若者たちよ
どうも! ロシアスキーでございます!
今回、『ゾンビランドサガ リベンジ』の9話目が来ましたねー。
前回に引き続き、ゆうぎり回なわけでございますが……。
なんでしょう。見ている間、『あれ、これゾンサガだよな?』と首を傾げ続けてしまいましたw
ではでは、今回も語ってまいりましょう!
ゾンビランドサガ リベンジ 第9話 あらすじ
しかし、そんな喜一の様子を、友人である『伊東 正次郎』はどこか一歩引いた様子で見ていた。
時が流れるに連れ、喜一の仲間たちは佐賀を取り戻すため、過激な言動を繰り返すようになる。
仲間たちを何とか抑えようとする喜一。それを支えるゆうぎり。
時代が移り変わる中、若者たちの想いが、命が佐賀を駆け抜けていく……。
という感じで……。
いや、もう大河ドラマじゃん……っていう展開でございましたが。
本当に、シリアス全開なエピソードで。内容以上に満足感が高かったのですが……。
今回も気になった点を語ってまいりましょう!
マスターの言っていた『借り』について
さて、まず語りますはこちら。
『マスターが1期で言っていた借りについて』ということで……。
1期で、マスターは幸太郎と会話しているときに。
『ゆうぎりにはでかい借りがある』ということを言っていました。
今回のエピソードで描かれた部分で、その借りについて、はっきりとわかりましたね。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
そう。ゆうぎりは喜一を助けるため、知人に連絡を取り……。
見事喜一を佐賀から逃がした後、自ら犠牲となり、一連の騒動を収めることに成功しました。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
その結果、というべきか。副産物というべきなのかはわかりませんが……。
マスター、つまり徐福はそれまで体の調子が良くなかったのが改善されたようでした。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
……と、考えると。一番の借りというのは。
『喜一を生かしてくれた』ということでしょうかね。
これは恐らくなのではありますが。
ゆうぎりが喜一を助けたことにより、最終的に佐賀が復活した、と見ていいでしょうから。
そこの点に関しては、徐福はゆうぎりに二つの借りがある、ということになります。
佐賀を取り戻せ、ということを喜一に願っていた徐福としては。この恩はかなり大きな恩。
正に、返そうと思っても返しきれない恩というやつですよね。
そして、これはずいぶんと突拍子の無い予想になるのですが……。
徐福は、しきりに『自分こそが佐賀であり、佐賀が自分である』と言っていました。
最初はそれがどういう意味なのかわからなかったのですが……。
今回の話を見ていて『もしかして』と思った点がありまして。
それは、徐福自身についてなのですが。
もしかすると、徐福の不老不タヒの秘密というのは……。
佐賀という土地そのものにあるのではないでしょうか?
例えば、なのではありますが。佐賀の霊脈、龍脈のようなものがあり。
それが徐福に力を与えていたのではないでしょうか。
そうだとすれば、佐賀という土地。その名が失われかけたとき……。
徐福の体が変調をきたした、と。そう考えることはできないでしょうか?
だからこそ。喜一が佐賀から逃げることができ、そこから佐賀が復活する未来が確定したからこそ。
徐福は、回復したのではないでしょうか?
……っていうのは、ちょっとトンデモな予想ですかね?w
ですが、もしもこの予想が当たっているとすれば、徐福はゆうぎりに3つも借りがあることになります。
……まぁ、最後のは別としても。徐福はゆうぎりには本当に返しても返しきれない恩がある、ということなのですが。
今回の最後、マスターとゆうぎりが言葉を交わすシーンは……。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
こぅ、ジ~ン、と来るものがありましたねぇ……。
1期では、マスターとゆうぎりが会話するシーンなどはなかったわけですが。
今回、こうして二人がお互いを改めて認識したことにより……。
今後の展開において、マスターがフランシュシュの活動に何か、関わってくるかもしれませんね。
そうでなくても、マスターはゆうぎりに借りがあるわけですからね。
色々と、手助けをしてくれるかもしれませんね……!
