約束を果たす為に。前に進む決意を。
はいどうも! ロシアスキーでございます!
今回、炎炎の消防隊は第10話目ですね。いやぁ、早い早い。
ぼちぼち前半戦が終わり、という感じですが……。
とんでもない爆弾を落としてくれたものですw
では、参りましょうか~。
スポンサーリンク目次
炎炎ノ消防隊 第10話 あらすじ
一癖も二癖もある、曲者揃いの大隊長たちの中、事件についての報告を行う森羅。
報告を終え、東京を支える発電施設、天照の見学をする森羅の前に、ジョーカーが突然姿を現す。
緊張する森羅に、ジョーカーが突拍子もない情報を提供する。
真実か、嘘か。迷い、悩み、苦悩する森羅。
そんな森羅を心配する第8の面々。
森羅は、胸中の悩みと向き合い、ある選択をする……。
ということで。本当に、本当にとんでもない展開が待っていました……。
いやぁ……驚いた……。
ではでは、要点について語って参りましょう。
スポンサーリンク新キャラクターについて、一挙考察
今回新キャラクターが一気に登場してきましたね。
まぁ、大隊長が一同に会するという状況なので当然なのですが……。
ここでは、一気に今回登場した新キャラについてまとめていきたいと思います。
第2特殊消防隊大隊長 グスタフ本田
まずはこの人。第2の大隊長。グスタフ本田さん。顔が濃い。
今回わかったのは、グスタフさんはまじめというか。あまり遊びの無い方みたいですね。
それもそのはず、第2は東京軍の直属の部隊でありますので。
必然的に、大隊長たるグスタフさんも軍人気質な方となるのでしょうね。
まだグスタフさんがどの様な人物なのか。これは不明ですが……。
もしも第8の敵になるとすれば、結構容赦無く攻撃をしかけてきそうですね。
さて、そんなグスタフさんの名前から考察するキャラクター性ですが。
本田……は、もしかして、いわゆる本田技研。かのバイクや車なんかを作っているHONDAからの命名なんでしょうかね。
グスタフ、に関してはスウェーデン語、ドイツ語での人名。スウェーデン語で『神の助け』を意味するらしいのですが。
どちらかというと、ドイツ軍の列車砲の名前。あるいは、無反動砲であるスウェーデンのカールグスタフからの命名でしょうね。
第2が東京軍の直属であることから考えれば、そういう印象、イメージがあるのでしょう。
おそらくは、正に軍人、というイメージを持ち。中身もその通りのキャラクターなのではないか、と思われます。
第3特殊消防隊大隊長 Dr.ジョヴァンニ
次は謎の人物、Dr.ジョヴァンニさん。
マスクのせいで素顔は見えず、当然年齢なども分かりません。
ただ、このジョヴァンニさん。どうやら火華と面識がある様子。
火華に言った『私と同じ灰島の人間だと思っていた』という言葉を加味するに。
ジョヴァンニさん個人。あるいは第3も、第5同様灰島との関係が深いのではないかと思われます。
あと気になったのはこのシーン。
一瞬で姿が掻き消えているのは、能力なのか。あるいは見えていた姿がホログラムか何かなのか……。
とにかく謎が多い人物ですが。どうやら第3の総意として、森羅を検体として確保、調査でもしたいご様子。
灰島の関係者だと考えれば、それも納得できますが……。一体調査して、どうしたいのやら……。
このジョヴァンニさんも、どうやら第8の味方、と考えるには厳しいみたいですね。
さて、そんな謎多きジョヴァンニさんですが。
Dr、ってことは、やはり研究者か、あるいは医師が本業の可能性もありますね。
ジョヴァンニ、という名前はイタリア語の人名で、キリスト教における聖人ヨハネに由来します。
そこから考えるに、聖陽教会の教えに忠実な研究者、という感じでしょうか……。
そう考えると、他の特殊消防隊を調査する第8に対して敵意を抱いていてもおかしくないかもしれませんね……。
第4特殊消防隊大隊長 アーグ蒼一郎
ある意味ではジョヴァンニさんよりも更に謎の男性。アーグ蒼一郎さん。
なんていうか、他の大隊長に比べると明らかに地味なのですが……。
って寝てるんかーい!
