受け継がれるものがある。
どうも! ロシアスキーでございます!
今回、『ゾンビランドサガ リベンジ』の2話目が来ましたねー。
今回は早くもキャラクターにスポットが当たるキャラ回。
今回のスポットキャラはサキちゃんだったわけですが……。
まずは、一つ一つ語っていくといたしましょう!
ゾンビランドサガ リベンジ 第2話 あらすじ
復活を遂げた幸太郎は、フランシュシュの更なる飛躍のため、新たな仕事を持ってくる。
それは『TVレポーター』の仕事であり、『佐賀伝説のロックスター』である『ホワイト竜』との共演仕事でもあった。
生前からホワイト竜にあこがれていたサキは、その共演仕事に感激。
撮影は順調に進み、サキはホワイト竜に挨拶するも。ホワイト竜から衝撃の一言を聞いてしまう。
なんとホワイト竜は長年続けていたラジオパーソナリティの仕事を引退するというのだ。
それを聞いたサキは物思いにふけってしまうが……。
ということで……。
今回は1期『ゾンビランドサガ』の2話にリンクしている、というよりは。
どちらかというとサキにスポットを当てたという点では1期9話とリンクしているような回でしたね。
個人的にはサキちゃんは推しキャラなので、今回はとても楽しめましたねー。
そして、今回は非常に感想が強くなってしまう回でもございましたが……!
まぁ、それは感想の部分に回すとしてw 一つ一つ語ってまいりましょう!
サキの感情について
まず語りますはこちら。
『サキのホワイト竜への感情は恋愛感情だったのか』という点ですが……。
まずそもそも、生前のサキはホワイト竜のラジオ番組を聴き……。
日々の生活のなかで燻っていた、自分の感情や生き様の発散方法というかですね。
そういうなんというか……。そこからの『踏み出し方』ってでも言うんでしょうかねぇ。
それに気づけたっていう過去があるんですよねー。
そういうのって、確かにすごい影響のある部分で。
少なくとも、サキはホワイト竜さんに憧れを抱いているのは間違いなかったんだと思うんですよ。
ただその憧れっていうのが、イコール直接『愛情である』となるかというと。
それは凄い難しい部分ではあるんですよねぇ……。
もちろん、憧れがそのまま愛情になっていく、っていうのはあるとは思うんですよ。
で、問題となるサキの気持ちに関して言うと……。
……これまた難しいなぁ~w
今回のエピソードの後半を見ると、あのサキが涙を流してしまうほどの感情の動きがあったんですよねぇ。
ただそれって、色々と複雑な部分があって。
サキたちって、やっぱりゾンビであるからこそ『成長ができない』っていうのがあるんですよね。
ただこれはあくまでも『肉体としての成長』の話であって。
例えば技術や知識に関しては当然成長することだって可能なんですが。
ただやっぱり『肉体の成長』っていうのは不可能ってのはもう間違いない部分で……。
そういう意味ではもっと大きい目で見ると『現世に生きているあらゆる人と同じ時間を生きられない』っていう。
それがもう今回ハッキリ描かれた、ってのがあるんですよね。
その事実に気づいたからこその涙、ってのは当然あるんでしょうし。
ただそれだけでの涙か、って言われるとそれまた判断に難しい……。
ましてや、その事実が、憧れていた人物との会話によって改めて気づかされたり、っていうのがあるわけで……。
ただねぇ……。いろんなことを踏まえて考えるのであれば。
やっぱりサキは『ホワイト竜に対して恋慕の情を抱いていた』んじゃあないかと思うんですよね。
よくよく考えれば、サキの周囲ってあんまり男の気配っていうのがなさそうなんですよねー。
今までのエピソードでも、仲の良かった男、っていうのも出てきてはいないですし。
サキの青春っていうのは、仲間との青春ってことでしょうから。たぶん色恋なんかはあんまり無かったんじゃあないでしょうかね。
そう考えると、大きな憧れを抱いていたホワイト竜の存在っていうのは。
サキの中で、憧れから思慕の情に気持ちが変わっていてもおかしくないのかなぁ、なんて私は思いますね。
ただ、だからこそ。その『気持ちが報われない』っていうのに気づいたからこそ。
サキはホワイト竜の後を継ぎ、佐賀のリーダーとして、過去の自分のように生き方に迷っている人間を後押しできるっていうのもあるんでしょうから。
きっとその恋心は、良い感じに昇華できるんじゃあないかと思いますね。
フランシュシュ初の冠番組?
