブラギからだったわけですが……。
カブラギと当時一緒に行動していたターキーは『自分はリミッターオフのやりかたを知らない』と言っていました。
リミッターオフはちょっとした噂になる程度には有名なチート行為ではあるものの。
実際のところ、そのやりかた、となると実態を知っているサイボーグは少なかったようですね。
で、なぜかカブラギはそのやり方を知っていたわけなんですよねぇ……。
と、なってくると。やはり考えられるのは一つの可能性。
カブラギはすでにリミッターオフをしていたのではないか、ということなんですよね。
実際、カブラギはトップランカーだったわけですし。
他のメンバーが知ってないリミッタオフのやり方を知っていた、というのもある意味不自然です。
そうなってくるとやっぱりカブラギはリミッターオフをしていてもおかしくないと思うんですよねぇ。
ただまぁ、実際のところ、ってなるとソコの部分はまだ不明なのではありますが。
私としてはカブラギはリミッターオフをしていてもおかしくない、とは思っておりますね。
まぁ、実際そうだとしたら……。
カブラギがガドルなどから攻撃の直撃をもらうことがあれば、分かるかもしれませんねぇ……。
デカダンス 第1話~第3話 感想
さて、ここまで色々と語ってまいりましたが。
デカダンスの1話から3話までの感想といたしましては……。
……いやぁぁぁぁ、してやられたぁぁぁ……。
なんでしょうか。この事前情報がウソじゃないのに、見事に踊らされた感。
これはアレですわ。ゾンビランドサガ以来の衝撃……。
まぁその手法というか。衝撃だけで評価するわけではないですが。
まぁ面白い。惹かれますなぁ……。
キャラクターも魅力的ですし、バトルシーンもカッコイイですし……。
そしてすでに一筋縄ではいかないのが分かっているシナリオ。
これは、もしかするともしかしますよ……?
とはいえ、まだまだ3話時点ですのでねw
ここから評価が上がったり下がったり、ってのは十分ありえるかと思いますが。
ただ個人的にはメチャクチャ面白い、って感じですねー。
なんていうんでしょう。私好みの要素が非常に多いんですよね~。
スチパンとか、SFとか、そういうのって結構好きなので。
まぁ、当然次回も期待って感じですよね~。
ナツメちゃんの初陣はどうなるのか! これは目が離せませんよ!
以上、ロシアスキーでした! 次回もよろしくお願い致します!
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