第4に関しても、第3同様詳しい情報は無いのですが……。
とにかくこのアーグさんに関してはまったく詳細が掴めないですね……。
なんていうか、意図して情報を隠してるんじゃあないかとすら思えます。
なんとも、地味だからこそ怪しく見えてきますね……。
さて、そんな謎の男のアーグさんですが。
まず、蒼一郎というのはあまり使われない漢字のチョイスですね。
この名前で良く見るのは総一郎、とかですからねー。
蒼一郎という名前は、クールに見えるが実は激情家。愛情を求める気持ちが強い、という運勢をもつ名前らしいです。
で、アーグという部分に関してですが。なかなか、完全に一致する単語が見当たりませんでした。
かろうじて見つかったのは、アーグという言葉が沖縄県宮古列島に伝わる宮古民謡という民謡の中で……。
「綾言」、「美しいことば」という意味をもつ言葉である、ということが分かりまして。
そのアーグというのは、神々や英雄を称えたる歌へと繋がっていったりしたらしいのですが。
これを考えるに、アーグさんは第8の物語を俯瞰で見ていく、一歩引いた立場の人なのかもしれないですね……。
第6特殊消防隊大隊長 火代子 黄
情報不足と言えば、この人と部隊もでした。第6の大隊長である火代子 黄さん。
第6に関しても、背後組織やその特徴は不明なんですよね~……。
ただ、火代子さんに関してはとりあえず美人さんでしたねー。
名前的には中国と日本のハーフなんでしょうか? 見た目の印象はクールビューティーって感じ?
さて、名前なのですが……。黄、とは、黄帝への繋がりが込められていることがあるそうです。
黄帝は中国の統治者であり。そう考えると、火代子さんは王や帝という印象が込められているのかもしれません。
それを基礎とするに、火代子、という名前も、この世界において『炎に取って代わる』という意味があるのかもしれません。
この火代子さんが何者なのかは不明ですが、もしかすると、この人は大きな秘密を抱えている可能性も……?
第7特殊消防隊大隊長 新門 紅丸
今回結構目立っていた、最強の消防官と呼ばれる新門 紅丸隊長。
見た目からはちゃきっちゃきの江戸っ子みたいな感じかと思っていたのですが……。
その中身は、どうやら気難しいタイプのご様子?
なんでも、新門隊長が最強と呼ばれる理由としては、第二世代と第三世代の能力を併せ持っているから、ということらしいのですが。
……つまり、自分だけで発火をすることができて、その炎も自在に操れる、という感じでしょうか。
……強いんだろうけど、それが最強の称号につながるのがあまり納得できないなぁ……。
いや、理屈は分かるんですよ。第二世代と第三世代の強みを併せ持っているってことなんでしょうけれども。
……まぁまぁ、その実力のほどは新門隊長のバトルシーンに分かるでしょうから。楽しみにしておきましょう。
さて、新門隊長なのですが。グスタフさんの言葉に対して噛み付く場面が見られました。
その新門隊長が噛み付いたのは、ズバリ『名前の呼び方』でした。
この作品の登場人物の名前に関しては私も疑問を抱いていたのですが……。
どうやらその名前の呼び方は、東京、というか日本というか。その地域の呼び方では無いらしく。
いわば、外国の名前の呼び方ってことですよね。名前・苗字、みたいな。
新門隊長が名乗ったのは他の面々には『元国式』と言われていましたが(漢字当たってるかなぁ~?)
それがいわゆる日本式。苗字・名前って順番ってことですね。
どうやら、新門隊長はその元国式の呼び方にこだわりがある様子。というか、他の人物達の様に名を呼ばれるのを嫌悪しているのかな?
人類の生存可能エリアは、この世界では極めて小さく。当然生き残った人々がソコに集まれば、様々な衝突もあるでしょう。
この東京皇国は、どうやらすんなりと作り上げられたわけではなく。むしろ、元々の土地である日本の人々は……。
現状を良しと思っていない人もいる、というような印象が見受けられる一幕でしたね。
さて、新門隊長のイメージですが。新門、というのは恐らく浅草の雷門のイメージではないかと思われます。
紅丸というのは、カキツバタの品種らしいのですが。コレもどちらかと言うのなら。
雷門に吊るされている提灯がイメージソースだと思いますね。
確かアレ、裏には「風神雷神」って書いてあるそうですから。ハイブリット能力者の新門隊長のイメージにはピッタリでしょう。
最強と呼ばれるほどに強い新門隊長ですが。その戦闘の相手は第8となるのかどうか。これは注目点ですね。
東京皇国皇王 ラフルス三世
登場したことにより、東京皇国が王制であることを伝えるという仕掛けを行う男、ラフルス三世。
……なんでしょうね。周りの大隊長たちが見た目のインパクトが強いから、本当に普通の人にしか見えないですねw
とはいえ、いわばこの人が今の東京皇国の長であるわけですから。
この人が全ての黒幕、なんて可能性だってあるにはあるんですよね。
と言っても、今の所は単なる普通の人にしか見えないんですけどw
名前に関してですが、そのものズバリな単語はヒットしませんでした。
近いかな? と思われるのは。『しわくちゃにする』とか『襞飾り』を意味するラッフル。
つまりは、単純に老人のイメージでの命名なのかな、と思います。
物語の黒幕はいるのか?