今回、フランシュシュはホワイト竜から番組を受け継ぎ……。
なんと、ラジオではありますが初の冠番組をゲットすることができました!
この冠番組って結構大事なものでして。
有名なところですと、テレビなら『ドリフ大爆笑』や『森田一義アワー 笑っていいとも!』。
ラジオならもちろん『オールナイトニッポン』などなど……。
有名な番組って、結構ありますよね。番組名に出演者の名前がドドーン! と入ってるやつ。
これを持ってる芸能人っていうのは、まぁ要するにビッグなポジションの人物であったり……。
今まさに売れてる、これから売れるのが見えている、なんていう芸能人がやはり冠番組を持てるわけです。
そういう意味では、フランシュシュもついに冠番組を(地方とはいえ)持つことができたわけですが……。
私が大好きな作品である『波よ聞いてくれ』でも言っていたのですが。
ぶっちゃけるとラジオ業界というのはテレビやネット配信に比べると斜陽とまで言われている業界です。
広告費は縮小の一途、そもそも聴取者数自体が減少しつつある……。
なので、冠番組とは言ってもこれがフランシュシュの名を売るのに効果的か、と言われると。
ちょっと、まだまだ影響力は小さいかもしれません。
ですが、ラジオにはテレビやネット配信に無い魅力があるのもまた事実です。
地域密着性、緊急時の即時性、リスナー参加のしやすさなどなど……。
特にリスナーからはがきやメールをもらって、それを取り上げてコミュニケーションを取れる、というのは。
アイドルの売り出し方としてはかなり有効かもしれません。
更に、これまでと違いフランシュシュが冠番組を持つことにより。
『定期的に活動し情報を発信していける』ようになったんですよね。
これ、完全に棚から牡丹餅な展開ではございますが……。
もしかすると、フランシュシュは本当にここから一大ムーブメントを起こしていくかもしれません……!
そういう意味でも、ここから先のフランシュシュの活動展開には注目でしょうね!
佐賀情報
さてさて、今回もちょいちょい佐賀情報が差し込まれてきておりましたが……。
いつもどおり、ババッとまとめていきましょう!
Aパートアイキャッチ
Aパートのアイキャッチは祐徳稲荷神社と『面浮立』ということで……。
祐徳稲荷神社についてはまた後ほど解説するとしまして。
この面浮立なのですが、佐賀県を代表する民族芸能で。
起源はさまざまな説があるようですが、有力なのとして『大内氏と龍造寺氏の戦に由来する』という説があるそうです。
龍造寺氏が中国地方から攻めてきた大内氏相手に戦うものの、軍勢の差が大きく、不利だった中。
配下の鍋島平右衛門の一族がシャグマ(ヤクという動物)の毛を被って奇襲を仕掛け、敵を撃退した、という説があるそうです。
そんなこんなで、面浮立はそこから変化を経て、鬼と神の戦いといったものを表現しつつ。
芸能として、舞によってそれを伝承していく、という物になっていったようですね。
ちなみにこの面浮立。かなり歴史が深いらしく。この説明は私なりに噛み砕いたものとなっております。
なので、もっと詳しく知りたい方は一度調べてみると面白いかもしれませんねー。
Bパートアイキャッチ
Bパートのアイキャッチはレンコン、ということですが。
佐賀は白石町のレンコンは全国屈指のブランドレンコンだそうです!
何でも重粘土質という独特の土壌をもつ佐賀平野と白石平野は、その土壌によりすばらしいレンコンを生み出しているとか。
白石町のレンコン生産量は県内の95%。
ビタミンCがレモンの3分の2、豊富な食物繊維も保有、と。
まさにブランドレンコンとしての実力だけではなく。
なんと収穫量は2018年よりは堂々の全国2位! 恐るべし佐賀!
祐徳稲荷神社
今回本編で紹介されていた『祐徳稲荷神社』。
年間約300万人が訪れる有名神社であり、日本三大稲荷の一つに数えられているそうです。
本殿の前には大イチョウがあり、秋には美しく色づく他……。
本殿でお参り後、後ろを振り返るとそこがすでに展望所のようになっていて。
まさに絶景がすぐさま見れるんだとか……。
ちなみに奥の院は本殿から『登り坂』を『300メートル』ほど登ったところにあるらしくw
おおよそ2~30分歩くことになるんだとかw
そりゃあ竜さんもこんなんなりますがw
頂上までたどり着くことができれば、有明海まで見渡せる(こともある)大絶景が広がっているそうです。
ちなみに門前商店街は江戸時代から続く風情のある店構えが400メートルほど並んでいるそうで。
観光スポットとしてはかなり魅力的ですねぇ!
