これは逆襲の物語。アヴェンジ・ザ・F。
はじめましての方もそうでない方もどうも! ロシアスキーでございます!
今期、私は『ゾンビランドサガ リベンジ』の記事を担当させていただくことになりましたー!
第一期と言える前作『ゾンビランドサガ』の記事を書かせていただいたのももう二年半前……。
ゾンビ物という事前情報から繰り出されたのはなんと『ゾンビアイドル物』だったという衝撃……!
あれからもう二年半も経ったんですねぇ、というしみじみとした思いもございますが。
……まぁまぁ! 詳しいことや思いの丈は段階的に語っていくといたしましょう!
目次
ゾンビランドサガ リベンジ 第1話 あらすじ
ゾンビアイドルグループ、フランシュシュ……。
そのメンバー7人は……なんと、それぞれがアルバイトでお金稼ぎをしていた!
それというのも、波に乗ったフランシュシュの活動として、大規模ライブを行った際。
なんとそれが見事に大失敗、フランシュシュは多額の借金を背負ってしまったのだった。
それにより、満足に活動できなくなったフランシュシュは借金返済のために奔走。
しかし、プロデューサーたる幸太郎は完全に心折れてしまい、グータラ生活を送るダメ人間となってしまっていた。
そんな幸太郎の復活を信じるさくらだったが、懸命な説得も届かぬまま、ライブまでのタイムリミットが迫る。
フランシュシュは、見事復活することができるのだろうか……。
ということで……。
前作『ゾンビランドサガ』でのラストライブが大成功を収めて。
視聴者が「わ~、これからフランシュシュはいよいよトップアイドルになるんやろな~」と。
そう思っていたらこの1話での没落っぷりですよ……!w
本当に、ゾンビランドサガは期待を裏切らないが予想を裏切ってくる!w
さてさて、では早速色々と語ってまいりましょうか。
フランシュシュの背負った借金について
まず語りたいのはこちら。
『フランシュシュの背負った借金っていくらくらいなの?』っていうことで。
これに関しては、色々と調べてみたんですが。
キャパ3万人の箱っていうか、ライブ会場の料金って、なかなかハッキリ載ってなかったりするんですね~。
一応、問題の会場となった『駅前不動産スタジアム』については、鳥栖市のスポーツ振興課さんに連絡すれば。
たぶん、料金についても聞けるとは思うんですけど……さすがにそれは私、できませんでした!w
な~の~で~。ここではすっごいざっくりとした計算をしたいと思います。
まぁそもそもイベント会場って、キャパがすっごいピンキリなので。
調べてみても、キャパ3万人の会場って、なかなかドンピシャの人数で料金が載ってなかったりするんですよ~w
なので。今回は調べてみて割りと近しいキャパ人数だった。
メットライフドーム(キャパ約3万4千人)を基準とし。
調べたところで出てきた、某有名グループのライブでの費用を基準として計算したいと思います。
その某有名グループのライブは二日間行われたので、そこを考慮して……。
まず養生作業のための用具レンタルが2百万円。これは日数による影響が無いのでそのまま計算。
ディスプレイなどの費用が1千万円。これはまぁ、フランシュシュが地方アイドルなので半額としても5百万円。
照明や音響に関してもでかい機械なら2百5十万円もする、とのこと。
設営などに関して、アルバイトが500人を超え、人件費だけで1億を超えるなんていう話ですが。
まぁこれに関しても、フランシュシュは地方アイドルなのでw 十分の一で計算してもまぁざっと1千万円。
ここだけでも、本当に雑に計算して1千9百5十万円。
もっと詳しく言うなら、スタッフの食費や、客への盛り上げグッズの配布でさらにお金がかかる可能性もあります。
で、逆にライブでの『収入』ですが。
これは単純に、チケット代とグッズ代っていうことになりますね。
これに関しては、チケット代が2千円くらいだったと想定し。
グッズはまぁ、雑に計算するとして……グッズもお客さん一人当たり2千円の売り上げがあったとしましょう。
フランシュシュの問題のライブに入ったお客さんは500人。
なので500×4千円で、収入想定は『2百万円』ってことになります。
ということで、そのまま計算しますと……。
フランシュシュの問題のライブの赤字は『雑に考えて1千7百万円ほど』……ということになるでしょうか。
……いや、とんでもねぇな!?
