その時は迫る。
どうも! ロシアスキーでございます!
今回、『ゾンビランドサガ リベンジ』の10話目が来ましたねー。
なんというか、正にクライマックス突入、という展開の中。
さまざまな情報がぽろぽろ出てきて驚くことになりましたねー!
ではでは、今回も語ってまいりましょう!
ゾンビランドサガ リベンジ 第10話 あらすじ
順調にファンを増やし、知名度を増していくフランシュシュ。
そんな一同に対し、幸太郎は一年前の失敗について謝罪し。
その上で、駅スタでのリベンジライブに挑むことを宣言する。
過去、フランシュシュ最大の失敗とも言える、駅スタでのライブ……。
そこにもう一度挑むという幸太郎に、一同は困惑する。
だが、幸太郎はこれまで見せたことのない真剣な様子で、全員を鼓舞する。
一方、フランシュシュの秘密。その核心に迫る大古場は、幸太郎に直接コンタクトを取る。
運命の日が迫る中、幸太郎はマスターと言葉を交わす。
しかし、その時、佐賀に大規模な停電が発生し……。
という感じで……。
このゾンビランドサガという作品。その、1期から続く大きな謎などが明らかになる匂いをかもし出しつつ……。
最終的な目標地点、駅スタリベンジという目標も打ち出された今回だったわけですが。
いやぁ……こうなってくると、本当に『完結』が近いんだなぁ、という。
そんな気配をビシバシ感じますね!
ではでは、今回も語っていくといたしましょう!
12年前の幸太郎に何があったか
まず語りますはこちら。
『12年前の幸太郎について』ということで……。
今回、マスターと幸太郎の会話の中で出てきた言葉で気になった部分として。
マスターの『12年前、あんなに辛気臭くて病んでたヤツが』という言葉がありました。
今の幸太郎からは、ちょっと考えられないんですが。
(かろうじて、リベンジ1話の、ダメダメモードな幸太郎だと納得できるかもですがw)
どうやら12年前の幸太郎は、かなり追い詰められた状況にあったみたいですね。
それがどうしてなのか、という部分について考えたのですが……。
これは結構簡単な理由だと思いますね~。
というのは、今回はっきりとテキスト表示されていたのですが。
1年前、フランシュシュが駅スタライブをしくじったのは『2019年』。
そして、作中時間は『2020年』という表記がありました。
そこから考えると、12年前は『2008年』ということになりますよね?
……そう。2008年。
それは、さくらちゃんがタヒんだ年なんですよね。
(さくらちゃんは2008年4月7日没)
これまでに明らかになっている幸太郎とさくらちゃんの関係から考え、それを足すと……。
恐らくは、幸太郎はやはりさくらちゃんに特別な想いを抱いていて。
そんなさくらちゃんがタヒんだことにより、荒んでしまっていた、ということなのではないか、と思います。
そして、その後のマスターと幸太郎の会話から考えるに。
幸太郎の境遇に同情した(あるいは、声や雰囲気から、喜一を思い出してしまい?)マスターは。
幸太郎に『タヒ者を蘇らせる法』を教えてあげた、ということでしょうか。
そして、それこそが『ゾンビを作り出す方法』だった、ってことでしょうね~。
そもそも幸太郎の普段の振る舞いって、ぶっちゃけハッタリと勢いだけってのはもうここまでで明らかになってますし。
本来は、今回メンバーに謝罪した時や、作曲をしているときのような、まじめな人間であるってことはバレてますしねw
そういう人間性の持ち主であることを考えると、想いを抱いていた人間の突然のタヒってのは。
一人の人間の覇気を完全に奪うのには、十分な出来事でしょうしね~。
ただ、マスターからゾンビを生み出す方法を聞いたとして。
それを実行に移すまでに、幸太郎の胸中には葛藤は無かったのかどうなのか。
そして、なぜこの12年近くのブランクを有したのか。
そこが疑問なんですよねぇ……。
教わったのなら、すぐに実行するのも手だと思うのですが……。
この辺り、幸太郎とマスターの間に何らかの謎が残っていると思うんですけれども。
それについては、次の項目で少しだけ解き明かせるかもしれません。
ただ、これに関して一つ言えるのは。
『幸太郎の行動の原動力には、やはりさくらの存在があった』ということ。
これだけは、間違いなさそうですねぇ……。
佐賀という土地への『呪い』?