ホワイト竜
今回嵐のように登場し颯爽と去っていった人物、『ホワイト竜』さん。
もう皆さんご存知かもしれませんが、佐賀出身の俳優である『白竜』さんが声優をやっております。
出自も似せてある部分が多く、当初は白竜バンドというバンドを結成しミュージシャンとしてデビュー。
その後は渋さと重厚さを武器に俳優としてステップアップしていった人物でございますね。
ちなみに見た目こそまさに迫力の塊のような白竜さんですが。
中身は気さくで明るい、とても人の良い方だそうです。
ラジオ『佐賀がサガであるために』
今回作中で放送されていたラジオ番組『ホワイト竜の佐賀がサガであるために』ですが。
なんと、この番組、4月11日にはFM佐賀で『本当に』放送されたそうですw
(ちなみにradikoで4月18日までタイムフリー放送中らしいです!)
さらに、アニメ本編の内容を受け、4月18日からはFM佐賀にて……。
『フランシュシュ2号の佐賀がサガであるために From ゾンビランドサガ リベンジ』が放送開始!
いやぁ~、なかなか面白い仕掛けですよねー!
こちら、放送エリア外の方はラジコプレミアムに登録することで聞けるそうです!
興味のある方、ぜひぜひ聞いてみては!?
ゾンビランドサガ リベンジ 第2話 感想
さて、ここまでゾンビランドサガ リベンジの2話について語ってまいりましたが。
その2話の個人的感想といたしましては……。
……おいおい、2話目にして神回かよ……。
いや、ゴメン! 正直サキちゃん推しだからっていう贔屓目評価はあるよ!w
でも、これだよ! これなんだよ! オレが待ってたゾンビランドサガってのは!
ゾンビというテーマを扱いながら、そこにアイドル、少女たちの生き様、感情の動き!
それらがある! しっかり描かれている! ある種の青春が、輝きがある!
もうね、正直言います。ぶっちゃけ私、今期このゾンサガRはあんまり期待はしてなかったんですよ!
「あー、まぁ話題にはなったけどねー。間ァ開いたしねぇ」っていう思いもありましたし。
ゾンサガ1期はそれこそ、魔球のような作品。ネタとタネが割れればそこまで話題にはならんと。
そう思っていたんですが……それは正直、私の浅慮無知だったと言わざるを得ない……!
これは、本当に。アイドル作品として伝説を作る作品になっていくのではないか、と!
改めてそう思いましたね! いやもうホントおもしれぇのなんの!
ここから先も毎週毎週目が離せないってのはもう間違いないですね!
次回以降も、衝撃と感動に耐えるように、心を準備しておきましょう!
▼ゾンサガの記事はこちらにまとめてあります
ということで、以上ロシアスキーでした! 次の記事でもよろしくお願い致します!
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コメント
はじめまして、ゾンビランドサガのことをネットで調べていたらここにたどり着きました。自分は前作から観てますがやはりさくらの気持ちわかる気がします。タヒぬ前からタヒんだ後も、不幸の連続だったら誰でもマイナス思考になると思います。タヒぬ前から持ってた愛たちにはきっと気持ちが分からないだろうけど。それと幸太郎、無理矢理さくら達をアイドルにしておいて不貞腐れるなんて身勝手極まりないと考えてます。よければお返事くれたら幸いです。
エルフのカエデさん
コメント、ありがとうございます、
さくらちゃんに関しては、1期後半は本当にネガティブモードに入っていましたので。
2期で前向きになっているさくらちゃんを見るだけで、ちょっと嬉しくなっちゃいますよね。
幸太郎に関しては、恐らくダメダメモードになるだけの理由がきっとあったのでしょうけれども。
1期の幸太郎を見ていた視聴者にしてみると、早く立ち直れ、と。
ちょっとやきもきしてしまう部分はありましたよね。
まぁその分、元の幸太郎に戻ったら戻ったでウザいんですけどもw
今後、幸太郎がダメダメモードになった理由とかも語られてくると思うのですが。
実際、その時視聴者がどう思うのか。
これはちょっと楽しみですねー。