で、今回個性豊かな登場人物たちが一気に増えたわけなのですが。
この中に、全ての事件の黒幕はいるのかどうか、という点について予想してみようと思います。
まぁ、正直に言ってしまえば黒幕がいるのかどうかと問われれば、私的には「分かりません!」というのが本音なのですがw
ただ、怪しい人物の当たりをつけるくらいはできるのではないか、と思います。
まず、ラフルス三世は除外していいと思います。
もしもラフルスが伝道者に繋がっているのなら、もっと上手く行動を起こせるはずです。
情報を秘匿し、秘密裏に適合者を探せるはずですから、それができていない現状、黒幕からは除外していいでしょう。
次に、ジョヴァンニさんも除外します。
もしもジョヴァンニさんが黒幕だとすれば、森羅がアドラバーストの持ち主であり、適合者であると知れたこのタイミングで。
検体として回収したいと思っていても、動けるはずがないのです。
もしもここで森羅の身柄を無理矢理に回収しようとすれば。他の大隊長たちに。
『なぜそんなに必死で森羅を確保しようとするのか』と怪しまれてしまうことでしょう。
そう考えると、ジョヴァンニさんは伝道者の仲間というよりは、ただただ自身の研究などに熱心なマッドサイエンティスト系なのではないかと思われます。
次にグスタフ本田さんも除外でいいでしょう。
伝道者の仲間たちは、恐らくは聖陽教会の関係者だと私は未だに思っております。
ならば、東京軍直属である第2の大隊長たるグスタフさんは、多分ですけれども、事件には関わっていないのではないかと思います。
そうなると残るのはアーグさんと火代子さん、そして新門さんですが……。
この三人の内、アーグさんと火代子さんは情報が不足しすぎていて、判断がつきません。
逆に、浅草にて活動する新門さんがどうか、と言いますと……。
……少し、怪しい部分はありますけれども。新門さんも除外でいいと思うんですよね。
新門さんは、現状の東京皇国のあり方に思うところがありそうですし。
そんな国において、恐らく旧日本に昔からあったわけではない聖陽教会への関与があるとはちょっと思えません。
むしろ、聖陽教会に敵対する感じになってくるのではないかな、とすら思えます。
となると怪しいのはアーグさんと火代子さんということになります。
この二人に関しては情報不足ゆえ、二人が二人とも怪しい、ということにさせていただきたいと思います。
つまり、私の予想としては『現状ではアーグ蒼一郎、火代子 黄の両名が黒幕の可能性がある』ということで。
黒幕だ、とはちょっと断定はできませんねー。
なんにせよ、今回登場した大隊長たちは曲者ぞろいですから。
一人一人、目が離せませんね!
スポンサーリンク天照への疑惑
今回、今まで名前だけはちょこちょこ聞いていた『久遠式火力発電 天照』が登場しました。
なんでも、この天照は東京全土のエネルギーをたった一基でまかなっている、ということらしいですが。
森羅も驚いていましたね。『とんでもない火力なんだろうな』と。
……その天照の火力発電。その源というのは、森羅も持つ、アドラバーストということでした。
ジョヴァンニさんによれば、アドラバーストは普通の炎と科学的な差異は見られない、とのこと。
高純度の炎とはいえ、そんなアドラバーストを使うとなぜ東京皇国のエネルギーを全てまかなえるのか。
……もっと疑問を口にするのなら。
アドラバーストは、人に宿っている物以外もあるのでしょうか? 物に宿るアドラバースト。自然界に存在するアドラバーストが。
……ハッキリ言いましょう。私の天照への疑惑というのは実にシンプルです。
『天照は人の命を燃やしている発電所なのではないか?』
天照のことを口にしたとき、火華の表情は決して明るいものではありませんでした。
そもそも天照は第3話冒頭のヴィクトルの言葉によれば、『聖陽教会と灰島重工による共同開発』とのことでした。
灰島に関係する火華であれば、天照の機能的に、自慢気、誇らしげにするなら分かります。
ですが、この表情は決してその様なものではありません。
……となれば、やはりそういうことで。火華はその秘密を胸に秘めていることを後ろめたく思っているのでは無いでしょうか。
火華が好意を抱いている森羅は、恐らくそういうことを認められるような男では無いでしょうから。
もしもそれが分かってしまえば、という。自身の恋心への悲運も感じ取っているのかもしれませんが。
まぁ、これに関しては私の極端な予想でしかありません。
ですが、もしもそうだとすれば。例えば、『聖陽教会過激派』が、その天照の打倒を狙っていてもおかしくありません。
あるいは、ジョーカーの目的なんかが、闇を抱えた東京皇国に革命を起こす、とかいうことなのかも?