ゆうぎりの関係者について
続いてかたりますはこちら。
『ゆうぎりの関係者について』ということで……。
今回、まず分かりやすく名前が出たところですと、大隈重信の名が出ていました。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
この大隈重信という人物は、まぁ有名ですので聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
佐賀藩士であり、内閣総理大臣、外務大臣などなど、様々な役職を務めた人であり。
早稲田大学創設者であり、初代総長も勤めた方でございます。
なんでそんな人がゆうぎりの知り合いなのか、という点ですが。
まぁ、ゆうぎりは伝説の花魁なわけですので。
花魁時代に、客として来た事がある、とか。そういうことではないか、と予想できますね。
そして、ゆうぎりの関係者としてもう一人。謎の人物がいます。
それこそ、ゆうぎりを身請けした人物。
『日比谷の旦那』という人物でございます。
結局のところ、どんな人物なのかは描写されませんでした。
ヒントとしては、佐賀生まれ。そして『抜かずの吉右衛門』『日比谷の鬼』というキーワード。
これらに関して調べても、そのものドンピシャな人物というのは出てきません。ですが……。
『鬼』というキーワードと、『吉右衛門』という名前で、ピン、と来る人もいるのではないでしょうか。
そう、恐らくこの日比谷の旦那という人物はオマージュされた人物であり。
その元ネタは、『鬼平犯科帳』の主演である『二代目中村吉右衛門』こそがイメージソースなのだと思われます。
……そう考えますと。この日比谷の旦那。
恐らくは、いわゆる『同心』関係の仕事……。もしくはそれに連なる者。
明治まで続いているとすれば、そうとう権力がある人物ではないか、というところでしょうか。
その経歴の中に、それこそ『裏稼業』があったとしてもおかしくはないのではないでしょうか。
……もうここからは妄想の域に入りますが。
表では温厚な人格者。凄腕と噂されながらも刀を抜かぬ『抜かずの吉右衛門』と称されているも。
一度仕事となれば、冷酷無比に人を斬る。その姿『日比谷の鬼』の名を冠される……。
そんな感じの人物なのではないか、と。そんな風に想像してみましたが……。
どうでしょうかね?
何にせよ、伝説の花魁とまで言われたゆうぎりを身請けできるほどの人物ですから。
只者ではないのは間違いないでしょうね。
……まぁ正直。それだけの大物を物語に、端役としてとはいえ出す、となると……。
さすがに、実在の人物を使うわけにもいかなかった、というところでしょうか。
……いや~、こうして考えると。ゆうぎり、やっぱり凄い花魁なんだなぁ。
交友関係というか、縁のある人物は相当な大物ばかりだったんでしょうな。
佐賀情報
さて、今週もやってまいりました。
『今週の佐賀』のコーナーでございます。
といっても、なんか今回は佐賀情報少ない様な気もするんですがw
アイキャッチ
今回のアイキャッチで出てきたのは、恐らく同一の場所。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
これに関しては正直確信は持てないのですが……。
佐賀のそうめん。そしてそうめん流し、という物について調べた場合。

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
出てきた有名な場所、となると。『百年庵』さんではないかなぁ、と思います。
ただ、調べても百年庵さん、この風景ぴったしってのがなさそうなんですよね……。
なので、もしかするとこれは特定の店舗や地点の紹介として出た情報ではなく。
佐賀のそうめん全般についての描写なのかもしれませんねぇ……。
佐賀の歴史 その2
今回、ラストに描かれた、佐賀の歴史についてですが……。
明治16年の5月9日、佐賀県は確かに、長崎県から独立しております。
そして、同年8月13日。初めての佐賀県議会が開催された、ということなのですが……。
これに関しては、ちょっと、資料を見つけることが私、できませんでした。
ただ、同年の8月4日の陸軍治罪法の制定(後に廃止されるとはいえ)という大きな変革。
この、佐賀が廃され、そして復活してから三ヶ月の歩みというのは。
恐らく、当時佐賀を復活させんと活動していた人々にとっては。
まさしく、願いが形になった瞬間。どれだけ嬉しかったことか、という話ですよね……。
私は、日本史には疎いのでアレなんですが。