もちろんこれは本当に雑な計算に、想定も含んでの計算なので、本当にこのくらいの赤字である、とは限りませんが。
下手するとこのレベルの借金を背負っている、ということで……。
そりゃあ、アイドル活動してる場合じゃあないよなぁ……って気にもなりますが。
……いや、アルバイト程度じゃ絶対返済できないと思うんだけど……w
幸太郎が焦る理由とは?
続いて語りますはこちら。
『幸太郎が焦った理由とは何なのか?』についてですが。
今回、フランシュシュメンバーの会話の中から、幸太郎がフランシュシュの活動において……。
駅前不動産スタジアムでのライブを強行し、失敗した背景には焦りがあったのではないか、ということが明らかになりました。
事実、幸太郎はマスターとの会話で『このプロジェクトは時間が限られている』ということを口にしていました。
時間が限られている……つまりタイムリミットがある、ということ。
なればこそ、やはり幸太郎は『焦っていた』というのは間違いないのではないか、と思います。
では幸太郎はなぜ焦っているのか。タイムリミットは、そもそも何に由来するものなのか。
それについて私はちょっと考えてみました。
1:幸太郎は病に蝕まれている説
まず1つ目の仮説。『そもそも幸太郎自身に残された時間が少ない』ということで。
実は幸太郎は病気などによって寿命が残り少ないのではないでしょうか?
そもそもフランシュシュの活動において、幸太郎の存在は限りなく大きいです。
各種交渉や、作曲。もちろん活動における金銭面の管理などもすべて幸太郎が行っていました。
つまり幸太郎がいなくなってしまった場合、フランシュシュは活動を十全な状態では行えなくなってしまいます。
事実、幸太郎が腐った状態では、フランシュシュのメンバーはメイクも完璧ではなく……。
今回の最後、幸太郎が登場するまではライブもどうにもしっくりきていない様子でした。
そういう意味では、幸太郎自身のタイムリミットがもしもあるのだとすれば……。
その時間切れはイコールフランシュシュの活動停止。つまりゾンビランドサガプロジェクトの停止に繋がるでしょう。
ただ、これまでの話において、そういった描写はなかったんですよね……。
なので、この説はそこまで決定的な説と位置づけることはできないかもしれません。
2:フランシュシュの活動にタイムリミットがある説
続いて考えたのはこちら。
『フランシュシュの活動自体に時間的制限がある』という説。
これに関しては色々と考えたのですが……。一番ありそうなのは。
『意思を持ったゾンビとしての活動自体に時間制限がある』のではないかということ。
そもそもフランシュシュメンバーは、ゾンビでありながら意思・自我をしっかりと持っています。
これって、ゾンビ物のゾンビとしては結構珍しいと思うんですよね。
……まぁ、約一名ちょっとゾンビゾンビしたゾンビもいますけどw
っていうかそもゾンビが永遠の存在であるかどうかということを考えるのであれば。
現状フランシュシュメンバーはゾンビになった方法も不明、肉体を維持できている理由も不明。
本当にわからないことだらけの存在ではあるんですよね~……。
そうなってくると、フランシュシュメンバーたちに時間制限があってもおかしくないのかな、という気も……。
ただこれも、決定的な証拠のようなものは今のところありません。
なので、あくまでも一つの説、でしかないという感じですね……。
3:佐賀自体に危機が迫っている説
続いて考えたのはこちら。