続いて語りますはこちら。
『佐賀の呪いについて』ということで……。
上の項目と同じく。マスターと幸太郎の会話で明らかになったことなのですが。
どうやらマスター、つまり徐福は、何千年も佐賀という土地の呪いと戦っていた、ということでした。
そもそも、徐福伝説の徐福はおおよそ2200年前。
始皇帝から不老不タヒの薬を探せと命じられ、日本にやってきた、ということになっています。
そこから、徐福は日本各地を旅することになるのですが。
どうやらこのゾンサガの世界では、佐賀に重点を置いて活動していた、ということのようですね。
更に、驚くべきこととして、徐福はとある予言をしていました。
『令和の始まり。佐賀滅亡の危機が訪れる』……。
『滅亡とはすなわち、人々が佐賀を思わず、その記憶から佐賀が抹消されることなり』という……。
妙に具体的、とも取れるこの予言。
そもそも、その滅亡の、核たる出来事は何なのか。
それについては明言されてはいないわけなのですが……。
今回、幸太郎が高波にさらわれたり鳥に襲われたり落下物がスレッスレのところに落ちたり。
これを、まさしく『呪い』のせいだとするのであれば……。
佐賀の人々が佐賀から外へ出てしまい。更に、県外の人間からはそもそもの存在を忘れ去られてしまう。
そんな風な状態になるのもまた、なにか『呪い』のせいなのか、とも思えるんですよね。
そもそも呪い。つまり『呪』とは、分かりやすいものであれば、『恨みのある人に災いがあるように願うこと』です。
こと日本以外も含めれば、呪い、呪詛というものは、伝承、都市伝説、古今東西枚挙には暇がありません。
ただ、その共通項としてはやはり『誰か』によって生じるものである、ということが共通点として多く見られます。
と、なれば……。
誰か。もしくは『何か』が。
佐賀という土地、更に言うのなら現代での佐賀と言う国に対し。
滅ぶべし、という呪いをかけた、ということになるかと思いますが……。
……徐福が、何千年も前から呪いと戦い続けていた、というのが真実であるのならば。
その何者かもまた、かなり旧い存在、ということになりますね……。
あと、疑問なのは。なんで幸太郎がその予言に対して対抗することを選んだのか。
これも疑問なんですよね。
幸太郎の立場的には、単純にさくらちゃんさえ蘇ればいいと思うんですけど。
なぜにそんな、とてつもない挑戦をしようと思ったのか……。
考えられるのは、徐福への恩返しなのかな、ということくらいですが……。
何にせよ、この徐福と幸太郎の関係。
そして、幸太郎が『ゾンビランドサガプロジェクト』というものに着手した理由。
それらには、この『呪い』の謎が大きく関わっているのは間違いないでしょうね……!
佐賀情報
さて、残り回数も少なくなってまいりました。
『今週の佐賀』のコーナーでございますw
Aパートアイキャッチ
Aパートのアイキャッチで出てきたのは『カルチャー焼 オックスフォード(牛津)』。
正確には『有浦米穀店』さんでしょうかね。
このカルチャー焼きというのは……。
まぁ、はっきり言うと、あれですよね。今川焼き。
はぁ? 回転焼き? 知りませんねそんな子。今川焼きでしょ?w
ちなみに、中身はマヨネーズがベースで、惣菜系の具が入っているとか。
ピザ、タマゴ、ベーコン、コーンの四種は開店当初からのメニューで。
トマトカリーや餃子などの変り種もあり。
随時、18種類のカルチャー焼きが並んでいて、期間限定品もあるんだとか。
……う~ん。お腹すいたな!w
Bパートアイキャッチ
Bパートのアイキャッチで出てきたのは、『鬼の鼻山いこいの森』ですね。
佐賀県多久市にある公園で、標高435mという場所にあるとか。
……高くね!?w
山頂の展望台からは、多久市内や有明海が見渡せ、なんと古代遺跡まであるとか……。
古代遺跡とか、すっごいロマン感じるんですけど……!
ゾンビランドサガ リベンジ 第10話 感想
さて、ここまでゾンビランドサガ リベンジの10話について語ってまいりましたが。
その10話の個人的感想といたしましては……。
……クライマックスの立ち上がり、静かだなぁ……!
ことここにいたるまで、こう、ゾンビ&アイドルという変化球を投げるに始まり。
そこから、コメディ織り交ぜつつアイドル物として王道の感動ストーリー。
そうして始まった2期で、衝撃のスタートから、シリアスムードを漂わせる。
そんな展開で来ていて、このクライマックスのスタート。
そういう意味では、静かな立ち上がりなのは納得ですよね。
ここから、どんな驚きが待っているのか。
その期待値を高めていくためにも、徐々に徐々に、不安、キナ臭さがにおってくる……。
今回、重要なキーワードが明らかになる中、次回がどうなるんだ!? という引き……。
いやぁ……楽しませてくれますねぇ……!
ただ、多分ですけど本当にもう完結なんだろから。
展開が進むにつれて『考察』要素が減っていくのは……。
ちょっと、寂しいものがありますなー!w
とはいえ、まだまだ明らかになってない謎もあるわけですのでね!
次回もまた、その辺り注目していきたいと思います!
▼ゾンサガの記事はこちらにまとめてあります
ということで、以上ロシアスキーでした! 次の記事でもよろしくお願い致します!
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コメント
一時は投げっぱなしになるのかと危惧してた謎や伏線が一気に回収されましたね
フランシュシュの人選も、「本当なら佐賀を繁栄させるだったのに佐賀の土地にかけられた呪いでタヒんだアイドルたち」だったと
さくらをゾンビにしたのは、当然個人的な思い入れもあるでしょうが、さくらも生きてアイドルになってれば佐賀の反映に繋がってた逸材だったのかもしれませんね
1話のさくらが亡くなった事故は、ギャグっぽく処理されてるけど、かなり不自然ですし、あれも佐賀の呪いだったのかも
新聞でも運転手は自分の過失を否認してたと書かれてましたし
ゾンビを作る条件は不明ですが、さくらのゾンビ化に10年を要したのは、準備期間が必要だったのかもしれないし、特定の人物の遺体を揃えないとゾンビ化できないとか、あるいは葛藤を乗り越えさくらたちをゾンビにするのに10年の時間がかかったとか色々ありえますね
名無しさん
コメント、ありがとうございます。
確かに。フランシュシュメンバーたちも、呪いによって、っていうのはありそうですよね。
そう考えるのであれば、そもそも。さくらの『持ってない』というのも。
ある種呪いの影響だったのかも……?
ゾンビ化する。ゾンビを作る条件っていうのはありそうですよね。
何かしらの条件付け。あるいは、タイミングなんかもあるのかもしれませんが……。
その辺りもまた、説明があるのでしょうか……?