なんにせよ、今の状態では私は天照に関してはキナ臭いものしか感じません。
どう考えても、素晴らしい発明だとは思えないのですよ……。
とはいえ、この天照に関しても、詳細は未だ不明。
この予想が当たるか否か……ぜひぜひ今後も注目しつつ見届けていきましょう!
森羅の弟について
そして、今回最大の問題点。
そう、森羅の弟についてなのですが……。
まず語るべき点を明らかにしておきましょう。
ずばり、『最後に見えた人物は本当に森羅の弟なのか』ということですが。
……これ、難しいポイントですよね~。
そうであるとも思えるし、ミスリードなのでは、とも思える。そんなポイントですが。
ちょっとこれは卑怯ですが、ここではメタ読みをしてみたいと思います。
ここであえて、森羅の特徴でもある歯並びと似た歯並びを見せつつ、実は弟ではありませんでした~……。
とか、そんなことをやるのか、と考えた時。その可能性は薄いと思われます。
更に言うのならば、目下の敵である『灰炎騎士団』(漢字は、多分間違ってますw)の団長に、主人公である森羅の弟が起用される。
これ、めちゃくちゃ盛り上がりますよね!
この二点だけでも、最後の人影が森羅の弟である、と考えるには十分な理由となるのではないでしょうか?
逆に、森羅の弟かと思わせておいて別人でした、っていう風にするメリットって無いと思うんですよ。
いざ決着が着いた後、『じゃあ本当の弟はどうなったの!?』って話の展開の仕方をすると、冗長になる気がしますし……。
あまりそうして無駄に物語を引っ張っても、ロクなことにならないのは過去のアニメ史を紐解いても明らかでしょう。
と、なると。やはり最後の人物は森羅の弟なのではないか、と思われます。
見た目年齢的にも、無理はないでしょうし。なんといっても印象的な歯のアップこそがポイントですよね。
そして、もしもこの人物が森羅の弟、翔 日下部だとすれば(名前の漢字、合ってるかな~?w)……。
気になることが生じます。
それは、わざわざそれを教えたジョーカーの真意と、ジョーカーの立場というものです。
もしもジョーカーが明確な敵陣営。騎士団の一員だとすれば。わざわざ森羅を焚きつける意味が分かりません。
更に言うのなら、ジョーカーの行動を顧みるに、ここまで特殊消防隊へと明確な攻撃行動は取ってきていないんですよね。
むしろジョーカーのしていることって、まるで『特殊消防隊の闇を暴く』方向性にしか見えてこないんですよ。
……となると、ジョーカーの立ち位置はやはり『悪人であれど敵でなし』。
それこそ、ジョーカーは革命家の立場にいるのではないでしょうか?
……ただ、革命って言葉は綺麗かもしれないんですけど。ジョーカーの行為って、十分処断されるレベルのこともしてきたと思うんですよね。
今後、ジョーカーの立ち位置が明らかになる日がいつ訪れるのか。
それも楽しみではありますが。森羅の兄弟対決もまた、楽しみな所ですね。
というか、弟くんは森羅のことやお母さんのことは覚えているのかな……。
覚えているんだとしたら、その上であえて騎士団に所属している、ってことでしょうから。
森羅との兄弟対決は激しさを増すことになるでしょうね……!
スポンサーリンク炎炎ノ消防隊 10話 感想
さて、炎炎ノ消防隊の10話の感想なのですが……。
このタイミングで随分な話をぶっこんできてくれたー!w
いやーびっくりした! 本当にびっくりした!
私はてっきり森羅の弟に関してはラスト直前くらいに明らかになると思っていましたので。
ここでの情報開示には面食らってしまいました。でも、だからこそ面白かった!
各大隊長も個性的で、今後の出番なんかも楽しみですし。
いや、ホント炎炎は退屈させてくれないですねー!
ただ、今回も一種のインターバル的な回で。
次回からまたどうなるかはちょっと分からないのですけれども!
なんにせよ、これだけのキャラを出してコレだけの衝撃展開を持ってきて。
展開速度が遅くなる、ってことはちょっと考えづらいでしょう!
恐らく、次回からもバンバン物語は動いていくでしょうね!
以上、ロシアスキーでした! 次回もどうぞよろしくお願いいたします!
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コメント
シンラの弟の漢字は
『象 日下部』です!
Kohkiさん
コメントありがとうございます!
……そっちの漢字なんですね……。
それは、正直珍しい漢字のチョイスですね。
象徴、を表しているのでしょうか……!