『そもそも佐賀に何らかの形の危機が迫っている』という説。
要するに、ゾンビランドサガプロジェクトにおいて、活動の拠点となっており。
そもそもの地域振興の対象である佐賀自体が、『アイドル活動による地域振興』どころではなくなってしまうのだとすれば。
幸太郎の計画の最終的な目標は、いまだに不明ではありますが。
佐賀の地域振興そのものが目的であれ、その先に何らかの謎の目的があるとしても。
そもそも佐賀側がアイドル活動を受け入れられる土壌が無ければ、計画は進行しなくなってしまうんですよね。
幸太郎はプロデューサーという立場上、ある程度情報に関しては精通してそうですから。
佐賀に何らかの危機が迫っていることを知っていて、それを回避するためにゾンビランドサガプロジェクトを立ち上げた、と。
そういう風に考えること事態はできるのかもしれません。
ただ、これに関してはちょっと……前述二つの読みに比べると。
荒唐無稽感が強いかなぁ、っていう風にも考えてしまいますね……。
ただ、このゾンビランドサガ リベンジってPVだとなんか、すっごい重々しい雰囲気ではあったんですが……。
……あ、でもアレだ。ゾンビランドサガのときもPVはウソ言ってなかったけど全然真実を映してはなかったなw
さて、これら3つの説を私は考えたわけなのですが……。
一番現実味がある、ってなると。『フランシュシュメンバーのタイムリムット』説なのかなぁ、って感じですねぇ。
もちろん、これ以外の理由っていう可能性も全然あるんでしょうけれども。
やっぱり、そもそもフランシュシュメンバーのゾンビになった理由や仕組みがわからないので……。
その辺りがハッキリしてくれれば、っていう個人的な願いもあるんですけどw
後はまぁ、幸太郎、フランシュシュ、佐賀。このどれにタイムリミットがあるのが現実的か、という。
そこを考えると、どうしてもフランシュシュなのかなぁ、って思っちゃうんですよねー。
この予想、当たるかどうか……。
幸太郎が焦った、その本当の理由。これは注目ポイントでしょうね!
佐賀情報
ゾンビランドサガの記事を書くとなると、欠かせないのもこれ。
なんかこのコーナー書いてると、『あぁ、帰ってきたなぁ』って気にもなるw
『今週の佐賀』のコーナーでございますw
前作『ゾンビランドサガ』同様、佐賀に関する情報も(気づいたものについては)まとめていきましょう
Bパートアイキャッチ
Bパートアイキャッチで出てきたのは『おつまみギャラリー伊万里』さん。
さくらが持っている『古伊万里浪漫』シリーズを主力商品として販売している、小島食品工業さんの販売店舗ですねー。
……なんていうか。青い外壁がとっても綺麗ですね。
本当に、美術品を扱うギャラリーのようですらあります。
小島食品工業株式会社
そんなおつまみギャラリー伊万里を運営している小島食品工業株式会社さん。
その小島食品工業さんの工場もアバンにて登場しておりましたね!
おつまみギャラリー伊万里さんもそうですが、本当に外観が完璧な作画!w
ちなみになのですが、OPで流れていた社歌は架空のものだそうですw そらそうだw
ツイッターで社員の方が「我々も知らない社歌……」って言っていたのが笑えましたねw
創業は明治35年の老舗食品会社であり、主力商品は『古伊万里浪漫』をはじめとする海産物加工品。
ちなみに、幸太郎が胸ポケットに入れてたゲソも小島食品さんの商品だそうで。
ゾンビランドサガコラボおつまみを販売しているということもあり、ゾンビランドサガとは密接な関係にある会社ですね!