恐らく、この国の歴史の中では、『名を消し、姿を消した土地』というのはたくさんあるのでしょう。
よく言われる話ではありますが、例えば禁書……。
その時代の書物が燃やされ、失われた場合。それは歴史的に大いなる損失となります。
なにせ、当時の記録なんていうのは、一度消えてしまえば、復活させるのは大変困難なんですよね。
専門家が総力を挙げても、当時の人間が生き残っていなければ情報というのは正確に復活させるのは苦難の道です。
……そしてそれは、土地という物においても同じことでしょう。
完全に失われた物を蘇らせるというのは、どれだけ尽力しても叶わないことすらあります。
だからこそ。かの人々は、佐賀を復活させるということにひたむきになったのかもしれません……。
……あれ、佐賀情報っていうより、なんか歴史について語るコーナーみたいになってるw
ゾンビランドサガ リベンジ 第9話 感想
さて、ここまでゾンビランドサガ リベンジの9話について語ってまいりましたが。
その9話の個人的感想といたしましては……。
……いやぁ~……面白い、っていうよりは見入ってしまった……。
自分、日本史には疎いのではありますが。
大河ドラマや時代劇っていうのは、見るのは好きなんですよねw
こうして、一つの時代。若者たちが命を賭けて人生を全うしていく……。
そこには、ドラマがあるんですよねぇ……。
……ただ、それをゾンサガという作品でやるってなると。
『あ、あれ!? アイドル要素は!?』ってなっちゃうっていうw

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
まぁそう思いつつも、ライブシーンの出来のよさには『ぐぅ』の音も出ないわけですし。
そこで描写される過去の人物たちの様子もまた、ウルッとくるものが……!

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
そういう風に感極まってる時点で、既に私。スタッフさんたちの掌の上……w
でも実際、しっかりと前後編でゆうぎり回をやってくれたのはうれしかったですねー!
……な~んてのんきな感想を口にしていられるのもどうやら今回が最後かもしれません。
次回予告では、ついに幸太郎が大古場さんに問い詰められているような様子……!

©ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
いよいよフランシュシュはゾンビバレしてしまうのか?
そうなったら活動はどうなるのか!?
いやぁ、次回も目が離せませんねぇ、これは!
▼ゾンサガの記事はこちらにまとめてあります
ということで、以上ロシアスキーでした! 次の記事でもよろしくお願い致します!
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コメント
コメント失礼します。
アイキャッチの場所なのですが伊東玄朴の旧宅に似てる気がします。(そうめん要素皆無ですが)
ゆうぎりさんが暮らしていた家に似ているということで元々調べていたんですが庭から家を見た構図がアイキャッチそっくりでした。
ななしのゾンサガ好きさん
コメント、ありがとうございます。
ほえー、なるほどなるほど。ゆうぎりの住んでいた家に似ている、ということで。
そういう地点があるんですね……。
情報提供、感謝でございます!
ふっ、今回はおとなしくしようと思ったばってん、
しょんなかさい。アイキャッチのアドバイスばすっばん。
佐賀のそうめんばってんピンポイントで言うならあいは
「神埼そうめん」のPRさい。
わが県に産まれし者は、背中に悲しい佐賀ば背負いようばってん、
そいでも前ばみて進むと。そう徐福のマスターごたぁ
一人一人が佐賀ばい。
しばわんこさん
コメント、ありがとうございます。
なんばおっしゃるとか。ある意味、アナタのコメントをここまでずっと待っていた!w
佐賀、そうめんもかなり強いんですよねぇ。調べてて情報が多くて、特定ができませんでしたw
廃藩置県、そして政府による整理。
失われし土地と、その復活。
これっていうのは、今だからこそ。
伝えていかねばならぬ出来事、かもしれませんね……。
はじめまして。
アイキャッチの場所、「九年庵」ではないですかね?
そうめんも、九年庵も神崎つながりなので。
間違ってたらごめんなさい。
佐賀の名無しさん
コメント、ありがとうございます。
いただいていた情報に足し、さらに有力候補地が……!?
情報提供に感謝でございますー。
これ、どっちなんでしょうかねぇw