尾崎人形
アバンで純子が絵付けを行っていた人形。
これは、おそらくなのですが佐賀で700年以上の伝統を持つ『尾崎人形』ではないかと思われます。
この尾崎人形ですが、なんと2009年、最後の継承者が倒れたことにより一度はその作り手が途絶えてしまうことになったそうです。
それを、当時継承者のお手伝いをしていた高柳さんという方が継承することにより、今では人気工芸品として復活。
佐賀県内陶磁器の中で、もっとも歴史的に古い伝統を持つその存在は、見事に受け継がれていくことになった、と。
なんでしょうか、感動秘話ですよ……。
今では尾崎人形は海外進出の可能性も出てきているということで。
こういった物は、長く受け継がれていってほしいですねぇ。
駅前不動産スタジアム
フランシュシュが借金を作る原因となってしまったライブの会場。
この駅前不動産スタジアムも、当然実在します。
いわゆる『鳥栖スタジアム』と呼ばれていたスタジアムであり。
サガン鳥栖が使用しているスタジアムでございますね。
基本的にはサッカーに使用されているようですが、ラグビー、ラクロスなどでも使用されることがあるスタジアムらしいです。
……いいなぁ、スタジアム。ウチの市にもでかいのほしいなぁ……。
ゾンビランドサガ リベンジはどんな物語になるのか
続いて語りますはこちら。
『今作ゾンビランドサガ リベンジは、どういった展開を見せるのか』ということで。
これはあくまでも、次回の展開予想ではなく。
ゾンビランドサガ リベンジの全体としての展開の予想、という話だと思っていただければと思います。
まずそもそもゾンビランドサガという作品が大うけした理由。
その一つとして『ゾンビ物かと思わせておいてアイドル物だった』という部分があると思います。
要するに、視聴者のスキ、虚を突いたのが大きかったと思うんですよ。
そういう意味で、今作でもなんらかのどんでん返しや、予想外の展開というのは十二分に考えられます。
ただそう考えた場合でも、『ゾンビランドサガがアイドル路線から作風を変えることはない』とは私は考えています。
というのも、このゾンビランドサガは、すでにアイドル物としてのお約束。
ライブなどを行い、大成功を収めているんですよね。
そうなってくるとアイドル路線を捨てた場合……。
リアルイベントも捨てないといけなくなる。
それはちょっと、ビジネスモデル的にはありえないのではないかなぁ、と思うんですよ。
そして、今回のアイキャッチ。
Aパートアイキャッチは微妙ではありましたが、確か1期1話のAパートアイキャッチは佐賀の地図。
そして今回は幸太郎の車のフロントガラスに佐賀の地図が描かれていました。
さらにBパートアイキャッチは、1期1話も今回も『古伊万里浪漫』が描かれていた。
つまり、対応しているっぽいんですよね。
さらにさらに、今回のタイトルは『グッドモーニングリターンズ SAGA』……。
これまた、1期1話の『グッドモーニング SAGA』に対応しています。
(ただそうなった場合、次回のタイトルは『ぶっ壊れかけのレディオ SAGA』であり。
1期2話『I♡HIPHOP SAGA』とは対応していないような感じなんですよねー。
ムリにこじつけるのなら、I LOVE HIP HOPという曲もあるにはありますが……)
これらを踏まえて考えるのならば、このゾンビランドサガ リベンジはまさしく『リベンジ』の物語。
1期の内容を踏襲しつつ、フランシュシュが今度こそトップアイドルになる物語を描きつつ。
当然、1期から残っていた謎なども解決していく、という王道展開になるのではないか、と。
私としてはそう予想しております!
……っていうか、こんだけウケた作品で大冒険とかするわけにはいかないでしょうしねーw
ゾンビランドサガ リベンジ 第1話 感想
さて、ここまでゾンビランドサガ リベンジの1話について語ってまいりましたが。
その1話の個人的感想といたしましては……。
いや~……ゾンビランドサガだなぁw
放送開始されるまでの間に視聴者が考えていたであろう展開の予想など。
それらを全部吹き飛ばすような唐突な展開!w
幸太郎を演じる宮野さんの怪演も翳るどころかむしろ凄みを増している中。
1期で十二分に演出してきた、感動路線も匂わせていく。
だけどゾンビランドサガらしさのあるハチャメチャなコメディとドライヴ感……。
正直、「あぁ、これが待ってたゾンビランドサガの続編よなぁ」っていう。
懐かしさと嬉しさの入り混じった感情が湧き上がってきましたよねぇ。
あの時、あの頃。楽しませてもらったゾンビランドサガが、どんな結末へと進んでいくのか。
その辺りへの期待感もすさまじいものがありますからねー。
これはもう、毎話毎話目が離せないですね!
▼ゾンビランドサガの記事はこちらにまとめてあります
ということで、以上ロシアスキーでした! 次の記事でもよろしくお願い致します!
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